ドイツ年間ゲーム大賞2019に『ジャストワン』、エキスパート大賞は『ウィングスパン』

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度大賞の発表と授賞式を行った。5月に発表されていた(TGiWニュース )各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『ジャストワン』、エキスパートゲーム大賞には『ウィングスパン』が選ばれた。両作品共に日本語版は未発売。

ボードゲームジャーナリストやボードゲーム評論家の審査員10名が授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。当日はノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。

先に紹介されたのはエキスパートゲーム大賞。9回目の大賞に選ばれたのは『ウィングスパン(原題・Wingspan、ドイツ語タイトルFlügelschlag)』。多種多様な鳥カードをプレイヤーボードに配置して、その特殊効果で得点を競う。『サイズ-大鎌戦役-』で知名度を高めたストーンマイアーゲームズ(アメリカ)が今年発表した作品を、フォイヤーラントシュピーレがドイツ語版にした。デザイナーのE.ハーグレイヴ氏はこの作品がデビュー作。審査委員会は「愛情あるテーマと、注意深く磨き上げられた開発で、女性デザイナーのエリザベス・ハーグレイヴ氏はほとんど非の打ち所のない芸術作品を作り上げました。分かりやすいゲームメカニズム、無駄な飾りのないゲーム進行、そして重要な選択を次々迫られるペースによって、この作品はタイトル通り飛躍的なものになっています」とコメントしている。

そして赤ポーン、ドイツ年間ゲーム大賞の発表となり、今年の大賞には『ジャストワン』が選ばれた。みんなが出したヒントから1人が答えを当てるゲームだが、1人に見せる前にチェックして、ほかの人とかぶっていたヒントは見せられなくなってしまう。フランス人デザイナーコンビの作品で、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から昨秋発表されている。

審査委員会は「特にそのシンプルさによって素晴らしい作品。並々ならぬ魅力を生み出すことで際立っています。公衆の面前で遊べば、見物人がすぐに引き込まれ、やがて一緒に遊びたくなるでしょう。実際、遊ぶためのハードルが誰でも越えられるくらい低いので、本当に遊ぶことになるでしょう。コミュニケーションゲームの楽しみがすぐ味わえ、どんなグループにも合い、インパクトが長続きします」とコメントしている。

今年の授賞式には文化・メディア庁長官のモニカ・グラッタース氏が参列し、受賞者に大型ポーンのトロフィーを授与した。

ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表は先月24日に発表され『バイキングの谷』が大賞に選ばれている(TGiWニュース )。

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