シュピール’18:モーゲル出版

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mogel.JPG出展3年目となるドイツのカードゲーム出版社。昨年の『ランスロット』(TGiWレビュー)に続き通算5タイトル目の新作を発表する。

ベルラッティ(Belratti)
ゲームデザイン・M.ロート、イラスト・A.エールディヒ、M.パツコウスキ、3~7人用/9歳以上/20~45分。
贋作家のベルラッティは、何十年にもわたって得意な才能を発揮し、ほかの画家の作風で絵を描いていた。美術界を騙し、どんな画家の画風を盗んでいた。そのうちベルラッティは、贋作を美術館に送り込むことを考える。美術館長のネコが、美術館に2部屋増設するというのである。そのため画家のフクロウに絵画の調達を依頼した。そこで注意しなければならない。ベルラッティは今回も巨匠の贋作を押し付けようとするだろう。ベルラッティがネコとフクロウを騙せるかどうかは、あなた方にかかっている。
今年のヒッポダイス・ゲームデザイナーコンテストで1位に選ばれた協力ゲーム。プレイヤーはネコ役とフクロウ役となり、カード2枚をめくって今回のテーマが発表される。ネコ役が何枚出すかを決め、今回のテーマに当てはまる絵をフクロウ役が手札から出す。そこに山札からカード4枚を混ぜ込み、表にして、ネコ役がフクロウ役が出したものか山札から出た贋作かを判別。テーマも合っていれば全員に1点、贋作を除外できなかったらベルラッティに1点が入る。ベルラッティが6点取った(6回ミスした)時点で、得点に応じて成績を決める。
カードにはサッカーボール、羽根、テント、ハンマーなどが描かれており、絵と絵の関連付けがプレイヤー間で一致するか問われるコミュニケーションゲームだ。
Mogel Verlag: Belratti