2019年9月アーカイブ

9月29日に日テレ系のテレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」にて、「第5回 世界のテーブルゲームを遊び尽くせ!」というテーマで出演者が4タイトルのボードゲームを遊ぶ様子が放送された。この番組でボードゲームが取り上げられるのは2週連続放送含め通算6回目。

スタジオ内には各国のボードゲームがディスプレイされ、これまで番組で取り上げられたものが市場からなくなるという話を前置きで、ココリコ田中氏のルール説明で『スティッキー』『スライドクエスト』『ウボンゴ』『クアルト』がプレイされた。

『スティッキー』は、手に触れた棒はもう替えられないが、振るなどして調整できるルールで。方正氏が2回連続で「中小企業のような」「しょうもない」(松本氏)倒し方で敗北。『スライドクエスト』はダイナマイトのある4面でプレイ。何度も失敗してエキサイトする浜田氏がエキサイトし「もうこわい」。

『ウボンゴ』は松本氏が1マス違う「まあまあウボンゴ」とかいっているうちに方正氏が達成。できなかった人の分も次々と完成させ、4ピースの問題もすぐできたことから「ウボンゴ師匠」「これで仕事くるかも」などと褒められた。

『クアルト』は方正氏と遠藤氏が対戦した後ダウンタウンの2人が対戦。ところが相手が置くコマを自分が選ぶというルールを2人が飲み込めず「置けや!」の連続となり、「キャパシティ超えてます」。最後はコマを逆さまに置いていたことが分かってあっけない終わりとなった。「クアルト」を「クアトロ」と言い間違えたことから、「このゲームより、ピザ売れる」と結んだ。

『ウボンゴ』はアマゾンのおもちゃカテゴリーで1位。ほか3作品も国内で入手できる。この番組でこれまで取り上げられたボードゲームは以下の通り。この番組で取り上げられたボードゲームは通算25タイトルとなった。

第1回(2018年3月4日):『空飛ぶじゅうたん』『おばけキャッチ』『そっとおやすみ』『トイレットトラブル』『ナンジャモンジャ』『パイフェイス』
第2回その1(2018年6月10日):『デジャブ』『スピードカップス』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』『ダンシングエッグ』『びりびり早押し電気ショックゲーム』
第2回その2(2018年6月17日):『キャプテンリノ巨大版』『ブロックス』『トゥクトゥクウッドマン』
第3回(2018年11月18日):『ハリガリ』『デュプリク』『ゴブレットゴブラーズ』『バンボレオ』
第4回(2019年6月30日):『ベルズ!』『いそいでさがそう』『ザ・マインド』

名古屋・本山に10月1日、ゲームカフェバー「Bright(ブライト)」がオープンする。地下鉄本山駅徒歩3分、日~水13:00~24:00、金土13:00~29:00、木休。

ボードゲームとeスポーツ用ゲーミングモニターを設置し、アナログ・デジタルの両方のゲームを遊べるカフェバー。41席で100種類以上のボードゲームが遊べる。料金は2時間まで席料1000円(税別)+ワンドリンクオーダーで、以降2時間毎にワンドリンクオーダーか500円(税別)。食べ物持ち込み可。平日お得プラン、飲み放題プランあり。

Bright
名古屋市千種区末盛通4-26-1 ARCHOUSE1階C号室/TEL:052-734-9997
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ボドゲde遊ぶよ!! phase 13-11

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東京・町田パリオ(町田駅徒歩1分)にて10月6日(日)、ワードゲームの祭典「World Word Game Festival」が初開催される。11:11~17:17、入場料500円(小学生は保護者同伴で無料。中高生は学生証の提示で無料)。ウェブサイトで優先入場チケット発売中(当日券もあり)。

『狩歌』『ボブジテン』『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』『ゴモジン』『アテッコ』など、日本ゲームの一大ジャンルとして確立されつつあるワードゲーム。ゲームマーケットなどで活躍する50団体が一同に会し、それぞれが製作したオリジナル作品を試遊・購入できる。

出展会場は履物を脱いで遊ぶ「ピクニックフロア」とテーブルで遊ぶ「テーブルエリア」に分かれ、さらに国語辞典編纂者・飯間浩明氏によるトークショー「国語辞典はゲームだ」などのイベントが行われる「ステージエリア」、遊んだゲームを購入できる「ショップエリア」、今話題の「マーダーミステリーエリア」(要予約)もある。

出展者のロゴが入ったオリジナルTシャツ付き入場チケットは2000円(当日2500円)。

World Word Game Festival 2019

junglespeed2020J.jpgホビージャパンは10月中旬、スピードパターン認識ゲーム『ジャングルスピード(Jungle Speed)』2020年版を日本語版で発売する。ゲームデザイン・T.ヴアルシェ(トム)&P.ヤコヴェンコ(ヤコ)、アートワーク・SKWAK、2~10人用、7歳以上、15分、2600円(税別)。

1997年にフランスで発売され、これまでに300万個以上を売り上げているパーティーゲーム。今年3月に日本語版が出た2019年版からさらにデザインを変更しての再登場だ。パッケージは再び赤を基調としたものに戻り、トーテムの彩色も変わっている。

各プレイヤーは配られた自分の山札を順番にめくっていき、他のプレイヤーと同じ形の図形が現れたら、そのプレイヤー同士で、テーブル中央に配置されたトーテムを相手よりも早くつかむ。遅かったほうは勝者の捨て札の山すべてを自分の山札に加えなければならない。こうして先に自分の山札と捨て札のすべてがなくなればゲームの勝者となる。

カードには類似の図形がたくさん入っており、お手つきをしてしまうと全員の捨て札を引き取るとうペナルティがある。瞬時の判断力と、緊張に負けない力が試されるアクションパーティゲームだ。

内容物:カード70枚、木製トーテム1本、キャリーバッグ1枚

CHOCOLATE GAMESは9月26日、人気コミックによる『DEATH NOTE 人狼』を発売した。4~6人用、12歳以上、10~20分、2500円(税込)。

デスノートをめぐる頭脳バトルゲーム。デスノートを使って理想の世界を作り上げようとするキラ・夜神月と、世界一の名探偵・Lたちとなって頭脳戦を繰り広げる。キラはLの排除をたくらみ、Lたちは集まってくる情報をもとにキラの逮捕を目指す。

ランダムに配られた正体カードで、「キラチーム」と「Lチーム」の2チームに分かれ、10種類の「アイテムカード」がランダムに配られる。指名したプレイヤーの手札をこっそり確認できる「監視」、指名したプレイヤーとカードを交換できる「交換」、指名したプレイヤーの「正体カード」をこっそり確認できる「リンゴ」などを巧みに使って、相手の正体を予測していく。

「Lチームは」が「逮捕」カードを使って「キラ(夜神月)」を見つけ出せば勝利、「キラチーム」は「DEATH NOTE」のカードをもった状態で、ノートに「L」や「警察」の名前を書くことで勝利となる。

「キラ」のみが「DEATH NOTE」を、「L」のみが「逮捕」のアイテムカードを保持・使用することができるため、それらのカードの動きが、「誰がキラで誰がLか?」を予測するヒントとなる。


内容物:正体カード6枚、アイテムカード24枚、デスノートボード(ホワイトボード)1枚、水性ペン1本、クロス1枚、ルールブック

CHOCOLATE GAMES:DEATH NOTE 人狼

pictureshowJ.jpgホビ―ジャパンは10月中旬、影絵を使うコミュニケーションゲーム『ピクチャーショー(Picture Show)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.キールナン、2~8人用、7歳以上、20分、4500円(税別)。

アスモデ・イタリアから今年発売される作品。プレイヤーはチームに分かれて、用意された45枚の図形を使って、スクリーンの裏側から影絵で表現する。

図形を選び、スティックを使って選んだ図形をスクリーンの後ろで動かす。こうしてチームのメンバーにできるだけ早く当ててもらうことを目指す。

影絵にはたくさんのメッセージが詰まっており、よく観察して、正解の言葉や状態や慣用句などを当てよう。ゲームで勝利するためには、チームワークが鍵となる。大人から子供まで楽しめる革新的なコミュニケーションゲーム。2人用の協力ゲームルールもある。

内容物:磁石付の図形45枚、スクリーン1枚、スポットライト1基(別売りの単4形乾電池3本が必要)、スティック2本、お題カード40枚、ルールシート

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ゲームガジェットは25日、クラウドファンディング発のARボードゲームプラットフォーム『ティルト・ファイブ(Tilt Five)』の予約受付を開始した。10月29日までの早割でLE版(正方形ゲームボード)34,800円、XE版(大型ゲームボード)38,800円、完全予約制で2020年6月出荷予定。

ティルト・ファイブ社(アメリカ)が開発し、現在キックスターターにて資金を募集 しているARボードゲームプラットフォーム。開始1日で45万ドル(5000万円)を集めている。

専用のゲームボードを置き、ARヘッドセットと専用コントローラでプレイする。ARヘッドセットをかけると、ゲームボード上に立体映像が立ち上がり、臨場感あふれるプレイができる仕組み。同じ場面でも、プレイヤーによって見え方が異なっており、新しい体験ができる。

6つのオリジナルゲームが同梱されている。同梱されているのは生き残りをかけたオフロードレース『オフロード・エリミネーション』、アクションシューティング『タンブリー・タワーズ』、エイリアンシューティング『ザイボーグ・イントルーダーズ』、落ち物ゲーム 『ザ・ドロップ』、ゾンビゲーム『ボムズ・アウェイ』、誘導ゲーム『マーブルズ』。

ゲームガジェット:Tilt Five LE Kit
内容物:ARヘッドセット(白のみ)、ワンド(白のみ)、鼻サイズ調整交換部品、USBケーブル、正方形ゲームボード(31.5インチ×31.5インチ)、入門ゲームパック、ベーシックボックス、SDKへのアクセス権

ゲームガジェット:Tilt Five XE Kit
内容物:ARヘッドセット、ワンド、鼻サイズ調整交換部品、USBケーブル、大型ゲームボード(31.5インチ×31.5~42インチ、キックスタンド付き)、キャリングハンドル付きデラックスボックス、入門ゲームパックSDKへのアクセス権、目標オプション

アヌビックス(Anubixx)
ゲームデザイン・F.オルトレップ&H.オルトレップ&S.ベンドルフ、2~5人用、8歳以上、20分。
ファラオのために巨大建造物を作るロール&ライトゲーム。各プレイヤー1枚ずつ用紙とペンをもち、手番プレイヤー4個のダイスを振ってその中から2個選ぶ。残りの2個はほかプレイヤーのダイスとなる。気に入らなければ石切場を使えるが、石切り場の石材にも取る順番があり、飛ばした分はもう取ることができない。ピラミッドの石材は下の段から積み上げ、石柱は下から上に積み重ねていく。特定のシンボルのところまで建設できればボーナスもある。

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クウィックス・オン・ボード(Qwixx on Board)
ゲームデザイン・S.ベンドルフ、2~4人用、8歳以上、20分。
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたロール&ライトゲームに、ボードが加わる。手番プレイヤーはダイス6個を振り、色のついたダイスと白いダイスを組み合わせて、その色のその数字にX印をつける。さらに手番プレイヤーはボード上のコマを1~5マス進めることができる。ただし移動先のマスの数字は、すでにX印を付けてあるものでなくてはならない。ゲームは用紙が埋まるか、誰かのコマがゴールエリアに到達したら終了で、どれくらい進んだかによって得点が入る。

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ザ・マインド・エキストリーム(The Mind Extreme)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、2~4人用、8歳以上、20分。
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ザ・ゲーム』と『ザ・マインド』をかけ合わせた作品。2つの山があり、片方は1から昇順に、もう片方は50から降順にカードを置かなくてはならない。これを同時に、無言で行う。

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6月にドイツ・ハンブルクで行われた第1回「ボードゲーム評論の日」のレポートの続きを翻訳。

1.文化的な評論と新聞の学芸欄

6つのワークショップ
ボードゲーム評論の日で行われたワークショップでは、たいへん活発な議論が行われると共に、参加者に部屋の移動を促した。参加者は30分ごとにワークショップ会場を変更でき、小グループで幅広いトピックを議論したからである。ワークショップの後、W.ヘロルド氏が司会したディスカッショングループでは、ワークショップ全体の狙いが紹介された。参加者は皆、ワークショップの半分しか聞くことができなかったからである。

ヘロルド氏は、ドイツ年間ゲーム大賞協会がすでに1992年、マールブルクで同様のイベントを開催していたことを指摘した。当時議論された多くのことを、今日の議論で思い出したという。しかし当時は「読者ターゲット関連」について議論し、読者、デザイナー、出版社へのボードゲーム評論の影響を取り上げていた。「今の時代、メディアチャンネルは当時と全く異なる役割を果たしています」とヘロルド氏が述べてから、A.ベッカー、S.ゴーリッシュ、M.フリッチュ、K.ライル、H.シュレーパーズ、G.ハイネッケの各氏がワークショップのトピックを発表した。

①批判的なレビュー、賞賛的な記事―専門知識をもち、メーカーに左右されないボードゲーム評論の限界
A.ベッカー(ヴェーザー・クリア誌):「ボードゲームのレビュー担当者にとって大切なことは、自身の立場を明確にし、作品との個人的な関係をもつことです。そのためにはただ賞賛するだけでなく、一定の距離も取らなければなりません。ポジティブな評論にするため、このような距離を取らずにとことん褒めたり、逆に侮辱的な発言で誹謗したりしてはいけません。その中間には巨大な領域がありますので、評論家がコメントを書く余地があります。そうせずに批判的な考察をしないと、読者に提灯記事という印象を与えます。レビューで批判的なポイントを際立たせるために役立つのは、頭の中で業界のことを一旦切り離して、必要な距離を取ることです。このことは、製品テストのような深みのない紹介記事以上のものを書くのに必要です。書面のレビューにとって大切なのは解釈、それに伴う分類、物語的な部分、そして評価です。最終的に、評論家はその記事により、『レビュー用のサンプルを提供されて意見が影響されたのではないか』という印象を読者に与えないようにしなければなりません。」

②演劇、映画、書籍の評論から学ぶボードゲーム評論
「趣味は主観的なものではありません」―S.ゴーリッシュ(『ノイエ・プレッセ』誌/ドイツ年間ゲーム大賞)はこの引用からワークショップを始めた。この言葉はどのように理解するべきか? 「趣味についての判断は、理想的には専門知識と、教養と、経験に基づきます。それはどんな形の文化評論よりも上位でなければなりません。このような事情から、単なる製品情報ではユニークなセールスポイントになりません。しかし製品情報のほうが、メディア界においてますます重要になっているようです。したがってレビュアーは、自身の得意分野を鍛えなければなりません。どうやって鍛えるかといえば、事前選択と、能力と、プレイスタイルです。スキーマの分割も役立ちます。普通でないボードゲームを普通でないストーリーで伝えることです。感情を多く、ルールを少なく。必要に応じて、レビュアーは現実の話を取り入れるべきです。そのため自分の得意技を離れ、テキスト構成で同じ書き方を何度もしないようにします。最後に、2つの重要な問題が残ります。いったい誰に対して語りかけたいのか? 評論家としてどんな人になりたいのか? 誰もが自問自答しなければならない問題です。」

③デジタルゲーム評論は見本になるか
M.フリッチ(『インサート・モイン』誌):「ビデオゲーム評論は、アナログゲーム評論よりもはるかに専門的で広範なものです。そのため、アナログゲームではアマチュアの領域がはるかに大きくなります。ビデオゲーム業界では、評論家が戦略ゲームなどの専門に細分化されます。ボードゲーム業界でも皆が全てのボードゲームを遊ぶわけではないので、同じ状況ではないでしょうか? アナログゲームの評論家は得意分野を研ぎ澄まし、より創造的に、より新しい手法を求めるべきです。例えばメカニズム、感情、経験を通常とは異なるレビュー形式で記述するのです。ビデオゲームと比較するとそれは確かに難しいでしょう。ボードゲームの多くは、流行のものであっても、ストーリーが語られないからです。しかし、ボードゲームで経験したストーリーを語ることは今ではもう可能です。どのように私は他プレイヤーとやり取りしたか? 「ゲーム中に私のパートナーとの同盟が物別れに終わった」という記述は、「2枚のカードを引くことができる」という事実よりもそのボードゲームを雄弁に語ります。顕著な違いとして、ビデオゲーム業界では編集部門と広告部門がそれぞれ専門化し、明確に分かれています。ところがボードゲーム業界では混然としており、関心の背反が起こっているのです」

④ボードゲームは男性のものか? ボードゲーム評論と性別役割
K.ライル(シュピールボックス誌、シュピールドッホ誌):「女性は何を、どのように、どこで遊ぶのか? これらの質問に関する研究は非常に少ない。データは不十分ですが、女性は間違いなくボードゲームを遊び、購入もします。問題は、ボードゲームを作る側に女性が目立たないことです。女性は一緒にプレイしますが、製作者、デザイナー、編集者になることは稀です。そしてここでも、男性より女性の方が少ないです。どうしてでしょうか? 主要な要因は時間のようです。女性は自由時間を他のものに使いたいのかもしれません。第二の要因として、女性はポッドキャストを始めたり、ブログを書いたりすることを敢えてしないのではないでしょうか? ネットにはやや荒々しいところがあり、女性にとって必ずしも魅力的ではありません。私は女性として投稿し始めて200本になります。問題は、時間と自信だと思います。この2つが、女性がカジュアルに遊ぶ状態からどっぷりボードゲームにハマることを妨げています。女性をもっと増やすために何ができるでしょうか? 招くこと、勧めること、刺激することです。女性を招いて、ゲストとして貢献してもらいましょう。励ましましょう! 玩具業界で性別を意識した製品がどんどん増加していることを批判し、その結果女の子に生まれる「私は遊ばなくていい」という態度を打ち破りましょう。子どもたちには絶対に王女や勇気ある騎士のボードゲームをということではなく、中立的で皆にとって魅力的なテーマのボードゲームが必要です。」

⑤ファミリーゲームとキッズゲーム―評論家として子どもの意見をどうやって加えるか
H.シュラーパース(シュピールボックス誌、ゲームズ・ウィ・プレイ、ドイツ年間ゲーム大賞):「家族でボードゲームを遊ぶとき、40年前ならまだ子供が1人ぐらいいましたが、そのうち出生率が低下して、いわゆるファミリーゲームを家族抜きで遊ばなくてはならなくなりました。一方、キッズゲームは今やファミリーゲームの主力です。キッズゲームは、子どもと親や教師が一緒に同じテーブルに座り、一緒にそのボードゲームを体験するものです。ボードゲームは、子どもだけで遊び、大人はその間黙って見守ることを意図して作られていません。たとえ親や教育者がそのようなボードゲームを求めているとしても。確かに7~10回ぐらい遊べば、子どもだけで遊べるボードゲームももちろんあります。しかしキッズゲームは基本的に、子どもだけで遊ぶものではありません。そのため、自由度が高いボードゲームのほうがずっとキッズ向きです。ボードゲームの特徴は、ルールを理解し、ルールに従ったプレイができるところにあります。評論家にとってはもう明らかですが、ボードゲームは、印刷されたルールに従ってプレイしたときのみ評価できます。そこで私はキッズゲームにも、大人向けと同じ品質基準を求めています。子どもたちが気に入ったかどうか、どうやって分かるのでしょうか? いいえ、私は子どもたちにどう気に入ったのかなんて尋ねません。大事なのは、子どもたちを観察することです。退屈しているか、楽しんでいるか、どの時点で感情を引き出すか。フィードバックで重要なのは、「来週もこのボードゲームを子ども広場や学校にもってこようか?」という質問への答えです。私は子どたちに「はい」か「いいえ」以上のことを尋ねません。教育学の基礎知識はボードゲームの評価に役立ちますが、それで肝心なところを見落としてはいけません。ボードゲームは、知育ゲームではないからです。遊びは遊び以外の何ものでもありません。そこで子どもたちは十分に学びます。評論家にとって最も重要なことは、自分自身が熱心なプレイヤーであることです。そうしてはじめて気持ちがこもり、子どもたちに共感できるのです。」

⑥新しいボードゲームジャーナリズムとは
G.ハイネッケ(元トリックトラック、シュピールドッホ誌、ドイツ年間ゲーム大賞):「新しいボードゲームジャーナリズムは、私の理解では、遊んだときの感情について書かれた記事を生み出すことが求められます。古典的なレビューは退屈です。導入、ルールの言い換え、結論。これは簡単ですが、多くの労力を消費する割に読者は最後の結論部分しか読まないため、おそらく報われないでしょう。例えば文学や芸術の評論は、その作品を要約して読者や観客に提示するという役割があります。なぜそれがボードゲーム評論では可能でないのでしょうか? ボードゲームが機能するには、我々自身を必要です。プレイ中に自己を観察することによって、我々は感情を伝えることができます。そのボードゲームで私に何が起こるのか、そのボードゲームで私は何を求められるのか。多くのボードゲームには核となるものがあり、メカニズムの石を押しのけることで見えるようになります。特にゲーマーにとって、ルールを繰り返す必要はありません。ボードゲームについて何か違うことを言ってみましょう。あえて通常のやり方を外してみましょう。新しいものを試してみましょう。全体的なものではなく、個々のポイントについて紹介しましょう。間違いにはなりません。」

Tag der Brettspielkritik: Sechs Workschops (Spiel des Jahres e.V.)

台風が通過した直後の暑い秋分の日、山形県長井市で行われたイベント「ぼくらの文楽」内にて、第4回東北ボードゲームフリーマーケットが開催された。無料配布分を除いて500タイトルが出品され、うち360タイトルが来場者のべ270名の手に無事渡った。

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過去3回の売上数/出品数は240/400、320/420、340/640タイトル。売上は順調に伸びている。今回も開場前には50名ほどの待機列が形成され、会場は熱気で包まれた。

システムは第1回からブース制ではなく、出品ラベル制をとっている。出品物貼付用ラベルに出品者名、状態、和訳の有無、希望販売価格などの項目を記入してプリントアウトし、出品物1つ1つにメンディングテープで貼付。これで出品者に関係なく、キッズ、ファミリー、ゲーマーなどジャンル別に陳列できる。

会場では出口付近にレジを設置し、出品物に貼付されたラベルをはがして一括精算。また防犯のためスタッフを配置した。出品者は会場内で売り込みをしても、来場者として待機列に並んで購入してもよい。

閉場後すぐに精算を開始。レジで集めたラベルをもとに出品者別に売上金額を渡す。その際、会場手数料として売上1個につき50円を差し引かれる。このシステムが機能するには優秀な会計が必要だが、今回はラベルを剥がして金額を告げる人、それを電卓に打ち込む人、お金を受け取って釣りを渡す人という3名体制で臨んだ。

今回の新機軸は、家から大きい紙袋をたくさん持ってきたこと。1人で5箱ぐらい買い込む姿が多く見られたが、持ちきれる量のキャパシティが増えたのが大きい。

会場は最寄り駅から3km離れており、休日でバスも運休しているため、徒歩45分が無理ならば自家用車またはタクシーで来るほかない。車まで運ぶことができればたくさん購入できるのだが、会場前の駐車場が屋台などで使用できないため、200mほど離れたところから歩かなくてはならない。大箱を重ねてもって歩くのはきついが、紙袋に入れれば何とかなる。

出品者が増えてラインナップが魅力的になったのも大きい。絶版になった輸入ボードゲーム、ゲームマーケットのレアもの、定価の半値ぐらいの新作と、ファミリーを含む幅広い客層のニーズを満たしていたと思う。

このようにして魅力的なラインナップを拡充しつつ4回目を迎えた継続の力もある。スタッフも手慣れたもので、会場設営が終わってからはのんびりおしゃべりをして、屋台を楽しむ姿も見られた。今回はサザエのつぼ焼きと、山形牛のサイコロステーキ、自家焙煎コーヒーが人気。

終わってからは本堂で夕食とケーキの打ち上げの後、解散。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。また来年お目にかかりましょう。

JELLY JELLY CAFEは20日、スマホで荷物を管理できる収納サービス「サマリーポケット」と業務提携し、ボードゲームを外部保管するサービスを推進する。提携の第一弾として、通販ショップ「JELLY」にてボードゲームを購入すると「サマリーポケット」で利用できる1,000円分のクーポンがプレゼントされる。

「サマリーポケット」は、専用ボックスに荷物を詰めて送り、温度・湿度が管理された環境で保管してくれるサービス。モノの取り出し、預け入れ、管理までがパソコンやスマホのアプリ上で手軽に管理できる。月額保管料は1箱250円~、取り出し送料は全国一律800円~で利用できる。

場所を取る上に、次々と新作が発売されるボードゲームの保管は愛好者の悩みの種。全国各地でボードゲームフリーマーケットが開催されているのも、ボードゲームの収納が限界になっていることを示している。この悩みが寄せられたJELLY JELLY CAFEは専門業者との業務提携により、収納のアウトソーシングを提案する。

1000円分のクーポンのほか、ウェブサイト「サマリーポケットジャーナル」にて、JELLY JELLY CAFE池袋店の鈴木店長の自宅スッキリお片づけ企画を配信。「サマリーポケット」の利用方法を紹介している。

愛好者の中には貸倉庫を利用してコレクションを収納している方もいるが、それほどたくさんのボードゲームを所有していない人にとって使いやすいサービス。あまり遊んでいないけれども思い入れがあって手放せないボードゲームを整理して、自宅のボードゲーム棚をすっきりさせてみてはいかが。

サマリーポケット
コレクター必見!人気ボードゲーム店の店長がやってみた、コレクションを美しく整理するベストな方法。

独裁者はみんなで作るもの

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7枚の手札をみんなの情報をもとに捨てていって、最後残した1枚が勝利条件を満たすようにする推理とブラフのカードゲーム。ゲームマーケット2018秋にクリエイティブAHCから発表され、今年はこのゲームをテーマにした演劇も公演されている。正体が最初から決まっているのではなく、徐々に探りを入れながら決めていく過程が面白い。

最初にみんなが持っているカードは同じ構成で、独裁者、道化師、貴族、革命家、暗殺者、民衆、聖職者の7枚から成る。毎ラウンドはじめに議論を行い、どのカードで勝ちに行くのかをお互いに出し合う。「全員が民衆を残せば、全員が勝利できるので、とりあえず民衆を残しましょうか?」

議論が終わったら投票タイム。好きなプレイヤーの前に自分のチップを置く。最終的に何票集まったかによって、自分が最後に残したキャラクターが勝てるか決まることがあるので、票数はどのキャラクターを残すかの指標になり、ヒントになる。「おい誰だよ民衆捨てた奴!」

例えば独裁者は単独最多票が集まっていれば勝利するので、票が集まると独裁者を選ぶ可能性が上がるだろう。道化師は独裁者が勝つと一緒に勝てるので、独裁者が出そうならば道化師を選ぶプレイヤーが増える。しかし暗殺者は、独裁者が勝ったときに票数がゼロだと独裁者を暗殺して逆転勝利できるため、命を狙う方に転向するプレイヤーも出てくる。

投票が終わったら、各プレイヤーがカードを捨てる。基本的に誰がどのカードを捨てたかは分からないが、全員が捨てたカードを混ぜて公開するので、どのカードが全体で何枚残っているかだけ分かる。これがまた次のラウンドの議論につながっていく。「もう独裁者が勝つのは絶望的だから、貴族か革命家が有利かな? この得票状況だと......」

投票のときに、棄票といって誰かのチップを捨てさせることができ、これが面白い展開を生む。ところが棄票したプレイヤーは、そのラウンドに自分が捨てるカードを公開して出さなければならず、ほかのプレイヤーにも大きなヒントを出すことになる。ゲームの流れによって捨てて当然というキャラクターがいれば、積極的に棄票して票数をコントロールするのもよいだろう。

どのキャラクターだと勝てるかは、少しずつ推測は付いてくるものの、最後の最後まで分からない。投票がまんべんなく行き渡るか、特定の誰かに集中するかによっても展開が変わる。4日目に2枚のうちから1枚を選んで確定させるとき、読み合いはクライマックスになる。

6人プレイで20分くらい。面白いので2ゲーム続けてプレイしたが、1回目は投票数最下位とブービーのコンビで勝てる革命家が土壇場で勝利するというドラマチックな展開。2回目は独裁者と貴族が勝利という順当な展開で、ゲームごとに展開も大きく変わった。各キャラクターの勝利条件がテーマとうまくかみあってドラマ性があり、裏をかいたり、裏の裏をかいたりできる心理戦もあって繰り返し遊びたくなる作品だ。

斯くして我は独裁者に成れり
ゲームデザイン・あまおち総統/AHC、メインイラスト・アオガチョウ
4~12人用/13歳以上/30分
AHC:斯くして我は独裁者に成れり

埼玉・大宮に本日、プレイスペース付きショップ「ボードゲームステーション大宮店」がオープンした。JR大宮駅徒歩1分(TCGショップのホビーステーション隣)、平日15:00~22:00、土曜12:00~21:00、日祝12:00~20:00、無休。

秋葉原R&Rステーションと同じくアークライトが母体で、昨年秋にオープンした蒲田店に続くボードゲーム専門店となる。国産同人ゲームから輸入ボードゲームまで幅広く取り扱う。買い上げ金額(税抜)の3%を加算し、1ポイント1円で秋葉原・蒲田・大宮店で使えるポイントカードがあり、10、20、30日にはポイント2倍になる。

また、6卓40席のプレイスペースを備え、話題作を貸出。23日までオープニングキャンペーン中で、プレイスペース無料やセール、福袋、3000円以上購入でランダムで1つプレゼントなどが行われている。

ボードゲームステーション大宮
埼玉県さいたま市大宮区宮町1-60 大宮ラクーン5階/TEL:048-783-7828
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sumikkogurashicg.jpgスロウカーブは10月17日、『すみっコぐらし あつめよう!すみっコちっぷ』を発売する。2~4人、6歳以上(大人の方が参加される場合は3歳以上)、10分、2,000円(税別)。

サンエックスの人気キャラクターで11月には映画にもなる「すみっコぐらし」。すみっこにいるとなぜか落ちつくという寒がりのしろくま、自信がないぺんぎん?、食べ残しのとんかつ、恥ずかしがりやのねこ、正体をかくしているとかげなど、ちょっぴりネガティブで個性的な"すみっコ"たちが繰り広げるカードゲーム。

《すみっコ》や《みにっコ》が描かれたチップを自分の「すみっこ」に集め、いちばん多く集めることを目指す。自分の番には場に裏向きに置いてあるキャラクターチップを1枚めくって自分の場に持ってくる。各チップに描かれたキャラクターによって「もう1枚引く」「1回休み」などいろいろな効果があり各プレイヤーの手持ちが増減する。場がなくなったらゲーム終了で、1番多くのチップを持っていたプレイヤーの勝利となる。

サポートプレイを取り入れれば、小学生未満のお子様でもプレイ可能で、家族皆で楽しめる。

内容物:ゲームチップ計36枚、説明書2部(通常ルール用、サポートプレイ用)

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zombiecideghJ.jpgアークライトゲームズは10月31日、『ゾンビサイド:グリーン・ホード(Zombicide: Green Horde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ギートン&J.B.ルリアン&N.ラオール、1~6人、14歳以上、60分、12000円(税別)。独立型拡張セットのため、単体でプレイ可能。

CMON社(シンガポール)による『ゾンビサイド:ブラック・プレイグ』と同じく、中世暗黒時代を舞台にしたファンタジーゾンビゲーム。オリジナルの英語版は2018年に発売された。今度は「緑の軍団」オークゾンビと協力して闘う。

軍団マークのあるゾンビカードが引かれると、新たなゾンビが登場し、一箇所に軍団を形成。「軍団登場」のカードが引かれると、ボード上に広がってプレイヤーを襲撃する。

プレイヤー側にも新たな武器や呪文が加わりこれに対抗する。協力して迎え撃ちたいところだが、一箇所に固まりすぎると投石機の攻撃を受けるので注意が必要だ。

72体の豪華なミニチュアで独特の世界観に浸れるだけでなく、地図タイルの組み合わせにより10種類のシナリオが用意されていて、リプレイアビリティも高い。さらにシナリオを自作して楽しむこともできる。

内容物:ミニチュア 72体、地図タイル(両面仕様) 9枚、ステータスボード 6枚、生存者カード 6枚、生存者用カラーベース 6個、ダイス 6個、マーカー 48個、トークン類 68個、ミニカード 133枚(物品カード+屍者カード+早見表カード)[※ 生存者カード 75×88mm, ミニカード 41×63mm]

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アメリカ・テーブルトップ賞(The American Tabletop Awards、以下ATTA賞)委員会は今月9日、第1回目となるATTA賞を発表した。ボードゲームを紹介する在米のブロガーやユーチューバーなど10名の委員が4部門について選んだ作品は以下の通り。

ATTA賞は、アメリカのボードゲーム市場が急速に拡大する中、ドイツ年間ゲーム大賞、フランス・アスドール、スペイン年間ゲーム大賞、オーストラリア・カンガ賞のような一般向けの賞がアメリカになかったことから創設された。

対象は英語ルールがあること、モノがあること(プリント&プレイ版などでないこと)、前年に初版でリリースされたこと、小売またはクラウドファンディングが条件で、委員が5タイトルまでをランキングを付けて推薦し、これを集計して決定する。

共同設立者で、レビューサイト"What's Eric Playing? link"を運営するE.ユルコ氏は、「委員会が結集して2018年に発売されたすごいボードゲームを見ることができたことを嬉しく思います。テーブルトップゲームのコンテンツ製作畑を縦断する多様な委員が集まったことはとても幸運なことで、どのボードゲームが受賞したか発表できることを喜んでいます」とコメントしている。

The American Tabletop Awards link

【アメリカ・テーブルトップ賞2019】
初心者ゲーム部門:キャッチ・ザ・ムーン
ノミネート:スネイル・スプリント、ザ・マインド
推薦:ドロップイット、メガランド

カジュアルゲーム部門:クアックザルバー
ノミネート:シャドウズ・アムステルダム、スペースベース
推薦:ジャストワン、ギズモ

戦略ゲーム部門:クロニクルズ・オブ・クライム
ノミネート:西フランク王国の建築家、陸海空の英雄たち
推薦:コインブラ、クリプテッド

コンプレックスゲーム部門:ルート
ノミネート:裏切り者レガシー、ブラス・バーミンガム
推薦:テオティワカン・シティオブゴッズ、故宮

rollplayermmJ.jpgアークライトは10月31日、キャラメイクゲームの拡張セット『ロールプレイヤー モンスターズ&ミニオンズ(Roll Player: Monsters & Minions)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.マテイカ、イラスト・JJ.アリオーザ&L.フランシスコ&L.リベイロ、1~5人用、10歳以上、60~120分、5400円(税別)。

昨年春に日本語版が発売されたキャラメイクのダイスゲームに、戦闘要素を追加する拡張セット。キャラメイクで終わっていた前作から、宿敵との最終決戦に備えて迫り来る脅威に関する情報を競って集める要素が追加される。

モンスターの棲み処はどこにあるのか? そこに至る道に障害はあるのか? 次にどんな攻撃を仕掛けてくるのか? ......戦いの準備を整えるほど報酬が上がるが、情報は無料ではない。来たるべき戦いのために、モンスターの手下からなるべく詳細な情報を集めよう。

凶悪なモンスターやその手下を撃退すると、追加で名誉の星を獲得でき、ひときわ大きく輝く名誉の星を射止めて、王国の継承者となろう。

内容物:ルールブック 1冊、金貨 60枚、キャラクター記録用紙 1冊、キャラクター・シート 6枚、スタートプレイヤーマーカー 1個、トークン 61個、経験値キューブ 40個、ダイス 43個、カード 170枚(※カードサイズ 属性/冒険/早見表カード 44×67mm、怪物/プレイヤー支援カード 70×120mm、他 63×88mm)

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9月29日(日)、街の駅やまなし(JR山梨市駅徒歩1分)にて、「山梨ボードゲームフリマ2019」が開催される。11:00~16:00、入場無料。

地元ボードゲーム会「BGの集い」と、ボードゲームポッドキャスト「ほらボド!」のコラボイベント。昨年も行われ200名が参加した。中古ゲーム販売のほか、昨年も出店したぶんぶんゲームズとEngamesとノスゲム、さらにイカロスやCOLON ARCなどが出展し、中古ボードゲームだけでなく新作日本語版なども販売される。

昨年も行われた「巨峰食べ放題ボードゲーム会」は今年も開催。フリマだけでないボードゲーム総合イベントになりつつある。

BGの集い:山梨ボードゲームフリマ2019出店者が決定!

quadrocolorJ.jpgピチカートデザインは9月20日、JELLY JELLY GAMESのレーベルでスピードゲーム『クアドロカラー(Quadro Color)』の日本語を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン・B.ロス&J.ウィンスロウ、アートワーク・F.トゥリュチャー、2~5人用、6歳以上、10分、2200円(税別)。

オリジナルはピアトニク社(オーストリア)から2013年に発売された作品。手元のタイルを色を合わせて中央のボードに配置するパターン認識&リアルタイムゲームで、キッズゲームエキスパート賞(5~9歳部門)にノミネートされている。

各自3枚のタイルを裏向きにして手元に置いてスタート。スタートの合図でタイルをめくり、ボード上で色が一致する場所に配置する。全てのタイルを先に配置できたプレイヤーが勝者だ。

タイルはさまざまなパターンで4色に色分けされており、ボード上で同じパターンを見つけ出さなくてはならない。ルール説明は1分もかからず、子どもだけでなく、大人でも楽しめるゲームだ。

内容物:ゲームボード 1枚、タイル 24枚、ルール説明書(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語)

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ボードゲームメッセ「シュピール」を主催するフリードヘルム・メルツ社(ドイツ)は本日、30回目となるドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)を発表した。一般愛好者の投票により、『ウィングスパン(Wingspan / ドイツ語タイトル Flügelschlag)』が1位に選ばれた。『ウィングスパン』は今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞(KdJ)も獲得しており、この2つの賞でダブル受賞するのは『世界の七不思議』(2011)『村の人生』(2012)以来7年ぶり3回目となる。

ドイツゲーム賞は、前年の秋から当年の春までに発売された新作を対象として、はがき、インターネット、用紙による一般投票で選ばれている。5タイトルまで記入する方式で、毎年フリーク向けの作品が選ばれる傾向にある。昨年は『アズール』、一昨年は『テラフォーミング・マーズ』が受賞した。

今年1位に輝いた『ウィングスパン』は、鳥獣保護区に多くの鳥を呼び寄せて育てるゲーム。ストンマイアーゲームズ(アメリカ)、ドイツ語版はフォイヤーラントシュピーレから今年発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にも選ばれた。近年、ドイツゲーム賞は重量級ゲームが1位に輝いており、中量級を目指すドイツ年間エキスパートゲーム大賞とは受賞傾向が異なってきたが、今年度は重量級ゲームのヒット作不在も影響し、7年ぶりのダブル受賞となった。日本語版はアークライトから来月発売予定。

2位には『クアックザルバー』と同じ作者・出版社による『深い谷の酒場』、3位には日本語版も発売されている『テオティワカン:シティオブゴッズ』が入った。10位以内のうち日本語版が発売(予定も含む)されているのは7タイトルと昨年より1タイトル増えた。

同じく投票で選ばれるドイツキッズゲーム賞には『コンセプト・キッズ』が選ばれた。授賞式は10月24日、エッセン・シュピール1日目の夜に行われる。

【ドイツゲーム賞2019】


1位:ウィングスパン
(Flügelschlag / E.ハーグレイヴ / フォイアーラント出版)

2位:深い谷の酒場

(Die Tavernen im tiefen Thal / W.ヴァルシュ / シュミットシュピーレ)

3位:テオティワカン:シティオブゴッズ

(Teotihuacan: Die Stadt der Götter / D.タッシーニ&D.トゥルツィ / シュヴェアクラフト出版)

4位:スピリット・アイランド
(Sprit Island / R.E.ロイス / ペガサスシュピーレ)
5位:西フランク王国の建築家
(Architekten des Westfrankenreichs / S.フィリップス&S.J.マクドナルド / シュヴェアクラフト出版)
6位:ディテクティブ
(Detective / I.トルツェウィツェク&P.ライマー&J.ラポット / ポータルゲームズ+ペガサスシュピーレ)
7位:アンダーウォーター・シティーズ
(Underwater Cities / V.スーヒー / デリシャスゲームズ)
8位:ニュートン
(Newton / N.マンゴーネ&S.ルチアーニ / クレイニオ・クリエーションズ+アスモデ)
9位:ジャストワン
(Just One / L.ルディ&B.ソッター / ルポ・プロドゥクシオン+アスモデ)
10位:グルームヘイヴン
(Gloomhaven / I.チルドレス / フォイヤーラント)

【ドイツキッズゲーム賞2019】
コンセプト・キッズ
(Concept Kids - Tiere / G.ブージャノ&A.リヴォレ / ルポ・プロドゥクシオン+アスモデ)

Deutscher Spiele Preis:Preisträger 2019

ボドゲde遊ぶよ!! phase 13-10

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blackouthongkongJ.jpgアークライトは10月24日、『ブラックアウト香港(Blackout: Hong Kong)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.プフィスター、イラスト・C.クイリアムス、1~4人用、14歳以上、75~150分、6400円(税別)。

『モンバサ』や『グレート・ウエスタン・トレイル』のプフィスターがデザインし、エッガートシュピーレ(ドイツ)から昨年発売された作品。現在、国際ゲーマーズ賞のノミネートされている。大規模な停電に見舞われた香港の街を復興する。さまざまな専門家の力を借りて、絶えず変化する状況に対応し、都市の復興に最も貢献するプレイヤーは誰か?

今回手に入る資源をダイスを振って決め、カードをプレイしてアクションを行う。ネットワーク構築による陣取り、デッキ構築によるカードの強化などを通じて、さまざまな得点方法が用意されており、遊びごたえのある作品となっている。

5本のチャプターからなる1~4人用の「キャンペーンモード」が収録されており、チャプターごとに異なるルールでプレイし、すべてを遊ぶことでひとつの物語が完結するようになっている。
 
内容物:ゲーム盤 1枚、個人ボード 4枚、カード 136枚、資源ダイス 3個、親マーカー 1個、復旧区画コマ 20個、キューブ 100個、偵察トークン 48個、勝利点マーカー 4個、香港ドル 50枚、輸送トークン 24個、封鎖トークン 4個、GPSトークン 12個、0-6トークン 4個、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 56×87mm)

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centuryanwJ.jpgアークライトは10月24日、『センチュリー:ニューワールド(Century: A New World)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.マツウチ、イラスト・A.カナーニ&C.クイリアムス、2~4人、8歳以上、30~45分、4800円(税別)。

プランBゲームズ(カナダ)による「センチュリー」3部作で、『センチュリー:スパイスロード』『センチュリー:イースタンワンダーズ』に続く最終作がいよいよ登場した。いずれも単体で遊ぶことができるが、ほかの作品と自由に組み合わせて遊ぶこともできる。

プレイヤーは16世紀の商人となり、新世界アメリカに足を踏み入れる。未開の地を限界まで進み、狩猟、採掘、収穫によって資源を手に入れよう。交易ルートを確立して効率よく資源をやりくりし、勝利点を競う。

手番には、ボード上のアクションスペースに入植者コマを置いてアクションを行うワーカープレイスメント。アクションによって複数の入植者コマが必要で、さらに他プレイヤーの入植者コマがあると1個多く置かなければならない。

アクションでは4種類の生産品(コーン、肉、タバコ、毛皮)を入手したり、交換したりして、指定された組み合わせを集めることで勝利点カードが手に入る。勝利点カードは得点だけでなく特殊能力ももたらし、入植者を増やしたり、アクションスペースに配置する入植者の数を減らしたり、追加のキューブが手に入ったりできるようになる。ボーナスタイルが手に入るアクションスペースもあり、アイコンを多く集めるほどゲーム終了時にボーナスが入る。

これまでのシリーズと単体で組み合わせることもでき、また3部作全てを組み合わせて遊ぶルールも入っている。単体で遊んで、2ゲームを組み合わせて、さらに3ゲームを組み合わせてと、7通りの遊び方ができ、ワーカープレイスメントの神髄を味えるだろう。

内容物:エリアボード 6枚、プレイヤーボード 4枚、入植者コマ 48個、勝利点カード 56枚、ボーナスタイル 25枚、探検タイル 10枚、キューブ 105個、キューブ用カップ 4個、ルール説明書 4枚(※カードサイズ 70×120mm)

layersJ.jpgアークライトは10月17日、『レイヤーズ(Layers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.チョイ&Y.ゴー、アートワーク・A.イム&J.S.パーク、1~4人用、8歳以上、30分、3500円(税別)。

ハッピーバオバブ社(韓国)が昨年発売した作品。布をたたんでパターンを作る『フォールド・イット!(2016)』に続くオリジナル作品である。

ゲーム内容は早解きパズルで、カラフルな「レイヤーカード」を重ねて、出題カードと同じ図柄を素早く作り上げる。レイヤーカードはところどころに隙間があり、重ねる順番に工夫が必要となる。両面をしっかり見て、回転させたり裏返したりしながら、他プレイヤーより早く完成させよう。

お題には3段階の難易度があり、難しさの調整が可能。最も難しいレベルのお題は歯ごたえがある。ルール説明もほとんどなく始められ、カラフルなデザインが目を引くパズルゲームだ。

内容物:レイヤーカード 20枚、出題カード 55枚、プレイヤーボード 4枚、ラウンドタイル 12枚、勝利点トークン 38個、30秒砂時計 1本、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 130mm×130mm)

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wingspanJ.jpgアークライトは10月17日、『ウイングスパン(Wingspan)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.ハーグレイヴ、イラスト・A.M.M.ハラミヨ&N.ロハス&B.ソーベル、1~5人用、10歳以上、40~70分、6500円(税別)。

アメリカの女性デザイナーの作品で、ストンマイアーゲームズ(アメリカ)から今春発売された。ドイツ語版はフォイヤーラントシュピーレから発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)に輝いている。

プレイヤーは研究者、野鳥観察者、鳥類学者といった鳥類愛好家となり、自身の管理する鳥獣保護区に鳥を呼び寄せ、多くの種を見つけることを目指す。生息する種が増えるほど、生態系は複雑になり、強力な能力が連鎖していく。鳥の生息地は森林、草原、湿地に分かれており、鳥の成長に重要な役割を果たす。

手番にはアクションコマを消費して、ダイスを選んで餌トークンを獲得するか、卵トークンを取るか、餌や卵を支払って手札の鳥カードを自分の個人ボードに配置するか、鳥カードを補充するかの4択。アクションコマがなくなったらラウンド終了で得点計算となり、これを4ラウンド行って最終得点を競う。

ラウンドごとの得点条件はゲームごとに変化する。それと共に配置された鳥カードにはさまざまな効果があり、どのような順で配置し、どのように組み合わせるかによってゲームごとに異なった展開が楽しめる。

餌箱型ダイスタワー、専用ダイス、餌トークン、かわいらしい卵コマなどのゲームを盛り上げるコンポーネントもさることながら、1枚として同じカードがない、美しいイラストの170種類の鳥カードには翼長(ウイングスパン)や生息地、一言解説が記載されており、理解を深めることもできる作品だ。

内容物:ルール説明書 1冊、別冊付録 1冊、オートマ説明書 1冊、目的ボード 1枚、カードトレイ 1組、個人ボード 5枚、餌箱型ダイスタワー 1組、スコアシート 1冊、カード類 212枚、卵トークン 75個、専用ダイス 5個、アクションコマ 40個、餌トークン 103 個、目的タイル 8枚、親マーカー 1枚

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ホビージャパンは10月下旬に発売する予定の輸入ゲームのリストを発表した。いずれも先月のジェンコン(アメリカ・インディアナポリス)で発売された新作で、外国語版に日本語ルールが添付される。

勝負(SHŌBU)
ゲームデザイン・M.ヴラナス&J.サジュダック、出版社・スマーク&ダガー社(アメリカ)、2人用、8歳以上、15~30分、3800円(税別)。
天然石と木製ボードを使った2人用アブストラクトゲーム。2色各2枚の木製のボードは、リネンロープによって区切られている。これらのボードに各自16個の石を4個ずつ配置してスタート。手番にはまず、自分の石を1個、斜めを含む好きな方向に2マスまで動かし(「受け身の移動」)、続いてもう1個の石を、同じ方向・マス数だけ動かして、相手の石を押し出す(「攻めの移動」)。このようにしていずれかのボードから敵の石を全て押し出せば勝ちとなる。あちら立てればこちら立たずの移動が悩ましい作品だ。

ウーリー・ウワーッンモス(Wooly Whammoth)
ゲームデザイン・N.クラヴォッタ&R.ブロー、イラスト・C.フォックス、出版社・スマーク&ダガー社(アメリカ)、2~6人用、8歳以上、40分、5400円(税別)。
原始時代の人類となって、腹を満たすためにマンモスを崖から突き落とすことを目指すドタバタゲーム。各自手札から1枚ずつ一斉にプレイし、全員の合計数だけ、狩人たちが移動する。中には「自分は休みなので動かない」や「自分だけ1マス余計に動く」や「マンモスが突進してくる」「自分だけ逃げる」などのカードもあり、うまく使って自分が落ちないように、マンモスを崖から突き落とそう。崖際のマスにいるとマンモスの肉が手に入る。
間違って自分も崖から落ちたり(マンモスも落っこちるのでマンモス肉は手に入るけど)、マンモスに踏みつぶされたり、タールピットに落っこちると1人死亡。先にマンモス肉を6つ集めることができたら勝利となる。自分の部族の4人の狩人が全滅する前に、一番多くの肉を部族にもたらせるのは誰か?

星の来訪者(ビジター)(Visitor in Blackwood Grove)
ゲームデザイン・R.T.グリーン、イラスト・M.チアン&J.ハグレー、出版社・リソニム社(アメリカ)、3~6人用、8歳以上、5~15分、2800円(税別)。
宇宙からの来訪者と子ども、政府のエージェントに分かれて戦う推理ゲーム。訪問者は「金属を含む物」「赤い物」などの秘密のルールを決め、そのルールに合致するものだけ、宇宙船のバリアを通過させる。子どもは通過するアイテムを見つけ、政府のエージェントは秘密のルールを見破って宇宙船を拿捕しようとする。エージェントより先に子どもが秘密のルールを見つければ来訪者と子どもの勝利、その前にエージェントが見破るか、逆に難しすぎて誰も見つけられなければエージェントの勝利となる。
秘密のルールは簡単すぎても難しすぎてもいけない。アイテムはカードのイラストで示されており、通過するものと通過しないものをよく観察して法則を見いだせるかが鍵となる。

9月21日(土)に神戸・三宮の「KIITO」にて、「ボードゲームフリーマーケット9 in 三宮」が開催される。ポートライナー「貿易センター」駅徒歩10分、13:00~17:00、入場無料。

2012年から一昨年まで大阪で行われ、去年から三宮に会場を移した中古ボードゲーム販売イベント。遊ばなくなった中古ボードゲームのほか、創作ゲーム、関連グッズ、輸入ゲームも販売される。出展するのはボードゲームショップ、創作ゲームサークルなど70団体。昨年の51団体、一昨年の36団体から順調に増えており、ゲームマーケット大阪のダイジェストといった様相を呈している。

TTBこと富本尚志氏による恒例の公開オークションは今回も開催。Kleeblattブースでは、今月に第2巻が発売となる『天王寺さんはボドゲがしたい』の購入者先着40名に作者mononofuさんのサイン会も行われる。その他、募金イベントやフリースペース、赤ちゃん休憩所・授乳室もあり、家族連れにも対応して買って遊んで交流もできるイベントだ。

開場前の待機列は12時から。

ボードゲームフリーマーケット9 in 三宮

竹書房は9月13日、ボードゲームをテーマにしたコミック『天王寺さんはボドゲがしたい』第2巻を発売する。mononofu(もののふ)作、580円(税別)。

竹書房のグラビア付き青年月刊誌『キスカ』で連載中のボードゲームコミック。今年2月に第1巻が発売されてから7ヶ月で第2巻の発売となった。コミック万能タイプの帰国子女、天王寺ユリアを一方的にライバル視している主人公の南森ゆきが、ボードゲームを通して友情を深めていく。今回の収録は第6~10話で、『ミスタージャック』が登場。

ゲーマーズで購入すると描き下ろしブロマイドがもらえる。また今月21日開催の「ボードゲームフリーマーケット9in三宮」で発売記念イベントが開かれる予定だ。

大阪・豊中で今月、小学生対象のボードゲームスクールが開校した。府公社豊中B団地6号棟1階(阪急服部天神駅 徒歩10分)にて毎週木曜17:00~19:00、月2回まで無料、月4回8000円(税別)。

ボードゲームを通してコミュニケーション、プレゼンテーション、プランニング、アイデア、交渉、お金の教養など、さまざまなスキルや知識を学び、自主的に行動できるようになることを目指す。ボードゲームに慣れるところから始め、ルールを理解して勝ち方を研究したり、他の友達に説明したり、ルールを応用したり、オリジナルボードゲームを作ったりする。

体験会の参加など問い合わせ・申込みはウェブサイトから。今後、四ツ橋、江坂、西九条、千里中央、梅田、大正、八尾など大阪近辺での展開を予定しているという。

After School Board Game

第1回となる「ボードゲーム評論の日」というイベントが6月、ドイツ・ハンブルクで開催された。ドイツ年間ゲーム大賞公式サイトに掲載されているレポートを翻訳。

文化的な評論と新聞の学芸欄

ドイツ年間ゲーム大賞協会がハンブルクで「ボードゲーム評論の日2019」を開催したとき、60人以上のボードゲームジャーナリストとブロガーが訪れた。「残念なことに、ボードゲームに関する記事の多くは、何をするのかほとんど理解できません」と、オープニングスピーチでS.ゴーリッシュ氏(『ノイエン・プレッセ』学芸欄編集者)は語り、ワークショップとディスカッションに共通する主題を説明した。

「私たちが書いているレビューは、ルールの要約に終始しています。」ドイツ年間ゲーム大賞の審査員でもあるゴーリッシュ氏は嘆く。「私たちは人々がボードゲームを開封するところだけ見て、カードの運とかメカニズムについて議論する。でも、プレイヤーが何を感じるかについてはほとんど分かっていません。」本当に遊び心があり、人を笑わせたり、私たちを感動させたりするボードゲーム評論は稀だという。ハノーファーの地方紙『ノイエン・プレッセ』の学芸欄編集者でもあるゴーリッシュ氏は、なぜ冷静なゲームの説明ばかりが配信され、感情の説明があまりにも稀なのはなぜか問いかけた。

「でも現代のボードゲームには、エキサイティングで楽しいレビューの可能性があります。『パンデミック・レガシー』には、少なくとも人気のあるテレビシリーズと同じくらいの物語の深さがあります。『グリッズルド』は、最後のページを読み終わった後でも閉じたくない小説のように私たちを感動させます。」とゴーリッシュ氏は語気を強める。「なぜ私たちは、何を経験するかではなく、ルールの枠組みだけでボードゲームを評価しまうことが多いのだろうか?」

ボードゲームを体験することは、基本的なことである。「ボードゲームが私たちに喜びを与えるとき、私たちを苛立たせるとき、私たちにユニークな経験をもたらすときを私たちは知っています。それを表す言葉を見つけましょう! 他の人々を楽しませ、ボードゲームを遊ばないと何かを取り逃がしているような感覚をもたせましょう! 私たちがやっていることを誇りに思いましょう!」ゴーリッシュ氏は、「ボードゲーム評論の日」の参加者に訴えた。「批判的であり続けること! そして遊び心があること!」

(つづく)

Spiel des Jahres e.V.:Tag der Brettspielkritik Teil 1:Kulturkritik und Feuilleton

四国(Shikoku)

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「お先にどうぞ!」「いえいえ、そちらこそお先に!」

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お遍路で知られる四国八十八箇所霊場の23番薬王寺。徳島にあり、名前の通り薬師如来を本尊とするお寺だ。ここには厄坂という厄落としの石段があり、一段ずつ賽銭を置いて登ると厄が落ちるとされる。実に年間100万人以上が訪れるという。

この厄坂を舞台にしたスペインのボードゲームが『四国』だ。33段の女厄坂を競って上るレースゲームだが、勝利するのは前から/後ろから2番目の謙虚な参拝者だ。

コマの進め方はカードプレイによる。順番に手札から1枚を出し、そのカードに書かれたわらじマークの分だけ自分のコマを進める。ただし、数字順に前から/後ろから2番目のカードを出した人は進めない。自分のコマは、遅すぎても早すぎてもいけないから、うまくコントロールしたい。

手札の補充は、一番数字の小さいカードを出した人が山札から引き、後は小さい順に前のラウンドで出されたカードから好きなものを1枚ずつ取っていく。こうして出されたカードの多くが循環し、誰かの手札に返っていくことになる。現在の状況だけでなく、少し先の展開も見据え、さらにライバルがどのカードを補充するかも考えると悩ましい。

最後にカードを出す人は、手札が許せば進むか進まないかをコントロールできるが、前に出す人ほど確実ではなくなる。しかし、カードが循環することによって次第にほかのプレイヤーの手札内容が読めるようになり、「おそらく1番を取れる」「多分後ろから2番目にはならない」といったプレイができる。こうして運の要素をうまく抑えているところが面白い。

誰かがゴールに到達したときゲームは終了となるが、ゴールしてしまったプレイヤーは敗者である。ゴール手前でみんなが踏み止まろうとする終盤はとてもエキサイティングだ。

5人プレイで30分ほど。序盤に他プレイヤーの策略ですっかり置いていかれた鴉さん。とりあえず1人が最下位確定となれば、カードプレイも楽になる。しかし鴉さんはわらじの多いカードで巻き返し、終盤は混沌とした状況に。わらじの小さいカードでしのぎを削っていたが、私が我慢しきれずゴールしてゲーム終了。

各プレイヤーが1枚ずつカードを出すところで、読み通りだった嬉しさや、予想を覆される驚きでゲームが盛り上がった。プレイ時間が短く、プレイ人数の幅が3~8人と広いので、多人数ゲームの定番にもなりそうだ。

Shikoku
ゲームデザイン・E.プハダス/イラスト・A.サレス
GDMゲームズ(スペイン、2018年)+グループSNE(2019年)
3~8人用/8歳以上/30~40分

「ボードゲーマーに100の質問」2019年版

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2001年に取手のたかのさん(故人)が「ボード/カードゲーマーに100の質問」を行って10年、当サイトでリニューアルした2011年版 を、さらに有我悟さんがアップデートして下さった。

ボードゲーマーに100の質問:2019年度版 Ver1.0

コピペしてブログでご回答することを想定しているが、「おしゃべりサニバ 」(第100回ほか)のように、ポッドキャストで配信しているところもある。文字数の許す限り何回かずつにまとめて、ツイッターで発表するという方法もあるだろう。

質問内容が大幅に改訂されており、以前回答したという方も、もう一度自分の今のボードゲームライフを見直すきっかけにできそうだ。当サイトでもじっくり回答していこうと思う。

〈回答リンク〉
ファミーリエの日々HIROのボードゲームあれこれLucky Sunday Board Gamesnote.mu:ARIAガーデンゲームズ ボードゲーム工房

deepblueJ.jpgホビージャパンは9月下旬、海底探険ボードゲーム『ディープ・ブルー(Deep Blue)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.S.ペダーセン&A.H.グラネルド、イラスト・M.コワンブラ&C.ドージンほか、2~5人用、8歳以上、45分、6000円(税別)。

『コペンハーゲン』(2019)などをデザインした新進気鋭のデンマークデザイナーコンビの作品で、デイズ・オブ・ワンダー社(フランス)が今秋のシュピールに合わせて製作した。プレイヤーはダイバーとなり、碧く深き海底(ディープ・ブルー)で沈没船の場所を見極め、船員カードをうまく使い、宝探しで成果を上げる。

宝探しは何回かの潜水に分けて行う。バーストに注意しながら沈没船タイルへの潜水を指揮し、船員の能力を使いながら宝物を自分の船に回収していく。

手番には船員の雇用、航海、休息、潜水のいずれかを行う。船員の雇用ではコストを支払って船員のカードを手札に加え、航海では船員カードを出して自分の船を移動させ、沈没船を見つける。沈没船が見つかったらいよいよ潜水と宝探しだ。このとき、近くにいるプレイヤーも宝探しに参加できる。

宝探しでは、袋からコマを1個ずつ取り出していく。コマ色によって宝石、金、銀、謎の遺物、古代の物品、海の生物、酸素トラブルの7種類があり、海の生物と酸素トラブルは2個目以上が出るたびに、船員カードで対処できなければバーストとなってしまう。

途中でやめるかバーストしたら潜水が終了で、参加したプレイヤーは、引かれたお宝やプレイした船員カードによって勝利点を得る。潜水を行うと登場する海底都市タイルが揃ったらゲーム終了で、勝利点を競う。

相乗りで宝探しができることによって、他プレイヤーの思惑も絡み合い、もっと引くか、それともやめるかという選択がよりエキサイティングになるだろう。

内容物:メインボード1枚、プラスチック製の船10個、船員カード50 枚、プラスチック製宝箱5個、プレイヤーボード5枚、潜水場所ボード 1枚、勝利ポイントトークン120個、沈没船タイル15枚、潜水鐘駒1個、プラスチック製の宝石31個、布袋1つ、初期ボーナストークン6個、 航海日誌シナリオカード7枚、ルールシート

小樽のヨーロッパ玩具店「キンダーリープ」は本日、札幌のショッピングモール「マルヤマクラス」2階に2号店をオープンする。地下鉄円山公園駅出口0分、10:00~20:00。オープン記念セールとして8日まで、小樽店・札幌店とも店頭おもちゃ1割引となる。

輸入玩具・雑貨の「エレファント アトラクション」が今月1日で閉店し、その場所に代わってオープンする。ボードゲーム・カードゲーム、特にキッズ向けを多く取り扱うキンダーリープが札幌にオープンすることで、小樽までは行けなかった人たちも訪れやすくなるだろう。

2019年9月1日にオープンした秋田市内のボードゲームカフェ「Clockwise(クロックワイズ)」を、開店翌日に訪問した。

エントランス

山形と秋田は隣県とはいえ、山形県南から秋田市は250km、車で4時間近くかかる。山形市からは200km、仙台からでも250kmある。しかし秋田自動車道の通行は大変スムーズで、しかもICを降りるとわずか5分でお店に着く。秋田大学医学部附属病院の真ん前で、周囲にはスーパーマーケットもあり賑やかなところだ。初日は日曜日で20席がほぼ満席だったが、2日目は7~8名ぐらいの来客。

店内は大きな柱があったり、レトロ調の椅子があったりして秘密基地感がある。片側の壁にボードゲーム棚があり、はしごでないと届かないくらい高いところまでボードゲームが詰め込まれていた。オーナーであるdjさんのコレクションである。

店内

djさんこと武内基朗氏は作曲家で、シャイニング・フォースシリーズなどのゲーム音楽、相川七瀬や知念里奈のサウンドディレクション、国際日本文化研究センターによる能と管弦楽の作品などを手掛けてきた。地元でピアノを教える傍ら、秋田ボードゲーム倶楽部(ABC)を主宰しており、長時間・重量級ボードゲームを好む。『ディクシット』のヒントを鍵盤ハーモニカで演奏したというエピソードが私は気に入っている。

ホワッツユアゲームそのコレクションは、ライトなゲームを探すほうが難しいくらいで、ホワッツユアゲーム?の大箱がまとめて置いてあるなど、ボードゲーム愛好者にはたまらない品揃えである。そしてお客さんもまたABCのメンバーで、重いゲームには慣れている。遊びたいゲームというと、『カヴェルナ』とか『アグリコラ』といった答えが返ってきた。ほかのお客さんにルール説明をしている人もお客さんだという。

一般的にボードゲームカフェはライト層がターゲットで、いろいろなボードゲームをどんどん遊びたい愛好者層はボードゲームサークルや、自宅ゲーム会でというパターンが多いように思う。ところがここでは、そのようなクラスタ分けがなく、シームレスに連続しているように見える。人口30万人という秋田市の規模のなせるところか、djさんの人柄か。

謎解きゲームも充実で、『EXIT』シリーズと『Unlock!』シリーズが積み上げられていた。一度しか遊べないといわれる謎解きゲームだが、解答をすぐに忘れてしまうdjさんは同じシナリオを何度も遊んでいるという。

謎とき

店長のずごん氏もABCの一人で、入り口のテーブルには『サムライ』が展示されていた。理由を伺うと今日は9月2日だから「クニ(9/2)ツィアの日」だという......そんな店長が作るホットサンドは、「肉そぼろ」「サバ味噌チーズ」「焼鶏チーズ」「ココアカスタードはちみつ入り」といった一風変わったラインナップ。手を汚さず、長時間ゲームの疲れを癒やすことができるMP全回復メニューだ。

クニツィア

お話もそこそこに、早速ボードゲームを遊び、気がつけば5ゲーム。あっという間に閉店時間となっていた。取材で初めて訪れたボードゲームカフェでこんなにアットホームなひと時を送れることは珍しい。みなさんルールの理解力が高いばかりでなく、説明も上手い方がおり、それでいて人柄の良さがにじみ出て和気あいあいとしていたからだと思われた。

ボードゲームカフェ CLOCKWISE
秋田県秋田市広面字糠塚118-1 稲穂ビル2F/TEL:018-853-8320
[Web link] [Twitter link]

サッポロビールはクラフトビールを作るカードゲーム『HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)』の制作を発表し、クラウドファンディングで出資者を募集している。1800円以上で製品、募集は9月30日まで。

「HOPPIN' GARAGE」は公募したアイディアから毎月オリジナルビールを製造し、お披露目イベントを開催するなど、一般参加型の新サービス。その一環としてこの度、カードゲームが制作されることになった。

プレイヤーはそれぞれのブルワリー(ビール醸造所)で異なるビールを造る職人となり、運ばれてくるトラックの中で混ざってしまった原料を選んで目標カードに書かれたビールを完成させることを目指す。3~5人用の協力型ドラフトゲームで、プレイ時間は20分。ルール監修は白坂翔氏(JELLY JELLY CAFE)。

ゲームの中で、主要なビアスタイルの味わいや原材料、ビール造りの工程が分かり、また日本ビール検定監修による「飲み会で語れるビールの豆知識」もついているなど、ビール好きにはたまらない内容だ。

製品は11月の完成・発送予定で、その後一般発売も計画されているが、クラウドファンディング限定のオリジナルカードが付属する。

CAMPFIRE:サッポロビールがビールを学ぶカードゲーム「HOPPIN' GARAGE」開発中!

ホビージャパンは9月中旬、キャラクター能力を使ったブラフゲーム『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド(Mascarade)』の日本語を含む多言語版を発売する。2~13人用、10歳以上、30分、3400円(税別)。

mascaradeJ.jpg『あやつり人形』の作者によるブラフゲームで、日本語版を含む多言語版が2013年に発売されていた。2017年に拡張セットの多言語版が発売され、日本マスカレイド協会が立ち上がるなど、人気が衰えず、このたび日本語版となる。多言語版からのルールやアートワークの変更・追加はなく、拡張セットも組み合わせ可能。

プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐ。

全員キャラクターの正体を明かした状態で始めるが、すぐにキャラクターカードは伏せられる。自分の手番には、自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する、自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する、キャラクターの能力を使用する、のいずれかのアクションを実行。

ゲームが進むにつれて、自分自身でさえも正体が分からなくなってくる。ハッタリをかけて偽りのキャラクターの能力を使用することも可能だが、ウソがバレると罰金を徴収されてしまう。正体を隠匿してのだましあいが楽めるブラフゲームだ。

クレーブラットは8月29日、ちょっと変わったニックネームでお互いの名前を呼び合うカードゲーム『ニックネーム/nickname』を全国発売した。ゲームデザイン・ななな社長、イラスト・北村ふる/りんすけ、3~6人用、8歳以上、15分、1500円(税込)。

フローリッシュゲームズ/七味Studiosがゲームマーケット2019大阪で発売した作品。ニックネームで相手を呼んでカードを集めるコミュニケーション&セットコレクションゲームだ。

手番には、他プレイヤーの中から1人を選び、自分が欲しいカードをいう。サッカーボールなら「先輩」、刀なら「どの」、顕微鏡なら「博士」、100円なら呼び捨てというように、欲しいカードによって呼び方を変えなければならない。

相手はそのカードを持っていれば渡さなければならず、こうして4枚1セットでたくさんのセットを集めることを目指す。自分がもっている系統のカードしか相手に要求できないため、お互いの手札がある程度分かるところもポイント。

呼び方を変えれば、言葉遣いも敬語になったり時代劇風になったりして笑いも巻き起こる。たくさん名前を呼び合ってゲームが終わる頃には親しくなれるゲームだ。

クレーブラット:ニックネーム/nickname

国際ゲーマーズ賞2019ノミネート発表

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国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、世界各国21名の審査員が選んだ作品は次の通り。

今年で20年目となるこの賞。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の9カ国から21名の審査員がボードゲーム愛好者の目で投票し、集計して発表している。

選考方法は8月に審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。そして星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、10位または5位(タイの場合は+α)までをノミネートとする仕組みとなっている。

昨年は各部門で『ガンジスの藩王』と『コードネーム・デュエット』が大賞に選ばれた。今年も本格的なゲーマーズゲームがずらりと並ぶ。今年はアークライトやホビージャパンだけでなく、テンデイズゲームズや数奇ゲームズも日本語版を手掛け、これまでにない日本語版が発売されている。

大賞の発表は9月下旬の予定。

国際ゲーマーズ賞ウェブサイト

【国際ゲーマーズ賞2019ノミネート】(★印は日本語版(予定)あり)
(一般ストラテジー部門3人以上用)
アーキテクツ・オブ・ザ・ウエストキングダム:西王国の建築家
(Architects of the West Kingdom / S.フィリップス&S.J.マクドナルド / ガーフィルゲームズ)
ブラックアウト:香港
(Blackout: Hong Kong / A.プフィスター / エッガートシュピーレ)
ブラス・バーミンガム
(Brass: Birmingham / M.ワレス&G.ブラウン&M.トルマン / ロクスレー)
コインブラ
(Coimbra / F.ブラシーニ&V.ギグリ / エッガートシュピーレ)
故宮
(Gùgōng / A.シュテーディング / ゲームブルワー)
ハダラ
(Hadara / B.シュヴェア / ハンス・イム・グリュック)
ジャストワン
(Just One / L.ルディ&B.ソッター / ルポ・プロドゥクシオン)
キーフロウ
(Key Flow / R.ブリーズ&S.ブリースデール&I.ヴィンセント / R&Dゲームズ)
ニュートン
(Newton / S.ルチアーニ&N.マンゴーネ / クラニオ・クリエーションズ)
レス・アルカナ
(Res Arcana / T.レーマン / サンドキャッスルゲームズ)
ルート
(Root / C.ウェールレ / レダーゲームズ)
テオティワカン:シティオブゴッズ
(Teotihuacan: City of Gods / D.タシーニ / NSKNゲームズ)
アンダーウォーターシティーズ
(Underwater Cities / V.スーヒー / デリシャスゲームズ)
ウィングスパン
(Wingspan / E.ハーグレーヴ / ストンマイアーゲームズ)

(一般ストラテジー部門2人用)
ゲティスバーグ
(Gettysburg / M.ハーマン / RBMスタジオ)
ケロ
(Kero / P.ハル / ハリケン)
キーフォージ:コールオブアーコンズ
(KeyForge: Call of the Archons / R.ガーフィールド / ファンタジーフライトゲームズ)
リンカーン(Lincoln / M.ワレス / PSCゲームズ)
ナーガ・ラージャ
(Nagaraja / B.カタラ&T.リヴィエール / ハリケン)
ナポレオンサガ
(Napoleon Saga / F.ロメロ / エフキューブ出版)

ボドゲde遊ぶよ!! phase 13-9

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