落書きプラネット(Scribble Planet)

 このエントリーをはてなブックマークに追加    

ありえない星座

昔の人は想像力が豊かだったと思う。台形みたいなのがてんびん座で、「人」の字みたいなのがかに座である。言われてみないと、いや言われてみても分からない。

『落書きプラネット』は、そんな想像力をはたらかせて、点でものを表現し、当ててもらうお絵描きゲーム。今年のゲームマーケット大阪と浅草で発売された同人ゲームである。最初は全く分からなかった点の集合に、線が引かれるにつれて答えが見えてくる感覚が独特で面白い。

落書きプラネット

最初に親が「海の生き物」「山にあるもの」「文房具」「デパ地下にあるもの」など、このラウンドのテーマを発表する。全員、そのテーマに沿って自分の描くものを考え、ブラックライトペンで記入する。サイコロを振って、点をいくつ打てるか決まったらお絵描きスタート。

全員が終わったら、それぞれの絵を公開。早い者勝ちで何を描いたか当てる。当てた人は常に2点だが、描いた人はいきなり1人目で当てられてしまうと0点、2人目は2点、3人目は3点……という得点構成。だから分かりやすい絵ではいけない。ABBさんは「海の生き物」でイカ座、「山にあるもの」でどんぐり座を即答されて無得点となってしまった。

誰も答えない状態で10数えたら、まだ当てられていない絵について線をちょっと引く。そしてまた解答タイム。それでも当てられなければ線を足して3回目の解答タイム。最後に全部引いて完成させ、最後の解答タイムとなる。線を1〜2本足しただけで印象がガラリと変わるから不思議だ。それゆえに、すぐ当てられてしまわないようにもしなければならない。

完成してから、誰にも当ててもらえなければ−1点。解答は、ブラックライトを当てると浮かび上がるようになっている。誰にも当てられなかった謎の星座が明らかになる瞬間がやばい。

「文房具」でdjさんが作ったホッチキスの針座、「空想上のもの」で鴉さんが作ったタイムマシン座などを当てつつ、「文房具」で修正テープ、「空想上のもの」で龍をほどよく当ててもらって1位。でも画伯tomokさんが「デパ地下にあるもの」で作った萩の月※座は、「文房具」で角丸くん座を当てたdjさんにすら当てられなかった。

※萩の月:仙台名物のお菓子。丸いスポンジの中にカスタードクリームが入っていて美味しい。tomokさんの絵は箱入りだったので「ようかん」「お中元」「お歳暮」などと間違われた。

落書きプラネット
新澤大樹/倦怠期(2012年)
3〜6人用/10歳以上/15〜30分

コメントする

リンクフリー このバナーをお使いください