子守り

妻の産休明けに合わせて、平日は私が自宅で赤ちゃんを見ている。幸いお葬式も今のところ入らず、山形のお彼岸は雪でお墓参りもしないから、今週は無事に過ごすことができた。
赤ちゃんはほとんどの時間寝ているので、その間インターネットし放題。ボードゲームのことばかりやっていて、世捨て人だ。インド哲学の論文を書いているのも、十分世捨て人だけれども。
赤ちゃんがときどき起きたら、オムツを替えるか(泣き声が「うぇーん」の場合)、だっこしてゆするか(泣き声が「ひょえーん」の場合)、ミルクを作って飲ませるか(泣き声が「ギャオー」の場合)。
赤ちゃんは4月から保育所入りが決まっているので、こうしていられるのもあと半月ほど。子育ては10年だと、知り合いの和尚さんから言われたが、子どもはどんどん変わっていくから、同じことを10年続けるわけではない。そう思うと貴重な時間に感じられる。
ただ自分を子育てのオリに閉じ込めてしまうと、精神的に持たないような気はする。視線を時折外にも向けながら、子どもと向かい合うぐらいのスタンスがちょうどいいのかも。外出だってしたければできる。花粉症なので決してしないけれども。

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