自宅ゲーム会01/10/26

お仕事でいらっしゃったYさんがお泊まり。前回から3日しか経っていなくて記録的なペースです。今回はMさんはいらっしゃらず、YさんとKさんと3人でしたが、終了時間の制限がないためたくさんのゲームができました。今回の感想は、3人時のもので、4人だと大分変わると思います。

ゴールドル・キャフェドラゴンデルタチグリス・ユーフラテスアラカルトバベル市場のお店

ゴールド(Goldgraeber / Ravensburger)

 Kさんが帰って、皆で夕食をとると、すぐにゲーム。とりあえず買ってきたビールも飲まずに、ひたすらゲームをして夜は更けていきます。
 このゲームは往年のラベンスバーガー社のゲームで、不二商という会社の訳がついています。前回西湘ボードゲームサークルに行ったとき、主催者ののごさんから譲って頂いたものです。金塊を掘り、自分の家に持ち帰るゲーム。ルールは単純明快で、サイコロを振ってコマを進め、チップが裏返しになっているマスに来たらめくります。金塊だったらゲット、泥棒だったらサイコロで対決。泥棒に負けたら持っていた金塊を全部奪われてしまいます。そこで強い泥棒に会う前に、ある程度金塊を掘ったら自分の家に持ち帰るようにします。自分の家に持ち帰ればもう誰にも奪われません。ゲームはサイコロの1が出ると動く機関車が終点まで行ったら終了です。家まで運んだ金塊と、捕まえてきた泥棒の点数で勝敗を決めます。
 機関車が終点に近づくと、どこで掘るのをやめるかドキドキしてきます。Yさんがしらみつぶしに地道に金塊を掘って優勝。Kさんは強い泥棒にてこずって僅差で2位。私は気まぐれに掘っていたら移動力を無駄に使って3位。
「どちらかといえば子供向け。しかし盛り上がりました。3人プレイだったのでソロプレイに近く、決闘は起りませんでした。次回は5〜6人でやってみたい。」

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ル・キャフェ(Le Cafe' / Y.Yonede / Y-Games)

 3日前の「キュリオ」に続くY・GAMESオリジナル作品のテストプレイ。喫茶店の店長となってメニューを増やしたり、バイトを雇ったりしながら、お客さんの注文をこなしてお金を稼ぐゲーム。タイルや木製コマ、カードのデザインなど全て自作というコンポーネントにまず舌を巻きました。凝り性ですね。
 ラウンドはまずバイトを雇って労働力を増強し(しなくても可)、お客様カードをめくって注文をこなしていきます。お客様はそれぞれいろいろな注文をしてきますが、それを作れないとお金がもらえません。はじめ作ることができるのはコーヒーだけです。メニューは増やせます。もうこれ以上作らないことにしたら、早い者勝ちでメニュータイルを購入します。これを購入すれば、次回以降作ることができるメニューが増えます。最後に研修をして労働力を増やしたり、目玉メニューを作ってお金をもうけやすくするスペシャル・スロットを購入してラウンド終了です。メニューはどんどんレベルアップでき、ステーキなど利率のいいものを作れるようになります。バイトはよく働くけど短期間しかいないのと、あまり働かないけど長期間いるものなど、少しずつ違います。
 テストプレイでも、十分楽しめました。スペシャル・スロットをいかにうまく使うかが勝敗を分けたように感じます。早めに研修を行い、目玉メニューを設定したYさんが作者の意地にかけて勝利。
「目玉メニューが強すぎるとのことで、一回決めたら動かせないことにする。また、必要労働力を減ら
せる能力があったらいいという事で追加することに。」

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ドラゴンデルタ(Dragon Delta)

 ベトナムが舞台の川渡りゲーム。2001年のゲーム大賞ノミネート作品です。パリのユーロゲームズ・デカルト社。石を置いて、橋をかけて、コマを反対岸に渡らせます。手札からカードを選んで裏向きに5枚並べます。そして一斉に一番左のカードを表にして行動を行います。他のプレイヤーに邪魔されるので思い通りにはいきません。行動を失敗すると川に落ちて振り出しに戻ります。
 今年のゲーム大賞候補ですが、3人だとあまりぶつかりどころがなく、多い方が面白いと思いました。Kさんが他の2人の邪魔をかわし、ひょいひょいと渡って優勝。
「6人ゲーを3人でやったので評価は避けます。たたきあいの要素があるので、ちょっと厳しい気がします。 」

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チグリス・ユーフラテス(Euphrat & Tigris / R.Knizia / Hans im Glueck)

 クニツィア作で、3年前にたくさんの賞をとった名作です。チグリス・ユーフラテス文明を築いていくゲーム。コンポーネントは大きいのですが、ルールはそれほど複雑ではありませんでした。手番には自分の王国に4種類の文明タイルを置いて点数を獲得していきます。力弱い王国には攻め入ることもできます。文明を4つ並べたらモニュメントが建設され、継続的に点数が入ってくるようになります。各文明ごとに得点していき、最も発展していない文明の点数が一番大きい人が勝ちます。つまり、まんべんなく文明を発展させることが必要です。
 「サムライと似ている」「チグリスを簡単にしたものがサムライ」という風評があって私も信じていましたが、まるで違います。似ているといえばタイルを引いて置くところくらいでしょうか。行き当たりばったりでもタイルの引きがよければそれなりに戦えるのでかえってサムライより気楽ともいえます。ボードも広いので自由度も高そうです(4人の場合は結構厳しいかも)。実際、赤の神殿をひきまくった私が仕掛けられた戦争を跳ね返して勝利。タイルは目先の利益だけ考えて適当に置いていたのですが、立ち直れないほどのミスになることはまずありませんでした。
「結果は3人でもOK。中盤までリードしていたつもりが、後半Oさんがモニュメントで手堅く稼ぎ、また売られた喧嘩に3勝したためそのまま優勝。そういえばこのゲーム、勝った記憶がない」

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アラカルト(a la carte')

 レシピ通りに料理を作るアクションゲーム。我が家では結構定番と化しています。レシピには温度、必要なスパイス、出来上がったときの点数が書いてあり、自分の手番にはサイコロを振ってレンジの温度を上げたり、スパイスを振ったりしながら料理を作っていきます。また、コーヒー・ブレイクに持ち込むことで他の人の感性間近の料理を横取りするということもできます。
 Kさんが食欲にまかせて美味しい料理を作りつづけ、元料理人のYさんを抑えて優勝。最後にとっておきのメニューを全部スパイスが揃ったところで持っていかれた私はビリ。スパイスは、中身が見えない状態で振ったほうがエキサイティングなのではないかと思いました。
「面白い。調理経験者として負けられないゲームだが、K子さん優勝。コーヒーブレイクをうまく使い、Oさんの6点の料理を横取りしたのが勝因か。」

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バベル(Babel)

 まず1回目はKさんがまだ帰ってきていなかったので最初に1ゲーム。ゲームズ・マガジンのベスト・ファミリーカードゲーム受賞記念ならびにメビウスから同じローゼンベルク作の「バリ」発売記念。5種類の民族の特殊能力を使いながらバベルの塔をより高く建設していくゲーム。「やってみないとわからないけれども、やってみると意外と簡単」というのがローゼンベルクの作品の持ち味です。ただ「バベル」は1回の手番に何度でもアクションをできるので、複合技をいかにうまく作り出すかがポイントになり、その分初心者がいきなり勝つのは難しくなります。お試しプレイという感じでやりました。
 次は夜も1時を過ぎてから、Kさんがお風呂に入っている間に再戦。さすがYさんはすぐに要領を得てアッシリア人とメディア人を使って徹底的に勢力を削いできました。サドンデス延長に入ったものの、Yさん優勢のまま、最後の神殿タイルがめくられて終了。慣れた人同士では、1箇所に高い塔を作るのではなく全体にむらなく塔を建設していく戦法が有効だと痛感。
「各方面で評価されています。さすがに面白かったです。1回目は流れを飲み込めずコテンパンでしたが、2戦目は辛勝。力が拮抗すると判定勝が多くなるのかな?」

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市場のお店(Auf Heller und Pfennig / R.Knizia / Hans im Glueck)

 「せっかくルールを翻訳したから」ということで翌朝、朝食後に1ゲーム。市場の通りにお店をかまえ、お金持ちを呼び込んでお金をかせぐゲーム。クニツィア作の名作で、賞はとっていないけれども国内の評判は高かったので、とても気になっていました。
 手番にはボード上縦6×横5の30マスのどれかにお店を置くか、タイルを引いて置くか、自分の手元にあるタイルを置くかのどれかで、考え始めると悩みますが、自分がもうかり、他プレイヤーが損するようにします。縦か横の列が埋まると得点計算になり、お店の大きさ、お客の購買力(マイナスもあり)、それから特殊カードによって収入(マイナスならば支出)になります。全部埋まったら1ラウンド終了で、全部元に戻して次のラウンドを開始します。ただし大きさ2以上のお店は2回使えないようになっています。3ラウンド終了後に一番お金を持っているプレイヤーが勝利です。
 Kさんと私がつぶしあっているところに、漁夫の利でうまくあいのりして稼いだYさんが優勝。お手軽でエキサイティング、3人でも遜色なく楽しめるいいゲームでした。
「考え込むと結構時間のかかるゲームですが、時間がないのでサクサクプレイ。とてもよいゲームです。」


・・・Yさんによるコメントです。

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