2017年12月アーカイブ

2017年のアクセス解析

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1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。

年間ページビューは1,508,865で前年とほぼ同じ、月平均125,000PV、1日平均では4,100PVでした。一方、ユニークユーザー数は280,631で前年比+10%、新規ユーザーは27%です。毎度ご訪問頂きありがとうございます。

今年アクセス数が多かった記事は以下の通りです。ボードゲームカフェ・ショップ開店の記事が5件、日本語版のリリース記事が6件と、全体の記事数を反映しています。ニュースについては、「ボードゲーム十大ニュース2017」でまとめておりますのでそちらを御覧ください。

1.札幌にボードゲームカフェ「こにょっと。」オープン (2016年11月)
2.富山にボードゲームカフェ&ショップ「Engames」オープン(4月)
3.2人用カタン(2006年3月)
4.ドイツ年間ゲーム大賞2017ノミネート(5月)
5.『T.I.M.E.ストーリーズ』日本語版3月中旬発売、拡張も同時発売(2月)
6.ホビージャパン、3月の輸入ゲームリストを発表(ニューヨーク・スライス・ピザ、サントリーニ、サントリーニ:黄金の羊)(2月)
7.ガンシューティングで撃たれまくれ!『アドレナリン』日本語版、2月下旬発売(1月)
8.4つの拡張『宝石の煌き:都市』日本語版、9月下旬発売(8月)
9.ゴールデンギーク賞2016に『大鎌戦役』、日本語版発売へ(3月)
10.横浜菊名にボードゲームショップ&スペース「ボードゲームレルム」オープン(5月)
11.『ドミニオン第2版』日本語版12月中旬発売、カード大幅入れ替え(11月)
12.ベジエゲームズの新作、『インサイダー・ゲーム』を換骨奪胎か(6月)
13.ゲームマーケット2017春:オリジナルボードゲーム新作リスト(5月)
14.核戦争後の世界を生き延びろ!『アウトリブ』日本語版、8月26日発売(7月)
15.フジテレビ『今夜はナゾトレ』に『ナインタイル』(8月)
16.ボードゲームショップとど、東京・高田馬場に実店舗オープン(4月)
17.ホビージャパン、秋の輸入ゲームリストを発表(クロンダイク・ラッシュ、ホットショット:山岳消防隊、アーグラ、コンテナ:10周年記念版)(8月)
18.名探偵コナン×人狼『名探偵コナン 犯人推理ゲーム』3月末発売(3月)
19.仙台のボードゲームカフェ「タンブリングダイス」4月3日オープン(3月)
20.生還者が少ないほど儲けが大きい?!『ダンジョンヒーローマネージャー』日本語版、4月28日発売(3月)

端末はPCからのアクセスが47%、モバイルからが45%、タブレットからが8%でした。管理人はガラケーユーザーですのでスマホなどからの表示がどうなっているか確認しておりません。読みづらい点などありましたらご意見をお寄せいただけると幸いです。

最近は、ツイッター経由でアクセスされる方が増えています。今月はツイッターで90万件、1日あたり28,000件(ウェブサイトPVの7倍!)のインプレッション(ツイッターを見た回数)がありました。これに伴い、ツイッターでの情報発信にも力を入れ、速報や注目のウェブサイトなどを紹介しています。このサイトのトップページでも記事の下に貼り付けておりますので御覧ください。

cosaicは11月、2人用ゲーム『タルギ拡張セット』(Targi: Die Erweiterung)日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.シュタイガー、イラスト・秋津たいら、2人用、12歳以上、60分、2800円(税別)。遊ぶためには基本セットが必要で、これに合わせて在庫切れとなっていた『タルギ』基本セットも再版される。

2012年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネート、アラカルトカードゲーム賞1位を受賞し、日本語版も発売された砂漠の交易ゲーム『タルギ』の拡張セット。オリジナルは2016年に発売されている。

盗賊のような動きで同じカードに入るとさまざまな恩恵をもたらしてくれる「タルギア(トゥアレグ族の女性)」、より柔軟な反映を可能にするジョーカー商品「水」、常に変化するが強力な効果が得られる「砂漠カード」、基本セットと入れ替える新たな部族カード45枚が追加される。

これまでメリットの少なかった四隅のカードにも使い道ができるなど、基本セットになかった新しい戦略が生まれる拡張セットで、『タルギ』の魅力を再発見しよう。

ベストボードゲーム2017まとめ

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年末に相次いで今年のベストゲームを振り返る記事やツイートがたくさん見られたのでまとめてみた。

年末年始になるとTBSラジオでボードゲームを紹介している阿曽山大噴火氏 の2017年ボードゲーム個人的ベスト。1位の『アズール』は国内外で高い評価を得ている。
 1位:アズール
 2位:テラミスティカ・ガイアプロジェクト
 3位:ティーフェ・タッシェン
 4位:イムホテップ
 5位:グリュックス
 6位:キングドミノ
 7位:ポンジスキーム
 8位:メモアール
 9位:デジャヴ
 10位:フェイスカード

ポッドキャスト「今夜はアナログゲームナイト 」で発表された太陽皇子。氏の年間ボードゲームランキングベスト10。こちらもゲームストア・バネストの独自の品揃えを反映している。
 1位 ドリームホーム
 2位 ブリックス
 3位 メモアール
 4位 怪獣の雄たけび
 5位 ガスアウト
 6位 デセプション:香港殺人事件
 7位 ジャンクアート
 8位 8ビットモックアップ
 9位 グラブ
 10位 バナナバンデット

ボードゲームポッドキャストで最大の視聴者をもつ「ほらボド! 」で発表された「ほらボド年間大賞2017」。1年間に紹介したゲームの中から次のゲームを大賞に選出した。『はぁって言うゲーム』は来春、『BESTACT』というタイトルでJELLY JELLY GAMESから一般発売が決定している。
 大賞(momi推薦):エルドラド
 かおりん:クランク!
 ちゅぱみ:クイビット
 特別遊びまくったで賞:はぁって言うゲーム

驚異の更新頻度で赤丸急上昇中のボードゲームポッドキャスト「ワーカーはつらいよ 」で発表されたjun1s氏のワカつらゲーム大賞2017。重いゲームからパーティーゲームまで幅広く、バランス良く組み合わせている。
 大賞:みんなでぽんこつペイント
 推薦:ナショナルエコノミーメセナ、グレートウェスタントレイル、ドデリド
 紙ペンゲーム部門:アンコール
 2人用ゲーム部門:ル・アーブル内陸港
 ダイソー部門:トークテーマ付きトランプ

カードゲームに力を入れているオビ湾氏が発表した「カジノロワイヤル・カードゲーム・アワード2017 」。1位はクニツィアのトリックテイクゲームである。
 金賞:ブードゥープリンス
 銀賞:ザ・ゲームF2F
 オビー賞:スコットランドヤード・カードゲーム
 ファミリーベスト:ワッツアップ
 推奨リスト:ギーア、111マイラミー、バベル、ドルイド、ハーフ・パイントヒーローズ、マハラジャの遺産、ミリオンズ・オブ・ダラーズ

ジラフィズム氏がウェブサイトで発表したボードゲーム自己ベストAWARD 2017 。ライトゲーム、パーティーゲームがメイン。
 ババンク
 マフィア・デ・クーバ
 チームプレイ
 マイラミー111
 マジョリティーパーティ
 バベル
 インサイダーゲーム
 ダイスゲーム百科
 ミツバチマッチ+
 タイムボム

日本語ルール制作を数多く手がけている永峯浩氏がウェブサイト「今日もプレイミス」で発表した「2017ゲーム年度 私的ボードゲーム十選 」。マニアックなラインナップである。
 メックス&ミニオンズ
 ヴァスト:水晶の洞窟
 グルームヘイヴン
 ザ・ロード・オブ・ジ・アイス・ガーデン
 ニア・アンド・ファー
 -KUFU-クフ
 アンロック!
 タイニー・エピック・クエスト
 ストップ・シーフ!
 エスケープ・ルーム・イン・ア・ボックス:ザ・ワーウルフ・エクスペリメント

アメリカのウェブサイト「The Dice Tower」が発表した「今年のトップゲーム10(Top 10 Games of 2017) 」。3人の評者が10タイトルずつ挙げたので30タイトルになった。ほかに最も売れたゲーム1位は『サイズ―大鎌戦役―』、ファミリーゲーム1位は『センチュリー・スパイスロード』、革新的なゲーム1位は『フォッグ・オブ・ラブ』、パーティーゲーム1位は『ミープルサーカス』が選ばれている。
 1位:ライジング5、グルームハーヴェン、パンデミック・レガシーシーズン2、
 2位:センティエント、ウォーハンマー・シェードスパイア、セブンス・コンティネント
 3位:ニアー・アンド・ファー、邪馬台国、キャメロットのトーナメント
 4位:ウェストランド・エクスプレス・デリバリー・サービス、パルサー2849、ペーパーテールズ
 5位:光合成、アズール、ダイナソーアイランド
 6位:パンデミック・レガシーシーズン2、ダンジョンキャッスル、クイーンドミノ
 7位:クマ牧場、ゴッドファーザー、サクラ
 8位:デッドライン、インビトウィーン、ヴァイラル
 9位:光合成、リンク、マーリン
 10位:パイタウン、サントリーニ、ライジング5

当サイトでは先日公開した「今、キテいるボードゲーム 」(最初の提案のほう)がこれに当たる。ほかに公開されている方があれば追記しますのでお知らせ下さい。

追記
いかとりにょりとおけいの、いかがわしいラジオ:今年3人それぞれが一番面白かったゲーム
link

 めっちゃ遊んだゲーム:レースフォーザギャラクシー
 りにょりさん:バニーキングダム
 おけいさん:テラミスティカ ガイアプロジェクト
 いかさん:マジックメイズ

2017年『ニコボドゲーム賞』&『ベストゲーム10選』
 ニコボドゲーム賞2017大賞:『センチュリー:スパイスロード』
 同エキスパート部門:『エルドラド』
 10選:アンロック!
 クランク!
 クマ牧場
 エルドラド
 センチュリー:スパイスロード
 エルフェンランド
 サイズ -大鎌戦役-
 アズール
 Jedzie pociąg z daleka
 パンデミックレガシー:シーズン2

ゴクラキズム:2017年遊んだゲーム・面白かったゲーム
 GENTES
 Improvement of the POLIS
 エルドラド
 スティッヒルン
 タイムストーリーズ
 ニューベッドフォード
 パンデミックレガシー
 フルーツジュース
 5ミニッツダンジョン
 ミレニアムブレード

TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(7)

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本日放送のTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」にて、阿曽山大噴火氏がボードゲームを紹介した。この番組で同氏がボードゲームを紹介するのは昨年12月以来7回目。

毎週ボードゲーム会に参加し、月に1回は主催しており、「ボードゲーム界のスーパースター」とも囁かれているという阿曽さんが担当したのはニュースクリップ「年末年始に遊びたい!オススメのボードゲーム」という特集。ボードゲームカフェが51店舗新規オープンしたこと、マクドナルドでハッピーセットが付いたことなどを紹介し、なぜかイカが高い『スシゴーパーティー』、詐欺師を競う『ポンジスキーム』、カタカナ語を日本語で説明する『ボブジテン』の3タイトルを面白おかしく紹介し、『ボブジテン』は説明を受けて実際にプレイした。

時間いっぱいまで夢中になって『ボブジテン』を遊んでいる様子は、ホームページのバックナンバーで聴くことができる。

TBSラジオ荒川強啓 デイ・キャッチ!:年末年始に遊びたい!オススメのカードゲーム
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(2)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(3)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(4)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(5)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(6)

ランスロット(Lanzeloth)

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目指せ黄金の装備

lanzeloth.jpg

兜、鎧、盾、武器、足―5つの装備を整えて強さを競うカードゲーム。しかし自分の装備はおろか、ほかの人の装備も裏になっていて分からない。こっそり見たり、見て交換したものを覚えておいたりして、強い装備を目指そう。エッセン・シュピール'17会場内で気になったので購入してきた一品。

毎ラウンド、各自5枚の装備と馬カード1枚を受け取って自分の前に裏のまま並べる。手番には山札から1枚取って、その内容を確認の上、自分の装備と交換するか、アクションとして使用するかを選ぶ。アクションとして使う場合、カードのアイコンに従って自分や他の人の装備を見たり、ほかの人の同じ部位と交換したりする。

何周かして、勝てそうだと思ったら馬カードを騎士の上に置く。ここから1周だけ手番を行って、お楽しみの決闘タイムだ。全員カードをめくり、装備の強さを合計。馬カードの強さも含めて、一番強かった人が、2位との差分だけトロフィーを得る。何ラウンドかで規定点に達したら勝利。

自分の装備すらよく分からない序盤に終了宣言すれば、うまくいけば大勝ちできるかもしれないが、負ける可能性も高い。しかしみんなが装備を整えてからでは、たとえ勝てたとしても差が出ない。もう1周するか、それとも終了宣言するか悩ましいところだ。

自分が見たカードだけが全てではない。ほかの人が交換したカードをマークして、そのカードを狙うという手もある。しかしそのようなカードはほかの人にも狙われる上に、開けてみたらそれほど強いカードでないかもしれない。自分だけがカードを見たときにどんなにしょぼいカードでも喜んだふりをするのは定石。カードを見たときの顔色をうかがうのもまた楽しい。

運の要素は高めだが、棚ぼたや開けてビックリ玉手箱を演出する黄金の装備からゼロ装備までのイラストもあって盛り上がれるゲームである。

Lanzeloth
デザイン・F.クラース、M.ロート/イラスト・A.エールディヒ、M.パツコウスキ
モーゲル出版(2017年)
2~6人用/7歳以上/20~30分

ボードゲーム消費金額2017、平均は22万7千円

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先週に当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2017」の結果を発表します。回答者は80名でした。ご協力ありがとうございます。

今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は227,116円。昨年に行った同様のアンケートの平均額20万4千円からさらに2万3千円アップしました。平均金額を月割すると1ヶ月19,000円ほどになります。中央値も前回・前々回の10万円からアップして13万円でした。

回答者の分布はグラフの通りです。前回、前々回と比べて回答者が少なくなりましたが、分布図はほぼ変わらず、大きな変化はないようです。

リリースされるタイトル数は年々増加しており、興味を引いたものはとりあえず購入していた時代から、本当に遊ぶものを吟味・厳選して購入する時代になってきているのではないでしょうか。それだけウェブサイトのレビューや評価がより多く求められているといえそうです。

buy2017.jpg

lifeislifeJ.jpgアークライトは2月8日、カードゲーム『ライフセイバー(Life is Life)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・L.クチュケ、イラスト・O.フロンデンライヒ、3~5人用、8歳以上、30分、1800円(税別)。

オリジナルは2016年、ニュルンベルガーシュピールカルテン社(ドイツ)から発売された気軽に心理戦が楽しめるカードゲーム。海水浴に来て溺れてしまった動物たちを助けてあげよう。

5つのライフをもってスタートし、毎ラウンド60枚のカードを10枚ずつ配り、10枚を場に1~4枚の列にして並べる。カードはキリンが9枚、クマが8枚、モグラが7枚......ネズミが3枚というように動物によって枚数が異なる。

lifeislifeJ2.jpg手番には手札から1~4枚を出して場のいずれの列と交換し、手札の動物を揃えていく。そのうち誰かが手番にテーブルをノックしたら、1回ずつ手番を行ってラウンド終了。動物ごとに誰が一番多くカードを持っているか調べ、キリンの1位は9点、クマの1位は8点、モグラの1位は7点......ネズミの1位は3点というように得点する。この合計点が一番多いプレイヤーは助かるが、一番少ないプレイヤーはライフを2枚失い、それ以外のプレイヤーもライフを1枚失う。

こうしてライフが全部なくなったプレイヤーは脱落となり、1人になるまで続けて勝者を決める。

どのカードを捨てて、どのカードを取ったかは皆が見ているので、駆け引きが非常に熱くなる。さらにネコ4枚かウサギ5枚全部を集めるとサドンデスになるルールもあり、ゲームが進むにつれてどんどんエキサイティングになっていくゲームだ。

内容物:ルール説明書1枚、動物カード60枚、ライフセイバーカード25枚、早見表カード5枚(カードサイズ:59mm×91mm)

ゲームマーケット2018春:出展受付1月10日まで

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ゲームマーケット事務局は25日、ゲームマーケット2018春(5/5・6(土・日)東京ビッグサイト)の出展募集(第一次)を開始した。1月10日まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集が行われる。

今月に行われた2017秋に続き2日開催となるゲームマーケット。土曜のみ/日曜のみの一日出展か、両日出展が選べる。出展形式は一般、中古、企業、エリア(両日限定)、プレイスペースの5種類で、出展料はそれぞれ6480円、6480円、43200円、432000円、21600円から。エリア出展を除き、両日参加の場合は2日目が2割引きとなる。一般と企業ではオプションとして試遊スペースを付けることも可能。申込みの際に「ボードゲーム:キッズ」「ボードゲーム:スタンダード」「ボードゲーム:エキスパート」「TRPG」「TCG」「SLG」「その他(書籍、グッズ、中古)」のジャンル、テーマやシステムを記入してもらい、ブース配置などに反映する。「ボードゲーム:キッズ」と「TRPG」はほかのイベントとの兼ね合いから日曜日出展推奨。

出展できるものは、アナログゲームに関するものであれば創作、中古、輸入、関連グッズ、書籍など自由だが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくは下記リンクを参照のこと。申込は、ゲームマーケット公式サイトから出展申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。

ゲームマーケット2017秋は730団体が出展し18500人が参加した。ゲームマーケットは年々拡大しているが、2018春の会場の広さは変わらないため、申込数によって両日出展希望を1日出展に変更したり、企業・エリア出展も抽選の対象としたり、エリア出展の面積を縮小したりするなどの可能性があるという。二次募集が行われない可能性も高いので、出展を予定している団体は忘れずにエントリーしておこう。過去には2015秋に応募者の急増で抽選が発生し、出展できなかったサークルが中心となって別イベントを立てたことがある。

ゲームマーケット2017秋:出展申し込み

第3回グループSNEコンテストに『死盤遊戯』入選

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今年5月から9月まで行われていた第3回グループSNE公募ゲームコンテストの結果が26日に発表された。入選作として円卓P氏(長野)の『死盤遊戯』が選ばれた。

第1回の入選作『ギャンブラー×ギャンブル!』と『ソラシノビ』、第2回の入選作『ドワスレ』などが製品化されているコンテスト。今年はTRPG部門も新設された。12月15日に第一次審査通過作品10タイトルが選ばれ、その中から入選として1作と、選外佳作として4作が選ばれた。

円卓P氏は東京ドイツゲーム賞で審査員特別賞を受賞し製品化された『六次化農村』の作者。作品の概要や講評はまだ明らかにされていない。

選外佳作には松本博則氏(茨城県)の『サムライVSシノビ オブザデッド』、ナナツチ氏(滋賀県)の『開拓都市のできるまで』、ゆお氏(大阪府)の『なかぬきパラダイス』、木村陽介氏(大阪府)の『妖精パーティー』が選ばれた。

グループSNE:グループSNE第2回ゲーム・コンテスト最終選考結果発表!

fieldsofgreenJ.jpgアークライトは2月8日、カードドラフトで農園を経営するゲーム『フィールド・オブ・グリーン(Fields of Green)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・V.バギアルタキス、イラスト・G.ボブロウスキほか、2~4人用、12歳以上、45分、5200円(税別)。

オリジナルは2016年、アーティピアゲームズ(ギリシャ)からキックスターターを経て発売された作品。デザイナーのバギアルタキスは同社から『星々のあいだで(Among the Stars、2012年)』を発表しており、カードドラフトシステムを継承している。

「フィールド・オブ・グリーン」という政府の農業支援プログラムで脱サラして田舎に移住したプレイヤーが農園主として奮闘するゲーム。田畑の土地を確保し、種まきや準備を整え、動物や作物の世話をし、大地の恵みを収穫して生計を立てていく。

ゲームは4年間(4ラウンド)を通して農園を発展させる。さまざまな土地の利用計画書カードをプレイヤー間でドラフトし、畑や牧場、施設などを作る。畑には水をやり、牧場では家畜に餌を食べさせ、維持費を払わなければならない。収穫した作物は収穫し販売し、その儲けでさらに農園を拡大しよう。4年間の農園経営を通して、最も多くの勝利点を獲得した者が表彰される。

内容物:場所カード132枚、給水塔カード20枚、サイロカード14枚、早見表カード10枚、農業資材タイル30枚、貨幣トークン61個、勝利点トークン20個、食料トークン40個、水トークン30個、山札置き場タイル4枚、親タイル1枚、ラウンド記録タイル1枚、ラウンドマーカー1個、記録シート1冊、ルール説明書1冊(※カードサイズ70×70mm)

fieldsofgreenJ2.jpg

「今、キテいるボードゲーム」10タイトル

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とあるテレビ深夜生放送番組の制作会社から、「今、キテいるボードゲーム」「これからクルと思うボードゲーム」を紹介するという依頼が来た。そこでルール説明が簡単なもの、テレビ映えしそうなものという観点で以下の10タイトルを提案したのだが......。

1.アンロック(ホビージャパン):スマホかタブレットを使った謎解きゲーム

2.狂気山脈(ホビージャパン):意思疎通がどんどん困難になっていくゲーム

3.私が夢みるとき(ホビージャパン):目隠しをした人に皆でヒントをいってお題を当ててもらうゲーム

4.プライバシー(ディアシュピール):個人的には答えづらい質問に内緒で答えてイエスの数を予想するゲーム

5.デジャブ(メビウスゲームズ):カードをめくって同じ絵が出てきたら取る記憶ゲーム

6.マジックメイズ(ヘムズユニバーサルゲームズ):しゃべらずにツーカーでコマを動かす協力ゲーム

7.タイムボム(アークライト):裏切り者に気をつけて爆弾を解除するゲーム

8.文絵のために(ワンドロー):謎の死を遂げたガールフレンドを、タイムスリップして救う2人用ゲーム

9.ギリギリカレー(Jelly Jelly Cafe):具材をたくさん入れて美味しいカレーを作るゲーム

10.ボブジテン(つかぽん):カタカナ語をカタカナ語抜きで説明するゲーム

これに対し制作会社は、これらは本当に流行りそうなもの、あるいはもうすでに流行っているものであるため、もっとマイナーでマニアックなものはないかという。マイナーでマニアックなものは流行とは相容れない。どうやら「キテいる」「クル」というのは、流行を意図したものではないらしい。

そこで提案したのが次の10タイトルである。テレビで使えそうな題材かどうかはもはや考慮していない。

1.国難選択選挙(芸夢工房):どうしようもない政党で選挙をするゲーム

2.りゅうほうのおしごと!(芸無工房):有名人の守護霊を呼び出すゲーム

3.あなたを知らないあなたの隣人~「行列に割り込む」は何番目に悪いことですか?~(万屋楽団):好き嫌いを順位付けするゲーム

4.みんなのイ~ブン(テンデイズゲームズ):賛成か反対か数を予想するゲーム

5.真言カルタ(さくらっこ商会):真言で仏様たちを取るカルタ

6.SAN_GE SHAKA(ADGGames):花を落としてパターンを作るゲーム

7.檀家-Danka-(陽岳寺不二の会):檀家を増やすゲーム

8.エレクト7(Mookybug):◯ンコを伸ばして彼女にぶっかけるゲーム

9.オーガズモ!乱交カードゲーム(Vice Games):最後までイカないで我慢するゲーム

10.カーマスートラ(Vice Games):いろいろな体位で風船を割るゲーム

この提案の結果『SAN_GE SHAKA』で行きましょうということで一旦落ち着いたのだが、番組日程の都合で残念ながらボツになってしまった。テレビはこういうことがよくあるみたいだ。

折角考えたラインナップを眠らせておくのはもったいないのでここに提示しておく。こうして対べてみるとコミュニケーションゲームかネタゲーしかないが、『キングドミノ』や『8ビットモックアップ』などをテレビで(しかも生放送で)面白そうに映すのは難しいということをご理解頂ければ幸いである。

filouJ.jpgアークライトは1月27日、カードゲーム『袋の中の猫フィロー(Filou: Die Katze im Sack)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト・マウラ・カルスキー、3~5人用、8歳以上、20分、2000円(税別)。

オリジナルは2007年に2Fシュピーレ(ドイツ)から発売された作品。「袋に入った猫を買う(中身を見ない買い物で失敗する)」というドイツのことわざに基づくゲームで、かわいい子猫からどうしようもないノラ猫まで、何が入っているかわからない袋をオークションで獲得し、得点を競う。

手札からネコのカードを裏返しにして1枚ずつ並べ、全員が並べたカードをひとまとめにして、いくらで買うか値を付ける。競りから1人降りるたび、カードを1枚ずつめくり、最後に残った一人は、袋を全部開けて中身をゲットする。

袋にはいい猫が入ってるとは限りません。マイナス得点の悪い猫や、猫を追い出す犬、そして価値が0のウサギも入っているかもしれない。ほかのプレイヤーのビッドを元に、袋の中身を推測するが、高い値を付けているからといっていい猫とは限らない。自信がなく安い値を付けてほかの人に警戒させ、途中から一気に上げる手もある。

簡単なようでいて持ち金のマネージメントやブラフ返しなど、ゲーマーがニヤリとするポイントも押さえている。かわいいネコのイラストとシンプルなルールからは想像もできない展開は、フリーゼの面目躍如を感じさせる作品だ。

内容物:ゲーム・カード50枚、マウス・カード4枚、"袋の中の猫"カード1枚、マウス・コイン76枚、親マーカー1個、ルール説明書1冊(※カードサイズ110×70mm)

filouJ2.jpg

noriaJ.jpgホビージャパンは1月中旬、スチームパンクをテーマにしたボードゲーム『ノーリア(Noria)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ヴァグナー、イラスト・M.メンツェル、2~4人用、12歳以上、70~120分、7000円(税別)。

ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」が今秋発売した作品。ドイツ年間ゲーム大賞で奨励賞を受賞したゾフィア・ヴァグナー氏のデビュー作である。ホイールビルディングという新しいシステムを組み込み、エッセン・シュピールで注目を浴びてスカウトアクションで6位となった。

「ノーリア」と呼ばれる貿易帝国でプレイヤーは有力者となり、天空に浮かぶ島を発見し、資源を集め、飛空船を買い、工場を建設する。有望なプロジェクトに投資し、さらに秘密の知識を政治家に渡して成功を収めることを目指す。

資源の生産や空島を開拓するなど7種類のアクションはディスクで表され、初期にあるもの以外はゲーム中に獲得して3層構造のホイールにはめこんでいく。そしてホイールを回転することで、組み合わせたかたちで発動させる。先の先を考えてホイールを構築し、回転させ、ディスクをアップグレードすることが勝利につながるだろう。

ユニークなギミックでのアクション管理が魅力的なゲーマーズゲームだ。

内容物:資源トークン90個、飛空船トークン57個、倉庫トークン54個、工場トークン28個、知識トークン26個、ラウンドマーカー/倍率トークン16個、空島9枚、工場ボード4枚、スタートプレイヤーマーカー1個、アクショ・ホイール4セット、早見表4枚ほか


(Brettspiel-News)

クリスマスの12日(12 Days of Christmas)

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♪...and a Partridge in a Pear Tree.

12dayschristmas.jpg

『クリスマスの12日間』に出てくるキャラクターをあしらったカードの手札を、誰よりも早く全部出してプレゼントをもらうゲーム。デザイナーは『サントリーニ』のハミルトン。

『クリスマスの12日間』は、クリスマスから公現祭までの12日間にもらった贈り物を歌うお祝いの歌である。1日目は1羽のヤマウズラ、2日目は2羽のキジバト、3日目は3羽のフランスめんどり、4日目は4羽の鳴いている鳥、5日目は5個の金の指輪、6日目は6羽の卵を産んでいるガチョウ、7日目は7羽の泳いでいる白鳥、8日目は8人の乳搾りをしている女中、9日目は9人の踊っている貴婦人、10日目は10人の飛び跳ねている貴族、11日目は11人の笛吹き、12日目は12人の太鼓たたきが登場する。

これに合わせて、1のカードは1枚、2枚のカードは2枚......12のカードは12枚あり、これを混ぜてプレイヤーに配ったらスタート。

リードプレイヤーは手札から、1枚だけか、同じカードを2枚以上か、連続するカードを2枚以上という出し方ができ、ほかのプレイヤーもこれに合わせて出さなければならない。しかも、リードプレイヤーの出したカードの数字以下(同じでも可)のカードが含まれていなければならない。

数字の一番低い(強い)カードを出した人が次のリードプレイヤーとなり、また手札からカードを出す。これを繰り返して、手札を最初になくした人が勝つ。

出し方を合わせなければならないというところがポイントで、手札を1枚だけにしても、ほかの人が2枚以上出すとパスするしかなくなる。ここに逆転の可能性が生まれる。強いカードがたくさん手札に来ても、ほかのプレイヤーの出し方次第で上がれないこともあるし、テクニカルな出し方をすればうまく上がれることもある。

悩ましいのは誰かが上がったとき、残り手札が一番多い人は上がった人にプレゼントを1枚献上しなければならないこと。一番多い人が複数人いれば、その全員からもらえる。これで一発逆転もありえるところがうまく出来ている。

通常は強いカードを残して上がるチャンスを伺うところだが、誰かが上がりそうになったら話が変わる。強いカードを最初に出してでも手札を減らすという選択肢も出てくる。

毎回ドキドキする展開で、上がれたときは嬉しい。1回しか上がれなかったが、そのときにもらったプレゼントで同率1位。延々と遊びたくなるカードゲームである。

12 Days of Christmas
ゲームデザイン・G.ハミルトン/イラスト・L.コセット&D.フォレスト
イーグルグリフォンゲームズ(2015年)
3~8人用/8歳以上/20~30分
ゲームストア・バネスト:クリスマスの12日

ボードゲーム十大ニュース2017

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今年もあと1週間となったところで、今年の主なニュースをまとめた。記事のアクセス数・ブックマーク数などをもとにリストアップしてランキング。

1.ゲームマーケット、初の2日開催URL
国内最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット」が2017秋から初めて、2日開催になった。結果、出展した730団体のうち、両日とも出展したのが42%、土曜のみが33%、日曜のみが25%。参加者は1日目は10000人、2日目は8500人と、2日目が少ないもののその分試遊ブースでゆっくり遊ぶ姿が多く見られた。土日のバランスについてゲームマーケット総責任者の刈谷圭司氏は「想像以上に理想的で、嬉しい誤算だった」と話した。

2.ボードゲームカフェ急増URL
今年新規オープンしたボードゲームカフェ・バー・プレイスペースは51軒と昨年の26軒から倍増。東京都内、大阪府内だけでなく、北海道から沖縄まで地方都市でも開店したのが今年の特徴で、全国的な広まりを感じさせた。その一方で、回転率の悪さや来客の伸び悩みから閉店を余儀なくされるところも出てきており、持続可能かどうかが今後の課題となりそうだ。

3.ドイツ年間エキスパートゲーム大賞に脱出ゲームURL
経験者向けにおすすめのボードゲームを選出するドイツ年間エキスパートゲーム大賞に『脱出:ザ・ゲーム』シリーズ3作品が選ばれた。審査委員会は「これらの作品は、脱出ゲームファンと、それを目指す人たちにとってマストアイテムである」とコメント。謎解き・脱出ボードゲームはほかに『アンロック!』が日本語版で発売され、新しい愛好者を開拓している。

4.『インサイダー・ゲーム』、無許可コピーURL
ベジエゲームズ(アメリカ)が、オインクゲームズの『インサイダー・ゲーム』に類似した『ワーワード(Werword)』を発売した。オインクゲームズが事前にライセンスの申し出を断っていたことから、無許可で内容改変したものと見られる。オインクゲームズは「このような出版が相次げば、心を込めてゲームを作っているゲームデザイナーが、それをコピーする人たちに取って代わられてしまう」と懸念を表明し、他国の出版社からも批判が寄せられた。

5.マクドナルド・ハッピーセットにボードゲームURL
全国のマクドナルドで11月、ハッピーセットにオリジナルパーティーゲームが付属した。付属したのはマクドナルドの新人クルーとなってスマイルをゲットしてゴールを目指す『クルー人生ゲーム』、ドナルドやハンバーグラーなどのキャラクターが描かれた『UNOマクドナルド』、スピナーで指示されたところに指を置いて絡まっていく『フィンガーツイスター』、ドナルドが飛び出す『ドナルド危機一発』、ドナルドデザインの『マクドナルドトランプ』、ドナルドたちがスポーツや音楽などを楽しむ『マクドナルドモノポリー』。ドイツのマクドナルドでは一昨年に付属したことがある。

6.『今夜はナゾトレ』に『ナインタイル』URL
8月にフジテレビ系列で放送されたクイズ番組『今夜はナゾトレ』で出演した松丸亮吾氏が『ナインタイル』を紹介した。出版元のオインクゲームズによると、この影響でアマゾンの在庫約400個が一瞬でなくなったという。『ナインタイル』は12月にもフジテレビ系列の情報番組「とくダネ!」で取り上げられ、ボードゲーム愛好者以外に広がりを見せている。

7.第1回イノシュピールに『マジックメイズ』URL
エッセン市(ドイツ)はエッセン・シュピールの主催であるフリードヘルム・メルツ社と共同で今年から、革新的なボードゲームを表彰する新しいゲーム賞「イノシュピール(innoSPIEL)」を制定した。プレイ時間が短めでルールが革新的な3タイトルがノミネートされ、『マジックメイズ』が受賞した。

8.プランBゲームズ設立URL
F2ZエンターテインメントのCEOだったS.グラーヴェル氏が同社のアスモデグループ合併後、今年1月にスタッフを引き連れてプランBゲームズを設立した。夏にはエッガートシュピーレ(ドイツ)を買収し、『センチュリー:スパイスロード』『アズール』を発表するなど、世界を席巻しつつあるアスモデグループの対抗勢力として存在感を強めている。

9.エラッタ・オン・パレード
今年も年間で約100タイトルの日本語版が発売されたが、日本語ルールの誤訳が相次いで発覚し、チェック体制が厳しく問われた。その背景には慢性的な人手不足や、タイトな出版スケジュールがあるものの、批判を受けてエラッタが迅速に発表されるようになってきている。

10.ハコオンナ舞台化URL
国産ホラーボードゲーム『ハコオンナ』(EJIN研究所)が5000部以上のセールスという創作ゲームとしては異例のヒットとなり、これを承けて8月、築地本願寺ブディストホールにて舞台版が上演された。映画版も制作も決定しており、メディアミックスが進行している。

過去の十大ニュース:2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年

indiansummerJ.jpgホビージャパンは1月下旬、『インディアンサマー(Indian Summer)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ、1~4人用、10歳以上、プレイヤー人数×15分、5500円(税別)。

ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」から昨年発表された『コテージガーデン』が好評だったことから、「パズルゲーム三部作の第2弾」と銘打って今秋発表された作品。ローゼンベルクが『パッチワーク』(2014年)、『オーディンの祝祭』(2016年)と取り組んできたパズルタイルを組み合わせるボードゲームの系統作品だ。タイトルは日本語で小春日和という意味で、温かい秋の日を指す。森を散策して、小さな宝物を見つけよう。

プレイヤーは6つのエリアに分かれた自分の林床ボードに、さまざまなかたちの木の葉タイルを配置して埋めていく。木の葉タイルには穴が空いており、林床に配置するとその穴から宝物(木の実・キノコ・ベリー・羽根)が見えるようになっている。自分の林床を隙間なく覆い、かつ穴から宝物が見えるようにするにはパズル思考が求められる。

エリアを1つ埋めるたびにそのエリアの宝物を獲得し、宝物の効果で林床をより早く覆えるようになる。またさらに、穴のかたちを合わせて動物タイルを配置することで、さらに宝物が手に入るという二重のパズルになっている。使用するタイルは中央のストックから自分のストックに補充し、キノコを使うことでほかのプレイヤーのストックを使うこともできるため、ほしいタイルをめぐる先取りのインタラクションも楽しめる。

箱のサイズが『コテージガーデン』より大きくなった人気ゲームデザイナー・ローゼンベルクの注目の新作。1人プレイ用ルールも付属する。

内容物:両面印刷のボードゲームパーツ2枚、両面印刷でいろいろなパターンの林床ボード6枚、木の葉タイル75枚、動物タイル20枚、リスチップ32枚、宝物チップ80枚、リュックサック(サマリー)4枚、組み立て式のブルーベリーの茂みコマ1つ、ハイキングシューズタイル1枚、ルールブック1冊

『コードネーム:デュエット』日本語版、1月中旬発売

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ホビージャパンは1月中旬、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞作品のシリーズ新作『コードネーム:デュエット(Codenames Duet)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:V.フヴァチル&S.イートン、イラスト・T.クチェロフスキ、2人以上、11歳以上、15分、3000円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。

『コードネーム』は2016年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、『ピクチャーズ』『ディズニー版』『マーベル版』など展開をしている。本作は今夏に発売されたもので、ルールをアレンジし、2人で協力してプレイできるようにしてある。パートナーと協力して、敵の暗殺者を避けつつ、時間内に味方のエージェント全員と接触しよう。

テーブル上にワードカードを並べ、ヒントをもとに所定のワードを連想で当てるというところは『コードネーム』と同じ。ただし所定のワードは2人でそれぞれ異なり、当てるたびに状況は刻一刻と変わっていく。決められた手番数・失敗数の中で、全てのワードを当てることができたら勝利だ。

2人だけでなく、2チームに分かれてプレイすることも可能。またキャンペーンでプレイできる「ミッションマップ」が入っており、難易度を変えて繰り返しプレイできるようになっている。ワードカードは『コードネーム』と同じデザインなので混ぜて使うこともできる。

TGiWレポート:コードネーム:デュエット

内容物:協力プレイ用の緑のエージェントカード15枚、デュエット専用の両面印刷のキーカード100枚、残りターン数を管理する時間トークン11枚、恐るべき暗殺者カード1枚、ミッション・マップの冊子1冊、カードスタンド1個、ルールブック1部、オリジナルの「コードネーム」と共用できる両面印刷のワードカード200枚(400語)

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ヒント「歯、3枚」。歯から連想されるワードはどれだろう?

大阪・昭和町に移転オープンしたボードゲームカフェ「デザート*スプーン」を訪問し、いくつかボードゲームを遊んできた。

今年もたくさんのボードゲームカフェが全国で開店したが、「デザート*スプーン」は2012年にオープンした古株である。谷町六丁目から移転し、今月3日に再オープンした(TGiWの記事 )。この記事の取材で連絡を取ったところ、管理人の来店企画をするという話になり、ちょうど大阪に行く用事があったのでお伺いすることになった次第である。

昭和町は下町と伺っていたが、交通の便はたいへんよく、日本一高いビル「あべのハルカス」のある天王寺駅から地下鉄御堂筋線でたった一駅である。コンパクトシティ感がすごい。路地裏に入ると閑静な住宅街で、5分ほど歩くと床屋の隣に「デザート*スプーン」はあった。2階建ての昭和民家を改造した一軒家で、オーナーの加藤亮さんの風貌とあいまって懐かしさが漂う。

すでに店内では数名がボードゲームを遊んでいたが、続々人が集まってくる。筋金入りのボードゲーマーから、最近初めて急速にハマってきた人、近所に住んでいる常連さんから初めての方までさまざまだが、もうボードゲームが始まる前からみんな打ち解けていて居心地がいい。

谷町六丁目のマフィン屋さん「ワッツマフィン 」ご提供による超うまいマフィンで腹ごしらえをし(店長のワッツさんもボードゲーマーで、お店にボードゲームが置いてある)、著書にサインをリクエストされたりした後でボードゲームスタート。

今年のエッセンで見つけてきたカードゲーム『ランスロット』で軽くウォーミングアップをした後、国産の変則しりとりゲーム『ピタンゴ』、アイコンでお題を当てるゲーム『コンセプト』、キックスターター発の『オーガズモ!』、そして締めに『プライバシー』を遊んだ。『オーガズモ!』の途中で御朱印帳のリクエストもあり。

ゲーム中のトークが面白くて何度も腹を抱えて笑った。コメント力もおしなべて高く、このメンバーならどんなゲームでも楽しめるにちがいないという確信をもてた。そもそも遊び始めるとすぐに「これは面白い!」を連発し始める。評論家気取りでケチを付けながら遊ぶのとどちらが楽しいかはいうまでもない。

22時の閉店時間になってからも楽しいおしゃべりは続き、いろいろな話をお聞きできた。加藤さんをはじめ参加者の方々に、楽しいひとときを過ごすことができたことに感謝している。

『究極の選択-いい質問だ!-』日本語版、1月中旬発売

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ホビージャパンは1月中旬、『究極の選択-いい質問だ!-(That's a Question!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・V.フヴァチル、イラスト・S.メーディング、3~6人用、15歳以上、30分、3000円(税別)。

『コードネーム』の作者ヴラーダ・フヴァチルとチェコゲームズが今秋発売したコミュニケーション・パーティゲーム。2択の質問に、回答者がどちらを選ぶか予想する。

「この世からなくなったら困るもの―カレー、それとも山?」プレイヤーは順番に質問者となり、今回の質問と、自分の手札からその質問の回答となる選択肢2つを選び、回答するプレイヤーを指名する。ほかのプレイヤーは、そのプレイヤーがどちらの回答を選んだかを予想。予想が当たったらポイントを獲得し、予想が外れたら質問をしたプレイヤーがポイントを獲得する。

質問者はポイントを得られるよう、できるだけ難易度の高い質問と回答を用意するようになり、回答者は常に究極の選択を迫られる。その中から友人の新たな一面も垣間見ることができるだろう。

内容物:ゲームボード1枚、質問ボード1枚、回答カード108枚、どんぐりタイル5枚、木製のリスコマ5個、「A」カード5枚、「B」カード5枚、「3倍」トークン5枚、「難問」トークン5枚、ルールシート

Czech Games Edition:究極の選択-いい質問だ!-日本語ルール(PDF)

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『ディクシット:ハーモニー』多言語版、1月中旬発売

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ホビージャパンは1月中旬、『ディクシット:ハーモニー(Dixit: Harmonies)』の日本語を含む多言語版を発売する。デザイン・J.L.ルービラ、イラスト・P.エチェゴエン、3~6人用、8歳以上、60分、3400円。プレイするためには、「ディクシット」または「ディクシット:オデッセイ」が必要。

コミュニケーションゲームの定番『ディクシット』の拡張カードセット第8弾で、カード84枚が入っている。ほかのディクシットシリーズのカードと混ぜてプレイすることもできる。

『ディクシット』の追加カード集はオデッセイ、クエスト(旧ディクシット2)、ジャーニー(旧ディクシット3)、オリジン(旧ディクシット4)、デイドリーム、メモリーズ、レヴェレイションが発売されており、毎回独特な作風のイラストレーターを起用してヘビロテユーザーを飽きさせないようにしている。

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ホビージャパンは1月中旬、iOSデバイスとカードを使った協力型脱出ゲームの第2弾『アンロック!:ミステリーアドベンチャー(Unlock! Mystery Adventures)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ドゥマほか、2~6人用、10歳以上、45~75分、4500円(税別)。プレイするには無料アプリをインストールしたAndroidまたはiOSデバイス(タブレットかスマートフォン)が必要。

今年6月に第1弾の日本語版が発売され、新しい愛好者を獲得している作品に早くも第2弾が登場。オリジナルは今年の夏にスペースカウボーイズ(フランス)から発売された。第1弾と同じく、それぞれカード60枚で構成される3つの冒険シナリオと、チュートリアルが入っている。第1弾をプレイしたことがなくてもOKだ。

今回のシナリオは、荒れ果てた邸宅に閉じ込められたプレイヤーが不吉な部屋を探索し、隔絶された場所につきまとう呪いを解く「丘の上の館」、ダイビング中に海の怪物に追い詰められ、古いハッチを開けて中に逃げ込んだプレイヤーたちが再浮上する手段を見つけ出す「ノーチラス号の罠」、スミス船長が隠した財宝を他のトレジャーハンターより先に掘り当てる「トニパル島の財宝」の3つ。

テーブル上に広げられたカードからみんなで手がかりを集め、その中から出てきた番号のカードを取ってゲームを進める。iOSデバイスは制限時間を管理しており、またゲームで詰まったときにヒントを出したり、ゲーム終了時に成績を判定したりしてくれる。残り時間が少なくなっていく中で、冷静に判断できるか、ひらめきとチームワークが試される。

プライバシー(Privacy)

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「留年したことがありますか?」「浮気をしたことがありますか?」「通販でアダルトグッズを購入したことがありますか?」「経験人数は10人以上ですか?」......公には答えられないような質問にこっそり答えて、全体のイエスの数を予想するコミュニケーションゲーム。オリジナルのドイツ語版はシリーズ化されているが、お国柄の違いせいか、日本では絶対いないという問題も散見された。そこにこの度、ディアシュピールがローカライズしてくれたのは誠に喜ばしいことである。

問題を読んだら、全員がイエス(ピンク)かノー(黒)のコマをこっそり布袋に入れていく。どちらを入れたかは隠しておき、コマは袋の中で混ざるので誰がイエスだったかは分からない。ここがこのゲームのポイントだ。

そして袋の中にイエスのコマがいくつあるかを、紙にマークシート方式で予想する。袋からコマを出して正解発表。ピタリ賞は3点、前後賞は1点で、得点トラックを進め、先に一周した人の勝ちだ。

正解が1か、プレイヤー人数-1だった場合には、ピタリ賞のチェックは行わず、前後賞だけを入れる。誰がイエス(ノー)だったか特定されることを防ぐ配慮である(なお、最新のプライバシーシリーズ「クイッキー」ではこのルールはない。自分はノーでも、誰か1人ぐらいはイエスだろうという予想が成り立つからである)。

問題はどれもアダルトというわけではなく、マイルドな問題もあり、ファミリーで遊ぶのは難しいとしても、そこまで人を選ぶわけでもないと思う。その分「問題がぬるい」「これだったら公に答えても全く差し支えない」という意見もあった。でもそういうグループは、ずっと4番(1枚のカードには1~4番の問題が書いてあって、4番はどのカードも性的な問題になっている)を選べばいいだけのことである。

人数は5人から遊べるが、多いほどよいだろう。お互いの顔を見ながら、「1,2,3・・・」とか数えていったり、「とりあえず○○さんは当てはまるから」などといったりして、回答段階からカマをかけるのも楽しい。正解発表の後、出てきた数字についてあれこれコメントしあうのもよい。

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デザイン・R.シュタウペ、グラフィックデザイン・タンサンファブリーク
アミーゴ(2004年)―ディアシュピール(2017年)
5~12人用/18歳以上/45分

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『イスタンブール:ダイスゲーム』日本語版、1月中旬発売

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ホビージャパンは1月中旬、人気交易ゲームのダイス版『イスタンブール:ダイスゲーム(Istanbul: Das Würfelspiel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ドーン、イラスト・A.レーシュ、2~4人用、8歳以上、20~40分、3800円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を2014年に受賞した交易ゲームのダイスゲーム版。オリジナルはペガサスシュピーレ(ドイツ)より今秋発売された。大賑わいのイスタンブールのバザーで助手たちをうまく使って商売を成功させ、ルビーをたくさん集めることを目指す。

ルビー購入に必要なお金や商品を得るには、ダイスで表されている助手に頼らなければならない。ダイス上にある6つのアイコンは、助手がプレイヤーにもたらすもの(バザーカードやリラ、布(赤)、果物(黄)、香辛料(緑)、宝飾品(青)の4種類の商品)を示している。

手番には5個のダイスを振り、出たアイコンと、それまでに蓄えた商品マーカーを使って、資源(商品、お金、水晶)を獲得して貯蔵したり、バザーカードを引いてその効果を使ったり、さらなる収入をもたらすモスクタイルを獲得したりといったアクションから2つ実行する。こうして一番先にルビーを6個(4人プレイでは5個)集めたプレイヤーが勝者となる。

元作と比べてプレイ時間が大幅に短縮されつつも、シュピール'17のスカウトアクションで6位と高く評価された遊びごたえのダイスゲームだ。

内容物:ゲームボード1枚、商品マーカー42枚、金貨3枚、銀貨6枚、銅貨27枚、特殊ダイス9個、バザーカード33枚、モスクタイル24枚、ルビー31個、水晶12個、アクションサマリーエイド4枚、ルールブック

ボードゲーム消費金額2017アンケート

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今年1年間、みなさんはボードゲームの購入にどれくらいお金を使いましたか?

下記のフォームで今年1年、ボードゲームの購入に使った金額(単位:円)をご回答下さい。通販、ゲームマーケット、フリーマーケット、店舗での購入など全てで、送料は含み、イベントや店舗までの交通費や宿泊費などは含みません。発表するものは統計データのみで、お名前の発表はいたしません。12月27日まで。

記録していないという方も、1ヶ月にいくらくらい買うか考えてそれを12倍するなど、概算で結構です。また、全く買わなかった(ほかの人に遊ばせてもらった)方は「0」とお答え下さい。

昨年の結果は平均204,000円、中央値100,000円でした。くわしくはこちら linkをご覧ください。

ホビージャパンは12月下旬、ブラックゲームの拡張セット『ブラッディ・イン:旅の一座(The Bloody Inn: The Carnies)』日本語版を発売する。デザイン・N.ロベール、イラスト・L.フランシスコ&W.サンティアゴ、2~4人用、14歳以上、45~60分、2,400円(税別)。

宿泊客を殺害して財をなすというブラックなテーマのボードゲームに拡張セットが登場。今度はクマ使い、ひげ女、ナイフ投げ師、占い師などの巡回見世物団を宿屋に迎え入れる。これらの宿泊客を「処分」するべく、トラバサミ、井戸、堆雪などの密かに新たな策略も用意される。

この拡張セットには3つのモジュールが入っており、自由な組み合わせで使うことができる。「旅の一座」では14人の個性的な旅芸人を客として迎え入れ、脅迫や偽装工作などの新たなイベントも加わる。「名士」では14人の名士を基本ゲームの貴族の代わりに使う。「ジネット叔母さんの秘訣と裏技」では中立色の部屋を管理しているジネット叔母さんが登場し、対価と引き換えに昔ながらの秘訣を教えてくれる。

イラストもテーマに合った独特な仕上がりで、さらに凄惨なゲームになるだろう。

内容物:追加のカード56枚、ルールブック1部

アンケート:データベースの用途

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Q124:BGGなどのボードゲームデータベース、主な用途は?

A.未知のゲームを調べる 82票(66%)
B.所有やプレイの記録 9票(7%)
C.日本語ルールの入手 33票(27%)

今年8月のアンケートで、主に使っているボードゲームのデータベースサイトをお聞きしましたが(結果)、今度はどのような目的で使っているかを尋ねました。

最も多かったのは「未知のゲームを調べる」という方で3分の2。「ボドゲ会で遊ぶのにちょうどいいゲームをデータベースでいつも探してます。人気度合いや認知度、難易度やプレイ時間など、色んなボドゲをいっぺんに探せるので重宝してますね。(オルターさん)」「年間数多くのボードゲームが発売される中、すべてを買う訳にはいかないため(奥さんがこわいです)、ゲームシステムやコンポーネントの確認、プレイ感想等を参考にして購入の判断をしています。(ボードゲーム特捜隊さん)」というコメントを頂きました。購入に、プレイに、賢く活用なさっているようです。

日本語ルールの入手という方が3割で、所有やプレイの記録がメインという方は1割に満ちませんでした。調べて終わり、ファイルを入手して終わりという方が多いようです。かくいう私も、かつては所有チェックをしたり遊んだゲームの評価を書いたりしていましたが、この頃はタイトル数が多すぎて1タイトル1タイトルゆっくりとフォローすることが難しくなってきたと感じています。

評価に基づいた購入の検討、未プレイ/既プレイの確認、所有していながら存在を忘れてしまったゲームの掘り起こしなど、データベースを便利に活用してよいボードゲームライフを送りましょう。

今月のアンケートは一度手放したボードゲームを書い直したことがあるか?です。増え続けるボードゲーム、収納場所の都合で泣く泣く手放すことがあると思いますが、後からまた欲しくなることってありませんか? 3択の中からお答えください。

アークライトは1月13日、ペアで協力するマグネットアクションゲーム『トイバー親子のまぐまぐ(Mag-O-Mag)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.トイバー&K.トイバー、グラフィック・フィオーレ、2~4人用、8歳以上、30分、4600円(税別)。

『カタン』のデザイナーとその息子が制作し、今秋のエッセンにコスモス社(ドイツ)から発表された新作。アークライト社が親子の作品を日本語化するのは『トイバー親子の王国騒動』『トイバー親子の密輸業者』に続いて3タイトル目となる。

「上に行って、上に!...斜めにゆっくり降りて...」プレイヤーは毎回違うメンバーとチームを組み、2人一組で課題に取り組む。一方のチームメイトが声やジェスチャー、時には器具を使い、ゲーム盤の反対側に座っているチームメイトに指示を出す。指示を受けたプレイヤーはゲーム盤の背面でガイド磁石を動かし、障害物を避けながらゴールに到達させなければならない。

スピードを競う「ジャングルレース」、いくつのヒントでたどり着けるか競う「ゴルフ」、アイテムを集める「石器時代のコレクター」が入っており、2人の場合は協力ゲームルールもある。制限時間やプレッシャーと戦って、それぞれの目標を達成しよう。

内容物:スタンド1個、磁石2個、ボード類7枚、勝利点チップ61枚、タイル21枚、キューブ10個、ゴルフクラブ1個、トークン72個、マーカー5個、吸盤1個、ルール説明書1冊

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好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が11月30日から12月10日まで行われた。発起人と集計はさとーとしき氏(twitter)。各自がオールタイムベスト15を発表して集計したもので、今年の投票者数は346人と、昨年から143名の大幅増となった。

今年の1位には初めて『テラフォーミング・マーズ』が上がった。昨年1位の『プエルトリコ』が2位、『カタン』は8位にダウン。今年の国際的なボードゲームシーンで『テラフォーミング・マーズ』と一二を争った『グレートウェスタントレイル』が6位。昨年の新作最上位(9位)の『オーディンの祝祭』は24位にランクダウン。国産は今年も伝統ゲームの『ごいた』の最高位で、109タイトル中8タイトルと一割を切っている。日本語版の割合は66%と、昨年の55%、一昨年の50%からどんどん上昇中。10位以内で日本語版になっていないのは『プエルトリコ』だけだ。

毎年、このリストをもとに愛好者が所有数とプレイ数をカウントする「ゲーマー度」診断が行われている。まだ遊んだことがないタイトルがあれば、この機会にチェックしてみよう。

【日本版The One Hundred 2017 投票結果】
1(91↑):テラフォーミング・マーズ 73票 ●
2(1↓):プエルトリコ 72票
3(3→):宝石の煌き 68票 ●
4(5↑):カルカソンヌ 61票 ●
5(8↑):マルコポーロの旅路 58票 ●
6(新 ):グレート・ウエスタン・トレイル 57票 ●
7(9↑):ドミニオン 55票 ●
8(1↓):カタン 54票 ●
9(4↓):アグリコラ 53票 ●
10(18↑):コンコルディア 51票 ●

アークライトは1月13日、手札の数字を並べ替える『111カードゲーム(MyRummy 111)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ベンドルフ、2~5人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。

『ザ・ゲーム』のS.ベンドルフがデザインし、今年シュミット・シュピーレ(ドイツ)から発売された作品。輸入版は『111』というタイトルでメビウスゲームズが取り扱っている。プレイヤーには12枚の手札が配られ、順番を変えないようにしてスタート。カードは2~111まで1枚ずつしかない。手番になったら場から1枚カードを選び取って手札に加え、代わりに手札から場に1枚出す。こうして最初に、手札のカードを左から右に数字の大きい順か小さい順に並び替えられたら勝ちとなる。

取ったカードを手札に加えたとき、その両脇のどちらかのカードを捨てなければならない。そのため、一度捨てたカードが欲しくなったり、カードの流れで戦略を大きく変えなければならなくなることもある。上がったときに得点の高いカードを手札に残しておけるかも悩ましいところだ。

内容物:カード110枚(カードサイズ:56×87mm)、ルール説明書:1枚

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kappacastle.jpg沖縄・浦添に12月12日、プレイスペース付きボードゲームショップ「カッパのお城」がオープンした。バス停「屋富祖」徒歩2分(キャンプ・キンザーそば)、平日12:00~22:00、土日14:00~24:00、水曜休。

アメリカで大規模なボードゲームイベントを組織していたライアン氏が結婚を機に来日してオープンしたショップ。日本でのボードゲームの広がりに役立つことがあればと開店に至った。ボードゲームはいろいろなバックグラウンドをもつ人を束ねるところが好きだという。

販売されているボードゲームは現在約80種類。ほとんどはアメリカ直輸入だが、これから日本のボードゲームも取り扱っていく予定。プレイスペースは5卓22席で100種類のボードゲームが遊べる。プレイ料金は平日1日1200円、土日祝1500円。飲み物300円、スナック200円。

カッパのお城
沖縄県浦添市屋富祖4−5−3 2階
Twitter

pathfinderrJ.jpgアークライトは1月13日、名作TRPGに基づく協力型カードゲーム『パスファインダー・アドベンチャー:ルーンロードの帰還(Pathfinder Adventure Card Game: Rise of the Runelords)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.セリンカー、イラストN.ブラドリー&V.ドゥトレイト、1~4人用、13歳以上、90分、8500円(税別)。

名作TRPG『パスファインダー』の世界観でプレイする協力型の戦略カードゲーム。2013年にTRPG版の版元であるパイゾ出版(アメリカ)から英語版が発売され、これまで7ヶ国語で発売されている。

「忘れ去られし悪が、古の地ヴァリシアでうごめいている。崩れ行く廃墟で暗黒の魔術が再びうなりをあげ、巨人どもは恐るべき軍団を組織している。狂信者は邪な神の名において殺戮を行い、執念深いゴブリンたちは平和な町サンドポイントを焼き払おうと、邪悪な計画を練っている。」1~4人の勇者が罠、怪物、悪辣な魔術、卑劣な敵に立ち向かう。

メインシステムはデッキ構築。プレイヤーはキャラクターによって異なるスキルカードをデッキに入れてプレイする。味方や呪文、武器やアイテムを獲得し、規定手番数の中で敵を見つけて倒さなければならない。強さなどはダイスで決められる。キャラクターのデッキはゲーム毎に成長し、より強力な敵に立ち向かえるようになる。

このパッケージには基本セットと、拡張《ルーンロードの帰還》第1章「燔祭の儀式」用冒険パックが入っており、今後発売予定の追加勇者パックや、第2~6章以降の冒険パックを追加することで《ルーンロードの帰還》の世界をより深く堪能することができる。

内容物:冒険行路《ルーンロードの帰還》で共通して使用するカード385枚、冒険行路《ルーンロードの帰還》第1章「燔祭の儀式」用の冒険パック110枚、多面体ダイス5種類1セット、ゴブリン・プロモカード:12枚(カードサイズ:63×88mm)

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フジテレビ「とくダネ!」でボードゲーム特集

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フジテレビ系列の情報番組「とくダネ!」で本日9時過ぎ、「ボードゲームにハマる大人たちをのぞき見!」として約14分にわたって都内のボードゲーム事情が紹介された。

紹介されたのは身近だけど知らない世界を映像化する「のぞき見!リアル とくキュウ」というコーナー。「デジタル全盛の今、なぜ大人たちがボードゲームにハマるのか?」というテーマである。

開店前に行列ができるJELLY JELLY CAFE渋谷店 linkで『あてっこついたて link』を遊ぶ男女グループ。ここでは心理戦や盛り上がる会話という魅力をお客が語る。ディアシュピール link(東中野)では初対面の客がすんなりと『パンデミック link』を遊び、アナログゲーム研究家の草場純氏が64歳の元小学教員として登場。「デジタル機器は自分の中に埋没しちゃう。人との関わりがボードゲームの楽しいところ」と話した。ちなみに男性3人に入った女性はボドゲーマのまつなが氏である。

次はSNS運営会社Wantedlyのボードゲーム部。週に1回社員が帰宅前にボードゲームを遊んでいく活動を行っている。この日は『エセ芸術家ニューヨークへ行く link』を遊び、「ボードゲームってやってると人間性が分かる。接し方が分かってくる」とコメント。先輩後輩の垣根を越えて、円滑な人間関係が生まれてきたという。

CMを挟んで、今度は高齢者。ライフタイム国立デイサービスセンター linkで平均87歳という利用者が『地獄の釜 link』を遊ぶ様子が映された。介護職員の松元泰右氏は「高齢者って今、家にこもってしまう。対面で人と顔を合わせてやると会話が起こる、笑顔が起こる。すごいことだと思う」と述べた。なお松元氏は今月のゲームマーケットで『デイサービス農園 link』という創作ボードゲームを発表した人物である。

最後はスタジオ。MCの小倉智昭氏が「雀荘に集うようなものなのかなあ」とコメントした後、脳トレにもなるゲームとして『ナインタイル link』を紹介。ほかにも『ナンジャモンジャ・ミドリ』『おばけキャッチ』『キャプテンリノ』が写真付きで映された。水曜日コメンテーターの深澤真紀氏は「私も大好き」といい、子どもたちに楽しんでもらっていると話したが、デーブ・スペクター氏は以前『モノポリー』で自己破産してからもう遊んでいない様子だった。そして番組は羽生・井山氏に国民栄誉賞検討のニュースへと続いた。

とくダネ!:12/13(水)の放送

アークライトは1月13日、スイッチゲームズのレーベルで往年の名作カードゲーム『MONSTER MAKER モンスターメーカー』を発売する。ゲームデザイン・鈴木銀一郎、イラスト原案・九月姫、イラスト・平尾リョウほか、グラフィック・出嶋勉、2~6人用、8歳以上、30分、3500円(税別)。

モンスターを倒して財宝を集め、誰よりも早く迷宮から帰還して名声を競うカードゲーム。鈴木銀一郎氏のデザインで1988年に翔企画から発売され、たくさんのシリーズ作品が発売されただけでなく、TCG、TRPG、コミック、小説と幅広いメディア展開をした大ヒット作品が帰ってきた。リメイクされるのは『モンスターメーカー・リバイズド』(2004年)以来で、より短時間で遊べるようになっている。

迷宮カードを自分の前に出して数字を足し合わせていき、規定数以上になれば宝物カードが得られる。しかしほかのプレイヤーからモンスターカードを出されると行く手を阻まれる。ダイスとキャラクターカードの補正でモンスターを倒せば、先に進むことができる。迷宮カードの行きと帰りの合計数を合わせられれば無事帰還できたことになり、宝物をゲットできる。

迷宮カードの数の調整の難しさと、モンスターとの熱い戦いがあり、短時間に楽しさが詰まったカードゲームだ。

内容物:冒険カード125枚(キャラクターカード30枚、モンスターカード20枚、迷宮カード50枚、回り道カード5枚、宝の小部屋カード10枚、トラップカード5枚、聖職者カード5枚)、宝物カード25枚、ゲーム進行カード6枚、往路/復路タイル6枚、帰還ボーナスタイル1枚、6面体ダイス6個、遊び方説明書1冊(※カードサイズ63×88mm)

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季刊『プレジデントFamily』2017冬号と『AERAウィズキッズ』2017冬号にボードゲームの特集が掲載されている。これまでも時折ボードゲームを紹介している2つの教育誌、今回はどのように取り上げたのだろうか。

『プレジデントFamily』は「この冬我が子と遊びたい 頭がよくなるボードゲーム18」と知育を前面に出した内容。東京大学などに在籍する開成ボードゲーム同好会OB、ボードゲームカフェ「Win Win」を経営する経済評論家の勝間和代氏、ゲームと学習の研究ユニット「Ludix Lab」がセレクトしたボードゲームを紹介している。

「論理力が育まれる」「協働力が育まれる」「EQが育まれる」という3つにジャンル分けして6タイトルずつ。『カタン』『パンデミック』『K2』などやや重めのボードゲームや『ブラフ』『スカル』『人狼』などの嘘をつくゲームが目立ち、キッズゲームは『キャプテンリノ』程度。全体的に対象年齢が高い。

最後に「ボードゲームでなぜ、頭がよくなるの?」というコラムがあり、PDCAや非認知能力に触れられている。とはいえ、効用よりも夢中になって遊べるところが最大の魅力であると結ぶ。

これに比べ、『AERAウィズキッズ』は対象年齢が低めで、知育の効用は控えめ。「アナログもいいネ! 家族で楽しむボードゲーム」と楽しさを前面に出している。紹介者も輸入会社クレーブラットの畑直樹氏、JELLY JELLY CAFEの白坂翔氏、JellyJellyKidsの深津周平氏と、ホビー方面のエキスパートを集めた。

ジャンル分けも「スピードを競う」「アクションを楽しむ」「戦略を練る」「協力で乗り切る」「推理を深める」「記憶力を高める」「数字感覚が身につく」「運を楽しむ」というようにボードゲームのタイプで行い、29タイトルを紹介する。対象年齢は低めで3~4歳から遊べるものも。国産の『じゃぱらん』『タギロン』や、台湾の『ワンニャービスケッツ』、リトアニアの『メイ・カー』『いろどりシティ』などバラエティに富んでいる。

はじめに1ページを使って解説コラムがあるが、ボードゲームで相手のことを理解できるようになり、仲間と相談して決める力が磨かれるといったコミュニケーションスキルの効用を強調する。

こうして見比べるとボードゲームの取り上げ方が対照的である。知育か楽しさか。子育てに限らず、子どもとボードゲームを遊ぼうというとき、知育を前面に出して狭く深く教育熱心な親の関心を引くか、楽しさを全面に出して広く浅くアピールするかの選択は常にありそうだ。前者では難しそうと思う親や、楽しくなさそうと思う子どもが敬遠するかもしれないし、後者ではほかの娯楽との差別化がはかりにくい。

とはいえ遊びと学びは別物ではない。「ボードゲーム楽しそう」というのが先で、結果的に知育効果があるというのでもいいし、「ボードゲーム頭良くなりそう」というのから入って、結果的に楽しめるのでもよい。さまざまな考えの親子に対応して、いろいろなチャンネルがあることが望ましい。それゆえ、こうして同じ時期に異なる切り口で2誌に取り上げられていることは愛好者として嬉しいことである。

ホビージャパンは1月中旬、ドイツの宇宙開拓ゲーム『リワールド(Reworld)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・W.クラマー&M.キースリング、2~4人用、12歳以上、50~90分、6000円(税別)。

『ティカル』『トーレス』などドイツ年間ゲーム大賞を数多く受賞しているクラマー&キースリングのコンビによる新作で、今秋にエッガートシュピーレ(ドイツ)から発売された。惑星エウリュビアへの「リワールド」計画を遂行する。先遣隊としてこの惑星に到着したプレイヤーたちは、これからやってくる移民船団に備え、エウリュビアを居住可能な惑星にして、名声をあげよう。

ゲームは2つの章にに分かれ、第1章はエウリュビアを居住可能にするために必要なモジュール(地球化ロボット、衛星、シャトル、建設チーム)を手に入れる。そのモジュールを母艦にドッキングさせてラインを作る。第2章は開拓で、モジュールを逆順で発艦させて都市を設立したり、防衛網を構築したり、入植者を集めたりする。多くの入植者を集めることで得点が入り、勝敗を決める。

長期と短期の戦略が噛み合わなければ勝つことはできない。ストーリー性もあいまって没入感を楽しめる作品だ。

内容物:ゲームボード1枚、母艦4枚、船員カード30枚、モジュールタイル100枚、都市標識20枚、移民船14枚、最終移民船1枚、得点マーカー4枚、布袋1つ、スタートプレイヤーマーカー1つ、ラウンドマーカー1枚、ルールブック1冊

飛騨古川(Hida-furukawa)

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古くて新しい街づくり

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香港のゲームデザイナーが映画『君の名は。』を見て作ったというオークション&ブラフゲーム。今年秋のエッセンに出展された。情緒あふれる街並みを作るには、狡猾でなくてはならない。

建物カードを握り競りで競り落とし、それを自分の前に9×9になるように並べていく。最後に各建物が得点になるほか、縦横斜めに同じ数字や連番のセットになっていればボーナスが入り、合計点を競う。

毎ラウンド、競りにかけられる建物カードを全部公開して確認した後、シャッフルして各プレイヤーに1枚ずつ配る。配られたカードを自分だけ確認して競りスタート。まず手番プレイヤーが値付けをした後、全員一斉の握り競り。バッティングすると次点に権利が移り、しかも勝っても負けてもビッドしたお金は返ってこないというシビアなオークションだ。

手番プレイヤーとしては、どれくらいの値をつけるか悩ましい。安値ではほかのプレイヤーに取られてしまうし、高値ではそれ以上出されたときに大損となる。このとき、今回のラウンドで出てくる建物カードを全部確認しておいたのが効いてくる。これからいいカードがまだ出そうな状況ならば、わざと安値をつけて大したカードでないことをアピールし、ほかのプレイヤーを油断させるというブラフもありだろう。

建物の中には、これから競りにかけられる裏向きの建物カードを見られる「ピーク」、臨時収入が入る「リファンド」、山札から建物が追加される「ドロー」、終了時ボーナスが増える「コンボ」、3×3マスの外側に置ける「エクステンド」、建物カードを場所交換できる「エクスチェンジ」があり、競り落とした人が効果を使える。これらのカードも皆が欲しがるところだ。

競り落とした建物カードを自分の前に置いて次の人の手番。こうして1枚ずつ一巡する。ラウンドの最後は、誰にも配られなかった建物カードの競りを一斉に行う。ここまでお金を残しておくべきか、その前に使い切ってしまうべきか、駆け引きのしどころである。

これを6ラウンドまたは4ラウンド(ショートゲーム)行って、自分の前に対べた建物カードの得点計算する。今回は4人で40分ほど。毎回1金ビッドでカモフラージュするオオツカさん、欲しいカードはストレートに大金をビッドしてくるhataさんと、ビッドの仕方に性格が出る。私は弱気なビッドでみんなのやる気を削ぐ作戦を取り、コンボ2枚でボーナスを増やして勝利した。

競りゲームが少ない昨今、小箱ながらヒリヒリした競りを楽しめる作品。和風の渋いイラストだけでなく、「喫茶店」「おもちゃ屋」「浴場」など建物名が日本語になっていて遊びやすい(江戸時代にあったかは分からないが)。できあがった街並みを見せあって「すべり台と風呂屋ばっかり(笑)」とか感想を語るのも楽しい。

飛騨古川
ゲームデザイン・H.チュ/イラスト・K.チェウン+J.ラム
キャップストーン(2017年)
2~5人用/8歳以上/30分
ゲームストア・バネスト:飛騨古川

OKAZU Brandの『漁火』日英語版、12月16日発売

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アークライトは12月16日、漁師の腕を競うボードゲーム『漁火(いさりび)』2カ国語版を発売する。ゲームデザイン・林尚志(OKAZU Brand)、イラスト・にゃも、3~5人用、10歳以上、45分、5600円(税込)。

オリジナルはゲームマーケット2014春にOKAZU Brandから発売された作品。その年の秋のエッセン・シュピールでヤポンブランドから出展された。今回発売されるのは、イーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)と共同で制作された日英語版である。

江戸時代の漁師となって江戸湾でタイ、アジ、エビ、ハマグリなどを獲り、売って富を競うボードゲーム。アクションポイントを使って漁を行い、獲った魚を販売する。漁船を移動して沖合に出れば高級な魚が取れるが、移動にもアクションポイントが必要。また船や網を強化したり、市場を増やしたりして効率を上げることもできる。

ラウンドを先に抜けた人から獲得できる老漁師などの協力者カードもあり、アクションをとことん続けるか、ほどほどにして途中でやめるかの選択も悩ましい。浮世絵風のイラストもユニークな一作だ。

内容物、メインボード1枚、金蔵ボード1枚、木製コマ102個、漁船カード(タイル)5枚、特殊能力カード(タイル)10枚、協力者カード(タイル)5枚、その他のカード66枚(カードサイズ63mm×89mm)

ボドゲde遊ぶよ!! phase 8-16

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第9話は年明けから開始する予定です。

Back Number

大分に「ボードゲームカフェJOGO」オープン

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大分市に12月9日、「ボードゲームカフェJOGO(ジョーゴ)」がオープンした。JR大分駅徒歩15分、12:00~24:00、月曜休。

県内でボードゲームを普及する活動をしている森貴之氏と森迫和宣氏が共同で開業した。開業にあたってはクラウドファンディングで設備費用を募り、目標額を大きく上回る出資が寄せられている。

店名はポルトガル語でゲームを意味する「Jogo(ホゴ)」と日本語の漏斗(じょうご)から。皆が気軽に集まってボードゲームを楽しめる場所を目指す。大分県内のボードゲームカフェ・プレイスペースとしては2015年秋に閉店した「サイコロジスト」以来となる。

250種類のボードゲーム(ゲームの持ち込みも可。)が5卓とカウンター合わせて27席でプレイできる。食事はコーヒーやソフトドリンク、アルコール類に、サバカレーや軽食もある。プレイ料金は平日1時間500円で最大2000円、土日祝日1時間600円で最大2800円。ペア割、グループ割あり。

ボードゲームカフェJOGO
大分市寿町8-11/TEL:097-510-5190
Web / Twitter

ゲームマーケット2017秋:新作評価アンケート開始

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ゲームマーケット事務局は8日、ゲームマーケット2017秋の新作評価アンケートを開始した。誰でも回答可能、要Googleアカウント、1月15日まで。

実際にプレイしたゲームのタイトルを、とても面白い=5から全く面白くない=1の5段階の評価別、タイトルごとに改行して記入する。発表された新作はリストで公開 されており、ここからコピーするとよい。Googleフォームを用いており、投票後に何度でも再編集ができるので、とりあえず投票しておいて、後で追加・修正することもできる。

前回まで、このアンケート結果がゲームマーケット大賞の一次選考自動通過作品となっていたが、今回から参考資料に留まることになっている。これに伴い、ゲームマーケット大賞の対象ではないTCG、TRPG、SLG、無料配布、ベータ版、試遊版、日本語版、訳つき輸入版なども投票可能となり、過去最高の673タイトルがリストアップされている。

ゲームマーケット公式:2017秋 新作評価アンケート
ゲームマーケット2017秋:新作評価アンケートフォーム

恐竜で大逆転?『絶滅ダウト』日本語版、12月2日発売

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mammozJ.jpgヘムズユニバーサルゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、ブラフカードゲーム『絶滅ダウト(MammuZ)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・N.ペガソフ、イラスト・I.コマロフほか、3~7人用、7歳以上、20分、1200円(税別)。

オリジナルは2013年、ホビーワールド(ロシア)から発売された作品。2015年にアバクスシュピーレ(ドイツ)が独英語版を発売し、メビウスゲームズを通じて『マンモス』というタイトルで販売されていた。

順番に手札から1枚、場に伏せて出し、「マンモス」「ウサギ」など動物の名前をいう。嘘をついてもかまわない。次のプレイヤーは同じ動物をいってカードを出すか、ダウトをかける。ダウトがあった場合はカードをめくって確かめ、間違ったほうがペナルティーとして場札を引き取らなければならない。トランプでもおなじみの『ダウト』である。

しかし中には恐竜が入っており、めくられると特殊効果が発動。場札を押し付けたり押し付けられたりする。また動物が揃えば一気に捨てられるルールもあり、大逆転もあるブラフゲームだ。

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capitalJ.jpgヘムズユニバーサルゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、ワルシャワの街を作るタイル配置ゲーム『マイルストーン(Capital)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・F.ミルンスキ、イラスト・T.ブルゾゾウスキ&G.モラス、2~4人用、10歳以上、45~60分、3500円(税別)。

オリジナルはグランナ(ポーランド)から2016年に発売された作品。16世紀末から現代に至る6つの時代で、2つの戦争を乗り越えてポーランドの首都ワルシャワを作っていく。

各プレイヤーに街タイルを配り、その中から1枚を選んで一斉に公開。そしてタイルを捨ててお金をもらうか、タイルのコストを支払ってそのタイルを自分の街区(4×3マス)に建設する。タイルは前においたタイルの上に上書きすることもでき、その場合はコストが前のタイルとの差分で済む。タイルは4つのブロックに分かれており、建物の種類で色分けされている。次の収入フェイズで、マイルストーンを置くことにより収入や得点などが入る。

タイルには各時代に建てられた実在の建物が美しいイラスト入りで入っており、ワルシャワを旅行したような気分になれる一作だ。

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『スパイフォール2』日本語版、12月2日発売

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spyfall2J.jpgヘムズユニバーサルゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、シチュエーション型コミュニケーションゲームの続編『スパイフォール2(Spyfall 2)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・A.ウシャン、イラスト・S.ドゥリン、3~12人用、13歳以上、10分、3500円(税別)。

ウクライナ人デザイナーの作品で、ホビーワールド(ロシア)から出版されヒットしたコミュニケーションゲームの続編。オリジナルは2016年に発売された。12人までプレイ可能となり、スパイを2人入れることができるようになった。

各プレイヤーは1枚ずつ役割カードが配られるが、スパイカードを配られた1人がスパイとなる。どんなロケーションかは伏せられており、スパイ以外は皆知っている中で、順番に質問をしスパイをあぶり出していく。一方のスパイは、質問や会話からロケーションカードを推理する。

新しいロケーションは「建設現場」「国連」「地下鉄」「結婚式」「老人ホーム」など20種類。分かる人にだけ分かる会話をどのように繰り広げるか、そこからスパイ役が何を読み取るか、会話の盛り上がるパーティーゲ―ムだ。

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アークライトは12月16日、『マジェスティ(Majesty: deine Krone, dein Königreich)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.アンドレ、イラスト・A.ハイトジーク、2~4人用、7歳以上、20~40分、3800円(税別)。ゲームマーケット2017秋に先行販売されている。

『宝石の煌き』のM.アンドレ(フランス)がデザインし、今秋のエッセン・シュピールでハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発売された作品。小さな国の領主となって、人材を集めて国を豊かにするカードゲーム。

各プレイヤーの前には7種類の建物があり、製粉所には粉屋、城は貴族というようにそれぞれ対応する人材がおり、手番には中央に並んでいる人材カードの中から1枚を選んで配置していく。人材を置くとその建物が発動し、収入を得たり、ほかのプレイヤーに攻撃を加えたりできる。収入額は以前に置いた人材が多いほど高く、ほかの建物と連動していることもあるので、累積させたり組み合わせたりして高収入を目指そう。

中央からカードを取るときは、一番端が無料で、それ以降は取りたいカードの手前までコストとしてミープルを置かなければならない。自分が欲しいカード、他の人に取らせたくないカードに、コストが加わって悩ましい選択となる。

最後は建物ごとに村人の数を数え、それぞれ1位のプレイヤーにボーナスが与えられる。また、置いてあった村人の種類の二乗がボーナスになるため、一点に集中しすぎるのも得点が伸びない。遊ぶたびに理解が深まり、繰り返しプレイしたくなる作品だ。

内容物:人物カード60枚、建物カード32枚、ミープルカード4枚、コイン70枚、ミープル30個、ルール説明書1冊、建物カードの特殊能力早見表1枚(カードサイズ:43.5×67.5mm(人物カード)/59×91mm(建物カード、ミープルカード))

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ホビーベース/イエローサブマリンは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、ゾンビゲーム『ラストナイト・オン・アース(Last Night on Earth: The Zombie Game)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・J.C.ヒル、イラスト・J.S.ヒル、2~6人用、12歳以上、60~90分、10000円(税別)。

オリジナルはフライング・フォッグ・プロダクション(アメリカ)から2007年に発売された作品。英語版以外が出るのは初となる。ゾンビ役のプレイヤー1名(または2名)とヒーロー役のプレイヤー残り全員で対決する1対多のボードゲームだ。生き残り、救出、脱出などいくつかのシナリオがあり、それに従ってヒーローたちは一致団結し、ときには己の命を犠牲にしてまでも戦い抜く。ゾンビはどんどん盤上に現れ、人間側の行く手を阻み、追い詰めていく。

ヒーローとゾンビの戦闘は6面ダイスを使い、武器カードなどによって補正がある。またヒーローにはそれぞれ特殊能力があり、ゲームボードも可変式。ヒーローとシナリオとボードの組み合わせによって、毎回違うゲームが楽しめる。

ボックスアートと同様、カードも写真が入っており、ヒーローとゾンビのミニチュアも充実。さらにオリジナルサウンドトラックCDも入って、ゾンビ映画の感覚でプレイできる一作だ。

dessartspoon.jpg大阪のボードゲームカフェ「デザート*スプーン」が12月3日、移転して再オープンした。市営地下鉄昭和町駅徒歩5分、平日13:00~22:00、土曜10:00~22:00、日曜10:00~21:00、月曜休。

「デザート*スプーン」は2012年に谷町六丁目にオープンしたボードゲームカフェの老舗。10月にいったん閉店し、新店舗の開店準備を進めていた。今度の店舗は一階がテーブル席、二階が畳敷きの和室となっている。遊べるボードゲームは350種類で、中古ボードゲームやグッズの販売も始める予定。水曜ボードゲーム会、ごいた例会などのイベントも企画されている。

二階は基本レンタルスペースとなっており、ボードゲーム会用の貸切だけでなく、展示、ワークショップなどのイベントでも利用可能。また、営業時間外であれば一階スペースもレンタルできる。ボードゲームへの入口として新たな客層の開拓を目指す。

料金は30分200円で平日最大1500円、土日最大2000円。12月中は最初の30分無料。飲食はコーヒー、紅茶、ソフトドリンク、軽食など300円から。

デザート*スプーン(新店舗)
大阪市阿倍野区阪南町1丁目53-20/TEL:090-8209-8582
Web / Twitter

日本ボードゲーム大賞2017:投票スタート

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NPOゆうもあは、今年で16回目となる日本ボードゲーム大賞の投票を開始した。来年の2月13日まで。

対象は過去1年間に一般発売された新作で、制作者・販売者からのエントリーに基づいてリストが作成された。国産36タイトル、日本語版114タイトル、訳つき輸入版165タイトル、同人33タイトルの合計348タイトルがエントリーされている。

投票は5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。1タイトルからの投票も可能だ。ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。

昨年は37都道府県から254名が投票し、『コードネーム』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『カルバ』)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。今年どんなゲームが出たか、リストを見て1年を振り返ってみるのもいかが?

毎年この時期は、ボードゲーム関係の投票が集中する。日本版The One Hundred の投票が12月10日まで行われており、ゲームマーケット2017秋の新作評価アンケートもまもなく始まる見込み。

NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞 投票部門 投票ページ

sushigoparty1.jpgヘムズユニバーサルゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、回転寿司のゲーム『スシゴーパーティー(Sushi Go Party!)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング、イラスト・N.ランシマ、2~8人用、8歳以上、20分、2980円(税別)。

カードゲーム『スシゴー!』の続編として2016年にゲームライト社(アメリカ)から発売された作品。回転寿司に行っていろんなメニューを食べ、その組み合わせで満足度を競うゲームで、8人までプレイできる。

手札から1枚取って、残りを隣の人に送り、また1枚取って残りを送り......というドラフトはそのままだが、得点パターンの異なる握り寿司、巻き寿司、手巻き寿司、裏巻き寿司や、餃子、枝豆、ウナギ、おにぎり、味噌汁、刺し身、天ぷら、豆腐といったおかず、さらに特殊効果のある箸、メニュー、醤油、デザートとして抹茶アイス、プリン、フルーツと多彩なメニューが登場する。

初プレイ用から2人用まで8種類のカードセットがあり、それぞれ指定された8種類のメニューを使ってゲームを行う。今回使うメニューは中央の得点ボードにタイルとしてはめ込まれ、そのカードがドラフトで流れてくる仕組み。メニューはカードセットごとに変わるため、ゲームごとに異なった展開が楽しめる。今日の回転寿司は、どんなメニューが流れてくるかな?

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ニューゲームズオーダーは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、第2回東京ドイツゲーム賞特別賞作品『パトロネージュ』を先行発売した。ゲームデザイン・山田大夏、イラスト・ママダユースケ、美術監修・山中麻未、8000円。

ルネサンス期の芸術工房の長(マエストロ)となり、パトロンから与えられた予算で芸術家を雇い、評価の高い作品を創作して名声を競うゲーム。第2回東京ドイツゲーム賞の受賞作品では審査員特別賞の『六次化農村』に続く製品化となった。

各プレイヤーが個人単位で予算を管理し、ラウンドごとに工房の購入、芸術家への入札、創作活動への配分を行う。芸術家には絵画・彫刻・建築の技術力と発想力があり、うまく組み合わせることでより良い作品を作る。中にはダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス期を代表する芸術家や、奔放な性格のため、雇用し続けるのにお金が必要な芸術家も。

かけた予算と芸術家の持つ発想力分だけ作品山札をめくり、めくった作品の必要技術力を満たしていれば作品が完成する。技術力が上がれば、モナ・リザやダビデ像、サン・ピエトロ大聖堂などの名作を作り出すこともでき、多くの名声がもたらされる。

芸術家と芸術作品はママダユースケ氏による描き下ろし。さらにフィレンツェで流通していたフローリン金貨をコインとして再現、木皿も入ってコンポーネントも充実した渾身の一作だ。

内容物:ゲームボード1枚、金属製コイン40枚、カード179枚、スタートプレイヤーボード1枚、木皿4枚、説明書1部

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ゲームマーケット2017秋:2日間で参加者18500名

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12月2-3日(土日)に東京ビッグサイトで行われた日本最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2017秋」は、2日間あわせて18500名が参加したことを、ゲームマーケット事務局が発表した。1日目は10000人、2日目は8500人で、13000人だった前回(2017年5月)のゲームマーケット2017春から5500名、42%の増加。

年に2回開かれているゲームマーケット(東京)の参加者は近年、5000→6500→7200→8500→9500→11000→12000→13000と毎回約1000人ずつ増えていた。このペースだと今回は14000人前後になるところが、史上初の2日開催となったためそれ以上の参加者が見込まれていた。結果、前回の2倍まではいかなかったものの大幅な増加となった。

参加者が2日に分散したことで混雑が緩和され、会場内の通行がしやすくなったり、試遊卓に入りやすくなったりするというメリットも生まれた。特に日曜日は、前日に出展していた人がほかのブースの作品を遊ぶ姿が見られ、出展者と来場者が流動的になって楽しむイベントとなった。東京会場の2日開催は来年も春・秋と継続されることが決定している。

次回はゲームマーケット2018大阪が4月1日(日)にインテックス大阪にて、ゲームマーケット2018春が5月5-6日(土・日)に東京ビッグサイトにて行われる。今回発表された新作の評価アンケートはゲームマーケット事務局でまもなく間もなく開始される見込み。

ゲームマーケット:2017秋 来場者数報告

ゲームマーケット2017秋(2日目)レポート

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昨日に引き続き、2日目のゲームマーケット2017秋。2日目が開催されるのは史上初である。1日目と比べると出足はゆっくりで、開場時の待機列は1200~1300人(Raelさん調べ)。それでも開場後の来場が多く、最後まで賑やかなイベントだった。

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ゲームマーケット大賞の結果は......?

日曜のみ出展のブースをチェックした後は、ゲームマーケット大賞の授賞式に参加した。今回唯一の会場内イベントということもあって、会場の一番奥だったにも関わらず80名近くが集まった。司会はいけだてつや氏、アシスタントは珠洲ノらめる(しゅぴ~る遊園地)さん。

先月4日に発表されていた優秀作品5タイトルの制作者に表彰状が渡された後、キッズ賞とエキスパート賞、特別賞、そして大賞が発表された。

【ゲームマーケット大賞2017】
大賞:8ビットモックアップ (さとーふぁみりあ)
優秀作品・キッズ賞:Kittys(リトルフューチャー)
優秀作品・エキスパート賞:エンデの建国者(imagine games)
優秀作品:イアルへの道 -Path to Yaaru-(梟老堂)
優秀作品:ボブジテン(TUKAPON)
特別賞:-KUFU-(るりるりゲームズ)

gm2017a-gmt.jpg大賞を受賞した『8ビットモックアップ』のイラストレーター・長谷川登鯉氏に草場純・審査委員長が賞状と楯を授与

デザイナーのさとーとしきさんは北海道に向かっているとのこと。長谷川氏が「お酒飲めないんですけど、さとーさん、手伝ってくれた皆さんと飲みに行きたい」とコメントしたところ、いけだ氏が「さとーさんも喜びの牛乳を北海道で飲まれると思います」としめた。

というわけで、さとーさんにはメールでインタビュー。長谷川さんが8ビットを提案したのは、タイルに入る斜線のデザインからで、『ポピュラス』『ドラクエI』『ゼビウス』などをイメージしたという。
TGiW:このゲームの制作経緯を教えてください。
さとー:2016年の冬にシステムが完成し、そこからテーマ決めや微調整を加えていきました。でも最初は製品化するかどうかかなり悩んでいたんです。『カルカソンヌ』や『カルバ』に似たシステムなので新規性の薄いゲームを世の中に出していいのか迷っていたんです。最初に長谷川さんに相談したときに「8ビットはどうでしょう?」と持ちかけられ、それだ!とひらめいたんです。既視感があろうが8ビットの世界を作りたい。それがこのゲームの誕生です。
TGiW:工夫したところ、苦労したところは?
さとー:説明書はかなり校正をかけました。2016秋のときに、説明書についていろいろと物議をかもしたので、お手本となるような説明書を作ろうと、かなり念入りに作りました。
TGiW:受賞してひとことお願いします。
さとー:多くの方に支えられてゲームを作れることに心から感謝いたします。今後もゲームを作り続けていきますので、引き続きよろしくお願いします。
TGiW:今後の展開はどうなっていますか?
さとー:8ビットモックアップの第二版もゲムマ秋で完売してしまったので、増産までしばらくお待ちください。来年のゲームマーケット2018春では新作ゲームを出す予定ですので、是非お手にとってください。

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受賞した5名の制作者。おめでとうございます!


会場内では、アスモデ社(フランス)からライセンス・新規事業部長のG.ベナッサ氏が来ていた。近年、『街コロ』や『ラブレター』など、ゲームマーケット発のボードゲームが欧米市場にも紹介されるようになり、ゲームマーケットには前回から参加している。ゲームマーケットにはパッションがあり、グラフィックがユニークで、アイデアに新鮮味があるという。このアイデアをもっとプロフェッショナルな方向に展開したいと、数タイトルの出版について検討している。

アスモデ社はフランスのほかドイツ、アメリカ、中国に支社をもち、昨年は世界で3400万セットのボードゲームを販売。その特徴は「ファンタジーフライト」「デイズ・オブ・ワンダー」「ホワッツ・ユアゲーム?」「パールゲームズ」などのレーベルをブランド化して流通を担っているところにある。ゲームマーケット発の作品も同様に、アスモデ社から出ることになってもレーベルはそのまま残るそう。日本の同人サークルが世界にその名を広める日も近いようだ。

本日は3ゲーム遊ぶことができた。

gm2017a-rattaneer.jpg『ねずみ海賊ラッタニア』(OKAZU Brand)は、1時間かからないくらいの中量級ゲーム。一列に並んだ10枚のエリアタイルから行きたい場所を2枚を選んで、同時に公開する。エリアによって収入を得、仲間を雇い、獲物を獲得し、その獲物を名声に変えていくが、1番目のエリアから見ていって、誰もコマを置いていないエリア以降はアクションができない。奥に行くほどアクションができなくなるリスクが高まるが、その分独り占めできたときの報酬も大きい。自分の行きたいエリアまでコマがつながるよう、ほかのプレイヤーの行動を見極めるところの読み合いが面白い。2~5人用、10歳以上、30~45分。

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『大どろぼうは街影に』(COLON ARC)はチーム戦で大泥棒を捜索するカードゲーム。昇順に並んだカードから、両端を予想して相手のカードを奪う。予想にあたっては、チームメイトと交換したカードや、これまでに聞いた履歴からカウンティングで推理していく。一斉捜索で一か八か大量のカードを奪うこともできるので油断できない。2~5人用、10歳以上、30分。

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『ハンザの女王』(ゆるあーと)はハンザ商人となって交易の覇権を争うボードゲーム。毎回2枚の手札から1枚を自分の前にプレイし、その色のエリアにあるカードを補充する。5枚プレイするごとに決算を行い、色別にプレイしたカードの交易品が多い人から得点が入る。得点がエリアごとに変動し、さらに要人(おっさん)のセットコレクション、裏向きに出して最後に明らかになるリューベックのマジョリティー争いなどもあり、手番2択にもかかわらず悩みどころが多い。2~4人用、10歳以上、30~45分。

会場内では遊べなかったが、カナイセイジ氏のデザインによる2人用謎解きゲーム『文絵のために』(ワンドロー)も注目されていた。文絵という女子高生が謎の死を遂げ、その数日前にタイムスリップしたプレイヤーが救うことを目指す。ゲームの中でカードの効果が徐々に明かされるというシークレットがあり会場内での試遊は行われなかったが、レガシーシステムではなくエンディングまで行っても再び遊べるようになっている。『ラブレター』で知られる杉浦のぼる氏のイラストも目を引かれ、女性の購入者が多かったという。木皿儀隼一氏いわく「評価が1か5に分かれそうなとんがった作品」。遊べなかったのでカナイ氏とのツーショット。
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gm2017a-kariya.jpgゲームマーケット総責任者の刈谷圭司氏によれば、出展者は若干ではあるが土曜日のほうが多く、前売りチケットも土曜日のほうが多めだったという。しかし日曜日は当日チケットで参加した人が多く、その部分はふらりと参加したファミリー層だったのではないかとのこと。その点で子どもゲームコーナーを日曜日に行ったことも奏功した。出展した730団体のうち、両日とも出展したのが42%で、土曜のみが33%、日曜のみが25%。土日のバランスについて刈谷氏は「想像以上に理想的で、嬉しい誤算だった」と話す。ゲームマーケット2018春は5月、2018秋は11月の予定で、どちらも2日開催が決定している。

ゲームマーケット2017秋:国産オリジナル新作リスト

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ゲームマーケット2017秋に発表された国産オリジナル新作ボードゲームリストを公開します。

ゲームマーケット事務局に寄せられた出展者からの情報に現地調査結果を加えたもので、拡張、新版、伝統ゲームのアレンジは含み、輸入ゲーム、日本語版、TCG、TRPG、SLG、グッズ、書籍は除外しました(ただしゲームマーケット新作評価アンケートでは今回から全て含まれる見込みです)。

修正点がありましたら、ツイッターなどでご連絡下さい。現在のところ新作は495タイトルとなっています。

ゲームマーケット2017秋(1日目)レポート

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2017年12月2日、東京ビッグサイトにてゲームマーケット2017秋の1日目が開かれた。2000年に始まったゲームマーケットは、通算34回目にして初めて2日開催へと舵を切った。出展者も来場者も増加し続け、会場の拡大が追いつかなくなったためである。2日開催になった結果、出展者は昨年(ゲームマーケット2016秋)から35%増の730団体、ボードゲームの新作も35%増の466タイトル(暫定値)が発表されることになった。

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正面入口からはカタンの赤とオインクゲームズの青が目立つ

朝10時の開会と共に、朝6時前から行列を作っていた来場者が一気に入場した。11680㎡の会場は混雑を感じなかったが、それでも限定品や人気ゲームの拡張セットを求めて一部のブースでは長い行列ができた。Bakafire Partyのブースには、『桜降る夜に決闘を』の最新拡張セットを求めて400人の行列ができたという。開場時には2000人弱の待機列ができていたというから(Raelさん調べ)、そのうち5人に1人は「ふるよに」を目指したことになる。

開場ラッシュが終わると、管理人は各ブースを回って新作のチェックを始めた。ゲームマーケット事務局では新作評価アンケートのため情報を収集しているが、なかなか思うように集まってこないのが現状で、そのままアンケートを始めれば、遊んだゲームがアンケートにないという事態が発生しかねない。それではゲームマーケット大賞の審査にも影響が出るので、ブースを回ることにした次第である。

結局、閉場間際までかかけて、先に撤収したブースを除き全ブースを回ってチェックすることができた。PCを片手にかかえている管理人を多くの方が見かけたのではないかと思う。ハードワークだったが、たくさんの方とお話でき、思わぬ掘り出し物も見つけられたのでよしとする。

今回、会場内の様子を見て何人かの人が口にしたのは、外国人とカップルの多さである。外国人は特に中国人が多い印象。中国から出展している方に聞いたところ、日本に留学している方と、中国や台湾からわざわざやってきたボードゲーム関係者が多いのではないかという。欧米からの参加者も目立った。

1日目の来場者は暫定で11000人ぐらいではないかという。ブースによっては売り切れもちらほら出始めた中で、2日目はどれくらいの来場者があるか楽しみである。

本日は2ゲームを試遊できた。

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カナイセイジ氏の新作『ローレルクラウン(Laurel Crown)』は剣闘士をドラフトで集めて闘技会で争うゲーム。剣闘士はSランクからCランクまであり、それぞれ能力が異なる。これが場に並ぶので、順番に取っていく。そして5回の闘技会が、さまざまなレギュレーション(Sランク限定、男性限定など)で行われる。出場する剣闘士を手札から選んで、一斉にオープン。強さはダイスが基本で、それに特殊能力によって増減する。強さの順に名声が入り、次の闘技会へ。こうして名声の最も多いプレイヤーが勝つ。強さはダイスロールに大きく左右され、たまにCランクがSランクに勝ったりするサプライズが楽しい。2~4人用、14歳以上、20~40分。

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オインクゲームズの新作『トロイカ(Troika)』は星から宝石と燃料を集めて帰還するタイルめくりゲーム。1から15までのタイルが場に裏向きになっており、自分の番には1枚めくった後、表になっているタイルから1枚取るか、要らなくなったタイルを場に返す。タイルは連番で3枚集めると価値のある宝石に、同じ番号を3枚集めると燃料になるが、それ以外は失点である。タイルがめくり終わったらラウンド終了で、燃料ができた人の中で宝石の価値の高い人から得点が入る。3ラウンドで合計得点の多い人が勝ち。それぞれの番号タイルが全体で何枚あるかは分かるので、ほかの人の獲得状況をもとにどのタイルを取るか、駆け引きもある。得点にも燃料にも使いやすい7が多めに入っており、競争率が上がるのが憎いところである。軽くて悩ましいゲーム。2~5人用、7歳以上、20分。

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布製ゲーム版にきらびやかなコマの『グラギャモン』(ハッピーゲームズ)

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美味しそうなドイツビールが登場『ようこそ、ビールまつり!』(十式ゲームワークス)

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台湾から出展されたシリアスゲーム『台北大空襲』(迷走工作坊)

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紙製でがっかりしている方へ『ドメモ木製版』(クロノス)

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『SAN_GE SHAKA』(ADGGames)は花を金網に磁石でつけてパターンを作る

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スタートプレイヤーを誰にするかでコミュニケーションを生む『ダレカラダイス』(ハコノソト)

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新ボードゲーム党は『タイムボム』の各国語版を展示

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タイトル未定、ノスゲムの新作ゲーム試作版。ひたすら美しい

gm2017a-meeplebutton.JPGミープルボタンやダイストレイといったアクセサリも充実

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当サイトに連載の『ボドゲde遊ぶよ』に第2巻発売。なんと『おじさまヒゲあつめ』も製品化

ゲームマーケット2017秋:開幕

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12月2~3日(土日)、東京ビッグサイト(東7ホール)にて、アナログゲームイベント「ゲームマーケット2017秋」が開催される。10時から17時までで、1万5千人以上の参加を見込む。入場料は各日1000円(会場マップ兼チケット)、カタログは別売りで1000円、小学生以下は保護者同伴で無料、中高生は学生証提示で無料。

通算34回目を迎えるアナログゲーム専門の総合イベント。今回始めて2日開催となった。11,680㎡のホールにボードゲーム、TCG、TRPG、SLGなどの各ジャンルにわたって、企業から同人サークルまで730団体が400タイトル以上の新作のほか、創作、輸入、中古、書籍、関連グッズを展示販売する。

出展ブースでは無料体験卓が多く設けられるほか、TRPG体験コーナー、リアル謎解きゲーム、どうぶつしょうぎ、キッズゲームコーナーが設けられ、購入だけでなく、幅広い年代が楽しいひとときを過ごすことができる。

また今年は3回目となるゲームマーケット大賞2017の発表と授賞式が3日の13:00から行われる。授賞式の後は、大賞・優秀作品の体験コーナーが開かれるので、実際に遊ぶこともできる。今回は、『8ビットモックアップ (さとーふぁみりあ)』『Kittys(リトルフューチャー)』『イアルへの道 -Path to Yaaru-(梟老堂)』『エンデの建国者(imagine games)』『ボブジテン(TUKAPON)』の中から大賞が選ばれる。

今回は2日開催の影響もあってか新作が特に多く発表される。輸入ゲーム日本語版の新作は、当サイトで1タイトルずつ記事にしてきたが、全てを紹介するに至っていない。国産ゲームには、ゲームマーケット事務局で出展者からの情報をそのまま掲載して新作評価アンケートを実施することになっているが、ゲームマーケット当日の公開は間に合わない様子。当サイトでも新作リストは制作できなかった。予約の受取にも土曜日と日曜日に分かれているので、事前に確認して忘れないようにしたいところだ。

当サイトの管理人は2日間とも会場内で新作チェックや試遊をする予定で、その結果は順次レポートしていきたい。

ゲームマーケット公式

日本版The One Hundred 2017投票開始

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愛好者たちが好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が11月30日から始まった。グーグルドキュメント(下記リンク)で受け付けられ、誰でも投票できる。〆切は12月10日。

アメリカのブログで行われたものに刺激され、さとーとしき氏が2005年から毎年年末に開催しているウェブ投票。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して上位100位まで発表する。発表年、生産国共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は203名が投票した。

過去の1位は『カタン』(2005、2006、2008、2010、2011、2015、2016)が7回と圧倒し、『アグリコラ』(2013、2014)と『プエルトリコ』(2012、2016)が2回、『アクワイア』(2007)と『ドミニオン』(2009)が1回ずつ。例年、海外作品が上位を占め、昨年の国産最上位は『ごいた』の16位だった(昨年の結果はこちら)。

ハンドルネーム可能で、誰でも投票でき、ほかの人の投票内容も見ることができる。基本的にオールタイムベストのゲームを自由に選ぶが、個人的に「今年発売されたゲームから選びました」とか「今年遊んだゲームから選びました」などの制限を設けてもかまわない。奮って投票しよう。

日本版The One Hundred 2017投票ページ link
日本版The One Hundred 2017途中経過

テンデイズゲームズは12月2日、ゲームマーケット2017秋にてR.クニツィアのカードゲーム『セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド』を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、アートワーク・大城聖未、2~5人用、9歳以上、45分、3000円(税別)。

クニツィアによる隠れた名作といわれる『指輪物語:二つの塔カードゲーム(Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme - das Kartenspiel、2002年)』のリメイク作品。アモン・ヘンからミナス・ティリスまでの旅を描いたカードゲームが、スーパークレイジーワールドに迷い込んだ少女が、モンスターと戦って世界から脱出するゲームに生まれ変わった。

場にはモンスターカードが一列に並べられ、順番に手札からカードを出して戦っていく。モンスターごとに異なる攻撃のカードをより多く出したプレイヤーが得点を獲得。しかし手番ごとに獲得できるカードは1枚だけ。これから登場するモンスターに効果的な攻撃は何なのか、それまでに手番は何回あるのか、どのモンスターと戦うか/戦わないかをを考えてカードを獲得していこう。

クニツィアの真骨頂ともいえるジレンマに満ち溢れた作品。リメイクにあたりバランス調整が行われ、ジレンマはさらにたっぷり感じられるようになっているほか、ノーマルモードとハードモードの2パターンでプレイできるようになっている。個性的なイラストも魅力の作品だ。

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