2001年10月アーカイブ

 前日のハプニングで早めに帰宅でき,風邪の療養ができたため,2限10時20分に向けてさわやかな気分で出発したはずだった.
 8時30分前に家を出て荒川沖駅には9時前に着く.ところが今度は人身事故だ.
「先ほど8時30分頃,柏駅にて起きました人身事故の影響で,只今常磐線は全線運転を見合わせております.お急ぎのところ誠に申し訳ございません.なお復旧は9時30分頃の見込みです」
 荒川沖駅からでは,常磐線に乗る以外に上京する方法がない.授業に遅れるのは必至となったが,予習でもしながら待つことにした.ホームには貨物列車が手持ち無沙汰なふうに停まっている.
 ところが9時30分になっても貨物列車は動き出さない.
「柏駅では,只今レスキュー隊が到着しましたが,救出に手間取っているようです.もうしばらくお待ちください」
 “救出”とか言われるとまだ生きているのかなと思ったりもする.予習は2限の分を終えて4限の分に移ろうとしていた.そうこうしているうちに10時も過ぎた.研究室に電話し,午前中の授業にはもう出られないだろうという旨を告げた.昨日の状況と似ている.
「柏駅では,只今レスキュー隊による救出活動が行われておりますが,頭部が車両の床下部分にはさまっており,救出作業が難航しております.電車の部品を外してから,頭部を外す作業を行っております」
 ホームに集まった人々がざわつく.“頭部を外す?”普通そういう使い方はしないでしょう.そんなに詳しく伝えてもらわなくてもいいんじゃないの?何だか気持ち悪くなってきた・・・周囲を見渡したがこの放送で卒倒した人はいないようだった.
 11時.もう完全に諦めて帰宅した.2時間以上重いかばんを持って予習していたのでもう疲れた.午後からの授業に行く気も失う.
 夕刊を見ると女子中学生が飛び込んだらしい.即死と報道されている.“頭部”は,車両から外される前に体から外れていたのだろうか.

ハプニング

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 山形県高畠町で曹洞宗山形県第二宗務所による「高祖道元禅師750回大遠忌予修法要(来年に迎える道元の750回忌の前年法要)」が行われ,管内寺院は全員集合ということで,新幹線に乗る.つくばからだと,朝8時の新幹線に乗るためには6時前に出発しなければならない.5時起きで高速バスに乗り込み,バスの中で熟睡しながら東京駅.
 大雨のせいで山形新幹線が昨日の夕方から運休になっていることは知っていた.しかし天気予報図では回復傾向にあったので,朝から動き出しているだろうという予想のもと,出発した.
 東京駅で駅員に問い合わせると,
「1本目は運休しましたが,2本目からは動いています.低気圧は北上していますから,大丈夫でしょう」
 ということで,切符を購入して新幹線ホームへ.確かに山形新幹線「山形行き」は来た.
 退屈しのぎに雑誌を読みながら,いつしか寝入っていた.気がつくと福島.
「本日の山形新幹線は板谷・峠間で雨量計が規定に達したため,只今運転を見合わせております.なお,この新幹線は仙台行きに変更になります.山形方面にお越しの方は仙台から仙山線をご利用ください」
 仙台から仙山線,奥羽本線で高畠にいくならば最低でも2時間はかかる.これではもう11時のリハーサルには間に合わない.すぐに会場に電話し,欠席の旨を伝えた.あちらも忙しそうで,欠席はあっさりと承認される.
 さて欠席を決めたら今度は上京である.ホームにいた駅員さんに全額払い戻しができるか聞いたら,
「でぎっと思います(※出来ると思います)」
 訛っていた.何となくほのぼのした気分になり,精算所で「事故」のハンコを切符に押してもらい,次のMAXやまびこ号で上京し,東京に戻ったのは12時だった.全額払い戻しをしてもらい,バスで帰宅.バス代はもちろん帰ってこない.
 お金も時間もロスしたわけだが,なぜかこれが久しぶりにあてのない小旅行をしたようで,気分はそれほど悪くなかった.学割1枚を失ったのが悔しかったけれども.

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