つながり格差の謎

学力格差は「つながり格差」という志水宏吉・阪大教授の説。学力テストで好成績を収める秋田県は、離婚率が低く(家庭のつながり)、持ち家率が高く(地域のつながり)、不登校率が低い(学校のつながり)という。対照とされている大阪はその逆で、離婚率が高く、持ち家率が低く、不登校率が高いという結果が出ている。

なるほど……と思いつつ山形県を調べてみると、離婚率・持ち家率・不登校率は秋田とほとんど変わらないのに学力テストは全国平均以下。なんで?

集計はネットからダウンロードしたデータをエクセルで計算した。

tunagarikakusa.jpg

その後いろいろな方に伺ったところ、秋田県が取り組んでいる少人数教育と、徹底した学力テスト対策が原因のようである。つながり格差は学力とは関係がないようだが、それはそれとしてつながり力は評価していきたい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.