何もない山形の日曜

私が山形にいる=お寺の仕事があるなのだが、今回は母が旅行に行っていて留守番を仰せつかり、山形にいてお寺の仕事がないという珍しい日曜を送った。いつもは母頼みの祖母も心なしか張り切っている。
メインはつくばにいるときと同じく、炊事である。朝に作る仏様のお膳と朝食は精進料理。味噌汁にだしの素も入れない。昼食は麺類や余ったご飯でチャーハン。夕食は魚を焼いたり。つくばでは、メニューに合わせて食料を買ってくることができるが、山形では食料(ほとんど頂き物)に合わせてメニューを考えなければならない。
今日は冷凍イクラを解凍し過ぎてホッカホカにしてしまい失敗。
午後からは花に水をやった後、境内で筍掘り。昨日雨だったので、「雨後の筍」でいたるところニョキニョキ。25本掘ったら汗だく。シャワーを浴びて剃髪してから総代さんなど5件に5本ずつ配ってきた。
その帰りに市立図書館へ本探し。福田恆存が目当てだったが、はたしてなく、語学や宗教の棚をちらちら見て帰ってきた。
図書館の前ではちょうど「つつじ祭り」をやっていて、何人か知り合いに会う。暖かくて人出はよかったが、つつじの方はまだ七分ほどといったところか。
帰宅後久しぶりにテレビ。大相撲千秋楽で応援に来ていた白鵬のお父さんのほりの深い面構えや、歌丸師匠が司会になって楽屋ネタが面白くなった笑点を見る。つくばにはテレビがないので、もの珍しい。

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