いかさまゴキブリ(Mogel Motte)

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気が付けばカード少なくね?

大人気ブラフゲーム『ごきぶりポーカー』に始まる嫌われ者の虫シリーズ最新作。今回の主役は蛾。作者はブラント夫妻の子供エミリーとルカスである。だが、キッズゲームでは決してない。かといってブラフゲームでもない。ウソを付くのではなく、ゲーム中にイカサマをするのである!

いかさまゴキブリ

順番にカードを出して行って、手札を早くなくしたほうが勝ち。カードは1〜5の数字があり、場に出ている数字±1のカードを出すことができる。1と5はループしているので、5の後には4か1を、1の後には2か5を出せる。

カードにはやはり嫌われ者の虫が描いてあり、蚊なら一斉にカードを叩いて、一番遅かった人が全員からカードをもらう、アリならほかの全員が山札から引く、ゴキブリなら真っ先に同じ番号のカードを出す、クモならカードをプレゼントするといったアクションがある。しかしこれはゲームのメイン部分ではない。

メインはゲーム中にこっそりと、手札を捨てるところ。蚊が出てみんながカードを叩いている間に床にぽとり。あっちを向いている間に背後にぽい。カメムシのカードをもっている人が見張り番で、現行犯で見つかってしまうとカードを受け取らなければならない(受け取った人が次のカメムシになる)。

蛾のカードは、カメムシになった場合を除き、場に出すこともほかの人に渡すこともできず、ただこっそりと捨てなければならない。誰かが手札をなくしたときに、残っている手札が失点。蛾のカードが1枚−10点とべらぼうに高いのは言うまでもない。

第1ラウンド、carlさんの手からカードがぽとりと落ちたのを私は見逃さなかった。これでいかさまは相当難しい雰囲気になったはず……だが、終わってみると、tomokさんの足元に何枚かカードが。いつの間に落としたのか分からない。

ほかの人に気づかれても、親にさえ見つからなければいいのである。ちょっとしたタイミングをついてポトポト、カードのやり取りに気を取られているすきにポトリ。段々調子に乗ってきて、3枚しかない手札を1枚にしたときにはさすがにやりすぎたと思ったがセーフ。

しかし、ここぞというときに度胸がなくて、しかも蚊で何度もカードをもらい、手札を大量に貯めこんでしまった。1位は、巧妙な手さばきとポーカーフェイスでくさのまさん。このゲームに慣れると変な度胸と手癖が付きそうなので気を付けたい。

Mogel Motte
E.ブラント、L.ブラント/ドライマギア(2011年)
3〜5人用/7歳以上/15〜25分
メビウスゲームズより発売予定

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