今年前半の給与

6月が終わると恒例の源泉徴収をしなくてはならない。うちのお寺は小さな事業者ということで半期に一度の申告になっている。例年だと正確な額は年末調整に回すことにして前年の実績に基づいて申告しているのだが、今年は庫裡建設の返済があるため、帳簿をエクセルに入れて計算してみた。
その結果、宗教法人としての前半期総収入(お布施)は422万円、総支出(経費・返済)は380万円。差し引きで42万円が給与ということになった。源泉徴収はゼロ。この給与でどうやって暮らしているのかと税務署が立ち入りそうなくらいである。
実際には毎月の返済分は妻が負担している(形式上は生活費を仕送りしている)ので毎月30万円弱を山形の生活費として使える。あとは貯金を取り崩したり、祖母の年金を融通してもらったりして急な出費をしのいでいるという状況だ。昨日の車検は10万来た。
お寺というのは物入りが多くなるとなぜかお葬式が増えて何とかやっていけるという不思議な法則がある。来年から私が子どもたちとともに山形に住むようになると年間60万円くらいの交通費が浮く反面、大学の給与がなくなるから差し引きゼロといったところだろう。後はまあ今の調子でやっていけそうだが、そのためには何より心身ともに健康でないと。
というわけで明日は仙台の遊友会へ。仙台に宿泊して明後日は上山で御詠歌を習い、かみのやま温泉から新幹線でつくばに帰ります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.