ボーナンザ

ボーナンザいろんな種類の豆を手札から出して自分の前に植えるという栽培カードゲーム。手札の順序を変えてはいけないものだから、いらない豆は欲しい豆とどんどん交換しよう。しかし豆の価値はそれぞれ全く違う、何枚対何枚で交換しようか、それともタダで挙げてしまおうか、それはプレイヤー次第。
 交渉というと重苦しいイメージがあるが、このゲームでは本当に軽いノリで楽しめる。マメはそれぞれ個性的でかわいいイラストが施されており、コレクション欲もくすぐられる。この辺で収穫しようか、それとももっと集めようかという選択も悩ましい。3〜5人、45分程度。

ボーナンザファミリー

ボーナンザファミリー

ボーナンザ
Bohnanza (1997)
〈これだけで遊べます〉
全てはここから始まった。ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞5位、アラカルトカードゲーム賞1位とドイツの代表的なゲーム賞に全て入賞。その後もほかに類を見ないカードゲームとして売れ続け、10周年には記念版(Jubiläumsedition, 2007)とファンエディション(Fan Edition, 2007)が発売された。題名はスペイン語のbonanza(成功、繁盛)とドイツ語のBohn(豆)をかけている。
メビウスゲームズ『ボーナンザ』
play:game評価コメントリスト『ボーナンザ』
ボーナンザ 記念版 ファンエディション
ボーナンザ拡張
Erweiterungs-Set (1997, 2001)
〈基本+でプレイ可能〉
ボーナンザ拡張ボーナンザ拡張『ボーナンザ』が発売された直後に追加キットが発売された。ココア豆、ワックス豆、コーヒー豆を加えて小箱で7人まで遊べるセットで、英語版(リオグランデ, 2000)には基本セットに同梱されている。4年後に再販された際には大箱になり、新しい豆と契約カードが追加された。
メビウスゲームズ『ボーナンザ拡張』
ラ・イスラ・ボーニタ
La Isla Bohnita (1998)
〈基本+でプレイ可能〉
ラ・イスラ・ボーニタボーナンザが海に出る。島にも豆があり、交換フェイズで交易船を使って入手できる。ところが交易船に乗っている豆は海賊船で奪うこともできる。さらに交易船や海賊船を増やすこともできるが、そのコストに見合う儲けが出るかは分からない。題名はマドンナの『ラ・イスラ・ボニータ(La Isla Bonita)』のパロディで直訳すれば「豆の島」の意。
操られ人形館:ラ・イスラ・ボーニタ
スペースビーンズ
Speace Beans (1999)
〈これだけで遊べます〉
スペースビーンズ豆を集めて売るというテーマを引き継ぎつつも、斬新なシステムをもったシリーズ異色作。手番の最後に手札を全部、左どなりの人に渡さなければならない。ところが手番は右回りに進むので、まるで宇宙にいるような不思議な感覚で予期しない展開が生まれる。テーマは『スターウォーズ』をパロディ化したもの。
メビウスゲームズ『スペースビーンズ』
アル・カボネ
Al Cabohne (2000)
〈これだけで遊べます〉
アルカボーネ1〜2人専用のゲーム。交渉はないがダミープレイヤーの「マフィア」を入れることによって仮想敵と戦うことになる。マフィアは自分が集めている豆を自動的に奪ってしまうので、対抗策を考えないといけない。相手に勝つだけでなく、マフィアにも勝たなければならないシビアなゲーム。題名はシカゴマフィアのボス、アル・カポネのパロディ。
メビウスゲームズ『アル・カボネ』
ハイボーン
High Bohn (2000, 2001)
〈基本+でプレイ可能〉
ハイボーンハイボーン作者ローゼンベルクが、初めて自社出版した拡張セット。翌年にアミーゴ社から一般発売されたが、このパターンはその後毎年続くことになる。収穫した利益で建物を作り、特殊能力を得てカードを多く出したり順番を並べ替えたりできるようになる。題名は西部劇『ハイ・ヌーン(真昼の決闘)』のパロディ。
The Game Gallery『ハイボーン』
ムタボーン
Mutabohn (2001 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
ムタボーン自社出版第二弾となる、遺伝子組み換えをテーマにした拡張セット。数字の低い豆の次に1段階数字の高い豆を植えると、同じ豆の種類に変化する。このときボーナスカードの条件をそろえると得点になるというもの。題名は英語mutable(形・突然変異する)をもじったものか。
プレイスペース広島『ムタボーン』
ボーンハンザ
Bohn Hansa (2002)
〈これだけで遊べます〉
ボーンハンザシリーズ唯一のボードゲーム。街を回りながら豆を集め、指定された街に届けて得点を得る。街にある豆は在庫に応じて価格が変動する。ほかの人と交換するには同じ街に呼び寄せる必要があり、この移動で効率のよい巡回をするところがポイント。2004年には拡張チップ『街の多数(Die Städtmehrheiten)』も出た。題名は中世に北ドイツで貿易を独占した都市同盟の「ハンザ同盟」から。
メビウスゲームズ『ボーンハンザ』
レディボーン
Ladybohn (2002, 2007)
レディボーンレディボーン同じ豆に男性・女性・子どもの3種類がある。畑の一番上にある豆が女性の場合、男性よりも収入が高い。子どもの場合は収穫できないが、下になった豆を移動することができる。女性だけの特殊な豆もあり。テーマが秀逸で、自社出版の5年後にアミーゴから一般発売された。
メビウスゲームズ『レディボーン』
ボーナパルト
Bohnaparte (2003, 2004)
〈基本+でプレイ可能〉
ボーナパルトボーナパルトイラストレーターのギルケが初めて手がけた作品。翌年に『チンギスボーン』とまとめて一般発売された。カードを並べて領土とし、お金を払って領土拡大に挑戦できる。戦闘はカードの数値の大きさで決め、拡大すると領土の種類に応じてさまざまな特殊能力を使うことができる。題名はフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトのパロディ。
メビウスゲームズ『ボーナパルト』
チンギスボーン
Dschingis Bohn (2003 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
ジンギスボーンギルケが手がけたもうひとつの作品。『ボーナパルト』と同じくカードを並べて領土を作り、収穫で得られたお金で攻撃して領土を広げる。『ボーナパルト』と組み合わせて遊ぶことも出来る。題名はモンゴル帝王チンギス・ハンのパロディ。
プレイスペース広島『チンギスボーン』
テレボーン
Telebohn (2004 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
テレボーンほかの人の畑と強制交換できたり、ほかの人が取ったアクションをコピーできたり、特殊効果カードが使えたりと派手なアクションが楽しめる拡張セット。強制交換は枚数か価値が大きくないとできないが、特別な豆の畑を使うと容易に収用できる。題名は電話テレフォンをもじったものか。
プレイスペース広島『テレボーン』
アミーゴターラー
Amigo Bohnentaler (2004 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
アミーゴターラー持っていると山から4枚めくる権利を得られるアミーゴターラーをめぐって奪い合いをする。通常のチップでも遊べるバリアントルール。
TGW:アミーゴターラー
ラボーンツェル
Rabohnzel (2005 エッセン)
〈これだけで遊べます〉
ラボーンツェル自社出版の中では唯一のスタンドアローン型カードゲーム。魔法豆が入り、畑や手札にあるものを使って相手に豆を強制的に植えさせたり、お金を奪ったりするなど強烈な特殊効果が生まれる。題名は魔女に幽閉されたお姫様のグリム童話『ラプンツェル』のパロディ。
名古屋EJF:『ラボーンツェル』
ボーンキック
Bohnkick (2006 エッセン)
〈これだけで遊べます〉
ボーンキック攻守に分かれてサッカーを戦う。2人またはチームプレイで4人用。攻撃側がドリブル、パス、センタリング、シュートを出したら、防御側が対応するカードを出す。出せれば攻守交替、出せなければ攻撃続行。ゲーム終了時に得点の多いほうが勝ちになる。テーマは豆だが、『ボーナンザ』のシステムは用いられていない。
メビウスゲームズ『ボーンキック』
カニボーン
Kannibohne (2006 エッセン)
〈これだけで遊べます〉
カニボーン特殊効果を炸裂しあう2人用ゲーム。33枚中19枚がそれぞれ別の特殊効果を持っている。自分の畑の一番上に特殊効果のカードがあると、相手の手札を公開させたり収穫できなくするなどの攻撃ができる。2人専用のデッキなので枚数が少ないが、カードをめくったときに捨て札に同じ豆があれば補充されるルールなどで揃いやすくなっている。題名は食人族カーニバルから。
TGW『カニボーン』
ボーンレーシェン
Bohnrörschen (2007 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
ボーンレーシェン特定の豆を集める、同じ豆を同時に植えるなど課題カードが並べられ、順番に解決して進んでいく。課題が難しい場合はお金を払ってスキップできるが、ゴールではお金が5ターラーないと上がれない。『ボーナンザ』好きのスキルが問われる。題名は『眠りの森の美女(ドーンレーシェン)』のパロディ。
メビウスゲームズ『ボーンレーシェン』
スパイダーボーン
Spiderbohn (2007 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
スパイダーボーンボーナンザのファンブックの付録としてつけられた6枚のカード。ちょっと集めるだけですぐ価値が上がるが、本物のカードと偽者のカードがあるためブラフの要素が生まれる。
海長とオビ湾のカジノロワイヤル『スパイダーボーン』
アイゼンボーン
Eisenbohn (2008 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
アイゼンボーン場に駅名の付いたカードが出るたび、列車が移動して該当する駅カードが表になる。駅によって、特定の豆が高く売れたり、全体に安くなったり高くなったりと相場が変わる。また、自分の駅を勝ったり、駅名ごとに株券の数を競ったりという要素も加わっている。題名は『アイゼンバーン(鉄道)』から。
TGW『アイゼンボーン』
ボーネディクト
Bohnedikt (2009 エッセン)
〈基本+でプレイ可能〉
ボーネディクト神の奇跡でマメの種類を変える。交換の制限が付けられているがジョーカーの教皇マメと、指定された2種類が手札にあれば出せる神の畑があり、安いマメで枚数を増やしておいて途中で高いマメに切り替えれば高収入になる。題名はローマ教皇でドイツ出身のベネディクト16世から。
TGW『ボーネディクト』

このほかに2003年に頒布されたボーナンザカウンター(キャラクターを使ったチップ)があるが、ルールは発表されていないのでカウントしていない。