オトーリバース(Otoreverse)

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そっちのバースト(笑)
オトーリバース
オトーリ(御通り)とは、「親」が口上を述べた後、杯に酒を注いでとなりの人に渡し、飲み干したら杯を親に返す、というのを繰り返して全員が酒を飲むという宮古の風習である。これをカードゲームにしたものが『オトーリバース』だ。ゲームマーケット2013秋でアルハラシステムズ(沖縄)から発表された。つぶれないようにぎりぎりまで酒を飲もう。つぶれそうになったらアルハラ(アルコールハラスメント)でほかの人に飲ませよう。
各プレイヤーに渡されるキャラクターカードには、得意な酒(いくら飲んでもOK)と、不得意な酒(ダメージ2倍)、限度量が書いてある。自分の番には、酒カードをめくるか、このラウンドを降りるか。酒カードに書かれたアルコール度数だけ、ダメージが蓄積されていく。限度量を超えたら「リバース」で、トイレに駆け込んでこのラウンドは無得点になる。だから、どこまでめくるか度胸が試される。
やばいと思ったら、アルハラもできる。回数制限があるが、自分が引いた酒カードを誰かに押し付けられるのだ。不得意な酒だったら一発でリバースになることも。リバースしないで終えたラウンドの、酒カードの度数の合計を競う。
1枚で即リバースのスピリッツや、ギリギリまで連続してめくるイッキ、となりの人がリバースすると連鎖するチェインリバース(いわゆるもらいゲ○)などのイベントなど、飲み会の雰囲気そのままに楽しめる。それでいてお酒の枚数や度数に違いがあって、めくるかどうかでちょっと確率計算できるようになっている。
3人で2ゲーム。1回目のキャラクターは限界度が低い上に、いきなりスピリッツとか引いてしまったため、リバースしまくりで無得点。2回目はキャラクターを変えてビールOK・テキーラNGのギャリーで勝負。しかし安全に進めた上に、アルハラやチェインリバースもあって1位を逃した。2ゲームともkarokuさんの勝利。こんな飲み会は絶対嫌だが、ゲームでは逆に楽しめた。リバースしてキャラクターカードを裏返すと、トイレの絵が出てくるのがいい。
オトーリバース
名嘉秀和、宮原彬、具志堅信篤/アルハラシステムズ(2013年)
3~5人用/20歳以上(?)/15分
ゲームマーケット2014大阪で再販予定

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