2015年1月アーカイブ

奥野かるた店でゲームデザイン討論会、3月14日

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日本デジタルゲーム学会と遊戯史学会は3月14日、東京・神保町の奥野かるた店にて、ゲームデザイン討論会の公開ディスカッションを行う。13:30~16:00、参加費1500円、予約制で定員40名。

ツイッターで定期的に行われているゲームデザイン討論会が、対面して行われることになった。テーマは「奥野の百年、ゲームデザインの千年」で、奥野かるた店の約100年の歴史を振り返りながら、デジタルゲームとアナログゲームの双方の知見からゲームデザインを幅広い視点で考察する。

パネリストはデジタルゲーム界から『ゼビウス』『ドルアーガの塔』の遠藤雅伸氏とAI研究者の三宅陽一郎氏。ボードゲームからはゲーム研究家の草場純氏、ドロッセルマイヤーズの渡辺範明氏、当サイトの管理人小野が務める。コーディネーターは遊戯史学会の蔵原大氏。

参加申し込みは遊戯史学会のフォームから。申込者が定員を上回る場合、抽選となる。

遊戯史学会:ゲームデザイン討論会―公開ディスカッション2015.03.14

日本語でBGG登録

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世界最大のボードゲームデータベース"Boardgame Geek"(BGG)に、日本語の入力フォーム「日本のゲームを世界に広めよう!share v1.0 gateway」が開設された。有志が英訳してBGGに登録する。無料。

登録できるのは制作者(デザイナー、イラストレーター)、出版社(または同人サークル)、ゲームと版の3つ。それぞれ、日本語のフォームにしたがって記入し、データを送信する。データベースサイト用のデータのため、バージョンや箱サイズまで入力しなければならないが、全て日本語で答えられるのは安心だ。

英訳するのは、近年の日本のゲームに注目しているイギリス人J.パワー氏とその仲間たち。BGGに登録されると世界中のボードゲーム愛好者から参照され、注目度が上がる。ゲームマーケットなどで頒布したことのあるサークルさんは、登録してみてはいかが。

日本のゲームを世界に広めよう!share v1.0 gateway

ワールドモンガー(World Monger)

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文明を育て、儲ける神々

ワールドモンガー

神々がエジプト、ギリシャ、インド、漢、大和など15文明の発展を見込んで、株券を買っていくという壮大なスケールの国産ゲーム。ゲームマーケット2014秋で「遊星からのフリーキック(遊星ゲームズ)」が発表した。文明の発展はデッキ構築で行われるが、それぞれの文明はプレイヤー固有のものではない。自分が株券を買った文明の利益が上がるように、新しいカードを仕込むというツイストの効いたゲームだ。320枚という圧倒的なカード分量と、15文明のうち毎ゲーム4文明しか登場しないというリプレイアビリティも注目どころ。

場には文明ごとに4つの列があり、初期デッキと、今回使うサプライ(ゲーム中にデッキに加えられるカード)が用意される。各ラウンドはまず、それぞれの山札から5枚がめくられる。カードの中に配当マークがあれば株主に収入。また各文明の筆頭株主が5枚を見て、効果を使うかどうか決める。効果は、デッキから追加でカードを引いたり(都市)、カードを破棄してデッキを圧縮したり(巫女)、ほかの文明に価値の低い「村人」を引かせたり(ドルイド)とさまざま。

その後、株券の売買ができるが、価格はその時点で並んでいるカードの価値の合計。価値が低いタイミングで買って、サプライから価値の高いカードを加えることで、利幅が増えていく仕組みだ。売買の後は、各文明の筆頭株主がカードを1枚ずつ追加する。サプライのカードが2種類なくなったらゲーム終了。

たいていの株券はゲーム終了時に紙切れ同然になってしまうので、タイミングを見計らって売り抜けたいところだが、カードの中には「終了時価値」がついているものもあり、こちらが高そうな文明だったら株券を手放さないほうがよくなる。いつ売るか、あるいは売らないかが悩ましい。

4人プレイで40分ほど。1ゲーム目はエジプト、ミノア、ナスカ、マヤが登場し、早めに株券を買ってじっくり育てる流れとなった。全体的に売値と買値が大きく変動しない中、エジプトの終了時価値が伸びて私の1位。2ゲーム目はケルト、北欧、バビロニア、大和。ケルトからは攻撃カードの「ドルイド」が展開し、北欧では「海軍」でデッキが膨れ上がるという一転して派手な展開となった。バビロニアの「空中庭園」がうまく揃って大量得点できた私の連勝。

文明によってサプライが決まるが、文明の組み合わせによってある文明のサプライがほかの文明に流れ(ナスカにピラミッド!など)、思わぬ展開を見せることがある。登場した文明の初期デッキから、どのように伸ばすか考えるのが楽しい。

ワールドモンガー
寺島由人/遊星からのフリーキック(2014)
2~5人用/45分
遊星ゲームズ:ワールドモンガー

ドイツ市場2014、前年比2.8%縮小

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ドイツの主要19社からなるボードゲーム出版社協会は、昨年のドイツでのボードゲーム・カードゲームの売上が前年比で2.8%縮小したことを発表した。売上総額については明らかにしていないが、「近年は3億8000万~4億ユーロ(507~534億円)の間を推移している」としている。

大人用ボードゲームで8.5%減、戦略ゲームに限ると13.6%と落ち込みが激しく、少子化の影響により、キッズゲームも7%減。3分の1ほどを占める古典ファミリーゲーム、アクションファミリーゲーム、ダイスゲーム、ワードゲームが8.6%増と好調で、全体の縮小幅を抑えているという。

H.フッター代表は「過去10年間にデジタルゲームのブームや、ドイツで2005年から出生率の低下があったにも関わらず、ファミリーゲーム、キッズゲームで高い売上水準を維持している」と述べているが、国際的にみるとドイツゲームの影響力が弱まっている様子が伺える。

Spielverlage e.V.:Klassische Familienspiele waren 2014 Trumpf

ペガサスシュピーレ、セレクタ13タイトルを引き継ぎ

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ペガサスシュピーレ(ドイツ)は22日、『ねことねずみの大レース(写真)』など、セレクタ社(ドイツ)の主要13タイトルを引き継いで発売することを発表した。

『キャメルアップ』と『イスタンブール』でドイツ年間ゲーム大賞・エキスパートゲーム大賞を獲得し波にのるペガサスシュピーレ。2015年はキッズゲームのジャンルに進出することになった。セレクタ社から引き継ぐ13タイトルには、ドイツ年間キッズゲーム大賞の『ねことねずみの大レース(Viva Topo!)』と『てんとう虫の仮装パーティー(Maskenball der Käfer)』が含まれている。

今年後半にはこの2タイトルのほか、『ニーノ・コニーロ(Nino Conillo)』『いかだ動物園(Zoowaboo)』が新しいデザインで発売される。また今後も、ファミリー・キッズゲームの分野で20タイトル以上の新作を準備しているという。

セレクタ社はかつて、ハバ社と並んでドイツを代表するキッズゲームの出版社だったが、2012年から新作を発表していない。今後は木のおもちゃや、3歳までのゲームに専念する。現在セレクタ社がもっている在庫もペガサスシュピーレに移管される。

Pegasus Spiele:Viva Topo! Pegasus übernimmt Selecta Kinderspiele

KIWIGAMES、ネット通販を開始

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大阪のボードゲーム専門店KIWIGAMES(キウイゲームズ)は今月より、ネット通販を開始した。国内屈指の300タイトル以上を取り揃えて、利用者を待っている。

KIWIGAMESは2011年に恵美須町にオープン。800タイトル以上のボードゲームが遊べるプレイスペースを併設し、愛好者のオアシスとなっている。これまで対面販売を重視してきたが、お店に足を運べない人の利便性を図り、通販を始めた。

商品には基本情報のほか、カードサイズ、難易度、運度、戦略も表記され、選びやすくなっている。送料は離島などを除き全国一律600円で、10000円以上の購入で無料となる。

この機会に買い逃していたゲームをチェックしてみてはいかが。

KIWIGAMES:販売ゲーム

創作ゲーム100選、1位は『ラブレター』

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同人ゲームサークルのHOY GAMESはブログにて今月、「創作ゲーム100選」投票を実施した。これまでゲームマーケットで販売されたことのある国産ゲームというくくりで、面白かったと思うものを10個ずつ挙げてもらい、票数の多い順に100位まで集計した結果、『ラブレター』が1位となった。

『ラブレター』はゲームマーケット2012春に、カナイ製作所から発表された。500円で、カード16枚しか使わないというミニマルな作りが評価され、当サイトの新作アンケートで1位。その後ヤポンブランドを通して海外に紹介され、ドイツ年間ゲーム大賞推薦、ドイツゲーム賞4位、アラカルトカードゲーム賞3位をはじめ、数多く授賞されている。国内でもアークライト社が豪華版を発売し、同社の昨年の販売数ランキングで1位を記録している。

上位10位内に入ったのは、ほかに『ヴォーパルス』(I was game)、『ダンジョンオブマンダム』(I was game / オインクゲームズ)、『犯人は踊る』(鍋野企画)、『ワンナイト人狼』(ワンナイト人狼)、『枯山水』(New Games Order)、『赤ずきんは眠らない』(薫風 / Junias)、『モテねば。』(大気圏内ゲームズ)、『スタンプグラフィティ』(ちゃがちゃがゲームズ)、『海底探険』(オインクゲームズ)。

以降、全100タイトルは下記のリンクにて。

HOY GAMES:創作ゲーム100選:2014の結果

ニュルンベルク'15新作情報:ツォッホ出版

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クモのシンデレラ(Spinderella)
R.フラガ作、2~4人用、6歳以上、20分。
クモに捕まらないように、アリたちがゴールを目指します。森ではアリたちがマラソンを繰り広げており、各プレイヤーは自分の3匹のアリをゴールに向かって進めます。一方、2匹のクモの兄弟であるロベルトとクラウスが、妹のシンデレラを糸にぶら下げて森に下ろし、アリを捕まえます。シンデレラには磁石がついており、その下にいたアリが捕まってしまいます。切り株を移動して、クモから身を守りましょう。しかし切り株はコースを邪魔するものにもなります。
手番にはダイスを振り、アリか、クモか、切り株を移動させます。クモでアリを捕まえると、スタートに戻すことができ、自分のアリを進めることができます。最初に3匹のアリを無事ゴールに届けたプレイヤーの勝利です。風変わりなゲームを作るフランスのデザイナーの新作です。

オーノー!シュナッケルシュタイン!(Oh nein! Die Schnackelstein!)
C.クライナート、K.ツォッホ作、2~5人用、6歳以上、20分。
シュナッケルシュタインのルビーナ伯爵夫人が宝石を埋めました。しかしダイヤモンドを埋めたその場所は、モグラの丘だったのです。地面の下で、プレイヤーはモグラの穴を延ばし、穴の中からモグラの頭を見つけます。そこで伯爵夫人の宝石を取り戻すことができます。闇雲に探しても見つかりません。伯爵夫人も、虫を使って宝石を集めます。またモグラの間でも、決められた宝石を見つけたら「友達」に渡すという約束があります。大人も子どもも穴掘りと、きらめく宝石の輝きに夢中になるでしょう。ドイツ年間キッズゲーム大賞(2011年)の『カラフルミミズ』の続編です。

ヤク(Yak)
B.ライト作、2~6人用、8歳以上、20分。
スワンパナシア(台湾)から2013年に発売された『ほらふき動物園(Bluff in Zoo)』のドイツ語版。登場する動物がヒマラヤになっています。手札からカードを裏向きに出して、その動物と数字を言います。前の人と同じ動物で数を増やすか、同じ数で動物を変えるかしなければなりません。うそをつくこともできますが、ダウトがかかったらカードを全て表にして言った動物の総数を数え、総数が少ないと減点になってしまいます。さらに特殊カードもあり、思わぬ展開が待っています。

ドリームチーム(Dream Team)
W.ヴァルシュ作、4~10人用、12歳以上、45~60分。
「あなたが好きなものは何?」他の人が何を考えているか知りたい人は、超能力者でなくてもかまいません。全く知らない人でも、顔見知りでも、みんなでドリームチームを作りましょう。海岸で、レストランで、工事現場でといったお題が与えられ、そこで相手がどんな想像力をはたらかせるか考え、波長の合う人を探します。大人数でできる陽気なコミュニケーションゲームです。

嵐、SEKAI NO OWARIが『ワードバスケット』

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日本テレビで1月17日22時から放送されたバラエティ番組「嵐にしやがれ」で、嵐のメンバーと人気バンドSEKAI NO OWARI(セカオワ)のメンバーによる『ワードバスケット』対戦が放映された。放送後、遊んでいたゲームを求める視聴者が急増し、アマゾンでは『ウノ』を抜いてベストセラー1位になっている。

「世界の終わりにどうしても食べたい物パーティー」というテーマで、『ワードバスケット』の勝者がリクエストの品を食べられるという内容。1戦目は東京・文京区の「信濃神麺 烈士洵名」のラーメンを松本潤氏がゲット。2戦目は東京・恵比寿の「ブラッカウズ」のステーキをDJ LOVEが獲得した。

嵐のメンバーは2013年にも、「VS嵐」で『ワードバスケット』を対戦したことがあり、このときも松本潤氏が優勝。放映後、『ワードバスケット』を求める視聴者が殺到している(TGiWニュース)。また、SEKAI NO OWARIも、毎日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2014年1月)でメンバーが息抜きに『ワードバスケット』をプレイする様子が放映されている。

嵐にしやがれ:嵐×SEKAI NO OWARIバラエティー初共演! 人気沸騰中のバンド"セカオワ"の素顔に迫る!
YouTube:情熱大陸SEKAI NO OWARI

バックギャモンの望月氏、企業スポンサー契約

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ゲームアプリ提供会社のHEROZ(ヒーローズ)は23日、『バックギャモン』世界ランク1位の望月正行氏とスポンサー契約を締結したことを発表した。今後、HEROZは、望月氏のオフィシャルパートナーとなる。

望月氏は1979年生まれの東京都出身。2003年より世界中の大会で好成績を収め、2009年のバックギャモン世界選手権(優勝賞金62000ユーロ)でアジア人初の世界チャンピオンとなった。2014年は14の国際大会に参加し、テキサス、ミュンヘン大会で優勝。ほかにも10回入賞という成績で現在の世界ランキングが1位となっている。また、日本バックギャモン協会(JBL)にも所属し、日本・世界各地でのバックギャモンの普及活動や大会・例会運営も行っている。

HEROZは、AIを活用したゲームアプリを提供している会社で、『バックギャモン』においても、オンライン対戦スマートフォンアプリ『バックギャモンエース(BackgammonAce)』を世界中に提供し、世界150か国以上で楽しまれている。望月氏のオフィシャルパートナーとして、活躍を支援するとともに、普及活動にも協力する考えだ。望月氏も世界大会やイベントなどで『バックギャモンエース』のジャケットを着用するほか、アプリの改良や普及に携わる。

ボードゲームのプレイヤーに企業スポンサーがつくのは珍しいケース。望月氏は「HEROZとスポンサー契約を結ぶことに、非常に興奮しています。私はAIを使ってバックギャモンを強くなった最初の世代だと思いますが、AIはバックギャモンのレベルと環境を劇的に変えました。現在のバックギャモンは人類史上最高レベルと断言できます。今後はAIのプロがパートナーについてくれるので、こんなに心強いことはありません。今年も10回以上の海外遠征を予定しています。数多くのタイトルを取り、HEROZとともに世界を驚かせていきたいと思っています。そして、人間はどこまでいけるのか、ライバルと共に追究したいと思います。」とコメントしている。

HEROZ:世界ランクNo.1のプロバックギャモンプレイヤーの望月正行選手とスポンサー契約を締結~あきらめずに世界を舞台に挑戦し続けます~

ショップ巡りin台湾

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(文・写真:鴉)

1/17、土曜のことである。
いつもよりちょいと遅く9時頃に起床。
ホテルのバイキングを頂き、
スワンパナシアの情報を調べ、11時過ぎに出発。

5,6分ほど歩き、最寄駅(新竹)に到着。

台北までは、
「新竹-(各駅)-六家-(新幹線)-台北」というルート取りもあるが、
乗換えがなく、安価な「新竹-(各駅)-台北」のルートを採用する。
得てして自強(特急)や莒光(急行)の便もあるが、
10分20分の違いならば、ゆっくりな旅もいいじゃないかということで、各駅で向かう。

新竹の駅で待っていると、
痛車ならぬ、痛電車(?)のような何かが来る。

乗れない電車なので、コイツは華麗にスルーし、
通常通りの各駅停車の電車に乗る。

100分ほどで台北駅に到着。
台湾鉄道のホームから、MRTに移動。
(日本で例えるなら、JR⇒東京メトロぐらいだろうか)

台北駅から「淡水信義線(象山行き)」に乗り、中正記念堂駅へ。
中正記念堂駅から「松山新店線(新店行き)」に乗り、台電大楼駅へ。
台電大楼駅/2番出口を出るとここに出る。

上記写真の信号(歩道)方面にまっすぐ歩いて、
横断歩道を越え、さらに直進すると、
モスやサブウェイ、7-11など日本でも馴染みのある店がある。

上記からもさらに直進する。
すると、地下出入り口のあるT字路にさしかかる。

道のりに従い左に曲がる。
左折後は、また、ひたすらにまっすぐ。
ファミマをスルーし、

味のある(?)落書きの交差点を左に曲がる。

この柱には、こんな按配で住所が分かりやすくなってる。

無事到着。

ん?「Witch House」?
住所(台北市/新生南路三段56巷7號1F)的には、ここで間違いないのだが。
はて、どこで間違えたかな?
チーパスの箱はあるし、スワンパナシアのロゴがあるチラシもあるし、
ここで間違えてはないだろう。多分。
まぁ、兎にも角にも入ろう。話はそれからだ。

店内に入ると、手前側は喫茶店。
奥の方はゲームショップといった按配。
なんらかの意図があるようで、ゲームショップ側の撮影NGのため、喫茶店側はこんな感じ。

いたって喫茶店である。
こちら側でもゲームは出来るっぽいが、普通に食事をするお客さんがいる模様。

奥側はゲームショップ。
壁や扉等の仕切るようなものはない。

文字のみで伝わるか不安であるが、書いていこう。
ゲームショップ側には、
・壁をラック風にした、試遊用のゲーム棚が1個(≒180cm×120cm)
・壁をラック風にした、販売用のゲーム棚が2個(≒180cm×120cm)
・ディスプレイも兼ねている、島になっているテーブルっぽい棚が1個
・カラーボックス(≒120cm×30cm)が8個ほど(全部ゲーム販売用)
・キッチン用のワゴン(?)(≒90cm×30cm)が6個ほど(買い物かご用?)
・4段2列になっている衣装ケース(≒90cm×30cm)が3個ほど(スリーブ用)
・6-8人で囲めるテーブルと椅子(2セット)
があり、
買ったゲームや、試遊用のゲームが遊べるようになっている。

訪れたタイミングで、「プエルトリコ」の卓が立っていたが、
当方日本語オンリーのため参戦することは断念。

探していたゲームがあったので、店員に話しかけようとするが、
日本によく来ていた、あの陽気な店員が見当たらない。
もとい、喫茶店の店員しかいないように見える。

ちゃんぽん英語でその旨を伝えようと試みるが、しゃべりだけでは、中々伝わらない。
紙媒体に英語/日本語(漢字のニュアンス)を記入し、
どうにかコミュニケーションを取ろうと試みる。
ある程度時間はかかったものの、どうにか伝わった模様。

それで分かったことは、「今日はボードゲームの店員は来ない」ということだった。
がーんだな...出鼻をくじかれた。
とはいえ、ゲームショップなことに変わりはないのだから、自分で探すことにしよう。

...

......

.........

うん、「無い」ってことが分かった。
通販サイトとの差がエライある。
多分だけど、在庫ないものも乗っているんだと思う。これは。

さて、何も買わないのは癪だし、何かめぼしい物は無いかと探すと、
お馴染み「台湾スナックバー」発見。
すでに持っているが、コイツは良いものなんで購入。

あと何かないかと探すと、「少女時間(Girl's Time)」を見つける。
ジャケットが中国語/英語で表記されているし、
ジャケット裏のゲーム風景も英語が併記されたカードになっているから大丈夫だろうと、
見切り発車感満載であるが、こちらも購入。

そして、スワンパナシアといえば、スリーブ。
日本で入手が難しそうな、
「57x90mm:Amigoサイズ」
「61x110mm:タロットサイズ」
「70x110mm:ロストシティ用」
を購入。

ここで団体のお客さんが来たので、
ちゃちゃっと会計を済まし、岐路。

新竹のホテルに戻り、
ホームページをチェックしなおすと、
営業時間の所に、
-----
We are always on the road...:
Meetings with our staff only on appointment (by email).
-----
と、記載されていることに気づく。
あんまり訳したくないけど、
要は「メールでアポ取らないとスタッフいないよ」って事か、多分。 orz

...ぜんぜんショップを巡ってねぇ。
タイトル詐欺。

以上
本日はこの辺にて。

関西ゲームトークVol.3、2月28日大阪日本橋にて

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関西のボードゲーム愛好者が集う「関西ゲームトークVol.3」が2月28日(土)、大阪のロフトプラスワンWEST(日本橋駅徒歩6分)にて行われる。12時スタート。前売券1500円は本日よりイープラスで発売中。当日2000円、要1オーダー500円以上。

昨年8月、12月に行われたトークライブの第3弾。第1回はボードゲームポッドキャストのパーソナリティー、第2回はボードゲームゲームデザイナーによるものだったが、今回は小学館の『ゲッサン』でボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』連載中の中道裕大(なかみちひろお)氏と、編集部の担当・丹波聖泰氏が登場する。司会は朝戸一聖氏(タンサンファブリーク)。

『放課後さいころ倶楽部』の裏側、編集者目線からのあれこれを聞き、ボードゲーム愛好者も、漫画好きも楽しめるイベント。会場から匿名で質問を出せるトークシステムを用い、観客参加型になる予定だ。中道氏のサイン会もあり。

京都出身の中道氏は、関西のポッドキャスト「ボードゲーム研究室!」をはじめ、「ボードゲーム数寄語り」などに出演したり、単行本の発売記念イベントを行ったりしているが、今回、生でお話を聞けるのは貴重な機会だ。ゲームマーケット2015大阪の前日にあたるので、参加してみてはいかが。

イープラス:関西ゲームトークVol.3

フランス年間ゲーム大賞2015ノミネート

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来月27日から開かれるカンヌ国際ゲーム祭に合わせて、アスドール・フランス年間ゲーム大賞(As d'Or - Jeu de l'Année)のノミネートが発表された。この中から大賞が前夜祭において発表される。

今年のフランス年間ゲーム大賞は8人の審査委員によって選ばれており、昨年は『コンセプト』、一昨年は『アンドールの伝説』が受賞している。

今年は12タイトルがノミネートされ、日本ゲームが『七英雄物語(Manifest Destiny)』『街コロ(グランディング)』『パレード(骨折ゲームズ)』と3タイトルも入っている一方、ドイツゲームは1タイトルも入っていない。

カンヌ国際ボードゲーム祭は来月27日から3日間にわたって開催される。2013年には入場者17万5千人を記録した世界最大規模のゲームイベントとなっている。

【アスドール・フランス年間ゲーム大賞2015ノミネート】
アビス(Abyss / B.カタラ、C.シャヴァリエ / ボンビクス)
ギガモンハント(La Chasse aux Gigamons / K.オーイダード、J.ルーセル / エルモンゲームズ)
コルトエクスプレス(Colt Express / C.レンボー / ルドノート)
デッド・オブ・ウィンター(Dead of Winter / I.ヴェガ、J.ギルモー / フィロソフィア)
デウス(Deus / S.ドゥジャルダン / パールゲームズ)
ファイブトライブス(Five Tribes / B.カタラ / デイズ・オブ・ワンダー)
七英雄物語(Héros à Louer / クロダヤスシ / イエロ)
ウサギとカメ(Le Lièvre et la Tortue / G.キム / パープルブレイン)
街コロ(Minivilles / 菅沼正夫 / ムーンスターゲームズ)
パレード(Parade / bone5 / フィロソフィア)
パーリンピンピン(Perlin Pinpin / ミランダ、マデレーン、デニス、マックス・エヴァーツ / カクテルゲームズ)
宝石の煌き(Splendor / M.アンドレ / スペースカウボーイズ)

TricTrac:Les finalistes pour le jeu de l'année 2015 sont...

ニュルンベルク'15新作情報:シュミットシュピーレ

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ウィーン(Vienna)
J.シュミダウアー・ケーニヒ作、3~5人用、10歳以上、30分。
19世紀のウィーンでは、できることの多さに驚きます。やがて重要な問題にぶつかります。自分のダイスをどこに置けば、最後に一番得点ができるか? 手っ取り早くお金を得るか、長期の後援者を獲得したほうがよいか? この選択にはもちろん、ほかのプレイヤーの計画と、ダイス運も加味されます。抜け目なく、見通しを立てて計画し、ダイスをうまく配置したプレイヤーが最後に勝ちます。

バッド・バニー(Bad Bunnies)
J.ゼメ作、2~6人用、8歳以上、20分。
スピーディーなカードゲームで、前のプレイヤーが、次にプレイされるウサギカードの数字を上げるか下げるか指定します。例えば4を出して「下」といえば、次のプレイヤーは3以下を出さなければなりません。戦術のうまさと、少しの運でほかのプレイヤーを追い込みましょう。出せなくなったらジョーカー(7に戻す)でしのぎます。ジョーカーがあればいいのですが、なければ脱落となります。でも次のラウンドにはきっとお返しが待っているでしょう。

クワークル・カード(Qwirkle Cards)
M.ロス作、2~4人用、8歳以上、20分。
ドイツ年間ゲーム大賞受賞作のカードゲーム版。コンパクトになって持ち運びやすくなりました。同じ色のシンボル6種類か、全て違う色のシンボル1種類でクワークルになります。ただしカードはたった1列に並べ、ほかの誰でも出すことができます。カードの並び替えができるので、クワークルを目指しましょう。ほかのプレイヤーが邪魔してくることもあります。

ニュルンベルク'15新作情報:アバクスシュピーレ

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カカオ(Cacao)
P.ウォーカー=ハーディング作、2~4人用、8歳以上、45分。
このゲームはプレイヤーを「神々の果実」のエキゾチックな世界に誘います。部族長となり、カカオ取引によって自分の部族に名声と幸せをもたらすことを目指します。ワーカータイルをうまく配置し、神々の力を駆使すれば、富がもたらされるでしょう。シンプルなルールと短いプレイ時間で楽しめるファミリー向け配置ゲームです。
手番にはワーカータイルを配置し、隙間が埋まるようにジャングルタイルを置きます。そしてワーカータイルのワーカーで、隣接するジャングルタイルのアクションを行います。隣接していれば、ほかのプレイヤーもアクションを行えるところが特徴です。アクションはカカオを収穫したり、収穫したカカオを換金したり、水を手に入れたりします。最後は所持金で勝敗を決めます。

マンモズ(MammuZ)
N.パガゾフ作、3~7人用、7歳以上、20分。
氷河時代にようこそ。サーベルタイガーやマンモス、恐竜を探しに行きます。自分の手札をできるだけ早くなくさなければなりません。いくらでもインチキをできますが、捕まらないようにしましょう。
手番には手札を1~4枚裏にして出し、どの動物をいくつか言います。ウソを付くこともできます。次の人は同じ動物で数字を上げるか、前のプレイヤーにダウトをかけます。ダウトをかけるときは前のプレイヤーが出したカードを1枚だけめくってチェックします。そのとき恐竜カードが出ると、カードを配り直したりリセットしたりといった効果が発生します。うまく罠にはめられるか、逆に自ら墓穴を掘ってしまうのか、相手がカードをめくるまで分かりません。さらに、手札に動物の種類がなくなると、そのことを示すカードを取らなければならず、ウソをつきづらくなっていきます。

ジャンボ・カンパニー(Jumbo & Co)
D.ヴェント作、3~6人用、8歳以上、15分。
イヌ、ネコ、ネズミ、そしてゾウ。各プレイヤーは、次のものを手に入れることを目指します。しかし獲物が大きすぎると、自らが捕まってしまうことが多いでしょう。楽しいカードのハンティングは病みつきになります。
一斉にカードを出し、イヌを出した人はネコ、ネコを出した人はネズミ、ネズミを出した人はゾウ、ゾウを出した人はイヌのカードを取ります。ほかの人も同じカードを出していれば、取れるのは数字の大きい方です。一番大きい数字がバッティングすると、次点の人に権利が移ります。こうして獲得したカードの得点合計を競います。

ニュルンベルク'15新作情報:コスモス

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ルイージ(Da Luigi)
R.ドーン作、2~4人用、8歳以上、40分。
時は金なり。そしてお金を置いていくのは満足した客だけです。プレイヤーはレストランの経営者となり、客の注文に応えなければなりません。そしてみんなが素早く注文を取りたいと思っています。パスタ、サラダを客に出し、その合間に急いで市場に行って材料を手に入れてきます。テキパキとしなければなりません。さもないと注文した品がこないまま、客は出て行ってしまい、減点になってしまいます。一風変わったイライラゲームで、「他人の不幸は蜜の味」が楽しめます。

ねんどなぞなぞ(Knätsel)
K.トイバー作、3~6人用、10歳以上、30分。
『バルバロッサ』の作者によるリメイク。手番には、ほかのプレイヤーが作った粘土細工を1つ選びます。ヒントマスによって、質問を2回行ったり、アルファベットを訪ねたりできます。でも全員が聞いていることに注意しましょう。あからさまに聞くと、ほかのプレイヤーが当てるのを助けることになってしまいます。分かったらいち早く、自分のキューブを中央の箱に投げ込みます。正解者と、当ててもらった人に得点があります。クリエイティブなコミュニケーションゲームです。チーム戦を組むことで7人以上でプレイすることもできます。

ルミス(Lumis)
S.グレン作、2・4人用、10歳以上、30分。
2人または2対2のチーム戦で戦うゲーム。輝く火のコマで道を完成させましょう。塔のコマを同じ色の塔のマスに置き、自分の火のコマをマークします。そして火のコマで自分の塔のコマをつなげていきます。しかしすべて対応するカードが必要です。また常に自分自身が手番を行うか、チームパートナーに手番を譲るか考えなければなりません。しかも相手は眠っていません。塔を乗っ取り、つながりをブロックすることができます。こうして最後まで気が抜けません。

ウーゴ!(UGO!)
R.ヘクストラ、T.ヤンセン、P.ズイドホフ作、2~4人用、10歳以上、40分。
2013年のシュピールにプレイジスワン社(オランダ)から発売され、スカウトアクションで10位になったトリックテイキングゲームのドイツ語版。カードを1枚ずつ出して、数字の大きい人が皆のカードを取ります。それと同時に自分の王国で色別に土地も獲得します。土地は失点になることもありますが、好むと好まざるとに関わらず獲得してしまうのです。

クレイジーターム(Crazy Time)
アレックス・エ・サ・ギターレ作、4~7人用、12歳以上、30分。
ある時刻をいいながら時間カードをめくります。めくった時間カードに指示された時刻をいっていたか、タイムマシンカードが出たら、全員一斉にリアクションしなければなりません。ルールが変わっていきます。ひねくれ者のための愉快なパーティー・コミュニケーションゲームです。

パニックきのこ(Panik Pilze)
G,モラレス、G.ジェネ作、2~4人用、7歳以上、15分。
かごをきのこでいっぱいにすると得点になります。そのためにプレイヤーはできるだけいろいろなきのこを集めましょう。うまくいけば、ときにはほかのプレイヤーのかごに手を出すこともできます。イライラの要素をもった楽しいゲームです。

ドラゴンとヒツジで(Von Drachen und Schafen)
N.モーテンセン作、2~4人用、9歳以上、45分。
プレイヤーの1人がドラゴンとなり、色とりどりのヒツジを狩って宝物に交換します。しかしほかのプレイヤーも同じ目的でドラゴンを邪魔してくるので注意しなければなりません。1枚のカードにはヒツジの面と宝物+アクションの面があり、プレイヤーがどちらの面を使うか決めるところが新機軸です。簡単にプレイできるクレバーなカードゲームです。

チャッカ・ラッカ(Tschakka Lakka)
R,ドーン作、2~4人用、8歳以上、20分。
ジャングルの奥深く、未調査のマヤ神殿「チャッカ・ラッカ」があります。プレイヤーはアライグマのヨーネスと共に、価値あるお宝を神殿から手に入れるために出発します。お宝を取れるのは、ダイスで対応する神殿マークが出たときだけです。しかしダイスを振り直すたびにお宝を取るのは難しくなっていきます。運から見放されるのは誰でしょうか? そしてうまいタイミングで神殿から宝石を取れるのは誰でしょうか? 短いルールでプレイ時間の短いダイスゲームです。

ゾンビー(ZomBee)
K.クレオウスキ作、2~5人用、7歳以上、10分。
愉快な蜂のダイスゲームで、運試しをします。注意深く、合っているお花をめくりましょう。ゾンビーをめくってしまうと、せっかく集めた蜂蜜のしずくを失ってしまいます。手番にはダイスを3回まで振り、できるだけたくさんのダイスをほかのプレイヤーに押し付けます。ダイス1個につきお花タイルを1枚めくらなければなりません。

カタン・コンパクト(Catan - kompakt)
K.トイバー作、2~4人用、10歳以上、75分。
プラスチック製のケースで持ち運びに便利なコンパクト版。ボードの六角形を折りたたんでケースにしていますが、地形タイルのタイルの配置は変えられるようになっています。コマはボードに固定できるので、列車の中、山小屋、海岸など、どこでも遊ぶことができます。2人用のバリアントルール入り。

ニュルンベルク'15新作情報:アミーゴ

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ニュルンベルク国際玩具見本市(Spielwarenmesse Nürnberg)は、毎年2月にドイツで開かれるおもちゃショーです。ボードゲームの分野では、大手出版社がファミリー向けの新作を発表します。今年は1月28日(水)から2月2日(火)まで、6日間にわたって開催されます。10月のエッセン・シュピールとは違って業者限定の催しで、一般の愛好者は入場できません。

当サイトでは、ここで発表される予定の新作を、出版社ごとに紹介します。邦題は直訳で、日本で発売されるときには別のタイトルになる可能性があります。

バブルボム(Bubble Bomb)
H.ケルマレック作、2~4人用、8歳以上、15分。
いち早くチップを揃えて爆弾を爆発させるゲーム。全員同時プレイで、手札と場札のチップをめくり、交換します。爆弾タイルで指示されたチップを揃えたら、「バン!」といって得点できます。爆弾タイルは、例えば「緑のチップ」や「+マークのチップ」というように種類が指示されており、どのチップを集めるか素早い判断が必要です。

はじめてのボーナンザ(Mein erstes Bohnanza)
H.キーファー、H.ジームセン、U.ローゼンベルク作、3~5人用、4歳以上、30分。
『ボーナンザ』を子どもや初心者が遊べるようにしました。植えて交換して収穫するという流れは同じですが、最初は4種類の豆だけでプレイします。収入額も枚数によって変わりません。手札は全て自分の前に公開してプレイします。慣れたら、豆の種類を追加できます。ルールを段階的に増やしていき、最終的には通常のルールで遊べます。通常のボーナンザの拡張セットとしてプレイすることもできます。

クアント(Quanto)
M.フィッツジェラルド作、2~6人用、8歳以上、20分。
2012年にUSゲームズから発売された『スループ(Sloop)』のドイツ語版。手札からカードを出して、同じ数字か、合計でその数字になるカードを得点にできます。あるいは、手札と場札を組み合わせてわきにとっておき、後で取ることもできます。カードの組み合わせによって高得点が期待できます。数字の低いカードにはほかのプレイヤーからカードを取る、カードを2枚出す、3枚引くといった特殊能力が付いています。

ナイトキャップ(Schlafmütze)
M.ヴァーグナー作、2~8人用、6歳以上、25分。
自分の山札からカードをめくって、中央かほかのプレイヤーの場札に出します。カードを出すときは昇順か降順になるようにして、置けるところがなければ自分の場札をほかの場札につけて、そこにめくったカードを置きます。間違って置いたり、置くところを見過ごした場合、それを指摘されると全員のカードを引き取らなければなりません。自分の山札を先になくしたプレイヤーの勝利です。

ソロミノ(SOLOmino)
W.レプシッツ、A.シュタインヴェンダー作、2~6人用、6歳以上、20分。
場札のカードにつながるように、手札からカードを出していきます。出せるのは同じ色か同じ数字のカードです。出せなければカードを引きます。カードの中にはアクションのできるものもあり、次のプレイヤーを飛ばしたり、プレイ順をリバースしたり、ほかのプレイヤーと手札を全交換したりでき、大逆転が狙えます。最初に手札をなくしたプレイヤーが勝ちです。

第3回ボードゲーム川柳大賞、応募本日まで

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年明けから行われている第3回ボードゲーム川柳大賞の応募が、本日までとなっています。すでにたくさんの応募が寄せられていますが、まだの方はお忘れなく。1人何通でも応募できますので、すでに応募なさった方もどうぞ。

応募方法は3通り。
Twitter:ハッシュタグ「#第3回ボードゲーム川柳大賞」でつぶやく
当サイトの専用フォーム:前回のエントリーから送信
コメント:前回のエントリーのコメント欄を使用

いずれもTwitterアカウント、メールアドレスなど、連絡先をご記入下さい。

すでに優れた作品が多数寄せられています。ツイッターでの応募作品は、こちらでご覧になれます。

パッチワーク(Patchwork)

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ミニマルなリソースマネージメント

パッチワーク

『アグリコラ』の作者ローゼンベルクは、2人専用ゲームも結構作っている。『バベル』(2000)、『アグリコラ:牧場の動物たち』(2012)、『ル・アーブル:内陸港』(2012)、『アルルの丘』(2014)、『ボーナンザ』の拡張、そしてこの作品だ。これらの作品の中では最も軽く、時間も短い。しかしそれでいて、リソースマネージメントの妙を味わわせてくれる。シュピールのスカウトアクション8位(TGiWニュース)。

環状に並んだテトリスのようなタイル。コマのあるところから時計回りに3枚のうち、どれかを選んで自分のボードに配置する。できるだけ隙間のないように。最後まで埋められなかったマスは失点になってしまう。

タイルを取るとき、ボタンと時間という2つのリソースを消費する。ボタンは手持ちのチップを支払い、時間はマーカーを進める。この2つの管理がゲームの要だ。

ボタンはお金のようなもので、最後はこの数で勝敗を決める。使うとなくなっていくが、手番を休んで時間マーカーを進めるか、時間マーカーがポイントを通過するたびに補充される。いくつ補充されるかは、それまでボードに配置したタイルについているボタンの数による。ボタンがたくさんついているタイルはボタンを多く支払わなければいけないが、そういうタイルを早めに取っておけば安定した補充が望めるだろう。タイルを取るたびに累積していくので、序盤はカツカツなのが、終盤は潤沢になっていくのが楽しい。

時間マーカーは手番順を決める。『テーベ』のように、時間マーカーがより進んでいない方が手番を行うため、連続手番も可能だ。しかし時間マーカーがポイントを通過すると、貴重な1マスのタイルがもらえる。これは早い者勝ちなので、ときには大きいタイルを取って相手より時間マーカーを進めることも必要だ。そしてこの時間マーカーがゴールまで到達すると、それ以上手番を行うことはできず、ゲーム終了となる。

タイルの組み合わせも重要だ。連続手番できるときや、ゲーム終盤は、次の次に取るタイルまで考えていかないといけない。どれだけ埋めて失点をなくせるか、パズル思考も求められる。

Kさんと2人プレイ。1ゲーム目はとにかく大きいタイルを優先的に取って、開いたスペースの失点をなくす作戦である。あちこちに穴があいてしまい、7×7ボーナス(ボードの一部を相手より早く完全に埋めるともらえるボーナス)も取られたが、失点の少なさで勝利。2ゲーム目も同じ作戦だったが、Kさんがボタンの多いタイルを取っていく作戦に切り替え、収入を増やして勝利。1ゲーム目よりも2ゲーム目のほうが2人とも得点が上がっていたところを見ると、少し上達したみたいだった。

タイルは3択しかなく、プレイ時間も短いのに奥が深い。雑談しながら遊ぶこともできるが、ボタン貯金を優先するか空きマスをなくすことを優先するか、相手の出方や残りタイルを見て考えて戦略的に遊ぶこともできる。

Patchwork
U.ローゼンベルク/ルックアウトゲームズ
2人用/8歳以上/15分

エイジ・オブ・リバイブ(Age of Revive)

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瓦礫からの再生

エイジ・オブ・リバイブ

戦乱で廃墟と化した街を周り、資源を集めて再建するロンデル建築ゲーム。芸無工房の北条投了氏の作品で、ゲームマーケット2014秋に発売された。環状に並んだカードを周り、施設を建設して、その効果でさらに上級の建物に手を伸ばすという拡大再生産系である(ネタゲーではない)。

環状に並んだカードは、廃墟となった街を表している。途中途中に自分の拠点である「テント小屋」があり、あとは裏になったカード(「瓦礫」)である。自分のコマはテント小屋からスタート。手番には街を時計回りに1~3マス進み、移動先の瓦礫を取り除いたり、施設を使ったりする。

瓦礫を取り除くとカードが得られ、施設を使うと資源が得られる。カードに指示された資源を支払うと、街の内外に建築できる。これでさらに効率のよい資源獲得ができるようになったり、勝利点になったりする。

資源は食糧、石、鉄、労働者、馬の5種類。食糧は「穀倉」、石は「石工」、鉄は「鍛冶屋」というように、施設を使うことで手に入る。施設ができるまでは、最初からもっている資源と、「街の中心」に戻る(次手番は再び自分のテント小屋からスタート)ことで得られる資源で賄う。特にどの施設を作るにも必須の労働者は不足気味で、最初は「テント小屋」で食糧を支払うことでしか得られない。この不自由さが、施設を作ることでどんどん解放され、大量の資源を必要とする強力な施設を作ることができるようになる。拡大再生産の醍醐味だ。

ほかのプレイヤーが建築した施設でも、そこまで行けば使うことができる(自分のテント小屋から遠いエリアに建築された建物は使いづらい)。使用料などはかからないので、強力な施設ができると恩恵を受けられる。しかし、自分の建築も手を抜いてはならない。「郊外施設」という、建築したプレイヤーしか使えないものもあり、さらに上級の施設を建築するには、条件となる施設もあるため、一朝一夕には勝利点に結びつかないのだ。

上級施設の中に、羽ペンマークの建物があり、これを建築すると王様から資源を1つもらえる。王様の資源ストックがなくなったらゲーム終了。上級施設は後半どんどん建築されるので、終わりは意外に早い。

3人プレイで45分。環状の街をどこまで回るか、どこで街の中心に戻るかという選択が考えさせられる。街の中心に戻ると資源が補充できるが、1手番休みになるので、できるだけ戻りたくない。しかし少ない資源でできることは限られており、小さい施設ばかり建築していても勝利点には結びつかない。ほかのプレイヤーが建築した施設も含めてどの順序で使うか、どの施設を優先して立てれば能率がよいかを考えるのが面白かった。上級施設にはダイナミックな方法で資源や勝利点を増やすものがあり、手札に来たものを眺めているだけで心躍る。

Age of Revive
北条投了/チキンダイスゲームズ(2014年)
3~4人用/10歳以上/40~60分

ホビージャパン、2月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは9月発売予定の輸入ゲームリスト5タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。今回は北米の出版社の新作で、多くはキックスターターで発売にこぎつけたもの。日本での発売は2月下旬となっている。

ペイ・ダート(Pay Dirt)
T.ニーマン作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、90分、8500円(税別)。
『エイリアンフロンティア』の作者による、厳寒のアラスカを舞台に金鉱山を経営するワーカープレイスメントゲーム。「ペイ・ダート」とは、鉱山などで出鉱した鉱石の品位が採算の取れるものであるということを意味する。
プレイヤーは、冬季の土壌凍結のため採掘が困難となるまでに、鉱山を経営して出鉱量を増やし、最も利益を上げることを競う。アラスカは容易な環境ではなく、プレイヤーはさまざまな困難に直面する。特に下がり続ける気温は、採掘事業自体を中止しなければならなくなってしまう。
プレイヤーが最初にもっているものは少数の基本的な人員と、ほどほどの内容の採掘権、平凡な装備、そしてわずかな資金だけ。このささやかな規模から、地球上でも過酷な環境であるアラスカの地で、最も過酷な競争が始まる。金鉱山開発は費用が掛かり、採掘装備を稼働させたり、従業員を養うために、採掘した金鉱石を売却したりしなければならない。装備や従業員を良く考えて使い、出鉱する鉱石の効率化を図り、好みのプレイスタイルで方針を立てよう。募集人員を増やして採掘基地を労働者で埋めるのか、より効率の良い装備をそろえることに心血を注ぐのか?
採算性の高い鉱脈を見つけ、最も利益を上げたプレイヤーが勝者だ。

ヤードマスター(Yardmaster)
S.アラミニ作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、20分、3000円(税別)。
さまざまな貨物を積んだ列車を編成するカードゲームのシリーズその1。かつて鉄道貨物で直行列車がない場合、操車場(ヤード)で目的地への列車を組み替えて中継する必要があった。ヤードマスターとは鉄道の操車場の鉄道員のことで、プレイヤーはこのヤードマスターとなり、鉄道を滞りなく運行することを目指す。
貨車には搭載している荷物の種類と価値があり、編成をする場合には同じ価値か同じ種類の車輌としか連結できない。そのため、不要な車輌を引いてしまった場合、編成するまで操車場の待避所で待機させなくてはならなくなる。
最初は各自5枚の車輌カードと1枚の編成トークンをもち、場札として4枚の車輌かカードが到着車輌として並べられる。毎ターン、プレイヤーはアクションを2回行う。行えるアクションは、貨物カードを1枚引く、同じ色の貨物を捨て札にして貨車カードを獲得する、手元の編成トークンを他のプレイヤーと交換するなど。操車場の貨物車に指示を出すかのように、手札をマネジメントして貨物列車を編成して得点していく。

ヤードマスター・エクスプレス(Yardmaster Express)
D.ショート作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、10分、2200円(税別)。
さまざまな貨物を積んだ列車を編成するカードゲームのシリーズその2。プレイヤーは手札からカードを1枚選んで列車につなげ、残りを左隣のプレイヤーに渡すというカードドラフトを行う。こうして毎ラウンド、各プレイヤーが1枚のカードを自分の列車に加えることになる。問題は、カードを出す場合は先に出してあるカードと必ず同じ種類の貨物車でなければならないことだ。さもなければ得点にはならないけれども、カードを裏向きで出せばどのカードでも出せる。そうすると、どの種類のカードがプレイされたかわからなくなるために、他のプレイヤーに対しての牽制にもなる。ほかのプレイヤーをしっかり邪魔しつつ、高得点を狙おう。

エンシャント・ワールド(The Ancient World)
R.ローカット作、レッド・ラヴェン・ゲームズ(アメリカ)、2~4人用、13歳以上、90分、7600円(税別)。

遙かなる時の果てに忘れられし古代帝国 ―― 恐るべき巨人たちが地を脅かしていた時代。
五つの部族が巨人の頸木から逃れて数世紀、事態は変わろうとしていた。成長した都市国家は恐怖を断ち切らんと決した。巨人を討ち滅ぼし、世界から脅威を取り除かんと。

『八分帝国』の作者による、古代帝国の都市国家を経営・発展させるボードゲーム。市民や宝物や軍隊を管理し、帝国を脅かす恐るべき巨人を打ち斃さなければならない。プレイヤーは市民を使って特殊なアクションを行ったり、軍隊カードを使って巨人に攻撃を行う。アクションを行うことで、帝国カードを建造することができ、その結果市民が増えたり、資金が増えたり、能力を得ることができる。
各都市国家の影響力は集めた諸部族の旗印によって決まる。帝国カードには少なくとも1つの部族の旗印が描かれており、また巨人を倒すことでも部族の旗印は獲得できる。直接勝利点となるのはこの部族の旗記のセットで、6ラウンド後に、この部族の旗印のセットで獲得した勝利点が最も多いプレイヤーの都市国家が勝者だ。

スコヴィル(Scoville)
E.マリオット作、テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)、2~6人用、10歳以上、60~120分、8500円(税別)
スコヴィルの街はすこぶるアツイ(ホット)! 何しろみんなトウガラシが大好きだ。でもトウガラシ栽培が忙しくて食べてるヒマもない。そんなところにキミが来た。
プレイヤーであるキミはスコヴィルの街からのアツイ要望を叶えるべく雇われることとなった。スコヴィルの街に雇われたキミに望まれていることはただ一つ。今あるトウガラシの品種を改良して、最強最辛の新品種を作り出すこと。そのためには、競売を管理したり、トウガラシを栽培をしたり収穫したり、街からの要望をこなしつつ、新品種を作り上げるのだ。さぁ、辛さをのりこえ、スコヴィルの街で成功者となろう! キミの健闘を祈る!
ゲームは非公開競りでプレイ順や作付けフェイズ、収穫フェイズ、完了フェイズが決まる。毎ラウンド、プレイヤーはトウガラシを畑に植える。ゲームの間、交配させることによってより多くのトウガラシを作付けできる。収穫となると、プレイヤーのコマを畑に置きトウガラシを収穫できる。例えば、赤と黄のトウガラシ畑にコマを動かすと、橙のトウガラシを収穫できるようになる。はたして、もっとも辛いトウガラシを作り上げるのは誰なのか? ユニークなテーマと、本格的なシステムの重量級ゲームだ。
※スコヴィルはトウガラシの辛さの単位で、有名なハバネロで10万~35万スコヴィル、鷹の爪は3万~5万スコヴィルです。

キャプテンズ・オブ・インダストリー (Captains of Industry)  
M.ケラー作、テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)、3~5人用、13歳以上、150分、9500円(税別)
本格的なスタイルのボードゲームの出版を続けているTMG社の大型経済ゲーム。タイトルは19世紀の思想家、トーマス・カーライルの著書に現れる言葉で、プレイヤーはこの言葉の意味する「産業界を率いる人物」として、市場での争いに身を投じる。生産設備を増やして供給をコントロールし、不動産を開発して需要をコントロールし、技術を開発して効率性を向上させ、秘密の計画を遂行して自分の資産を守り、競争相手に価格競争で打ち勝ち、市場を支配していく。
プレイヤー次第の市場では、需要と供給が神の手となる。明察な判断力を示し、世界に自分こそがキャプテン・オブ・インダストリーの素質があることを示そう。

スカイタンゴ:太陽と月めぐる空(Sky Tango)
J.リュッティンガー、J.ゼメ作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、2~4人用、8歳以上、30分、2800円(税別)。
ドライハーゼン社(ドイツ)が2012年に発売した『太陽と月(Sonne und Mond)』の英語版。太陽と月は空の同じ道をめぐるが、決して出会うことはない。太陽と月のいろいろな時間での状態を表したカードを連続して出して、そのめぐる道をたどっていく。蝕に出会ってしまうと、あなたのつくった道は途絶えてしまう。でもがっかりする必要はない。たとえ太陽や月は一時隠れてしまっても、必ず、再び昇ってくるのだ。動物たちが道をつなぐ手助けをしてくれる。時たま彼らのする意地悪に気を付けて、注意深く手助けを得よう。太陽と月が美しく空をめぐるとき、あなたは勝者となる。
ふうかのボードゲーム日記:太陽と月

本日からローソン全国各店舗にて、一番くじ「水曜どうでしょう」第2弾が行われている。A賞は『ボードゲーム~世界編~』が当たる。くじは1回620円。なくなり次第終了。

北海道のローカル深夜番組ながら、根強い人気をほこる旅メインのバラエティ番組のコンビニくじが、昨年の6月に続いて帰ってくる。前回同様、A賞はボードゲームで、番組企画の「欧州走破 ヨーロッパ21か国完全制覇」や「マレーシアジャングル探検」「初めてのアフリカ」などを取り入れたものとなっている。

ニコニコ動画では番組ディレクターの藤村忠寿氏と嬉野雅道氏、グッズ店長こと石坂豊氏が実際にプレイする様子が収録され、販売を待ち望むコメントも多く寄せられている。

くじでA賞を逃しても、くじの半券で応募できるダブルチャンスキャンペーンで、マップとボードがオーロラ風スペシャルバージョンのボードゲームが100名に当たる。水曜どうでしょうファンはお見逃しなく。

一番くじ:水曜どうでしょう

北条投了の解散万歳!(Long Live The Dissolution!)

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バンザーイ! バンザーイ!

解散万歳

このゲームが発売されたゲームマーケット2014秋の5日後、衆議院が解散した。その解散をまるで見越したようにして作られた同人ゲームである。解散を繰り返す議会で大臣を歴任してお金を儲ける。

全員に閣僚カードを配る「総選挙」からゲームは始まる。ここで内閣総理大臣カードが配られた人が自動的に総理。総理は、1人議長を指名する。議長に選ばれたプレイヤーは大臣になることができない。そのほかのプレイヤーは、配られたカードの中から、自分がなりたい大臣を決めて一斉公開。ほかの人とかぶっていなければその大臣になれる。こうして閣僚が決定する。何とも簡単な手続きだ。議長と閣僚になった人は、歳費を受領できる。

組閣が終わると早速、ダイスで政府内の問題が発生する。問題の多くは、総理が自腹を切ることで解決するが、そのたびに物価が上がってしまう。物価が上がると、解決するために支払う額も上がり、総理を続けるうまみがなくなっていく。そこで問題を先送りして解散してしまう。

解散になったら、全員起立。議長が解散宣言をして、総選挙に戻る。ルールには指定されていないが、せっかく起立しているのだからと、我々は解散のたびに万歳三唱していた。

政府内の問題は、財務大臣がいれば必ず財政問題である。財務大臣と総務大臣が、みんなからお金をもらうことで解決したことになる。財務大臣がいない場合はダイスを振り、決定表に従って問題が起こるが、中にはぶっ飛んでいるものもある。特にゾロ目は1分以内に次のようなアクションをしなければならない。

・科学研究投資問題:割烹着を着込んで卒論を書き直し、大学に再提出する
・危険ドラッグ問題:アンナカを5000ml以上服用し、「SAY YES」を一曲ソラで歌い切る。
・政治資金流用問題:耳に手のひらを当てるポーズを取り、そのポーズのまま西宮・城崎温泉間を100往復する。
etc.

・・・ムリ。そして国会は解散することになる。7人プレイで30分。後半は1年ももたずに解散を繰り返し、その中で財務大臣を強気で取り続けて歳費を確保し続けた神尾さんが1位。毎ラウンドみんな立ち上がって万歳三唱するのがおかしくて、変なテンションになってしまった。

北条投了の解散万歳!
北条投了/芸無工房(2014年)
5~12人用/約45分
再販予定なし

メイヤー(Mayor)

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選対本部長に頼めいやー

メイヤー

このゲームが発売されたゲームマーケット2014秋と同日、私の地元で市長選挙があった。投票だけは欠かさないようにしているものの、候補者の内情は全然分からない。こんな大変なことをわざわざ買って出るのは本当にご苦労様なことであると思う。顔写真の入ったポスターを街頭に貼り、車で名前を連呼して回るなどといった芸当を、自分がやりたいなどとは毛頭思わない。

普通は決して体験できない候補者の気持ちを、このボードゲームでは味わうことができる。候補者、その家族、選対本部長、演説会担当、街宣担当、広報担当、電話作戦担当に分かれ、市長への当選を目指す協力ゲームだ。京都のアイドルグループ「やおよろズ」が制作したもので、メンバーの親族が関西で政治家をしており、生の選挙体験から生まれている。

各自、自分の役割を決めたらゲームスタート。役割は7つあるが、7人未満でも兼務することで全ての役割が登場する。ゲームは7ラウンド(7日間)。その後に開票が行われ、当落が判明する。それまで支持率を精一杯上げることが目標だ。

毎ラウンド、選対会議から始まる。5つある地域のどこに動員するか、さまざまな選挙活動のうちどれを行うかをみんなで相談する。動員する地域の支持率によって後援会コマの数が決まり、後援会コマを各役職に振り分けて選挙活動を行う。

候補者ができるのは「駅立ち」「自転車」「演説」。家族は「個別訪問」「同行」「泣き」。街宣担当は「選挙カー」「街頭演説」「桃太郎」というように、3つずつアクションがあるが、必要な後援会コマの数が異なり、地域・回数が限られているものもある。多様な選択肢から、どの組み合わせがいいか、みんなで知恵を出し合い、後援会コマを配置していく。

配置が終わったら出勤。アクシデントカードを引いて、その内容に応じて1分以内に計画を変更する。アクシデントカードは「雨」「中傷ビラ」「ガサ入れ」などで、行動が制限されたり、支持率が下がったりする。これでゲーム中1回しかできないアクションをキャンセルされたりすると非常に痛い。

1分たったら、アクシデントカードと選挙活動に従い、支持率を増減する。そして次のラウンドの選対会議へ。これを7日行う。7日間に選挙カーと選挙ハガキを出していなかった地域は支持率が下がるので担当者は忘れていけない。

5つの地域は人口が異なり、人口が多い地域ほど支持率が上がりにくい分、票数も多くなっている。場合によってはどこかの地域を完全に諦めるといった取捨選択も必要だ。7日が終わると、各地区での投票数がランダムに決まり、これに支持率をかけて得票数が決まる。例えば40000人の町で投票率が40%、支持率が37.5%だと、投票数が16000、得票数が6000となる(計算早見表が付いている)。総得票数の過半数をとれればプレイヤーの勝利となる。支持率の高い地域で投票率が高いと嬉しいが、それは当日フタを開けてみて分かることだ。人事を尽くして天命を待つ。

7人プレイで1時間ほど。私は候補者となり、序盤は朝立ちで地道に運動する。しかし度重なるアクシデントで、最も人口の多い「ニ悠町」の支持率が伸び悩んだため、桃太郎(町中を練り歩き、味方を増やす)を決行することに。この活動は候補者とその家族の同行が必須で、支持率が一気に2倍になる。ところが当日、アクシデントカードで「ダウン」が出て候補者がまる1日休みなってしまう。「肝心なときに~!」そこで最後に「演説」に挑戦。これは時計を見ないで公約を演説し、50~60秒以内に収まれば支持率が2倍になるというもの。しかし結果は5秒ほど超過してしまい失敗した。結局この2つの失敗が響き、支持率100%だった地域で投票率が最低だったことも影響して落選。最後は祈るような気持ちで投票率が出るのを見つめていた。

残念な結果に終わったが、こうしたほうがよい、ああしたほうがよいとみんなでアイデアを出し合ってゲームを進め、アクシデントを乗り切っていくのは結束感が高い。リアルな選挙活動がつめ込まれているので否応なくその世界に浸ることができる。軽いロールプレイもできて、選挙期間中の高揚感を味わうことができた。

Mayor
やおよろズ(2014年)
3~7人/16歳以上/60~90分
ボードゲームショップ検索:MAYOR

『フェレータ』日本語版発売

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ニューゲームズオーダーは10日、ドイツの名作正体隠匿ゲーム『フェレータ(Verräter)』日本語版を発売した。M.A.カサソラ作、3~5人用、12歳以上、60分、1800円(税別)。

オリジナルは1998年にアドルングシュピーレ(ドイツ)から発売されたカードゲーム。アラカルトカードゲーム賞1位、ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞7位となったほか、秘密職業選択システムは『あやつり人形(2000年)』や『モイタラ(2000年)』に引き継がれた。

ハイランドを舞台に繰り広げられる「鷹の家」と「薔薇の家」の戦で武勲をあげ、より多くのポイントを稼いだプレイヤーが勝利するゲーム。勝負の肝は自らの所属する家を裏切り、陣営を変更する「フェレータ(反逆者)」カードをめぐる推理と駆け引きが繰り広げられる。

プレイヤーは薔薇の家か鷹の家のどちらか側についている。戦争が起こったとき鷹が勝てば鷹側に勝利ポイントが入り、薔薇が勝てば薔薇側に勝利ポイント。各プレイヤーは自分の戦力カードを出して一騎打ちに臨む。しかしながらその陰で戦争に参加せずに耕作や建築をしていたり、さらには相手方の陣営に寝返ったりするチャッカリ者もいるのだ。どのプレイヤーがどの職業についたかは、全員がオープンするまで分からない。誰が裏切ったのか、誰が戦争に参加しないで戦利品だけせしめようとしているのか、読み合いと疑心暗鬼が渦巻く。

今回の日本語版に際して、遊べる人数の上限が、従来の4人から5人に増えたほか、日本語版オリジナルのスコアボードが付属。さらに2003年に限定で発表された拡張ルール用カード「傭兵(Söldner)」を収録し、決定版となっている。

play:game評価コメントリスト:フェレータ

フェレータ日本語版(コンポーネント)

『コヨーテ』日本語版発売

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ニューゲームズオーダーは本日、イタリアの推理&ブラフゲーム『コヨーテ(Coyote)』日本語版を発売した。S.アルベルタレッリ作、2~10人用、10歳以上、15~30分、1800円(税込)。初回限定で小冊子「コヨーテの話」が付属する。

今はなきキダルトゲームズ(イタリア)から2003年に発売された作品。作者は『ファブフィブ』と同じアルベルタレッリである。アラカルトカードゲーム賞7位、トリックトラック章ノミネート、日本ボードゲーム大賞(入門者部門)2位に選ばれ、2006年にラベンスバーガー(ドイツ)が『パウワウ(Pow Wow)』というタイトルでリメイクしたほか、現在までいくつかの出版社から再版されている。

プレイヤーは各自1枚の数字カードを引き、自分にだけ見えないようにもつ。まず一人が、ほかのプレイヤーのカードの数字を頼りに、全員が持っているカードの数字の合計を推理して、それを超えないと思う数をいう。同様にして時計回りに数字を上げていき、右どなりのプレイヤーのいった数が大きすぎると思ったら「コヨーテ!」と叫んで、全員のカードを真ん中に出し、答え合わせをする。右どなりのプレイヤーのいった数がカードの合計を超えていたらそのプレイヤーの負け、超えていなければ「コヨーテ!」をいったプレイヤーの負けとなる。3回負けたら脱落し、最後に残った人の勝ち。

ほかの人のいった数字から自分の数字を推理するが、かまをかけて大きい数字をいって推理を混乱させるというブラフ要素もある。そのため数字だけでなく、顔色を見て真偽を見極めることが大切で、対面の楽しさを存分に味わうことができる。また大どんでん返しの特殊カードも選択で導入でき、やりこみ要素がある。

日本語版にあたって、タンサンファブリークがデザインを担当。イラストを一新して箱をカードゲームサイズにダウンサイズ。さらに遊べる人数を増やす、カード裏面をサマリーにする、ライフ表示をカードで表すなど、遊びやすさに徹底的にこだわった一品となっている。

play:game評価コメントリスト:コヨーテ

コヨーテ日本語版(コンポーネント)

スモールワールド:スパイダーウェブホビージャパンはフランスのファンタジー陣取りゲーム『スモールワールド』のミニ拡張『スパイダー・ウェブ(A Spider's Web、税別2800円)』と『ロイヤルボーナス(Royal Bonus、税別2000円)』を発売する。プレイするためには『スモールワールド』または『スモールワールド:アンダーグラウンド』が必要。

どちらも2014年秋のエッセンで限定発売されたもので、それぞれ新たな種族と特殊パワーを3種類ずつ追加できる。『スパイダー・ウェブ』はキックスターターの出資者のアイデアを採用したもので、種族は、氷の魔女、スカッグ、スリングマンで、特殊パワーは「ものまね」、「溶岩」、「魂に触れる」の3種類。追加の種族バナーやトークン類を収納できるトレーが付属する。

スモールワールド:ロイヤルボーナス『ロイヤルボーナス』もキックスターター向けにリリースされたもの。種族はファウヌス、イゴール、シュラブマンで、特殊パワーは「火の玉」、「水辺の」、「ビヒモス」の3種類。これらの新種族と特殊パワーを加えて、強烈なコンボを生み出そう。

また、この販売にあわせて品切れだった拡張セット『呪い!(Cursed!、2009年)』と『スモールワールドの女神たち(Grand Dames of Small World、2009年)』の日本語版も限定生産で再入荷される。『スモールワールド』には11タイトルの拡張セットががあるが、種族・特殊パワーのみが入ったミニ拡張はこれと『恐れることなかれ(Be Not Afraid...)』を加えて5タイトル。新しい拡張も加えて『スモールワールド』を遊び直すよいチャンスだ。

TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(4)

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1月2日夕方に放送されたTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」に阿曽山大噴火氏が登場し、ボードゲームを熱く語った。お正月に登場するのは3年連続。

出演したのは「ニュースクリップ」。さまざまなジャンルの専門家が日替わりで登場し、そのジャンルで注目すべきニュースをピックアップ・解説している。「ボードゲーム通」として登場した阿曽山氏は前回、「正月ひとりでも楽しめる!1人用カードゲーム」というテーマで3タイトルを紹介したが、今回は17分と2倍の時間があったため、前半に注目のゲームをプレイし、後半に実際に遊んでみるという二段構成を取った。

紹介されたゲームは『キャメルアップ』、『コンセプト』、『アラビアの壺』、『クイズいいセン行きまSHOW!』。紹介の中で「ドイツ年間ゲーム大賞」「三鷹のゲームショップ(テンデイズゲームズ)」にも触れられた。ゲームの概要はアシスタントの片桐氏が説明したことで分かりやすい内容となった。『アラビアの壺』と『クイズいいセン行きまSHOW!』は社会学者の宮台真司氏も加えて実際にプレイされる様子も放送。

荒川氏は実際に遊んでみて「結構頭脳使いますね」「すぐにでも手に入れたい」と過去2年の放送時より乗り気。放送はホームページのバックナンバーで聴くことができる。

TBSラジオ:荒川強啓デイ・キャッチ!ニュースクリップ

第3回ボードゲーム川柳大賞、募集1月18日まで

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昨年に続き、当サイト主催の第3回ボードゲーム川柳大賞を開催します。1月18日まで。

要項は前回と同じで、ボードゲーム関係であれば内容は自由。1人何作品でも投稿可能。〆切後、投稿作品の中から選者の投票で「第3回ボードゲーム川柳大賞」と各選者の特別賞を決定します。優秀作品(昨年の優秀作品はこちら)は当サイトのトップページに掲載されるほか、ささやかな記念品を予定しています。

選者は昨年と同じくふうかさん(ふうかのボードゲーム日記)、タナカマさん(テンデイズゲームズ)、渡辺範明さん(ドロッセルマイヤーズ)、メビウスママさん(メビウスゲームズ)、ぼどばらオオハシさん(ぼどばら!)と当サイトの管理人・おので6名です。

応募は下記のフォーム、このエントリーへのコメント、またはツイッターでハッシュタグ「#第3回ボードゲーム川柳大賞」をつけてつぶやいて下さい。ご応募をお待ちしております。

メビウスゲームズ、昨年の販売数1位は『ぴっぐテン』

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水道橋のボードゲーム専門店・卸のメビウスゲームズは、2014年の販売数トップ20を発表した。1位はキッズゲームの『ぴっぐテン』で、昨年の4位からジャンプアップ。4年連続首位だった『ワードバスケット』を上回った。

初めて1位になった『ぴっぐテン』は、0~10の数字を出して、合計が10になると得点というドイツのカードゲーム。ルール説明がほとんど不要で遊べる手軽さと、ほのぼのとしたイラストがウケている。日本ボードゲーム大賞・選考部門受賞(2011年)。

2位以下は『ごきぶりポーカー』『ワードバスケット』『カルカソンヌ』の順。『ニムト』が7位に下がり、『ハゲタカのえじき』が5位に入ってきた。新作は『アブルクセン』の15位のみ。新作の数は増えているが、定番に食い込むのがますます難しくなっている様子だ。「2015年には、上位陣を脅かすゲームが登場してくれることを祈ります」と能勢店長。

20位以内のほとんどは1000~2000円台のカードゲームという状況は続いており、3000円を超えるものは『カルカソンヌ』『ヒューゴ』『プエルトリコ』の3タイトルのみ。ホビージャパンの20位以内のうち1000~2000円台のものが4タイトルしかないのと対照的となっている。

メビウスおやじ:2014年メビウスゲーム販売数ベスト20

ホビージャパン、2014年の販売数ランキングを発表

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ホビージャパンは、昨年の販売数ランキングを発表した。昨年に引き続き、『ドブル』が1位となっている。

新作では『クトゥルの呼び声フラックス』『キャメルアップ』『パンデミック:迫りくる危機』『宝石の煌き』が10位以内にランクイン。2013年に再販された『パンデミック:新たなる試練』が6位から2位に順位を上げた。

今年のドイツ年間ゲーム大賞関連では、大賞の『キャメルアップ』が6位、ノミネートの『宝石の煌き』が9位、『コンセプト』が14位、エキスパート大賞の『イスタンブール』が31位と順当な結果となっている。

『ドミニオン』は3位まで順位を落としたが、個数は2位だった昨年よりも増えているという。「TCG系のゲーマーでドミニオンからアナログゲームをはじめて、他のゲームにも触れていく機会が増えている」と分析している。全体でも、2013年の30位までの販売個数と、2014年の17位までの販売個数がだいたい同じとのことで、販売が増えている模様だ。

ホビージャパンゲームブログ:ホビージャパン扱いゲーム・2014年ランキング発表!

ドイツ・メンサ賞2015に『ラ・ボカ』『テラミスティカ』

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IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」のドイツ支部は、6回目のドイツ・メンサ賞(MinD Spielepreis)を発表した。昨年までは審査員部門と投票部門だったが、今年から2つの部門に分かれ、会員の投票の結果、「短時間ゲーム部門」に積み木パズルゲームの『ラ・ボカ(La Boca)』、「複合ゲーム部門」にファンタジー陣取りゲームの『テラミスティカ』が選ばれた。

数多くのボードゲーム賞と違い、対象を過去5年間の新作にしているところがこの賞の特徴。運だけのゲーム、知識だけを問うゲーム、キッズゲームは除外される。会員が1人5タイトルまで推薦でき、推薦数の多かった上位5タイトルが12月の決選投票にかけられる。

「短時間ゲーム部門」の次点はサイコロの出目を組み合わせて数字を作る『ファラオコード』、3位はテトリス系ゲームの『ジャスト・イン・タイム』が入った。いずれもメンサらしい、パズル系ゲームとなっている。「複合ゲーム部門」の次点は『ロシアンレールロード』、3位は『ルイス・クラーク探検隊』。

授賞式は年2月7日、マールブルクで行われる予定。

MinD-Spielepreis - Die ausgezeichneten Spiele 2015

創作ゲームの交流会、1月25日京都

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ボードゲーム制作・インディーズゲーム卸のトイドロップは1月25日(日)、イエローサブマリン京都店にて、「創作ゲームの交流会」を行う。14:00~19:00、参加無料。

創作ゲームデザイナーの交流やテストプレイを目的として行われる集まり。創作ゲームを作っている人、これから作りたい人のほか、作っていない人でも、テストプレイしてみたいという方も参加できる。

昨年11月のゲームマーケットでは237タイトルというたくさんの新作が発表されたが、その大部分がインディーズの創作ゲーム。自分でも作ってみたい、あるいはすでに作っている方でもスキルアップを図りたいという需要が上がっていると見られ、ノウハウの共有やテストプレイなどを行う集まりは各地で増えそうだ。

この会は今後も定期的に、毎月最終日曜日にイエローサブマリン京都店で開かれる予定となっている。フェイスブックでの情報交換も予定しており、当日参加できない人も、興味があれば入ってみてはいかが。

トイドロップ:2015年1月25日・創作ゲームの交流会
Facebook:創作ゲームの交流会

アンドールの伝説:北方への旅立ちアークライトは2月7日、ドイツのファンタジー協力ゲーム『アンドールの伝説(Die Legenden von Andor)』の最新拡張セット『北方への旅立ち(Die Reise in den Norden)』を発売する。1~4人用、10歳以上、60~90分、5800円(税別)。プレイするためには『アンドールの伝説』基本セットが必要となる。

昨年秋に発売されたばかりの『アンドールの伝説』2番目の拡張セットが、早くも日本語版で登場する。昨年9月に日本語版が発売された第1拡張『星の盾』は細い箱だったが、今度は基本セットと同サイズの大箱だ。両面刷りのゲームボードのほか、各種ボード、102枚のカード、146個のタイルやトークン類、船コマ、吟遊詩人コマとコンポーネントも充実。

アンドールに平和が訪れて数年。遠き北方ハドリアより、勇者たちのもとに救援を求める声が届いた。勇者たちは、すぐさま歴戦の帆船アルデバラン号へと乗りこみ、危険な荒海へと漕ぎ出す。艤装を施し、未知の島々を探索し、恐るべき海の怪物たちから浜辺の都市や人々を守らなければならない。また、海上では激しい嵐に遭い、解き放たれた"わだつみ"が行く手を阻む。試練を乗り越えて、この旅の背景にある大いなる秘密を解き明かすことはできるか?

アークライトゲームズ:アンドールの伝説 拡張 北方への旅立ち 完全日本語版

アンドールの伝説:北方への旅立ち(コンポーネント)

文化放送、アナログゲームのネットラジオを開始

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文化放送で本日から、アニラジ専門のインターネットラジオ番組「岡本信彦のアナログゲームを教えてあげる☆」(略称「あげあげ」)が始まる。毎週火曜日23:30~24:00。

2010年から放送されていた「RADIO 4Gamer」(略称「ラジガメ」)の後継番組。声優の岡本信彦氏が引き続きパーソナリティを務める。「RADIO 4Gamer」はデジタルゲームの紹介がメインだったが、今度はアナログゲームになる。

岡本氏は将棋やTRPGにも造詣が深いことで知られ、「RADIO 4Gamer」では『ワンナイト人狼』を取り上げる場面もあった。第1回はスタジオではなく、前編ロケで収録されている。どこで何をしたのかは、聴いてみてのお楽しみだ。

超!A&G:【新番組】 1月6日スタート「岡本信彦のアナログゲームを教えてあげる☆」

ゲームマーケット2015春、出展受付開始

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ゲームマーケット事務局は本日から、ゲームマーケット2014春(5月5日(日)東京ビッグサイト)の出展募集を開始した。〆切は19日13時まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集がある。

東京ビッグサイトでは5回目となるゲームマーケット。前回のゲームマーケット2014秋は出展が345団体、新作の国産ボードゲームが237タイトル、参加者が7200名といずれも最高記録を更新している。

出展形式は一般ブース、企業ブースの2種類で、出展料はそれぞれ6480円と41040円から。オプションでイベント卓をつけることもできる。申し込み方法はゲームマーケットのホームページから参加申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。

創作ゲーム、中古ゲーム、輸入ゲーム、関連グッズ、書籍など出展するものは自由で販売もできるが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくはホームページを参照のこと。

今回から新たに、2スペースの一般ブースという出展が認められる。一般ブースは180cm×45cmの机を半分に区切ったものだったが、2スペースでは机1台を全部使うことができる。販売物の量や購入者の列に対応するための措置だ。また、規模拡大に伴い、今回からトレーディングカードゲームの制限がなくなり、交換・販売・プレイができるようになっている。

ゲームマーケット2015春:ご出展のみなさまへ

TBSラジオで紙ペンゲーム

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1月3日(土)22時から放送されたTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」にて、紙ペンゲームがプレイされた。

ラジオ収録会場となったのは、東京・高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」の旧店舗「す箱」。六角形のテーブルが用意され、現在はレンタルプレイスペースとなっている。

番組スタッフがプレイしたのは、『カウント・イン・ザ・ダーク』『古今南北』『ワタシワー』の3ゲームで、いずれもすごろくや監修の『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』に紹介されているもの。紙とペンすらいらないゲームばかりが選ばれた。

同番組では2008年、2010年にもボードゲームを取り上げたことがある。ゲームはいずれも盛り上がり、トークも輪をかけてテンションが上がっている。また、会場はJR高円寺駅ホームから見えるところにあるため、ホームから観戦するリスナーもいたようだ。

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
すごろくや:1/3(土) 22:00〜 TBSラジオ『タマフル』にてゲーム祭を放送

カサカサ!(KASAKASA!)

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大量のG

カサカサ!

2015年の初夢は、ゲーム部屋に大量のゴキブリが発生して退治に難儀するという夢だった。単体のゴキブリはそれほどでもない私だが、大量となるとゾッとする(ゴキブリにかぎらず、大量の昆虫でも同じだが)。夢分析でゴキブリはコンプレックスや嫌いな人を表すというが、間違いなく年末に遊んだこのゲームだと思われる。2LDKを舞台に、ゴキブリたちが縄張り争いを開始する国産ゲームだ。

手持ちのゴキブリチップは何と50枚。ここから好きなだけ握って一斉に公開する。握るというだけでもうダメな人もいるかもしれない。各プレイヤーが手を開くと、ゴキブリがワンサカ登場する。

握ったゴキブリの数を数え、多い順(誰かが「銀ゴキ」を握っていたら少ない順に)から好きな部屋に配置していく。置ける部屋は寝室、部屋、キッチン、リビング、バス、トイレ、ベランダの7部屋(3人プレイでは5部屋)。ゴキブリを置いた部屋は「蓋カード」でブロックされ、次のラウンドまで置くことができなくなる。さりげなくワーカープレイスメントになっているところが面白い。あぶれてどの部屋にも置けなかったゴキブリは「ゴミ箱」に行き、最終ラウンドを待つ。

4ラウンドでゲーム終了となり、最後にゴミ箱に入っていたゴキブリでエキストラランドを行って得点計算。寝室はゴキブリが一番多い人だけ5点、リビングは20匹以上置いた全員が3点、バスは置いたゴキブリの数10匹につき1点というように、部屋によって得点が異なる。これを踏まえて、部屋を選択しなければいけない。もちろん、ほかの人の動向も押さえた上で。

3人プレイで30分ほど。できればちょっとの差で1位を取って得点を取り、無駄なゴキブリを投入しないようにしたいところ。でも大量のゴキブリがいるため、ちょっとの差は簡単に逆転されてしまう。かといってほかの人に諦めてもらえるくらいの圧倒的な数を投入すると、ほかの部屋が手薄になる。そんなジレンマを抱えて、ゴキブリを4ラウンドに配分するのはとても悩ましい。2部屋くらいに集中して、他の追随を許さない作戦を取ったところ、その部屋を諦めた2人がほかの部屋で消耗戦を繰り広げるという展開になり、漁夫の利で1位。テーマと見かけの突飛さだけでなく、しっかりしたエリアマジョリティーが楽しめる。

KASAKASA!
3D6(2014年)
3~4人用/10歳以上/20~40分
3D6:KASAKASA!

『私の世界の見方』第二版差分

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現在発売されている『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe...)』で、何枚かのカードが初版から差し替えられていることが分かった。ここに差分の翻訳を示す。例によって直訳では分かりづらいと思われるものは意訳した。

昨年行われたトークショー「テンデイズ珍道中in紅鶴」で、テンデイズゲームズの田中店長が『私の世界の見方』日本版を2015年春ごろに出したいと表明した。お題コンテストから3年ごしの夢は叶うか?

コンボを決めるカード選択

グローブトロッター

カードのコンボを決めて、できるだけ早く世界を一周するカードゲーム。イタリア人デザイナー、S.ソレンティーノの作品で、ゲームストア・バネストとジョイゲームズが製品化した。R.クニツィアの『京都』と同様、外国人デザイナーによる国産オリジナル作品である。このようなケースはまだ珍しいが、日本のボードゲーム市場がそれだけ大きくなっていることを示すものだろう。

ゲームストア・バネストの中野店長が惚れ込んでデザインを依頼したS.ソレンティーノ氏には、『オストラコン』『ダンシングダイス』などの作品があり、以前にも専門誌『ゲームリンク』に付録ゲームを提供したことがある。

円形に並んだ都市カード。パリ、ニューヨーク、アテネ、リオデジャネイロ・・・これが世界を表している。スタート地点にみんなのコマを置いて開始。カードを出して自分のコマを進め、早く一周することを目指す。

手番にはカードを1枚補充し、要らないカードを捨てた後、1枚ずつ何枚でも場札に出していく。出すときは、場札のカードと色か乗り物が同じカードを出すというのがルール。例えば緑の気球カードには、緑か気球のカードを出すことができる。そのとき緑の車カードを出したら、今度は緑か車のカード。そこでピンクの車カードを出せば、次はピンクか車のカードを出せる。こうして要素をつなげてカードをどんどん出していこう。

最後に出した1枚の色か乗り物が、自分のコマの1つ先のカードと一致していれば1マス進める。また一致していなくても、手札を出し切れれば2マス。最高なのは手札を出しきってかつ1つ先のカードと一致している場合で、そのときには3マスも進むことができる。

というわけで、できるだけカードがつながるように手札を揃えたいが、何種類もあるのでなかなかうまくいくものではない。そこで登場するのが「合鍵」。これは同じ色か乗り物を3連続で出せたときにもらえるチップで、これを使うとカードが1枚ジョーカーにできる。そのジョーカーでまた合鍵を取って、すぐ使って揃えていくと、3マス進むのも決して難しくはない。

誰かが世界を一周したら、全員同じ回数だけ手番を行ってラウンド終了。ほかのプレイヤーがビハインドしている分だけ得点になり、規定ラウンドの合計で勝敗を競う。

手札の巡りも大事だが、コースを見て要るカードと要らないカードを見分けられるかがカギ。carlさんが上手に手札をマネージメントし、コンボを次々と決めて3マス進みまくる。負けじと追いかけるが、手札を減らすと揃えにくくなり、手札を増やすと出しきれなくなるというジレンマで加減が難しい。万全の体制を整えても、直前に出されるカードで翻弄されてしまうことも。苦し紛れの妨害もはねのけ、carlさんがぶっちぎりで優勝。手札運だけではなく、取捨選択のコツがだんだんつかめてくるのが面白い。

グローブトロッター:世界を巡る旅行者
S.ソレンティーノ/ゲームストア・バネスト&ジョイゲームズ(2014年)
2~5人用/8歳以上/30分
ゲームストア・バネスト:グローブトロッター

枯山水(Stone Garden)

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砂紋と石を熟知して

枯山水

砂紋と石の配置で美しい禅庭を作るゲーム。2013年に東京ドイツゲーム賞を受賞し、1年以上かかってようやく製品版が発売された。さまざまな得点パターンを組み合わせて、高得点を狙う。

マイボードは3×5マスの庭園になっている。手番には砂紋タイルを引いて、できるだけ絵柄がつながるように配置し、「徳」をためて石を設置する。これを庭園に砂紋タイルが敷き詰められるまで行う。プレイ感としては『カルカソンヌ』に一手間足したぐらいの軽さである(カウンティングをすれば考えることは増える)。砂紋タイルのつながり方と、石の並び方で得点が入り、その合計点を競う。

砂紋タイルは真っ直ぐから円状のもの、さらに苔が入っているものまであり、絵柄を合わせておくのは容易ではない。絵柄が合っていなくてもよいが、合っていないところ1ヶ所につき2点の減点となってしまう。そこで引いたタイルは自分のボードに配置するだけでなく、他人に譲渡したり、廃棄したり、後手番で置くように保管したりできる。また、ほかのプレイヤーが自分のほしいタイルを引いたときには強奪もできる。こうしたアクションを使って絵柄をうまく揃えていく。

譲渡、廃棄、強奪では「徳」が増減する。この「徳」は通常、1手番に1点ずつしか上げられない上に、石を獲得するのにも必要なので好き放題できるわけではない。タイルの処理が終わったら、「座禅」で徳を1点上げるか、禅僧駒を移動して石を置ける場所を変えるか、貯まった徳で石を設置する。石は種類によって必要な徳が異なり、一番レアな「舟石」に至っては5以上も必要になる。平均すると2、3手番に1回、石が置ける計算だ。ゲーム中に設置できる石も限られてくる。せっかく徳を貯めたのに、ゲームが終わるまで石の設置が間に合わないことも(残った徳は得点になるので、石を置かないほうがよいこともある)。

ゲーム終了時の得点パターンは多岐にわたり、砂紋に関するものが5種類、石に関するものが8種類もある。どれを狙ってどれを諦めるか、どれとどれを組み合わせるかが考えどころだ。

  • 砂紋に関するもの:苔のないタイルの最大長方形、苔タイル、一列の左右対称、渦の円または半円、つながっていないタイルの減点

  • 石に関するもの:基礎点、桂馬置き、斜め置き、「蓬莱山」、「三尊石」、「臥石」、「舟石」、最初に配られる「名庭園カード」のパターン

3人プレイで45分。1ゲーム目は引いたタイルをほぼそのまま置いていたが、つながっていないタイルの減点で得点が伸び悩む。ゲーム終了が意外に早かったため、石を設置するタイミングも逸してしまった。そこでこれを踏まえて2ゲーム目に突入。タイルの並べ方と、石を設置するタイミングについては、やりこみ要素があるようだ。得点方法もだんだん分かってきて、難しそうなものは無理に狙わず、着実な得点を重ねることを心がけた。とはいえタイルの引きが冴えまくっていたtomokさんが減点を最小限に抑えて連勝。

つながるようなタイルが引けるかという運の要素と、徳をコントロールして石を設置していく戦略性のバランスがとれた作品である。1つ1つ塗装された石のコマの出来上がりも素晴らしく、ゲーム終了時に自分の石庭を見ると大きな満足感が得られる。

枯山水
山田空太/ニューゲームズオーダー(2014年)
2~4人用/10歳以上/60~90分

アンケート:インスト

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Q91:ルールのインスト、あなたのスタイルは?

A.細部までしっかり 60票(26%)
B.要点をかいつまんで 117票(50%)
C.とりあえずやってみよう 55票(24%)

みんなのインスト』で明らかになったことは、インスト(インストラクションの略で、ルール説明のこと)の方法は一様ではなく、ゲームや相手によって柔軟に変わることでした。とはいえ長年の経験で、自分がやりやすい方法というものがあることも確かです。

アンケートでは、中庸な「要点をかいつまんで」が半数で、残りは細かく説明する人と、ざっくり説明する人が同じくらいでした。『インスト論』で紹介した「フック・ミート・ハムスター」でいうところの「ミート」(ベジタブル=ゲーム進行に本質的でないことは説明しない)を実践していらっしゃる方が多いようです。

インストにはルール説明だけでなく、「フック」(参加者の心をつかむこと)と「ハムスター」(基本的な戦略)を含めたほうがよいこともあります。スキルアップして、楽しいセッションにしていきましょう。

今月のアンケートは、年末年始のプレイ状況です。クリスマスからお正月にかけては、ボードゲームに馴染みのない人と遊ぶ絶好のチャンスですが、実際遊ぶことができたでしょうか。遊ばなかった方は、遊ぶつもりがなかった方と、遊びたかったけれども諸般の事情で遊べなかった方に分けましたので、近い方をお答え下さい。

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