独年間大賞ノミネート『ラマ』日本語版、12月7日発売

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lamaJ.jpgメビウスゲームズは7日、カードゲーム『ラマ(L.a.m.a.)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・R.ゾマーカンプ&B.シュペルガー、2~6人用、8歳以上、20分、1500円(税込)。

アミーゴ(ドイツ)から今年発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたゴーアウト系カードゲーム。場にカードを出していって早くなくすことを目指すが、途中で降りることもできる。

1~6の数字カードとラマカードがあり、手札6枚でスタート。自分の番には前の人が出したカードと同じか、1つ多いカードを出すことができる。ラマカードは最高の6に出すことができ、ラマカードには1のカードが出せる。カードを出す代わりに、山札から1枚引くか降りることもできる。誰かが手札を使い切るか、全員抜けたらラウンド終了となり、残った手札が失点。誰かが-40点になったラウンドでゲームが終了し、失点の少ない人が勝つ。

同じ数字のカードを複数もっていても失点は1回だけというルールと、カードが残っていても降りられるところがポイントで、カードを出せないときに降りるかカードを引いて残るかの選択が悩ましい。そこに加えて、残るメリットとして手札を全部出すとマイナス点チップを1枚捨てられるというルールが悩ましさに輪をかける。

短時間で『ウノ』ぐらいの分かりやすさながら、クニツィアらしいジレンマが盛り込まれた作品だ。

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