坐禅

ヨーガ

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メインビルディング.ガネーシュ・キンドと呼ばれる大学のキャンパスはかつてイギリス政府の避暑地であり,この建物が公館だった.インド独立によって返還され,大学となったがこの建物は残されて今は博物館のようになっている.
大学のメインビルディング

 結局ヨーガを始めることになった。ヨーガというと,大学生のときに「ヨーガ研究会」というサークルがあって,「ヨーガをすれば睡眠時間が4時間ですみます!」という売り文句で勧誘していたのを思い出す.後で聞いた話ではこのサークル,オウム真理教が絡んでいたらしい.そのイメージがあってか,ヨーガというと変なポーズをしながら瞑想をして,ときどき宙に浮く練習をするというようなかなり怪しげな感じがつきまとっていた.しかし先生がきさくだったので,話の種になるだろうと思って1度見学してみることに.

 1時間,ヨーガのクラスでやっていることは私が考えるところのストレッチ体操と筋トレだった.はじめ仰向けになって深呼吸.それから手足を左右にひねって伸ばしたり,足を伸ばしたまま上げて腹筋のトレーニング.それからうつ伏せになって体を反り返らせたり,ブリッジをしたりと,体を伸ばす体操と筋肉を鍛える体操がほどよく混ざっている.実に気持ちよさそうだ.途中,『ゲームセンターあらし』(昔はやったマンガ)の「水魚のポーズ(うつ伏せから足を手でつかんで反り返る,本当は弓のポーズというらしい)」と『少林サッカー』(少し前話題になった香港映画)に出てきた合掌のポーズ(片足で立って合掌する)ところは,確かに変なポーズではあったが.

 問題は時間で,朝の8時からと夕方の6時から.朝はお掃除のおばさんが8時にならないと来ないので難しく,夕方は日が暮れるとライトのない自転車で帰るのは危ない.しかし次週からは5時からのクラスもあるというし,迷っていると先生が「1日でも多く行うことが健康にいいんだ」と勧めてきたので参加を決意.昨年の今頃,やたら風邪を引いて大変だったのを思い出すと,健康にいいというのはとても魅力的だ.授業料は3ヶ月間で300ルピー(750円).毎日参加したほうがよいのはもちろんだが,行っていることは毎日同じなので参加できない日があっても構わない.

 最初の週は,お掃除のおばさんに頼んで7時に来てもらうことにした.朝7時40分頃家を出て,まだ肌寒い中を自転車で行くのも気持ちよい.それでも大学に着くころには息も上がり,汗もかく.先生が颯爽とバイクで現れ,学生や近所のおじさんが集まってくると,ヨーガの開始.雰囲気としてはラジオ体操が始まるといったところだ.

 一番最初には正座をして目を閉じ,深呼吸をしてリラックスする.すると先生が「オーム,サハナーウ、バワトゥ…」とヨーガの偈文を唱えるので,その後について一緒に唱える.その頃には自転車の汗も引き,上がっていた心拍数も落ち着いてくる.自分の体の硬さを痛感しながら,1時間はあっという間に過ぎた.普段伸ばしていないところをビリビリ伸ばすのはきつかったが,終わってみると体が軽くなったよう.2日目,3日目と続けるにつれて,調子もよくなった感じがする.

 インド3000年の叡智と言うべきか.自転車とヨーガで運動不足はだいぶ解消される見込み.教室のじゅうたんがとても汚いのと,時々蚊に襲われるという欠点はあるが,当分は続けるつもりだ.

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このページは、おの2003年11月 8日 00:00に書いたブログ記事です。

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