レジスタンス(The Resistance)

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この中に裏切り者がいる!

政府打倒を目論むレジスタンス軍が活動を始めた矢先、なぜかミッションが失敗するという危機に直面した。どうやらこの中に裏切り者がいるようだ。一体誰が?!......レジシンタンスに紛れ込んだ政府のスパイたちが妨害に成功するか、正体がばれてレジスタンスの勝利に終わるかを争う、人狼系の推理ゲーム。

はじめに役割カードがランダムに配られる。8人プレイの場合、レジスタンスは5人でスパイは3人。全員下を向いて、スパイだけお互いを確認したらスタート。

スタートプレイヤーは、全員(自分も含めて)の中から3人を、最初のミッションのメンバーに選ぶ。最初は手がかりがないのでランダムに。そしてこのメンバーでよいかを全員で投票する。可決されたら、そのメンバーにミッションカードを渡して、協力するか妨害するかを密かに選ばせる。否決されたら、スタートプレイヤーが交替してメンバー選びからやり直し。

ミッションでは、レジスタンスは絶対協力を選ばなければならない。一方、裏切り者のスパイは、どちらを選んでもよい。メンバーが選んだミッションカードを混ぜてオープンし、1枚でも妨害がいたらミッションは失敗する。

スタートプレイヤーを交替し、またメンバー選びから。これを繰り返して、ミッションが3回成功すればレジスタンス側の勝ち、その前に3回失敗すればスパイの勝ちとなる。

レジスタンス側としては、スパイが入らないような人選を心がけ、失敗したミッションから、スパイを絞り込んでいく。一方、スパイとしては、闇雲に妨害を出していると簡単に特定されてしまうので、選ばれたメンバーを見て、適宜カモフラージュしながら、ここぞというときに妨害したい。基本ルールではスパイがいくらか有利で、その分必死になるレジスタンスを手玉に取る楽しみがある。

推理のポイントは投票にあって、誰がミッションに選ばれたとき、誰が反対したかという情報がポイントになる。スパイであれば、レジスタンスオンリーのミッションを傍観しているはずがないからだ。しかし、その裏をかいて、1回はわざと成功させてカモフラージュしている可能性も考えなければならない。話術に重きをおく『人狼』よりも根拠を重ねやすい分、頭を使う。

発展ルールでは投票パターンを変えたり、正体をいきなり見せたりするなど、ハプニングを増やすこともできる。

軽く始めたところあまりに面白くて3回連続。スパイが途中から妨害に転じると、レジスタンスの中にも疑心暗鬼が生まれてくるのが面白い。ガチンコの推理ゲームに見えて、中には直感で動いている人や誰がの描いたシナリオに乗りたくない人などがいるせいで黙々としたゲームにはならず、ゲーム中の会話も楽しむことができた。最後のミッションは結果が見えていることが多いが、それでもゲーム中に脱落者が出ないのもいい。人数が少なめでも遊べる人狼系としておすすめ。

The Resistance
D.エスクリッジ/インディ・ボード&カード(2009年)
5〜10人用/13歳以上/30分
国内未発売

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