コルト・エクスプレス(Colt Express)

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走る列車の仲が悪い強盗たち

コルト・エクスプレス

無法者たちが動く列車を舞台に強盗を繰り広げるフランスのパーティーゲーム。車両を移動したり、屋根に登って撃ち合いをしたりと、西部劇ならではのあのシーンを、リアルな組み立て式の列車ギミックで楽しむことができる。

ゲームのシステムはプロット方式。このラウンドにしたい行動をカードで選んで順番に重ねていき、出した順に(下から)表にして実際に行動していく。行動は、移動、昇降、お金を拾う、ほかの強盗を撃つ、同じ列車にいる強盗を殴る、お邪魔者の保安官を動かすの6つ。この中から手札6枚を取り、順番に1枚ずつ出していく。

ラウンドの指示で表に出す場合と裏にして出す場合があり、表にして出されたほかの人のカードをもとに、自分の行動を考える。撃たれそうだったら逃げたり、ほかの人が殴られてお金を落としたところに拾いに行ったり。裏になっているカードも、その前後のカードから内容を推理しよう。

カードを出し終わったら、実際に1枚ずつそのカードに従って行動していく。予想通りにお金をせしめられたときもうれしいが、裏返しになっているカードでお互い裏をかいた結果、どんでん返しが起こることも結構ある。「うそ!ここで撃たれるの俺?」「絶対取れると思ったのに~」 ラウンドの最後に急ブレーキやクレーンなどの西部劇あるあるイベントがあるので、そこまで想定しておかなければならない。

面白いのは、撃たれると弾丸カードを受け取り、自分のデッキに入れなければいけないこと。これによって手札6枚の選択肢が少なくなり、1回休んで引き直ししなければならなくなる。ちょっとしたデッキ構築の要素をここに加えている。

もう1つはプレイヤーによって違う特殊能力が与えられるところも面白い。今回私は、同じ車両の上の階や下の階に天井を突き抜けて撃てる「トゥーコ」だったため、ほとんどの場合で狙撃が成功し、まわりにダメージを与えるとともに、狙撃ボーナスもゲットできた。やりたい放題。

5ラウンドで獲得したお金の最も多い人が勝ち。パーティーゲームというにはルールが多めだが、多人数でわいわい遊んでも、少人数で先の先を読んで遊んでも楽しい。表にしてプロットするカードが多いため、意外と考えどころの多いゲームである。

Colt Express
C.ランボー作/ルドノート+ホビージャパン(2014年)
2~6人用/10歳以上/40分

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