ゴールデンギーク賞2016に『大鎌戦役』、日本語版発売へ

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世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」は8日、ユーザー投票によるベストゲーム「ゴールデンギーク賞(Golden Geek Awards)」を発表した。大賞には『大鎌戦役(Scythe)』が選ばれた。
ゴールデンギーク賞は2006年から始まり今年で11年目。これまで『ケイラス』『将軍』『アグリコラ』『ドミニオン』『ハンザ・テウトニカ』『ドミナント・スピーシーズ』『エクリプス』『テラミスティカ』『宝石の煌き』『パンデミック:レガシー シーズン1』が大賞に選ばれている。ボードゲームギークのユーザー層を反映して、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にある。
今年大賞になった『大鎌戦役』は、機械兵器のある架空のヨーロッパを舞台に、自分の国を最も豊かな国に発展させるアメリカのボードゲーム。今回、大賞のほかにアートワーク、ソロ、ストラテジー、テーマチックの4部門を受賞している。
『大鎌戦役』は先日発表されたフランス年間ゲーム大賞、スイスゲーマーズ賞も受賞しており、国際的にゲーマーから高い評価を受けている。この人気を承けてアークライトゲームズが日本語版を計画している。発売日は未定だが、これまで輸入版も国内での流通が少なかった作品であるだけに、期待も大きい。
今年から新たに協力ゲーム部門が新設され『メックVSミニオン』が受賞した。ファミリーゲーム部門とパーティーゲーム部門は昨年『コードネーム』が受賞したが、今年はこの2部門を続編である『コードネーム・ピクチャーズ』が受賞している。
【ゴールデンギーク賞2016】
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:大鎌戦役(Scythe)
2人ゲーム:スターウォーズ:反乱(Star Wars: Rebellion)
アート&プレゼンテーション:大鎌戦役(Scythe)
カードゲーム:アーカムホラー・カードゲーム(Arkham Horror: The Card Game)
協力ゲーム:メックVSミニオン(Mechs vs. Minions)
拡張:世界の七不思議デュエル:パンテオン(7 Wonders Duel: Pantheon)
ファミリーゲーム:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures)
イノベーティブ:キャプテン・ソナー(Captain Sonar)
パーティーゲーム:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures)
プリント&プレイ:スタートレック・ダイスゲーム(Star Trek: The Dice Game)
ソロゲーム:大鎌戦役(Scythe)
ストラテジーゲーム:大鎌戦役(Scythe)
テーマチックゲーム:大鎌戦役(Scythe)
ウォーゲーム:フォーリングスカイ(Falling Sky: The Gallic Revolt Against Caesar)
ポッドキャスト:Shut Up & Sit Down: The Podcast!
アプリ:トワイライトストラグル(Twilight Struggle)
Boardgamegeek:2016 Golden Geek Award Winners

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