都内自宅ゲーム会 06/03/18

play:gameの管理人puppiさん宅にお呼ばれ。青森から仕事で上京中の健部さん、さとーさん、つなきさんでメンバー5名。言葉のやり取り、さまざまな表情、心の読み合い、一瞬一瞬が充実したひと時。ボードゲームは快楽をもたらす。(写真提供:puppiさん)

ウィリー乗り間違いクラニウム・バンパリーナ|クラニウムジギティ|アイスハウス・ヴォルケーノ

ウィリー(Will / G.ブルクハルト / HiG, 1999)

ウィリーもう、ここまできたら変態

操り人形のちょっと前に出されたハンス社のカードゲーム。トリックテイキングで異色の作品を残しているブルクハルトの、おそらく最も異色な作品ではなかろうか。
 獲得したカードの合計数で勝負なのに、トリックを取るのは一番小さい数字を出した人。ほしいのに、取れない。取りたくないのに、取ってしまう。これだけでも十分悶絶ものだが、取れるのは1人2トリックだけ。先にいいところを取ってしまうか、残りものの福を狙うか。
 さらに「ウィリー」と宣言すると、一番小さい数字でなくてもトリックを取れるというものすごいルールがある。しかし宣言できるのは、カードを出した人と上家からで、最後の人は宣言できない。取りたければいつでも取っていい。でもそれは取って得なのか?
 最後の合計数は、1位が3点、2位が1点、3位が0点、4位が2点。手札を見てたくさん取れそうになかったら、ビリ狙いもいい。どこからどこまでひねくれたこのゲーム、尋常じゃない。
 3人で遊ぶときは、裏にした手札から1枚ずつ自動的に出すウィリーが登場する。ハンデが12点も付けられている上に、無私の境地というのか、結構強い。今回、人類はウィリーに敗北を喫することになった。ウィリーはたいていビリ狙いなので、付け入らせないためにはそれを下回るように計算する必要がありそうだ。
 あまりのぶっ飛びぶりに最初はついていけなかったが、数ラウンドしてくると駆け引きがなかなか面白い。ウィリー1位で、puppiさんが2位。いくらトリックテイキングに慣れているというドイツ人でも、こんなゲームが果たして受け入れられたのだろうか。ハンス社に拍手。

乗り間違い(Auf falscher Fährte / J.クラウル / ベルリナー, 2001)

乗り間違い行くか行かざるか、間違いを恐れるな

ウィリーと比べるとまともに見えるが、これまた一風代わったトリックテイキング。全員、はじめに手札から1枚ずつ裏にして仕込む。4人なら4枚。これがゲーム中に1枚ずつめくられていき、合計が24以上ならトリックを多く取った人の勝ち、23以下なら少なく取った人の勝ち(いわゆるミゼール)というルール。
 手札を見て、強い札が多いようならば大きい数字を仕込むし、弱そうなら小さい数字、強いとも弱いとも言えなければ中途半端な数字を仕込む。仕込んだカードはシャッフル。2トリック目から、このカードを1枚ずつめくる。0とか入れたのは誰だ? と思ったら今度は12かよ! そんな中で積極的に取っていくのか、それともベタ降りか? この宙吊りな感覚は何ともいえない愉快さがある。1枚めくられるごとにほかの人が何を仕込んだのか思いを巡らせてニヤニヤ。
 4枚全部めくられて、取ればいいのか取らなければいいのかはっきりしてから行動を決めたのでは遅すぎる。ある程度目星をつけてスタートダッシュを早める賭けも時には必要だ。
 そしてもうひとつ、勝敗をわけるのがジョーカー。トリックは取れないけれども、切り札の色を変えることができる。自分が切り札にしたい色をいいタイミングで切り札にできるかどうかで結果に雲泥の差が出る。ミゼールだったら、ほかの人がたくさん持っていそうな色を切り札にしてほかの人を困らせてあげよう。
 切り札をうまく使って、僅差をものにしたpuppiさんの勝利。やはりミゼールは盛り上がる。

クラニウム バンパレナ(Cranium Bumparena / 作者不詳 / クラニウム)

クラニウムバンパリーナパチンコショック

つなきさんのお持込み。こういうアイテムを、持ち歩いていておもむろに箱から出して組み立て始めたら、ヒーローだ。
 カードを引いて、柵をつけたりボールを配置したり移動したりする。発射カードを引いたらスタート! 上の7つのスロットに入っているボールが上からごろごろ転がってきて、自分の陣地に入れば得点だ。2人でやってもいいし、チーム戦でもいい。
 慣れてくるともうボールの軌跡が完全に読めるらしい。写真は、左の陣地へ左の陣地へと誘導するpuppiさん+私チームの努力の痕跡。これだけやっても勝敗は僅差だった。
 私は大人なので、もう1度やりたいとは言わなかったけれども、心の中ではかなりもう1度やりたかったなぁ。

アイスハウス ヴォルケーノ(Ice House - Volcano / K.ルーニー / ルーニーラボ)

ヴォルケーノアブストラクトの妙味

禅道などでも使われているアイスハウスには、さまざまな遊び方がある。そのひとつ、ヴォルケーノはガチガチのアブストラクトゲームだ。
 黒いコマを移動するとそこの火山が爆発。黒いコマを置いた方向に火山のコマが飛び散る。それで同じ大きさのコマが重なればゲット。こうして大中小のコマをたくさん集めるのが目標である。
 長考すればかなり頭を使うが、今回は1手番30秒にし、パズル早解きのようにして遊んだ。それもなかなか面白い。たけるべさんが全色集めてゲーム終了、得点はたけるべさんと私の同点1位。だんだんコツがつかめてきたのが楽しかった。

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