2016年10月アーカイブ

メドゥリス(Meduris)

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超高速托鉢、準備できてません!

メドゥリス

小屋や神殿を作り、回ってくるドルイドに捧げ物をして名誉を競うゲーム。シュピール'16の新作で、昨年『カルバ』などでミドルクラスのファミリーゲームをリリースして成功したハバ社が、さらに一歩進んでやや重めのゲームに進出した。デザイナーはドラとリンデ、イラストレーターは『世界の七不思議』のコワンブラと、気合十分の布陣である。コンポーネントはハバ社らしく、木製コマが大きい。

ボード中央には資源(銅、羊毛、木材、石材)が取れるエリアがあり、ここで各プレイヤーの労働者たちが資源を産出する。産出した資源を使って周囲のエリアに小屋や神殿を作る。作るたびにドルイドが移動して小屋を一軒ずつ回るので、資源を捧げて得点をもらう。隣接する小屋が多ければ多いほど得点が上がっていく。

手番のはじめにダイスを振り、ランダムにどこかから資源が産出される。その後、資源を獲得する、小屋を建てる、神殿を建てるの3つのアクションから1つを選んで行う。

資源を獲得する場合は、自分の色の労働者を好きなエリアに移動して、そのエリアの資源をもらう。そのエリアにほかの労働者がいれば、上に重ねてその全員が資源を受け取る。面白いのは、労働者が重なると、上にいるほう(つまり後から来たほう)が多く資源をもらえるところだ。同じエリアにいつまでもいると、もらえる資源が減っていく。しかも資源は上にいるほうから順に取っていって、なくなり次第終了。この資源産出システムは新しい。

メドゥリス(全体図)

小屋を建てる場合は、周囲のエリアのマスに指示された2種類の資源を支払わなければならない。しかも隣接する小屋が1軒あると、支払う資源は2倍、2軒あれば3倍と上がっていく。こうして出来上がる隣接する小屋の連続を「村」と呼ぶ。5軒目ともなると、支払う資源は2種類×5倍で10個。今回のゲームはこれが最高記録で、6軒目を建てた人はいなかった。

小屋を建てると、ドルイドが移動する。ドルイドはボード状を時計回りに巡り、小屋を1軒ずつ訪ねていく。「我にお供え物をせよ!」このとき、資源をお供えできれば得点、お供えできる資源がないと減点。「村」にやってくると、そこにある小屋を全部一度に回るので、建設用の資源と別に、お供え用の資源も用意して置かなければならない。小屋が多い村ほど、お供えできたときの得点が高い。

また、小屋を建てたときにそのエリアのルーン石タイルがもらえる。これはドルイドがボードを1周するたびにボーナスをもたらすほか、ゲーム終了時にたくさんもっているほど得点になる。これもあるのでコストが上がっても小屋を建てる意味がある。

神殿も小屋と同じエリアに建てるが、支払う資源はいつも2個だけでよい。神殿からつながっている小屋の数だけ、ゲーム終了時に得点が入る。小屋がつながってからそこに神殿を建てるか、神殿を建ててからそこに小屋を伸ばすかはプレイヤー次第。

誰かが手持ちの小屋と神殿を全部建てたら最後に1手番ずつ行って最終決算。この時、ドルイドが一気にひと回りして全部の小屋を訪れる。「また来たんですか?! もうお供え物ないですよ」「じゃあ減点な」「ひぃ~」

最後は神殿とルーン石タイルの得点を足して最も多い人が勝つ。

4人プレイで75分ほど。序盤は小屋がまばらでドルイドが来ても得点が低かったが、次第につながり始めて得点が段々上がっていく。今回は神殿の建設が早く、小屋を建てる場所が少なかったため、コストの高い場所しか残らなかった。hataさんが奮発して最後の小屋を建て、終了フラグを切ったが、そこで支払った資源が多く、お供え物に回せない。最後の一周で資源を貯め込んでいたcarlさんがお供え物をきっちりして1位。

場所がなくなるので建設を急ぎたいところだが、資源が建設とお供えのどちらにも使われるため、その配分が難しい。だんだん近づいてくるドルイドに、果たしてお供え物の調達が間に合うか。リソースマネージメントの妙味が味わえる遊びごたえたっぷりの作品である。

Meduris
デザイン・S.ドラ&R.ツァリンデ/イラスト・M.コワンブラ/ハバ(2016年)
2~4人用/10歳以上/75分
国内未発売

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-4

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プーピーヘッド(Poopyhead)

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尊厳をかけた本気を示す

プッピーヘッド

トイレの順序通りにカードを素早く出して、手札をなくすオランダのゲーム。誰かが上がったときに手札の最も多い人がおもちゃのウンコを頭にのせなければならない。人間の尊厳を賭けて本気のカード合戦が繰り広げられる。

手札のカードは、トイレ、ウンコ、紙、手洗いの4種類がある。これを手番に関係なく、実際にトイレに行く順序(トイレ→ウンコ→紙→手洗い)で出していく。前のカードと色を変えなければならない。

1ラウンドはものの30秒ぐらいで終わる。手札がなくなったら付属のブーブークッションを叩いてラウンド終了。このとき、手札の多い人がおもちゃのウンコを受け取り、頭にのせる。悔しい。これを5ラウンド行い、最も多くのウンコを頭の上に載せていた人が負け。

シュピールでは、ノリスのブースでドイツ語版"Scheiß drauf"をプレイすることができた。ウンコをかぶりたくないのでみんな本気。私がウンコ2個で、ふうかさんとkarokuさんが1個ずつで迎えた第5ラウンド。単独最下位脱出を目指して本気で取り組んだが、最後のウンコを引き取ることになってしまった。

遊び終わってから即買いに行ったのは言うまでもない。

隣の家族連れもお父さんがウンコだらけになっていたので1枚パシャリ。

プッピーヘッド(アフター)

Scheiß drauf
M.N.アンデルセン、チームアイデンティティ/アイデンティティーゲームズ(2015年)
2~4人用/6歳以上/15分
国内未発売

ローゼンベルクの新作『オーディンの祝祭』日本語版発売

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テンデイズゲームズは27日、ドイツの人気ゲームデザイナーU.ローゼンベルクの新作『オーディンの祝祭(Ein Fest für Odin)』日本語版を発売した。イラスト・D.ローハウゼン、1~4人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、11000円(税別)。

フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から今秋発売され、フェアプレイ誌のスカウトアクションで1位となった作品。『アグリコラ』以来ローゼンベルクが得意としている重量級のワーカープレイスメントゲームと、『パッチワーク』で評価されたパズルを組み合わせたゲームで、お値段以上にコンポーネントがぎっしり詰まっている。同社の製品が日本語版になるのは『テラミスティカ』『グラスロード』『アルルの丘』に続いて4タイトル目。いずれも、テンデイズゲームズが担当している。

プレイヤーはヴァイキングの一族の長となり、自分の居住地をタイルで埋めて高得点を狙う。自分の一族の駒を順番にアクションスペースに置き、ゲームを進める。アクションには4段階のレベルが設定されており、強力なアクションほど必要となる駒の数が多い。

アクションの中でさまざまな形状のタイルを獲得し、それをボードに配置して、ボーナスとして収入や追加のタイルを獲得する。タイルをうまく組み合わせ、先を読んで効率よくボーナスを獲得していかなければならない。

さらに、特別な効果をもつ職業カードが190種類入っているほか、さまざまな要素を加えて、ゲームごとに異なる展開と戦略が楽しめるようになっている。

テンデイズゲームズ:オーディンの祝祭 日本語版

ホビージャパンゲームフェスティバル2016秋、10月30日開催

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10月30日(日)10:00から、東京・渋谷のTKPガーデンシティ渋谷(JR渋谷駅徒歩2分)にて、ホビージャパンゲームフェスティバル2016秋が開催される。『パンデミック』、『宝石の煌き』、『ディクシット』の大会が行われるほか、デモプレイ、販売コーナーもある。

『パンデミック』は12月17~18日にスペインで行われる世界選手権の国内予選。午前中から予選を行い、夕方から7月、9月の予選の代表とともに日本代表決定戦を行う。2人1チームで当日応募でき、定員に達し次第〆切となる。参加費は1チーム1000円。日本代表には、世界選手権の参加権とともに25万円の渡航費補助が贈られる。

『宝石の煌き』の大会は2人対戦ルールで行われる。11:30から、定員48名で、参加費500円。『ディクシット』日本選手権は4年ぶりの開催。12:30から、定員24名で、参加費500円。詳しいルールなどは下記ウェブサイトを参照のこと。

デモプレイ、物販コーナーでは、テンデイズゲームズが出展し、『テレストレーション』の大会や新作の『オーディンの祝祭』などの販売を行うほか、『コードネーム:ピクチャーズ』などホビージャパンが扱う予定の新作もプレイできる。

ホビージャパン・ゲームフェスティバル2016秋

咲き乱れる花々を支配『ロータス』日本語版、11月下旬発売

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ロータス日本語版ホビージャパンは11月下旬、カラフルな花々を咲かせるカードゲーム『ロータス(Lotus)』日本語版を発売する。デザイン・J.ゴッダールド&M.ゴッダールド、イラスト・C.オストロウィスキ、2~4人用、8歳以上、約30分、3000円。

『ワールドフェア1893』などをリリースしているレネゲードゲームズ(アメリカ)が今年9月に発売したばかりの作品。英語版以外が発売されるのは初となる。レネゲードゲームズの社長S.ガエタ氏は、「ホビージャパンと製作した『ロータス』を新しいお客様に提供できることを喜んでいます。アメリカでの信じされない成功から、日本でも家族向けのお気に入りゲームになることを確信しています」とコメントしている。

ゲームの舞台は禁断の蓮の園。ここで育った神秘的な花々は、持ち主に永遠の命と、果てしない叡智を授けるといわれている。花々の能力が最大限に発揮できるまで育て、蓮の園から摘みとろう。植物を守る虫たちの助けを得て、蓮の園を支配し、悟りの境地にたどり着くのは誰か?

各プレイヤーは自分の守護虫シンボルのある花弁カードの山札をもち、そこから手札として4枚を引く。自分の手番には、手札から花弁カードをプレイして、テーブル上に花を作る。花は花弁3枚のアヤメから7枚のハスまで5種類あり、花が完成した時点で完成させたプレイヤーがその花を手に入れる(花弁1枚につき勝利点1)。

完成した花は、守護虫の数で支配者が決まり、支配したプレイヤーに5点の勝利点か特殊能力のどちらかがもたらされる。

テーブル上に花々が咲き乱れる美しさだけでなく、駆け引きのある作品だ。

内容物:花弁カード124枚、ワイルドフラワーカード20枚、守護虫コマ8個、長老の守護虫コマ4個、得点トークン30枚、特殊パワートークン12枚、ルールブック1部

ロータス日本語版(コンポーネント)

『クォリアーズ』やミニチュアゲームで知られるウィズキッズ(アメリカ)は25日、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)と『アグリコラ』のミニ拡張セットでライセンス提携を結んだことを発表した。新しいカードと彩色済みフィギュアのセットで、6種類が2017年に発売される予定。

ルックアウトシュピーレは2013年、メイフェアゲームズ(アメリカ)に買収され(TGiWニュース)、『アグリコラ』シリーズは現在、メイフェアゲームズのもとで販売されている。一方、『アグリコラ』シリーズの英語版を手がけていたズィーマンゲームズは2011年にフィロソフィア(カナダ)に買収され、フィロソフィアも今年、親会社のF2Zエンターテイメントがアスモデグループ(フランス)に合併されることになっている。この動きに伴い、ズィーマンゲームズ元社長のZ.シュラシンジャー氏は今年になってウィズキッズに移籍していた。

国際的な買収と合併の中、『アグリコラ』シリーズは今後もメイフェアゲームズから発売されることになっており、ウィズキッズ社の関与はアクセサリー的なかたちにとどまると見られる。

WizKids:Six New Agricola Expansions Arriving 2017 - Lookout Games GmbH and WizKids Announce New Partnership

ホビージャパン、11~12月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは11~12月発売予定の輸入ゲームリスト5タイトルを発表した。いずれも今月のシュピール'16で発表されたばかりの新作。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

キー・トゥ・ザ・シティ:ロンドンの街の鍵(Key to the City ― London)
デザイン・S.ブリースデール&R.ブリーズ、イラスト・K.バクスター&R.ブリーズ&K.フォーヴィンケル、フッフ&フレンズ(ドイツ)、2~6人用、14歳以上、90~120分、8500円(税別)、11月下旬。
『キーフラワー』に続くキーシリーズの最新作が、フッフ&フレンズ社から登場する。
ロンドンの場所を表す六角形の地域タイルを使って自分の家のあるタイルの周囲の行政区を開発する。技術タイルもしくはコネクタで地域タイルをつなげ、得点と共に、リソースを生み出す。コネクタと技術タイルは、各地域タイルをアップグレードさせ、得点やリソースを増やすこともできる。
ゲームは4つの時代にわたって進行し、各時代に登場する新たな地域タイルが競り落としていく。時代1と2では、リソースを生み出す6枚の地域タイルと、いくつかの建物をあらわす地域タイルしかない。時代3ではアップグレード可能な建物タイルのみとなり、時代4では二階建てバスも登場する。
毎ターン、プレイヤーは5種類のアクションのうち1つを選択する。自分の木の労働者コマ(キープル)を望む数だけ使って、地域タイルを競ったり、地域タイルを使用してリソースを生み出したり、地域タイルをアップグレードしたりすることができる。パスしてもよいし、(この時代は継続してプレイ可能)、テムズ川に沿って舟を置いて時代を終えてもよい。ゲームは時代4の最後に全ての船が出港したら終了で、最も点数を得ていたプレイヤーが勝者となる。


レイルロード・レボリューション(Railroad Revolution)
デザイン・M.カネッタ&S.ニッコリーニ、イラスト・M.イアンネリ、ホワッツユアゲーム?(ドイツ)、2~4人用、12歳以上、45~90分、7400円(税別)、11月下旬。
希望と富への渇望は、人類の進歩の大きな原動力となった......。
19世紀のアメリカ、多くの鉄道会社が成功と富を求め、街と街、州と州、海岸線と海岸線をつなぐ路線を敷設していた。プレイヤーはこの波乱に満ちた怒涛の時代のアメリカの鉄道の命運を握る。
それぞれ自身の鉄道会社を経営し、アメリカで最も成功した鉄道王を目指して鉄道を敷設し、鉄道沿いの都市に駅を設置し、電報通信網を整備し、目標を達成して自社の価値を高める。
プレイヤーの会社には最初、特別な技能をもたない労働者たちのチームが1つしかない。しかし、ゲームが進むにつれてさまざまな技能をもった専門職の労働者が雇えるようになる。各アクションのコストと効果は、雇い上げた労働者次第。
会社の目的を果たすには、手持ちの労働者コマのいくつかを役員にしなければならない。どの労働者を経営側に昇進させ、どの労働者をその技能のために現場に残すかも重要な決断となる。
『シニョーリエ』『ニッポン』のホワッツユアゲームズ?による新作で、スカウトアクションで2位となった作品。展開が早く、常に決断を迫られる中で、正しい戦略眼を持ち、時節を見誤らないことが勝利につながるだろう。


イスタンブール:書簡と証印(Istanbul :Brief & Siegel)
デザイン・R.ドーン、イラスト・A.レーシュ、ペガサスシュピーレ(ドイツ)、2~5人用、10歳以上、40~60分、3400円(税別)、11月下旬。プレイするためには『イスタンブール』本体が必要。
2014年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した『イスタンブール』の2番目の拡張セット。商人たちが駆け回る市場に5つの新たな場所が加わる。大使の代理として書簡を受け取り、配達することで証印をもらう。しかしさまざまな秘密結社がルビーを求めて暗躍しており、あやしげな出所のさまざまな報酬も用意される。これがルビーの市場価格にも影響を与えるだろう。
一方、売店や競売場では全てのプレイヤーがアクションを行うことができる。加えて、相棒を配置することができたプレイヤーは、商人とは独立してその相棒がアクションを行うことも可能になる。
5×5枚のタイルを配置することで巨大バザーができあがり、インタラクションの多い長時間プレイにも挑戦できる。さまざまなオプションが加わる拡張セットだ。


オケアノス(Oceanos)
デザイン・A.ボザ、イラスト・J.フルリ、イエロ(フランス)、2~5人用、10歳以上、30~45分、5800円(税別)、12月上旬。
カードドラフトで海底探険。プレイヤーはそれぞれ自身の潜水艇に乗り込み、最も多くの水中生物と、最も長大なサンゴ礁、そして海底に眠る宝物をダイバーを送って持ち帰り、煌びやかなクリスタルを集めて潜水艇を改良していく。しかし、恐ろしいクラーケンに気をつけなければならない。
『世界の七不思議』のA.ボザが同じカードドラフトシステムを用いた新作だ。


神奈川沖浪裏(Kanagawa)
デザイン・B.カタラ&C.シュヴァリエ、イラスト・J.モシュ、イエロ(フランス)、2~4人用、10歳以上、45分、4000円(税別)、12月上旬。
1840年、東京湾沿い神奈川。絵師葛飾北斎は居を構え、自身の技を伝える後人を育てるべく弟子をとることにした。プレイヤーは、この『画狂老人卍』の弟子のひとりとなって、才能を認めてもらうべく、師の技術を学び、草木、動物、人物、風景の課題となる絵を仕上げる。
傑作を仕上げるためには技術のみならず、季節の移ろいと変化に心傾けなくては調和のとれたものにはなりません。この作品のどれかは、生涯の代表作となることを願って。
『ファイブトライブス:ナカラの魔神』や『Mr.ジャック』のブルーノ・カタラと中堅シャルル・シュヴァリエが、浮世絵『富嶽三十六景』の中でも代表作というべき『神奈川沖浪裏』にテーマの着想を得た作品だ。
神奈川沖浪裏

ゲームマーケット2017神戸:出展受付開始

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ゲームマーケット事務局は20日、ゲームマーケット2017神戸(3月12日(日)神戸国際展示場)の出展募集を開始した。一次受付は11月8日まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集となる。

神戸での開催は、3700名が参加した昨年に続き2回目となる。出展形式は一般、中古、企業の3種類で、出展料はそれぞれ6480円、6480円、41040円から。一般と企業オプションでは試遊スペースを付けることもできる。また、2016秋と同様、「ボードゲーム:キッズ」「ボードゲーム:スタンダード」「ボードゲーム:エキスパート」「TRPG」「TCG」「SLG」「その他(書籍、グッズ、中古)」のジャンル、テーマやシステムを記入してもらい、より細かい分類を試みる。

出展できるものは、アナログゲームに関するものであれば創作、中古、輸入、関連グッズ、書籍など自由だが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくは下記リンクを参照のこと。申込は、ゲームマーケット公式サイトから出展申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。

ゲームマーケット2017神戸:出展申し込み

ホビージャパンは11月中旬、2人対戦文明発展ゲーム『世界の七不思議:デュエル』の拡張セット『パンテオン(Pantheon)』の日本語含む多言語版を発売する。デザイン・A.ボザ&B.カタラ、イラスト・M.コワンブラ、2人用、10歳以上、30~45分、3400円(税別)。

国際ゲーマーズ賞2人部門、アラカルトカードゲーム賞1位、ルーマニア年間ゲーム大賞、スイスゲーマーズ賞などを受賞した人気2人ゲームの拡張セット。英語版、フランス語版などと共に同時発売となる。

プレイヤーは、第Ⅱ・第Ⅲ世代中に祈りを捧げる神々を第Ⅰ世代中に選ぶ。メソポタミア神話、フェニキア神話、ギリシャ神話、ローマ神話、エジプト神話から登場する神々は、市民、商業、軍事、科学、七不思議の様々な分野で能力を発揮し、ゲームに大きな影響を与える。また、Ⅲ世代中のギルドの代わりに勝利点をもたらす大神殿が登場。さらに聖域(サンクチュアリ)と聖なる劇場という2つの新たな七不思議が加わる。

神々の秘密をあまりに近くで見つめてはならない。(Do not peer too closely at the secrets of the gods.)――アイスキュロス

内容物:パンテオンボード1枚、神性カード15枚、門カード1枚、大神殿カード5枚、七不思議カード2枚、トークン類17枚、ミネルヴァコマ1個、スコアブック1冊、ルールブック1冊

アナログゲームラボ in 秋葉原 vol.2、11月12・13日の2日間開催

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11月12日(土)と13日(日)の2日間にわたって、 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部(JR秋葉原駅徒歩7分)にて、同人ゲームイベント「アナログゲームラボ in 秋葉原 vol.2」が開催される。いずれも12時からで、入場料300円(二日間出入り自由)。

昨年、ゲームマーケットが出展定員をオーバーしたことから開催されたイベント。今年のゲームマーケットは希望者全員が出展できるようになったが、「作り手と遊び手の距離がとても近いイベント」として好評だったことから2回目の開催となった。

今年の出展者は主催のASOBI.deptほか19団体。各団体が製作したボードゲームを試遊したり購入したりすることができる。ゲームマーケットではなかなか試遊する時間がないという方も、ここでならゆっくり遊べるだろう。

今回は2日間の開催となり、出展者が一部入れ替わるほか、1日目の深夜には「ミッドナイトラボ」というゲーム会も行われる予定。両日とも通いつめよう。

アナログゲームラボ in 秋葉原 vol.2

ホビージャパンは11月下旬、フランスのカードゲーム『ファイナルタッチ(Final Touch)』日本語版を発売する。デザイン・M.エリオット、アートワーク:パンダルナ、2~4人用、8歳以上、15分、2600円(税別)。

『宝石の煌き』『タイムストーリーズ』などで知られるスペースカウボーイズが新たに立ち上げたファミリーゲームブランド「スペースバディーズ(Space Buddies)」の記念すべき第1弾。贋作の絵画を共同で製作している画家たちが、ほかの画家を出し抜いて最後の一筆(ファイナルタッチ)を加えることを目指すカードゲーム。デザインは、『マジック:ザ・ギャザリング』をはじめとするTCGや『サンダーストーン』などを手掛けたアメリカのヒットメーカー、マイク・エリオットが担当した。

自分の手番には、現在のお題となる名画カードに必要な色の絵筆カードを手札からプレイする。あるいは、必要のない色の絵筆カードをプレイして、その名画を汚してもよい。名画の最後の一筆となる絵筆カードをプレイできれば、その名画カードを獲得し、その販売金額が手に入る。しかし、1枚の名画に対して3枚目の汚す絵筆カードをプレイした場合は、その名画は対戦相手のものになってしまう。

名画に最後の一筆を加え、独創性(?)を持たせるのは誰か。適度に協力しつつ、ずる賢さを発揮するカードゲームだ。エスプリを感じさせる名画カードのイラストも見どころ。

内容物:絵筆カード60枚、名画カード25枚、ルールブック

ファイナルタッチ(コンポーネント)

金沢でボードゲームフリーマーケット、10月23日

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10月23日、金沢・ITビジネスプラザ武蔵(JR金沢駅徒歩10分)にて、「ボードゲームフリーマーケット in 金澤」が開催される。13:00~16:00、参加無料(併設のオープンゲーム会は500円)。

遊ばなくなったボードゲームを売買するイベント。運営への全委託形式と販売ブース形式の2パターンがあり、出品の申込は本日が締切となっている。購入する方は当日11:30から整理券を配布し、12:30から整理券の順に並ぶ。詳しくは下記リンク参照。

併設ゲーム会は11:00から17:00まで開かれており、購入したゲームを遊ぶこともできる。

金沢では8月に「金沢ボードゲームマーケット」が行われ、同人ゲームや輸入ゲームの即売が行われているが、フリーマーケットがメインで行われるのは初めて。北陸地方では2014年に福井県越前市で行われた「北陸ボードゲームフリーマーケット」以来2年ぶりの開催となる。

【告知】ボードゲームフリーマーケット in 金澤のお知らせ

アークライトは11月12日、たくさんの候補の中から意中のシンデレラを絞り込むカードゲーム『シンデレラが多すぎる』を発売する。デザイン・大気圏内ゲームズ、イラスト・ツクダヒナミ、グラフィック・TANSAN、2~4人用、10歳以上、10分、2000円(税別)。

ゲームマーケット2014春に大気圏内ゲームズが発表した同人ゲームが一般発売となる。ガラスの靴トークン、ルール解説コミック、シンプルルールの付属が付属。ライトなプレイ感をそのままに、豪華な雰囲気を加えた一品。

「ティーン(10代)、主飲料はワイン、主食はごはん、髪は金髪」などの属性をもつシンデレラ候補に対し、「ワインは飲まない」「シニアでない」などの、「○○でない」というカードを出し、自分がもっている候補になるよう絞り込んでいく。不都合な情報は「No!」チップで回避しよう。

候補の中にはご年配の女性だけでなく、おじさんまで含まれ、ありえない結末に大笑い。次にシンデレラに選ばれるのは誰か気になって、何度もプレイしたくなる作品だ。

シンデレラが多すぎる(コンポーネント)

幽霊島の殺人(Ghost Island Murder)

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各プレイヤーには「大神旦那」「大神メイド」などのキャラクターが与えられる。キャラクターによって性別・身分・使える凶器が異なり、犯人を特定する手がかりとなる。

そしてプレイヤーの中に1人、犯人が割り当てられる。誰が犯人かは、本人以外誰も知らない。犯人は毎晩、プレイヤー(探偵)の中から1人を殺していく。決められた人数を殺害できれば犯人の勝利、その前に犯人・凶器・犯行時刻を特定できたらそのプレイヤー(探偵)が勝利する。正解した人だけが勝てるところがポイントで、そのために探偵同士に協力と競争のジレンマが生まれる。

さて、このゲームにはゲームマスターがいるが、別室にいて、ひとりひとり呼び出されるという独特な進め方となっている。はじめは犯人か探偵か、そして「アリバイのない時間」か「犯人に殺される時間」(昼か夕方か夜)が指示され、ランダムに混ぜたアリバイカードと捜査カードが配られる。今回、私は「大神お嬢さん」で、探偵だった。さあ、犯人は誰だろうか?

ゲームが始まったら、ひとりずつゲームマスターのところに行って、犯人はキャラクターと時間を指定して襲撃を予約し、探偵はキャラクターと時間を指定してアリバイの有無を聞く。その間、ほかの人は手持ちのアリバイカードと捜査カードを見せあったり、交換したりして情報を集めていく。

自分がもっているカード、ほかの人から見せてもらったカードをもとに、プレイヤーシートに記入していく。「大神軍人」について、夕方と夜のアリバイカードがあったら、消去法でアリバイのない時間(または犯人に殺される時間)は昼になる。

全員がゲームマスターのところに行ったら、犯行時刻か凶器の捜査カードを出して犯人の真相をゲームマスターに聞くことができる。犯行時刻が夜だと絞り込めたら、アリバイのない時間が昼というキャラクターは犯人から除外される。あるいは凶器がバールだと分かったら、バールを使えないキャラクターも犯人から除外される。このようにして犯人が消去法で特定されるようになっている。

犯人・凶器・犯行時刻を特定できたら告発。正解すれば勝利となるが、探偵はライバル関係にあるため、なかなか正解に行き着かない。正解できなければ、この日の襲撃結果が発表される。犯人がうまく殺される時間を指定できていれば、キャラクターがひとり死亡する。

死亡しても幽霊となってゲームを続けられるため、脱落者はでない。幽霊は手札がなくなってしまうが、ほかのプレイヤーの会話を立ち聞きして情報を集め、告発することができるので、勝つチャンスはまだ残っている。今回、私は2日目に殺されて幽霊になってしまった。しかしその前に、犯行時刻が夜であること、凶器がバールか毒薬であるという情報を入手し、犯人を2人まで絞り込むことができた。

そこで1人が「騙された!」と叫ぶ。そう、情報交換のときに、相手を出し抜くために嘘をついてもいいのだ。これで凶器について嘘の情報が流れていたことが分かり、疑わしかった方を消去して犯人を特定。犯人は、ふうかさんだった。この告発が成功して幽霊の勝利となった。

全員にランダムに配られた断片を集めて犯人を特定していくときのわくわく感、その推理をほかの人にどれくらい隠し、どれくらい開示するかというジレンマ、たまに嘘をついて情報を撹乱する相手への警戒と、論理とコミュニケーションが両方バランスよく楽しめる作品。ゲームマスターを含めて9人以上集め、ゲームマスターのスムーズな進行の腕も求められるが、そのハードルの高さを補って余りある楽しさが得られる。

幽霊島の殺人
デザイン・楽々/イラスト・がろ/楽々亭(2016年)
8~15人用/15歳以上/30~90分

アークライトは11月12日、S.ドラの名作カードゲーム『ぶくぶく(Land unter)』日本語版を発売する。デザイン・S.ドラ、イラスト・O.フロイデンライヒ、3〜5人用、10歳以上、30分、1800円(税別)。

オリジナルは『森のカッコウ(Zum Kuckuck!)』というタイトルで1997年にFXシュミット社(ドイツ)から発売された作品。2001年にベルリナー・シュピールカルテン社(ドイツ)が現在のタイトルでテーマを変えてリメイクし、ドイツ年間ゲーム大賞の推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞3位を受賞。その後今日まで7ヶ国語で発売され、日本ボードゲーム大賞、オランダゲーム賞にノミネートされている。日本語版になるのは初めて。

潮が満ち引きする中、羊飼いとして、手札をうまくプレイして高潮から羊を守るゲーム。高潮を回避できないと、ぶくぶく! 沈没して浮き輪を失ってしまう。最後まで残った浮き輪の数だけ得点し、その得点を競う。

手番には1~60のカードを一斉に出し、一番大きいカードを出した人と、二番目に大きいカードを出した人が場の沈没カードを受け取る。二番目に大きいカードを出した人の方が、より強い沈没カードをとらなければいけないことになっているため、心理戦と共に、意外なカードで安全だったり、逆に喰らったりするドラマが楽しめる。

play:game評価コメントリスト:ブクブク

第11回カルカソンヌ世界選手権、月形祐輔氏7位

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10月16日、ドイツのエッセンで行われた「シュピール」にて、第11回カルカソンヌ世界選手権が開催され、日本代表の月形祐輔氏が7位になった。

世界34カ国(昨年比+3)の代表と、昨年のチャンピオンが参加。日本からは今年の日本選手権優勝者である月形祐輔氏が参加した。日本選手権と同様に2人対戦で予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出するレギュレーションである。

カルカソンヌデザインの着物姿をまとったメビウスママさんたちの応援のもと、前半は決勝圏内に入る善戦を見せた月形氏だったが、4勝2敗で惜しくも決勝進出を逃し、7位となった。

予選を通過したのはロシア、スロヴァキア、ギリシャ、ベルギー代表という顔ぶれ。ギリシャのP.リツァルドプロス氏は第8回、第10回で優勝した実力者で、ベルギー代表を破って決勝に進出したが、接戦の末、ロシア代表のV.コヴァレフ氏が終盤に突き放して優勝を勝ち取った。

Spielezentrum Herne:11th Carcassonne World Championships

フェルト作『デルフォイの神託』日本語版、11月下旬発売

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ホビージャパンは11月下旬、古代ギリシャを舞台にした冒険ゲーム『デルフォイの神託(Das Orakel von Delphi)』日本語版を発売する。デザイン・S.フェルト、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用 12歳以上、60~100分、6000円(税別)。

今年のシュピールでホールゲームズ(ドイツ)から発表され、スカウトアクションでも7位に入った作品。ホールゲームズがS.フェルトの作品をリリースするのは『ルナ』『アクアスフィア』に続いて3タイトル目となる。

ギリシャの雷と空の神ゼウスが、最も勇敢な者を決める競争を開催した。ゼウスが与えた12の試練―優美な彫像の設置、荘厳な聖廟の建設、大量の捧げ物の奉納、最も恐ろしい怪物の打倒―を最初に達成するべく、プレイヤーは船を準備してエーゲ海に出航する。神秘的なデルフォイの神託神殿の巫女ピュティアに教えを請い、その神託に従って進むべき正しい道を見つけるのだ。

六角形タイルのゲームボードに散らばった島々に船で移動し、3個の神託ダイスを振って実行できるアクションが決められる。神々からの助力で特殊能力を身につけることもできる。こうして12の試練を全て達成し、ゼウスのところに早く戻ったプレイヤーが勝利する。

船の装備やゲームボードの配置はゲームごとに変わり、そのたびに戦略も展開も変わるゲーマーズゲームだ。

内容物:ボードタイル12枚、都市タイル6枚、島タイル12枚、恩恵トークン34枚、ゼウスタイル48枚、船タイル8枚、盾4枚、アクションサマリー4枚、ゼウス駒1個、捧げ物駒24個、神殿駒6個、怪物駒24個、彫像駒18個、神駒24個、聖廟駒12個、船駒4個、神託ダイス12個、戦闘ダイス1個、タイタンダイス1個、負傷カード42枚、神託カード30枚、装備カード22枚、仲間カード18枚、プレイヤーボード4枚、ルールブック1冊

シュピール16:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は、日曜日まで行われていたドイツのボードゲームメッセ「シュピール」にて、新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を行い、結果を発表した。結果は以下の通り。

【フェアプレイ・スカウトアクション】
1位:オーディンの祝祭(Ein Fest für Odin/フォイヤーラント)
1位:グレートウェスタントレイル(Great Western Trail/エッガートシュピーレ)
1位:ファーストクラス(First Class/ハンス・イム・グリュック)
2位:レイルロード・レヴォリューション(Railroad Revolution/ホワッツユアゲーム?)
3位:テラフォーミング・マース(Terraforming Mars/ストロングホールド)
3位:ロール・フォー・ザ・ギャラクシー(Roll for the Galaxy/リオグランデ)
4位:ウルムの黄金時代(Ulm/フッフ&フレンズ)
5位:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures/チェコゲームズ出版)
5位:コテージガーデン(Cottage Garden/シュピールヴィーゼ)
6位:ファーベルザフト(Fabelsaft/2Fシュピーレ)
6位:ヴィア・ネビュラ(Via Nebula/スペースカウボーイズ)
6位:キングドミノ(Kingdomino/ペガサスシュピーレ)
7位:デルフォイの神託(Das Orakel von Delphi/ペガサスシュピーレ)

この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する(1が最高)。それでも組織票が入って1タイトル除外されたが、1位はU.ローゼンベルクの重量級ゲーム『オーディンの祝祭』、A.プフィスターの新作『グレートウェスタントレイル』、H.オーライの新作『ファーストクラス』が入り、デザイナー・出版社ともにドイツ語圏の作品が並んだ。前回同様、小数第1位までで順位を付けているため、同じ順位に複数のゲームが並ぶ。

また規定票数には届かなかったが評価の高かったものとして、『エスケープルーム(ノリス)』『電力会社カードゲーム(2Fシュピーレ)』、『フチカート(2Fシュピーレ)』『カナガワ(イエロ)』『コロニスト(ルックアウトシュピーレ)』『ロレンツォ・イル・マニーフィコ(クレイニオ・クリエイションズ)』『ミスティックベイル(AEG)』『パパ・パオロ(クワインドゲームズ)』『トリカリオン(コラックスゲームズ)』が挙げられている。

『放課後さいころ倶楽部』第8巻発売

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小学館は12日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第8巻を発売した。中道裕大作、637円。

女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。5ヶ月に1巻のペースで単行本化されており、このコミックがもとでボードゲームを始めた人も少なくない。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。恒例のおまけ漫画やすごろくや店長のコラムも付いており、ゲッサンで読んでいた方も買う価値がありそうだ。

物語は新年度に突入。美姫たち4人は2年生になり、加茂川北高校にも新入生が入る。新登場の1年生、黒崎奈央は、気怠く無気力だったが、アパートの2階に住むさいころ倶楽部の店長と関わったことから、ボードゲームの世界に入っていく。

発売を記念して10月16日に京都のボードゲームカフェ「Cafe MEEPLE」にてゲーム&サイン会が開かれ、10月22日には東京・高円寺のす箱にてトークショーが行われる。トークショーはすごろくやのウェブサイトから前売1500円(当日2000円)。

シュピール16:来場者174,000人で新記録

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10月13日から4日間、ドイツ・エッセンにて行われたボードゲームメッセ「シュピール」は、昨年の16万2000人を超える17万4000人が来場し、過去最高記録を更新した。

昨年から出展者は110増の1,021団体(50か国)、新作は200タイトル増の1200タイトルと、いずれも過去最高に達した。ホールを3つ増設し、7つのホールを使ったもののの、初日からどのブースもたくさん愛好者で埋め尽くされた(下の写真は初日の開場待ちの様子。入口ホールがいっぱいになったため、今年も時間を早めて開場した)。BBC、ORF、RTBFなどヨーロッパ大手メディアでも大きく取り上げられ、カナダのテレビ局からも取材があったという。

ドイツ・ボードゲーム出版社協会のH.フッター代表は「シュピール16では協会の出展者が大きな成功を収めました。どのブースもいつも多くの参加者が訪れ、いろいろな買物やイベントを楽しみました。ボードゲームがどんどん流行し、子どもからお年寄りまで大喜びで新作を楽しんだり発見したりしました。」とコメントを寄せている。

次回のシュピール'17はやや時期が遅くなって2017年10月26日(木)から29日(日)まで。


© Friedhelm Merz Verlag

ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」

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ドイツのエッセンで行われているボードゲームメッセ「シュピール」を2日目まで参加して、翌日はベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ(Spielwiese)」を訪れた。

シュピールヴィーゼは2006年にオープンしたボードゲームカフェ。飲食とボードゲームの提供のほかに、ボードゲームレンタルや新品の販売、ベルリンのボードゲームデザイナーによるプロトタイプのテストプレイ会も行われている。今年はシュピールに出展してオリジナルの新作ゲーム『コテージガーデン』を発表した。

エッセンからベルリンは特急電車ICEでも4時間弱かかる。我々は今回、デュッセルドルフから飛行機(LCCのエア・ベルリン)を使うことにした。フライトは正味1時間ほどだが、エッセンからデュッセルドルフまで電車で30分ほど、手続きなどで1時間半、ベルリン・テーゲル空港から中央駅まで30分ほどかかるため、所要時間に違いはあまりない(それでもICEは大きいトランクの置き場に困るので飛行機のほうがずっと楽)。

ベルリン中央駅からシュピールヴィーゼまでは近郊電車のS5/S7/S75で6駅13分。ワルシャワシュトラッセ(Warschauer Straße)駅から徒歩10分ほどで到着する。あるいは路面電車のM10番線で30分、グリュンベルガーシュトラッセ(Grünberger Str.)駅からだと徒歩5分。いずれも30~40分ほどである。

土曜は夜24時まで営業していることで、ベルリン・テーゲル空港に20時に着いてからその日のうちに行くことにした。バスで中央駅に向かい、駅前のホテルにチェックインしてから、路面電車に乗る。その時点でもう21時を過ぎており、こんな遅くまで路面電車が走っているか心配だったが、そこはさすがドイツの首都、26時台まである。終電も早いエッセンとは比べ物にならない。

途中で交通事故による運休が発生し、タクシーに乗りかえたため到着はさらに遅れたが、何人かに英語で話しかけられ、親切に道を教えてもらったため何とか到着できた。ベルリンの人、親切!

お店に入ると6卓のテーブルはほとんど満席で、かろうじて1卓空いているところに座ることができた(予約したはずだったが、シュピールのごたごたで伝わっていなかったようである)。トーストと飲み物を頼み、さっそくゲームを始める。

トーストのメニューは「トーレス」(チーズ&ハム&マヨネーズ、2ユーロ)、「盗賊の親方」(ハム&トマト&モツァレラ、2.60ユーロ)などゲーム名が付いていて面白い。ほかにワッフルやお菓子類も用意。飲み物はコーヒー、紅茶、ジュース、ワイン、ビールでいずれも2~3ユーロ。

プレイしたゲームはU.ローゼンベルクの新作『コテージガーデン(Cottage Garden)』。ここのシュピールヴィーゼがプロデュースしたタイル配置ゲームで、今年のシュピールで初お目見えとなった。『パッチワーク』の要領で畑ボードにいろいろなかたちの花タイルを配置していき、埋まったら得点が入る。中央ボードから花タイルを取るときの選び方が独特で、パズルの要素のほかに少し先を読んだ戦略的な要素もある。

実はこのゲーム、シュピールヴィーゼでプレイされるのはこれが初めてとなる。というのも、シュピールに出展しているシュピールヴィーゼの方にテーブルを予約したとき、『コテージガーデン』を遊べるか聞いたら、「信用するから、これを持ってってくれ」と私に1箱託されたのである。説明できる人がいるか分からなかったので、ルールブックは飛行機の中で予め読んできた。「テストプレイはここで何度もしてきたけれど、製品版を遊んだのは君たちが初めてだよ。」と店員さん。たいへん光栄なことである。

白ビールを飲みながらのプレイは最高の幸せ。テンポよく遊んで、終わったらちょうど24時だった。精算をしたところ、飲食込みでひとり6ユーロ(720円)。チャージが1時間1ユーロで、飲食が5ユーロぐらいと非常にリーズナブルである。

宿に帰ったのは25時頃だったが、路面電車はまだまだ走っており、通り沿いのお店も開いていた。眠らない街、ベルリンの夜は更けていく。

10月からは日曜も営業しているとのことで、これからまた遊びに行くことにしている。

Spielwiese
Kopernikusstraße 24 10245 Berlin
電話:+49(0)30 28034088
メールアドレス:info [at] spielwiese-berlin.de
営業:月・金17:00~24:00、木19:00~24:00、土15:00~24:00、日15:00~20:00、火水休(2016年10月現在)
公式サイトTwitterFacebook

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-3

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シュピール16:2日目

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シュピールの広い会場では、ゲームマーケット以上に選択と集中が重要になる。人気ブースは混んでいて前を通りかかっても気づかないし、漫然と歩き回っていると体力をいたずらに消耗してしまう。世界中からボードゲーム愛好者が集う雰囲気をただ楽しむというのも悪くないが、会場内を回る際の指針があったほうがよいだろう。

日本からの参加者は、そのうち日本語ルール付きで国内発売されるであろうメジャーどころの新作はパスして、日本ではまだ紹介されていないマイナーな出版社や、中古ゲームに絞って回っている人が多いように見受けられた。

私の今年の指針は、ボードゲームがあまり盛んでない国から出展しているブースで話を聞くこと。後日詳しいレポートを掲載する予定だ。あとそのほかの時間は、同行したふうかさん、karokuさん、神尾さんと軽く遊べるゲームを何点か遊んだ。

今年、カタログの裏表紙を飾ったオインクゲームズは大盛況。ここでの出店を通して、海外で取り扱ってくれるお店も増えているという。「どこで調べてくるのか、新作の『インサイダー』と『ツインズ』を求める人が多いんですよ」と佐々木氏。『インサイダー』のお題カードは英仏独の3か国語にしてあった。現在品薄になっている日本語版は、印刷会社の都合で遅れたものの今月中にまた流通するようになるという。

金曜日の13時からは毎年、国際ゲーマーズ賞の授賞式がボードゲームギークのブースで開かれる。今年から審査員に加わった管理人も出席した。2人ゲーム部門の『世界の七不思議:デュエル』を受賞したA.ボザ氏とルポ・プロドゥクシオンの方、多人数部門の『モンバサ』を受賞したA.プフィスター氏とエッガートシュピーレの方が出席。イラストを担当したK.フランツ氏も来ており、授賞式の後、A.プフィスター氏と一緒に記念撮影。

ヤポンブランドも相変わらずの盛況で、売り切れが続出している。VR協力ゲーム『アニュビスの仮面』は200部持ち込んで1時間で完売(うち150部は予約分)してしまったという。「もっと持って来ればと思ったんですが、荷物は船便で2カ月前に送ってしまうので調整が難しいです」と濱田氏。試遊卓が増え、買えなくてもせめて一度遊んでみたいというお客さんに対応していた。

ドイツのボードゲームサークルマップを発見。仲間を探すため、活動している場所を地図にマークしていく。エッセンで行われているので、エッセン周辺に多くマークされているのは当然として、西側に集中しており、東部はベルリンを除いてほとんどない。

2日目以降の楽しみは、ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』のブースで発表される新作評価アンケートの集計。会場内で遊んだ人が、リストに投票したものをリアルタイムで発表している。ここで上位になったゲームをチェックしに行くというのも、シュピールの楽しみ方の一つだ。もうひとつ、ボードゲームギークのブースでも新作の評価ランキングが常時発表されているが、会場内で遊んだ人ばかりではないので、ユーザーの多いアメリカ寄りの評価になりがちで、フェアプレイのほうがより生の声が反映されているように思われる(身内の組織票を防ぐために個人情報を記入させているが、それでも完全には排除できない。そのため前評判と併せてランキングを見る必要がある)。

3日目と4日目は不参加のため、次のレポートは現地でのインタビューや遊んだゲームのレビューになる予定。

TV番組「やまがた発 旅の見聞録」でお寺でボードゲーム

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10月15日(土)に放送される山形県の観光番組「やまがた発 たびの見聞録」にて、当サイトの管理人が住職を務めるお寺での宿泊ボードゲームイベントが紹介される。山形放送9:25~9:40、テレビ神奈川7:15~7:30。テレビ埼玉は翌16日の10:30~10:45、千葉テレビ放送も16日の8:45~9:00。このほか宮城の東日本放送でも放送される予定となっている。

「やまがた発 旅の見聞録」は、タレントの佐藤弘道さん(ひろみちお兄さん)が山形県内を旅して、山形の魅力を伝える15分番組。今回は「お寺でボードゲーム」をひろみちお兄さんが体験するという内容で、当サイトの管理人のボードゲームコレクションを見学したり、地元で作られた方言かるたを体験したりするという内容になっている。

「お寺でボードゲーム」は今年8月から毎月開催されており、12月まで予定が決まっている。申込みはやまがた長井観光局まで。

やまがた発 たびの見聞録
やまがた長井観光局:お寺でボードゲーム

シュピール16:1日目

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さわやかな秋晴れの入口。今年も世界最大のボードゲームイベント「シュピール」が始まった。1000団体を超えるボードゲーム出版社・関連団体がめいめいのブースで新作を紹介し、実際に遊んで購入もできるイベントだ。今年は初日から来場者が多いように思われる。会場は広い上に渋滞があちこちで生まれ、お目当てのブースに行くのに時間がかかった。

毎年恒例になりつつあるヤポンブランドの開幕行列。ゲームマーケットの行列風景をエッセンに再現したかのようである。限定販売で初日からどんどん売り切れていくヤポンブランドは今年、アイテム数も増えブースも大型化。長い行列の前でだてあずみ。さんらがチラシを配っていた。

一方、割と余裕な感じの冒険企画局&グループSNE。グループSNEは『ソラシノビ』『ギャンブラー×ギャンブル』などの新作を紹介している。

A.ボザがデザインした『進撃の巨人ボードゲーム』のドイツ語版・フランス語版はドントパニックゲームズ(フランス)から来年2月発売予定。ミカサやリヴァイがそれぞれの特殊能力を活かして巨人を倒す協力ダイスゲーム。英語版は今年2月にクリプトゾイクから発売されたが、日本に入る気配がない。どこかで扱ってくれないものか。

同じくドントパニックゲームズによる『東京グールボードゲーム』のドイツ語版は来年3月。こちらはブラフゲーム。

Tシャツに「悟」の一文字。荷物はほとんど到着していなくて、持ち込み分しか販売していないというコモン・タン(アメリカ)は、日本語ゲーム6パックを販売。英語の説明が入った品詞カードを並べて面白い文章を作る。「私が池です」「フライ返しへ探偵がご飯を超叩く」などの例文ができていた。

シュピール16:カルタムンディ・セミナー

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ベルギーのボードゲーム製造会社カルタ・ムンディがシュピール1日目の夕方に開いたセミナー「You create it, we make it.」を聴講した。

カルタ・ムンディはヨーロッパのボードゲーム製造最大手で、各社の印刷・裁断・箱詰め・梱包までを行い、『アグリコラ』も『ドミニオン』も、ここが製造を担当している。近年はボードゲームの製作数が増え、キャパシティいっぱいいっぱいという状況だ。今回のシュピールでもぎりぎり間に合ったケースが相次いだという。

そのカルタムンディのセミナーの目的は、iPadなどのデジタルデバイスを使った新しい技術を紹介し、デジタルと融合したボードゲームを開発するパートナーを探すものである。すでにタッチパネルで認識できる「iCards」を開発し、タッチパネルの上にカードをかざしたり、移動したりして遊べるゲームも制作している。

自社の宣伝ばかりではいけないと思ったのか、動画レビューサイト「Dice Tower」のT.ヴァーセル氏と、ルックアウトシュピーレのK.フランツ氏が招待されて短い講演を行った。

T.ヴァーセル氏は、スマートフォンをひとつのギミックとして捉え、新しいタイプのゲームを生み出し、デジタルゲームからの愛好者を呼び込む可能性を提示。特にスマホ世代には、デジタルデバイスとのリンクが必要であると説いた。

これに対しK.フランツ氏は「何で私が呼ばれたのか分からない」としつつ、ゲームをアップグレードするのは技術ではなく楽しさが先立たなければならないといった。『アルケミスト』(チェコゲーム出版)でスマホのアプリを使うことでゲーム進行をスムーズにした例を挙げつつ、ダイスを振るといった手続きは「感情的な要素」があるためアプリにしたくないことや、デジタル処理が早くなりすぎて慣れない人にとってはダウンタイムが目立ってしまう恐れを指摘した。

イラストはコンピュータで作画され、宣伝や口コミはネットで行われるというように、ボードゲームの周辺ではすでにデジタル化がどんどん進行している。それがさらに進んで、『アニュビスの仮面』のようにボードゲーム自体にもデジタルデバイスが中心的に利用されるケースが出てきた。しかしこの新しい技術は、アナログゲームの性質と相容れない部分もある。今後の活用方法について考えると、ゲームとは何かという原点に立ち返る必要も出てきそうで、なかなか興味深い問題である。

シュピール16:ドイツゲーム賞授賞式

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世界最大のボードゲームイベント「シュピール」の前夜祭意を兼ねて、12日に関係者によるドイツゲーム賞授賞式が行われた。結果は前もって発表されており、10位から順番にデザイナーと出版社の代表が壇上に上がり、賞状やトロフィーを受け取る。

エッセン金の羽根賞と、4位から10位までがまず壇上で賞状を受け取った。

3位からは個別のインタビューがある。3位の『タイムストーリーズ』ではデザイナーのM.ロゾイ氏(左)がフランス語で話したのを、スペースカウボーイズのS.ポーション氏(中央)がドイツ語に翻訳していた。

2位は『コードネーム』。デザイナーのV.フヴァチル氏(左)とチェコゲーム出版の社長(中央)が「我々は小さい出版社なので、24か国語でこのゲームを売るにはたくさんのパートナーが必要」と語った。右側はドイツ語版を扱ったハイデルベルガー社の人。

1位は『モンバサ』。デザイナーのA.プフィスター氏が、同じエッガート社からこのたび発売される『グレートウェスタントレイル』について訊かれていた。右側は出版したエッガート・シュピーレと、ドイツ国内での販売を受けもつペガサス・シュピーレの人。

3位までの入賞作と、キッズゲーム賞を受賞した『レオ』の展示。ディスプレイ用の大きな箱が作られるが、大きさはまちまちだ。

最後に特別賞を受賞したK.M.ヴォルフ氏。ボードゲームのレビュアー、ニュースサイト管理者、ゲーム賞の審査員などを30年以上の長きにわたって務めた。特別賞を受賞するのは。W.クラマー氏以来となる。

授賞式が終わると食事会。隣り合わせたドイツのご夫婦は、シュピールの参加が旦那さんが29回目、奥さんが14回目になるという。ドイツのボードゲーム市場が今、活況を呈しているのも、このように長い年月支えてきた愛好者の力によるところが大きいなと感じた。

シュピール16:開幕

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10月13日(木)、ドイツ北部の小都市エッセンにて、ボードゲームメッセ「シュピール(Spiel)」が開催される。期間は日曜日までの4日間で、16万人の参加を見込む。

34回目を迎え、ボードゲーム・カードゲームでは世界最大のイベント。ネットゲーム全盛の現代において、その規模は年々膨れ上がっている。今年から会場を広げ、展示ホールを3つ(4番、6番、1A番)追加。出店者数も910団体から1021団体に増え、そのうち6割がドイツ以外の出展で、参加国は昨年の41か国から50か国になった。また、出展される新作は1200タイトル以上に及ぶ。

開会に先立って水曜日に行われた記者会見では、今年のトレンドとして「脱出ゲーム」や「ルター宗教改革500周年」が紹介された。脱出ゲームではコスモス社、HCMキンツェル、ミステリールームズ、ノリスの4社が、「ルター宗教改革500周年」ではコスモス社、フッター社、シュピールヴォルクス社、ツォッホ社の4社が新作を発表する。


記者会見の様子。主催のフリードヘルム・メルツ社のD.メツラー氏はこのイベントの顔となっている。

パンフレットの裏表紙は何とオインクゲームズの『海底探険』。今年もヤポンブランド、冒険企画局&グループSNEなど日本からの出展が注目されている。

ドイツのボードゲーム出版社協会はイベント・ゲーム会用のアプリ「Twiddle」を紹介した。イベントの主催者とボードゲーム愛好者が登録し、近くで開催されているボードゲームイベントやゲーム会に参加しやすくする。

プレス会議の後、新作プレビューが行われた。これまではプレスルームのとなりの会議室だったが、出展者の増加を受けて、ホール1Aを開放。広いスペースでたくさんの新作が紹介され、ひととおり見て回るだけでも2時間を要するほどだった。


新作プレビューが行われた1Aホール。

『コーンウォール』日本語版、11月17日発売

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アークライトは11月17日、六角形タイルの陣取りゲーム『コーンウォール(Cornwall)』日本語版を発売する。デザイン・D.モーレ&G.ヴィーゼン&D.ヴェルダー、イラスト・I.ブレッセル&A.ペツケ、2~4人用、8歳以上、30分、3700円(税別)。

シュミットシュピーレ(ドイツ)から2015年に発売された作品。輸入版はメビウスゲームズが扱っている。

沼地・森林・山など、いろいろな地形の土地タイルをつなげて、3種類の人物コマを置き、土地を争うゲーム。人物コマはそれぞれパワーが異なり、1種類の地形が他の地形に囲まれたら、パワーの強さに従って得点が得られる。

得点計算が終わったコマはパブに行ってしまい、コインを払って戻さなければならない。コインは土地をつなげたときにもらえ、マネージメントが難しい。さらに沼地などの特殊地形や、コテージや教会などの特別ルールもあり、変化に富んだタイルつなぎゲームだ。

内容物:コイン20枚、コマ28個、コテージマーカー11個、開始タイル1枚、得点マーカー4個、パブタイル1枚、早見表タイル4枚、得点ボード1枚、地形タイル36枚

コーンウォール日本語版(コンポーネント)

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は本日、ホームページにてアラカルト・カードゲーム賞2016を発表した。識者の投票によって1位に選ばれたのは『世界の七不思議:デュエル』。日本人作品の『小早川』が8位に入賞している。

『世界の七不思議:デュエル』は、数々のゲーム賞を受賞してきた『世界の七不思議』(2010年)を2人専用にアレンジした作品。国際ゲーマーズ賞(2人ゲーム部門)、ルーマニア年間ゲーム大賞、スイスゲーマーズ賞で大賞を獲得、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト、ドイツゲーム賞9位とすでに高い評価を得ており、日本語を含む多言語版が発売されている。

2位にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞したコミュニケーションゲーム『コードネーム』、3位には騎士学校で鍛錬を競うドラフトゲーム『イゾルデ(メディバル・アカデミー)』が入った。日本人作品は昨年、『街コロ』(1位)と『セイルトゥインディア』(4位)の2タイトルが入賞したが今年はオインクゲームズの『小早川』のみにとどまっている。

【アラカルトカードゲーム賞2016】
1位:世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duell / A.ボザ / ルポ・プロドゥクシオン)
2位:コードネーム(Codenames / V.フヴァチル / チェコゲーム出版)
3位:イゾルデ(Die holde Isolde / N.ポンシン / シュミット)
4位:オーマイグーッズ!(Oh My Goods! / A.プフィスター / ルックアウトシュピーレ)
5位:えげつな7(Die fiesen 7 / J.ゼメ / ドライハーゼン)
6位:スパイフォール(Agent Undercover / A.ウシャン / ピアトニク)
7位:ブルゴーニュ・カードゲーム(Die Burgen von Burgund Kartenspiel / S.フェルト / アレア)
8位:小早川(Kobayakawa / 佐々木隼 / ハイデルベルガー)
9位:二枚目が好き(3 sind Eine zu viel / C.ベーレ / アミーゴ)
10位:モルタールの入り口(Die Portale von Molthar / J.シュミダウアー・ケーニヒ / アミーゴ)

À la Carte Preis 2016: 7 Wonders Duel

ホビージャパンは10月下旬、ゲーム中にルールがどんどん変わっていくカードゲーム『フラックス(Fluxx)v5.0』を発売する。デザイン・A.ルーニー、2~6人用、8歳以上、5~30分、1800円(税別)。

1997年にルーニー・ラボ社(アメリカ)から発売され、これまで9か国語で発売されているロングセラーのカードゲーム。このたびの日本語版は2014年の新版に基づき、アートワークもルーニー・ラボ版にならっている。カード枚数を100枚に増量し、より遊びごたえのある内容となった。

ゲームの開始時は「基本ルール」(カードを1枚引き、手札から1枚プレイする)しかないが、ゲームが進むと「新ルール」という特別なカードによる追加のルールが加わり、徐々に複雑になっていく。カードは、「新ルール」、「アクション」(プレイ時にアクション)、「ゴール」(勝利条件)、「アイテム」(勝利条件に関わる、自分の手前に置くカード)の4種類。「新ルール」や「ゴール」はプレイするたびに上書きされ、ルールも勝利条件も変化する。

すぐゲームが始められ、目まぐるしく変わっていく中で勝利を目指す「頭がやわらかくなるゲーム」だ。

シュピール'16:ハンス・イム・グリュック

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一等車:オリエント急行の道中(First Class - Unterwegs im Orient Express)
デザイン・H.オーライ、イラスト・M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、60分。
『ロシアン・レールロード』の作者によるカードゲーム。鉄道網をうまくつなぎ、豪華客車を走らせ、金払いのいい乗客を乗せて、できるだけ多くの名声を上げることを目指します。ゲームはいくつかのモジュールに分かれており、基本カードのほかに2~5つを組み合わせてプレイします。全てのモジュールを使うわけではないので、ゲームは毎回展開が異なるものになるでしょう。

カルカソンヌ:アマゾン川(Carcassonne: Amazonas)
デザイン・K.J.ヴレーデ、2~5人用、8歳以上、45分。
カルカソンヌの新シリーズ「アラウンド・ザ・ワールド」の最新作。船に乗ってアマゾン川を下り、ジャングルを探険します。動物や住人のいる村が得点になり、誰かが河口に付いたときにゲームが終わります。

カルカソンヌ:スターウォーズ第1拡張(Carcassonne: Star Wars Erweiterung 1)
デザイン・K.J.ヴレーデ、2~6人用、7歳以上、40分。
カイロ・レンが加わって6人まで遊べるようになるほか、宇宙・得点タイル、特殊ダイス、装備品が加わります。タイルがつながって同じ陣地の取り合いになったとき、ダイスで勝敗を決めますが、このときライトセーバーを使えばダイス目に+1、ブラスターを使えば3~8の黄色い特殊ダイスを使うことが出来るようになります。

アメリカン・レールロード(American Railroad)
デザイン・H.オーライ&L.オグラー、2~4人用、12歳以上。
『ジャーマン・レールロード』に続く『ロシアン・レールロード』の拡張セット第2弾。今度の舞台はアメリカです。プレイヤーは大陸の東から西へと鉄道を延ばしていきます。鉄道延伸に連動する株もも重要です。そのほかに追加の産業要素もあります。

ホビージャパンは11月中旬、定番鉄道ゲームシリーズの最新作『チケット・トゥ・ライド:レイル&セイル(Ticket to Ride: Rails & Sails)』を発売する。ゲームデザイン・A.R.ムーン、イラスト・C.ドージン&J.デルヴァル、、2~5人用、10歳以上、90~120分、9500円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。

2004年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、これまで数々のマップが発売されている鉄道ゲームで、ついに世界一周の旅が始まる。シリーズ最新作で、この秋に世界各国語版が同時発売となる。

世界間めまぐるしく変化している。世界中で鉄道は国境や大陸間をつなぎ、かつて数週間を要していた旅も数日で可能となった。海も今や障害ではなく、巨大な蒸気船は何百もの乗客を大洋を横断して運ぶ。ロサンゼルスからシドニーへ、ムルマンスクからダルエスサラームへ、チケット・トゥ・ライド:レイル&セイルは、皆様を世界一周の鉄道アドベンチャーへと案内する。乗り物に乗り込んで、忘れられない旅へ出発しよう。

プレイヤーは鉄道や船舶などさまざまなカードを集めて、マップ上の都市間に鉄路や航路をつなぐ。「船舶カード」と「船舶コマ」、そして「港」の建設が追加され、世界地図マップの裏面は北米五大湖周辺となっており、鉄道だけでなく船の利用がカギになる。ゲームボードも大型になり、合計415個の乗り物コマと、雰囲気を盛り上げる立体造形の港コマ、260枚のカードでボリューム満点の内容だ。

内容物ゲームボード(両面印刷)1枚、列車コマ165個、船舶コマ250個、輸送カード140枚、行き先チケット120枚、港コマ15個、得点マーカー5個ほか

チケットトゥライド:レイル&セイル日本語版(コンポーネント)

横浜・保土ヶ谷にボードゲームカフェ「TimeWalk」オープン

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横浜・保土ヶ谷に10月8日、ボードゲームカフェ「TimeWalk(タイムウォーク)」がオープンする。相鉄線星川駅徒歩10分、10:00~18:00、毎週土曜日のみ営業。終日1500円(ワンドリンク付き)。

「とことんボードゲーム、カードゲームで遊びたい!」という人のためのカフェ。初心者おすすめの定番のゲームから、何時間もかかる重いゲームまでたっぷり遊べる場所を目指す。

ボードゲームは約30種類ほどで、持ち込みも歓迎。ルールの説明もしてもらえる。飲食はコーヒー、紅茶、トースト、カレーライスなどを用意し、開店から閉店まで8時間ずっと遊び続けることも可能だ。

当面は土曜日のみの営業だが、希望に応じて別の曜日の開店も検討しているという。

TimeWalk

ドゥプリク日本語版ホビージャパンは11月上旬、フランス年間ゲーム大賞受賞作のお絵描きゲーム『デュプリク(Duplik)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・W.ジャコブソン&A.コホウト、3~10人用、8歳以上、45分、3000円(税別)。

親が絵を見て、制限時間内に言葉で説明するのをそれぞれが再現するというお絵描きゲーム。アメリカで2006年に発売され、アスモデ(フランス)がヨーロッパに紹介。フランス年間ゲーム大賞を受賞し、さらにドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。タイトルはその間に"Portrayal"、"Idantik"、"Duplik"と変遷している。国内では"Identik"が日本語化シール付きで販売されていたが、このたび初めて日本語版が発売されることになった。

アートディレクターの説明を聞いてほかのプレイヤーたちは、一斉に自分のキャンバスに絵を描く。全員が描き終わったら品評会。10の評価基準があり、お題カードの右側に赤いシートを載せることで確認できる。必要な項目を描いていれば得点を得られる。

絵が苦手な人でも、あくまでチェックポイントを描いているかで競うので絵の稚拙は関係ない。ぼんやりした何だか分からない絵を描いて、チェックポイントをそう見れば見えなくもないという風に達成するという手もある。物事を的確に説明したり、説明されていないことを想像で補ったりするコミュニケーション能力が問われ、出来上がった絵の違いに大笑いするお絵描きゲームだ。

内容物:場面カード60枚(両面印刷)、赤いチェックカード1枚、キャンバス(スコアシート)1冊、砂時計1個、10面ダイス1個、収納袋ほか

ドゥプリク日本語版(コンポーネント)

第2回グループSNEコンテストに『どわすれ』入選

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今年3月から行われていた第2回グループSNE公募ゲームコンテストの結果が30日、発表された。入選作としてかつ氏(大阪)の『どわすれ(ドワーフ・スレイヤー)』が選ばれた。

昨年の入選作『ギャンブラー×ギャンブル!』と『ソラシノビ』、佳作の『アニマルマインド』が製品化されているコンテスト。今回は9月26日に第一次審査通過作品10タイトルが選ばれ、その中から入選として1作と、選外佳作として4作が選ばれた。応募作品全体として幅広いジャンルの作品が応募されたという。

『どわすれ(ドワーフ・スレイヤー)』は面白いタイプのダイスゲーム。それ以上の詳しい情報や講評はまだ出ていない。

選外佳作には原田慎平氏(北海道)の『Which?』、樫尾忠英氏(群馬県)の『アドリア海の女王』、木村陽介氏(大阪府)の『キューブ-O』、日高勇樹氏(福岡県)の『花粉ウォーズ』が選ばれた。樫尾忠英氏は『アニマルマインド』に続いて2年連続となった。

グループSNE:第2回グループSNE公募ゲームコンテスト結果発表!

『エルダーサイン:氷の黙示録』11月4日発売

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エルダーサイン:氷の黙示録日本語版アークライトは11月4日、『エルダーサイン拡張:氷の黙示録(Elder Sign: Omens of Ice)』日本語版を発売する。R.ロニアス、K.ウィルソン作、1~8人用、14歳以上、60~120分、3200円(税別)。プレイするためには『エルダーサイン』本体が必要。

今年7月に改訂2版が発売されたクトゥルフ神話の協力ダイスゲームの最新拡張セット。シリーズで日本語版になるのは『見えざる軍団』(2013年)に続いて2タイトル目となる。舞台はアラスカの原野。極寒の吹雪の中、新たなエンシェントワン「イタクァ」が立ちはだかる。

エルダーサイン:氷の黙示録日本語版コンポーネント獰猛な吹雪が世界を覆っているなか、探索者たちはアラスカでその原因となるエンシェントを探り、それを再び封印して何千年もの眠りにつかせることを目指す。新しいモンスターと探索者たちが加わり、神話カード、冒険カードも入る。天候の変化や物資の欠乏をあらわす記録シートによって新しいゲーム感が得られる。

アークライトゲームズ:エルダーサイン拡張 氷の黙示録 完全日本語版

ふうかさんと大人数ゲーム会、10月29日高円寺

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ボードゲームブログ「ふうかのボードゲーム日記」のふうかさんが29日、東京・高円寺のボードゲームスペース「す箱」新館にて、イベント「大人数ゲームって本当におもしろいの?」を開く。14:00~20:00、参加費2500円(当日3000円)、予約制で定員40名。参加申込みはすごろくやの店頭かサイトから。

ふうかさんがボードゲームにいきなりハマってから10周年を記念して開かれるイベント。ブログは毎日更新が続いており、紹介されたゲームは2500タイトルにも達する。その間、書籍『ボードゲームって本当におもしろいの?』を上梓、ゲームマーケット大賞の審査員も務めている。当サイトの管理人も時々登場させてもらっているほか、ゲームマーケット2015秋に発表した同人誌『ボードゲームジャーナリスト(笑)が、行く!!』でたいへんお世話になっている。

普段は2,3人で遊ぶことの多いふうかさんが、参加者と共に6人以上で遊べるボードゲームを楽しむ。用意されるゲームは『ウミガメの島』『クレイジーカート』『スパイフォール』『スノーマンション』『タイムボム』『ピット』『マスカレイド』『モレール』『ストリームス』。『ストリームス』では景品として今年のエッセン・シュピールのおみやげがプレゼントされる。

なかなか大人数で遊ぶ機会が少ない方、ふうかさんと会いたい方は参加してみよう。

高円寺0分すごろくや:10/29 ゲストMC企画イベント:ふうかさん「大人数ゲームって本当におもしろいの?」
ふうかのボードゲーム日記:10年の軌跡

シュピール'16:ハバ

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キッズゲームから、ファミリーゲームに展開し、『カルバ』が高い評価を得たハバ社。今年もファミリーゲームを用意してきます。

メドゥリス(Meduris)
デザイン・S.ドラ&R.ツァリンデ、イラスト・M.コンブラ、2~4人用、10歳以上、75分。
神々の声に従って、プレイヤーはメドゥリス山のふもとに入植するために出発します。労働者を駆使して資源を集め、小屋を作り、ドルイドに捧げ物を献上し、価値のあるルーン石を集め、モニュメントとなる神殿を建設します。そうすることでのみ、神々の恩恵を受けられるのです。ほかのプレイヤーにいい場所を取られないように目配せしなければなりません。

レディ・リッチモンド(Lady Richmond)
デザイン・T.ロガシュ、イラスト・C.エッフェンベルガー、2~5人用、8歳以上、30分。
イギリス・ウェザビーのオークションハウスは大騒ぎ。大金持ちのレディ・リッチモンドが急逝して、その遺品が競りにかけられました。オークションの混雑の中、見通しをもって周到にお金を投入し、ときにはチートタイルでほかのプレイヤーを惑わせた人が、一番いい品物を確保し、大騒ぎの争いに勝利します。

ピカッシモ(Picassimo)
デザイン・C.A.ロッシ、イラスト・C.フィオーレ、3~6人用、8歳以上、30分。
みなさんは芸術家です。絵を描き、部分を交換して、傑作を作り出します。ちょっと待って! それはコボルドでしょうか。それともニワトリ? 上手に絵を描き、芸術作品を言い当てた人が、得点を獲得してゲームに勝利するのです。900のお題が3段階の難易度で入っています。各プレイヤーはその中から1つを描いて、その絵をバラバラに分解して移動します。こうしてできたピカソのような絵から、どのお題を描いたか当てるのです。

アドベンチャーランド拡張:王と王女(Abenteuerland - Erweiterungen König & Prinzessin)
デザイン・M.キースリング&W.クラマー、イラスト・F.フォーヴィンケル、3~5人用、12歳以上、45~90分。
ハバ社のファミリーゲームシリーズ第一弾として昨年発売された冒険ゲームの拡張セット。カギを集めて戦力を蓄え、王女を救出する「王女の誘拐」、協力して謎の勢力と戦う「霧の勢力の襲撃」、王を守って薬草や剣などのアイテムを集める「王の救出」という3つのシナリオが入り、多様なゲームの展開が楽しめます。

ドラゴンの塔(Drachenturm)
デザイン・C.A.ロッシ、イラスト・C.ファウスト、2~4人用、5歳以上、15分。
立体のボードを使った記憶とアクションのキッズゲーム。恐ろしいドラゴンが王女を塔に閉じ込めました。王子は仲間たちとすぐに救出に向かいます。ドラゴンが全てを破壊してしまう前に、記憶と手先の器用さで、協力して王女を救い出しましょう。

『ボードゲーム・ストリート2016』発売

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新紀元社は本日、過去1年間の注目ボードゲームを振り返るレビュー誌『ボードゲーム・ストリート2016』を発売した。安田均&グループSNE著、B5版80ページ、1800円(税別)。

アナログゲーム専門誌『Role&Roll』連載のボード/カードゲームコーナー「ボードゲーム・ジャンクション」からピックアップし、書下ろしを加えたもの。毎年発刊されており、6冊目を迎える。年鑑として1年間の流れをつかむことができ、資料的価値も高い。

安田氏が選ぶ1年間のベストゲーム16タイトル、柘植めぐみ氏によるリプレイ、記録より記憶に残る佳品をおもしろおかしく綴る「ウニ頭にもできるもん」、そしてボードゲームに情熱を傾ける5人のホンネ面白座談会を収録。ほかにも、ゲーム賞、アプリ版ボードゲーム、日本の作品、あるいは日本で出た翻訳作品など定例の記事に加え、秋口ぎぐる氏による「アメリカボドゲ事情」、中野将之氏による「アジアボドゲ事情」、黒田尚吾氏による「ゲームカフェ、ショップの広がり」など新しいトピックも掲載している。

新作のリリースが年々増えている昨今、トレンドをチェックしたいボードゲーム愛好者だけでなく、新しいエンターテインメントを求めている人に贈る一冊だ。

グループSNE:ボードゲーム・ストリート2016著者インタビュー

トレジャーハンター日本語版アークライトは11月4日、冒険者たちが宝物を奪い合うボードゲーム『トレジャーハンター(Treasure Hunter)』日本語版を発売する。デザイン・R.ガーフィールド、イラスト・M.エルト、2~6人用、8歳以上、40分、5600円(税別)。

『マジック:ザ・ギャザリング』のデザイナーが制作し、2015年にクイーンゲームズ(ドイツ)から発売された作品。日本ではメビウスゲームズから輸入版が発売されている。

9枚のカードをドラフトし、仲間、番犬、コイン、アクションカードを整えてから、宝物が隠されている3つの場所に順番に乗りこんでいく。それぞれの場所には宝物が2つずつ眠っていますが、それを獲得できるのは最も強いトレジャーハンターと、最も弱い(装備が軽い分、出発が早かった)トレジャーハンターだけ。

でも、アクションカードを使って強さを調節することもできるし、帰路には、宝物を略奪しようと待ち構えているゴブリンたちを番犬で退治しないと宝を奪われてしまう。5ラウンド終了後、最も多くの宝物とコインを獲得していたプレイヤーが勝利する。

ドラフトの中でほかの冒険者の動きをつかみ、うまく出し抜いて宝物とコインをたくさん持ち帰ろう。

内容物:宝物タイル54枚、宝石39個、ゲーム盤1枚、ゴブリンタイル22枚、ラウンドマーカー1個、カード75枚、得点マーカー12個、コイン:82枚、早見表1枚、ルールブック1冊

トレジャーハンター日本語版(コンポーネント)

日本ボードゲーム大賞2016:対象作品の情報を募集

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NPO法人ゆうもあは、今年の日本ボードゲーム大賞で投票の対象となるゲームリストを作成するため、情報を集めている。国内で発売されるボードゲームが年々増加している中、制作者や販売者からの情報で過不足のないリスト作成を目指す。

投票の対象となるのは「国産」「日本語版」「訳付き輸入版・多言語版」「同人ゲーム」の4カテゴリーで、昨年10月から今年9月の間に日本国内で新しく発売されたもの。拡張・リメイク・シリーズ(同一システム)・伝統ゲームと同じ内容・パズル・知育玩具・キャラクター商品・過去の受賞作品・過去の投票対象作品を除く。

「国産」「日本語版」「訳付き輸入版・多言語版」は、実店舗2店以上での販売実績があるもの、「同人ゲーム」は、実店舗2店以上での販売実績があるものか、該当期間内に開催されたゲームマーケット(2015秋・2016神戸・2016春)のいずれかで販売実績があるものが対象となる。

デザイナー、イラストレーター、発行元・発売元、卸・流通業者、販売店からの情報を受け付ける。下記のリンクにあるフォームから10月7日まで。寄せられた情報を元に仮リストを公開し、11月まで修正を受け付けて本リストを決定することになっている。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2016 対象ゲームリスト作成のご協力のお願い

2016年7~9月のアクセス解析

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1.第2回ゲームマーケット大賞:一次審査通過作品発表 3725
2.緊縛&札束ボードゲーム記事に公開質問状 3608
3.ドイツゲーム賞2016に『モンバサ』 3537
4.『アメトーーク!』でいけだてつや氏がボードゲームをプレゼン 3144
5.「ボドゲde遊ぶよ!!」連載始まります 2702
6.ドイツ年間ゲーム大賞2016に『コードネーム』、エキスパート大賞は『スカイアイランド』 2573
7.新日本語版『カルカソンヌJ』8月発売、日本の観光地も 2269
8.『ラブレター』おそ松さんとコラボ、9月23日発売 1958
9.ホビージャパン、9月発売の輸入ゲームリストを発表 1918
10.ホビージャパン、10~11月の輸入リストを発表 1661

第3四半期はこれまで、新作が一番少ない時期でした。ニュルンベルク・おもちゃ見本市の新作は春に、エッセン・シュピールの新作は秋から冬にかけて発売されるためです。この時期にはゲーム賞の発表が行われ、新作が少ないうちに過去1年間を振り返ることができます。今年もドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞、国際ゲーマーズ賞が発表されています。

一方近年、エッセン・シュピールから8月のジェンコン・インディに軸足を移す出版社が増え、夏も新作が切れなくなっています。さらに日本語版、国産ゲームのリリースも続き、新作の話題も事欠きませんでした。ランクインした『カルカソンヌ』『おそ松さんボードゲーム』のほか『アグリコラ・リバイズドエディション』『キング・オブ・トーキョー新版』『スルー・ジ・エイジズ』なども注目されていました。

3ヶ月のページビューは383,150(1日平均4,164)、ユニークユーザ数は79,289でした。いつもご訪問頂き、ありがとうございます。

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-2

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東京ボードゲームコレクション、明日開催

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10月2日(日)、東京・浅草橋のヒューリックホールにて体験・販売イベント「東京ボードゲームコレクション」が開催される。11:00~17:00、JR浅草橋駅徒歩1分、入場料1200円。

ボードゲーム出版社・同人サークル・ボードゲームカフェなど48団体が出展。国内外のボードゲームを体験・購入できる。12月のゲームマーケットに先駆けて新作を披露するところや、中古ゲームを販売するところもある。

目玉はイベントステージで、観客参加型ステージ人狼のpika☆kika(ブログ告知)、ボードゲームアイドルのしゅぴ~る遊園地(ブログ告知)がゲスト出演。またグラビアアイドルの吉木りささん、エッセイストの犬山紙子さん、漫画家の中道裕大さん(『放課後さいころ倶楽部』)、声優の望月英さんが「芸能人ボードゲーム対決」を行う。

出展サークル、イベントステージのタイムテーブルは公式サイトを参照。

東京ボードゲームコレクション

アンケート:ボードゲーム合宿

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Q110:ボードゲームがメインの合宿や宿泊イベントに......

A.定期的に参加している 17票(13%)
B.たまに参加している 29票(22%)
C.参加したことがない 86票(65%)

先月から当サイトで連載が再開された四コママンガ『ボドゲde遊ぶよ!!』。テーマはボードゲーム合宿です。気の合う仲間と寝食を共にしながらじっくりボードゲームを遊ぶというのは、愛好者にとって至福のひとときといえるでしょう。当サイトの管理人も、近くの温泉施設(一戸貸し切り)で年に2~3回、ボードゲーム合宿を開いており、30回を超えました。これくらいになると、ボードゲームをしないでだらだらボードゲーム談義しているだけでも満足できるものです。

しかしアンケートでは、参加したことのない方が6割を超え、あまり広まっていない様子です。リーズナブルなお値段で夜まで騒げる施設がない、仲間が集まらないなどの理由があるかもしれません。

仲間はともかく宿泊施設についてはまとめられているサイトもありますので、普段のボードゲーム仲間を誘って行ってみてはいかがでしょうか。手前味噌になりますが当サイトの管理人のお寺でも、月に1度宿泊イベントが開催されています。

旅のプロ「たび寅」いちおし宿&旅行プラン:「ゲムマの戦利品を遊ぶ」のにも「ボドゲ合宿」にもピッタリ!大部屋和室でワイワイできる宿
やまがた長井観光局:お寺でボードゲーム

10月のアンケートはボードゲーム動画についてです。ニコニコ動画を中心に、ボードゲームの紹介や実況プレイ動画がたくさん製作・投稿されていますが、どれぐらいの方がご覧になっているでしょうか。近いものをお答えください。

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