すきもの(Sukimono)

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早く探し出すのが目利き

美しい茶器・茶杓・花瓶をいち早く探し出し、販売して儲ける国産ゲーム。『街コロ』で注目されたグランディングの新作として注目され、ゲームマーケットの新作評価アンケートでは2位に入った。

はじめに今年の所望品が5つ、場に並べられる。「青磁花入大内筒」「珠光文琳」「筒井肩衝」――好きな人でないとよく分からないかもしれないが、とりあえず名前と絵柄をよく憶えておこう。各自、「山陽道」「東海道」「北陸道」などのデッキを1つずつ取り、合図で同時スタート。デッキの中から所望品を素早く探し出す。シャッ、シャッ、シャッ、シャッ・・・・・・

すきもの

デッキの中のカードはそれぞれ裏側に値段がついており、お金さえあれば何枚でも買える。しかしゆっくり選んでいる暇はない。早く選んだ人から番号札を取って、番号札の順番に販売するからだ。

全員が選び終わったら、一番の番号札を取った人から販売。所望品は、販売されるごとに価格が落ちていき、しまいにはリストから消えて販売できなくなる。同じ商品は所望品リストに二度と出てこないから、販売できなかった品物は個人コレクションになるのみ(もちろん、一銭にもならない)。販売できても、仕入れ値より安くて赤字ということもざらにある。

一方、販売されなかった所望品は価値が上がり、次のラウンドで皆が狙うことになる。「あー、あの器はどのデッキにあったかな?」 ゲームが進むにつれていろいろなデッキを見て回るので、どこに何があったか何となくでも憶えておくとよい。

現在の所望品に入っていないものでも、投機的に購入しておくことはできる。いくつかまとめて購入しておいて、その品物が出てきたラウンドは、いち早く番号札を取って売り抜けたいところだ。ただし、ゲーム全体を通じてアイテムは半分くらいしか出てこないので、そのまま販売する機会がなく死蔵ということも。

そういう話を聞いていたので、持ち越しせずに今ラウンドの高価な所望品だけを狙う作戦でいった。高価な品物は利ざやが大きい。序盤で潤沢な資金を手に入れ、そのまま堅実な経営(1枚だけ買って番号札の上位を狙う)で逃げ切り1位。高価な品物は数が少ない分、デッキの中から見つけ出せると嬉しい。陶器の知識は全くなかったが、色と形で識別できた。

番号札が1つ前の人に先に売られてなくなるととても悔しい。なのでデッキからカードを探すのは本当に手早く行わなければならないのだが、焦って思わず必死になってしまうのが楽しい。

すきもの
菅沼正夫/グランディング(2012年)
2~6人用/9歳以上/30分
グランディング:すきもの

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