ゲームマーケット2000体験記

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2000年4月2日(日)カンダパンセ

とにかく感動しました.
トレーディングカードゲームは隆盛を迎えているものの,テーブルゲームというとまだマイナーな趣味だと思っていました.ところが,10:30の開場時には会場の8Fから1Fまでの階段にずっと行列ができ,開場すると会場は人でびっしり.ゲームは新品中古ともに飛ぶように売れて,すぐ売り切れ.12時にはパンフレットがなくなり満員御礼となりました.
メビウス(東京),シュピーレブルク(ゲームサークル桃源郷として・大阪),バネスト(名古屋),プレイスペース広島という日本を代表するゲーム屋さんが並んで出店.ドイツのゲーム祭以外で4人の店長の顔を一度に見られるのは,この時だけかもしれません.
創作ゲームも充実.もちろん今はドイツ天下であることは誰でも認めるでしょうが,日本人の心にしっくりくるゲームがほしいのも事実.エジプトや中世ヨーロッパのゲームよりも,日本のシチュエーションを加味したゲームの方が,感情移入がしやすいのです.こうして優れた楽しいゲームが作られていけば,日本も決してドイツに劣ることはないのだと思いました.(今回,骨折ゲームズを真っ先にチェックしておかなかったのが失敗.面白そうなゲームがあったのですが,あっという間に売り切れていました)
今回の一番の収穫は,プレイスペース広島のブースにありました.ノイエの広告で知っていたのですが,ワープロだけの地味な広告だったのでこれまであまり注目していませんでした.メビウスとは少々趣の異なる品揃えで,メビウス通いの私にはとても新鮮な渋いゲームが並んでいます.東京に住んでいると,大阪まで行くことはあってもなかなか広島までは行けません.店長もとっても親切で,ゲームをこよなく愛する人だという感じが伝わってきます.ニュルンベルクカタンを注文しました.限定版ですが果たして手に入るでしょうか?
関係者・スタッフの方々の苦労はたいへんなものだったと思いますが,おかげで感動と満足の1日を送ることができました.そして,今後も定期的に同じような催しが行われ,それに従って日本でテーブルゲームが次第にメジャーになっていくことを確信しました.

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