仏教説話で講演

米沢のお寺でお話してまいりました。仏教説話ということで手塚治虫『ブッダ』の冒頭にも紹介されているジャータカ「月のウサギの話」から始まり、布施つながりで天宮事経「ご飯の茹で汁を布施した女性の話」、前世の話つながりで餓鬼事経「舎利弗の母」、再びジャータカに戻って「蛇の抜け殻」、清浄道論の「死の随念」を読み、参加者のみなさんと有意義な意見交換を交わしました。

臨終を迎えた方に、「よかったらうちに生まれ変わりませんか?」と誘ったら、その後生まれた子どもがその人と一致する前世の記憶を語りだしたという話が印象に残っています。

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