ホビージャパン、2月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは9月発売予定の輸入ゲームリスト5タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。今回は北米の出版社の新作で、多くはキックスターターで発売にこぎつけたもの。日本での発売は2月下旬となっている。

ペイ・ダート(Pay Dirt)
T.ニーマン作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、90分、8500円(税別)。
『エイリアンフロンティア』の作者による、厳寒のアラスカを舞台に金鉱山を経営するワーカープレイスメントゲーム。「ペイ・ダート」とは、鉱山などで出鉱した鉱石の品位が採算の取れるものであるということを意味する。
プレイヤーは、冬季の土壌凍結のため採掘が困難となるまでに、鉱山を経営して出鉱量を増やし、最も利益を上げることを競う。アラスカは容易な環境ではなく、プレイヤーはさまざまな困難に直面する。特に下がり続ける気温は、採掘事業自体を中止しなければならなくなってしまう。
プレイヤーが最初にもっているものは少数の基本的な人員と、ほどほどの内容の採掘権、平凡な装備、そしてわずかな資金だけ。このささやかな規模から、地球上でも過酷な環境であるアラスカの地で、最も過酷な競争が始まる。金鉱山開発は費用が掛かり、採掘装備を稼働させたり、従業員を養うために、採掘した金鉱石を売却したりしなければならない。装備や従業員を良く考えて使い、出鉱する鉱石の効率化を図り、好みのプレイスタイルで方針を立てよう。募集人員を増やして採掘基地を労働者で埋めるのか、より効率の良い装備をそろえることに心血を注ぐのか?
採算性の高い鉱脈を見つけ、最も利益を上げたプレイヤーが勝者だ。

ヤードマスター(Yardmaster)
S.アラミニ作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、20分、3000円(税別)。
さまざまな貨物を積んだ列車を編成するカードゲームのシリーズその1。かつて鉄道貨物で直行列車がない場合、操車場(ヤード)で目的地への列車を組み替えて中継する必要があった。ヤードマスターとは鉄道の操車場の鉄道員のことで、プレイヤーはこのヤードマスターとなり、鉄道を滞りなく運行することを目指す。
貨車には搭載している荷物の種類と価値があり、編成をする場合には同じ価値か同じ種類の車輌としか連結できない。そのため、不要な車輌を引いてしまった場合、編成するまで操車場の待避所で待機させなくてはならなくなる。
最初は各自5枚の車輌カードと1枚の編成トークンをもち、場札として4枚の車輌かカードが到着車輌として並べられる。毎ターン、プレイヤーはアクションを2回行う。行えるアクションは、貨物カードを1枚引く、同じ色の貨物を捨て札にして貨車カードを獲得する、手元の編成トークンを他のプレイヤーと交換するなど。操車場の貨物車に指示を出すかのように、手札をマネジメントして貨物列車を編成して得点していく。

ヤードマスター・エクスプレス(Yardmaster Express)
D.ショート作、クラッシュゲームズ(アメリカ)、2~5人用、13歳以上、10分、2200円(税別)。
さまざまな貨物を積んだ列車を編成するカードゲームのシリーズその2。プレイヤーは手札からカードを1枚選んで列車につなげ、残りを左隣のプレイヤーに渡すというカードドラフトを行う。こうして毎ラウンド、各プレイヤーが1枚のカードを自分の列車に加えることになる。問題は、カードを出す場合は先に出してあるカードと必ず同じ種類の貨物車でなければならないことだ。さもなければ得点にはならないけれども、カードを裏向きで出せばどのカードでも出せる。そうすると、どの種類のカードがプレイされたかわからなくなるために、他のプレイヤーに対しての牽制にもなる。ほかのプレイヤーをしっかり邪魔しつつ、高得点を狙おう。

エンシャント・ワールド(The Ancient World)
R.ローカット作、レッド・ラヴェン・ゲームズ(アメリカ)、2~4人用、13歳以上、90分、7600円(税別)。

遙かなる時の果てに忘れられし古代帝国 ―― 恐るべき巨人たちが地を脅かしていた時代。
五つの部族が巨人の頸木から逃れて数世紀、事態は変わろうとしていた。成長した都市国家は恐怖を断ち切らんと決した。巨人を討ち滅ぼし、世界から脅威を取り除かんと。

『八分帝国』の作者による、古代帝国の都市国家を経営・発展させるボードゲーム。市民や宝物や軍隊を管理し、帝国を脅かす恐るべき巨人を打ち斃さなければならない。プレイヤーは市民を使って特殊なアクションを行ったり、軍隊カードを使って巨人に攻撃を行う。アクションを行うことで、帝国カードを建造することができ、その結果市民が増えたり、資金が増えたり、能力を得ることができる。
各都市国家の影響力は集めた諸部族の旗印によって決まる。帝国カードには少なくとも1つの部族の旗印が描かれており、また巨人を倒すことでも部族の旗印は獲得できる。直接勝利点となるのはこの部族の旗記のセットで、6ラウンド後に、この部族の旗印のセットで獲得した勝利点が最も多いプレイヤーの都市国家が勝者だ。

スコヴィル(Scoville)
E.マリオット作、テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)、2~6人用、10歳以上、60~120分、8500円(税別)
スコヴィルの街はすこぶるアツイ(ホット)! 何しろみんなトウガラシが大好きだ。でもトウガラシ栽培が忙しくて食べてるヒマもない。そんなところにキミが来た。
プレイヤーであるキミはスコヴィルの街からのアツイ要望を叶えるべく雇われることとなった。スコヴィルの街に雇われたキミに望まれていることはただ一つ。今あるトウガラシの品種を改良して、最強最辛の新品種を作り出すこと。そのためには、競売を管理したり、トウガラシを栽培をしたり収穫したり、街からの要望をこなしつつ、新品種を作り上げるのだ。さぁ、辛さをのりこえ、スコヴィルの街で成功者となろう! キミの健闘を祈る!
ゲームは非公開競りでプレイ順や作付けフェイズ、収穫フェイズ、完了フェイズが決まる。毎ラウンド、プレイヤーはトウガラシを畑に植える。ゲームの間、交配させることによってより多くのトウガラシを作付けできる。収穫となると、プレイヤーのコマを畑に置きトウガラシを収穫できる。例えば、赤と黄のトウガラシ畑にコマを動かすと、橙のトウガラシを収穫できるようになる。はたして、もっとも辛いトウガラシを作り上げるのは誰なのか? ユニークなテーマと、本格的なシステムの重量級ゲームだ。
※スコヴィルはトウガラシの辛さの単位で、有名なハバネロで10万~35万スコヴィル、鷹の爪は3万~5万スコヴィルです。

キャプテンズ・オブ・インダストリー (Captains of Industry)  
M.ケラー作、テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)、3~5人用、13歳以上、150分、9500円(税別)
本格的なスタイルのボードゲームの出版を続けているTMG社の大型経済ゲーム。タイトルは19世紀の思想家、トーマス・カーライルの著書に現れる言葉で、プレイヤーはこの言葉の意味する「産業界を率いる人物」として、市場での争いに身を投じる。生産設備を増やして供給をコントロールし、不動産を開発して需要をコントロールし、技術を開発して効率性を向上させ、秘密の計画を遂行して自分の資産を守り、競争相手に価格競争で打ち勝ち、市場を支配していく。
プレイヤー次第の市場では、需要と供給が神の手となる。明察な判断力を示し、世界に自分こそがキャプテン・オブ・インダストリーの素質があることを示そう。

スカイタンゴ:太陽と月めぐる空(Sky Tango)
J.リュッティンガー、J.ゼメ作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、2~4人用、8歳以上、30分、2800円(税別)。
ドライハーゼン社(ドイツ)が2012年に発売した『太陽と月(Sonne und Mond)』の英語版。太陽と月は空の同じ道をめぐるが、決して出会うことはない。太陽と月のいろいろな時間での状態を表したカードを連続して出して、そのめぐる道をたどっていく。蝕に出会ってしまうと、あなたのつくった道は途絶えてしまう。でもがっかりする必要はない。たとえ太陽や月は一時隠れてしまっても、必ず、再び昇ってくるのだ。動物たちが道をつなぐ手助けをしてくれる。時たま彼らのする意地悪に気を付けて、注意深く手助けを得よう。太陽と月が美しく空をめぐるとき、あなたは勝者となる。
ふうかのボードゲーム日記:太陽と月

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