弁当の日

市PTA連合会研修で、「弁当の日」提唱者の竹下和男氏の講演。子どもが自力で弁当を作って学校に持っていく弁当の日に異論はないが、その理由が「子どもを勝ち組にしたい親が家事をさせなかったため、今の親は子育てを面倒なものだと思っている」「少年犯罪や虐待の増加は、家事をさせてこなかったから」という「昔は良かった(病)」&「前後即因果(の誤謬)」論法で閉口した。そんな根拠のないネガティブな煽りよりも、「独力でやっていける生活力を上げるため」「料理を作って人に喜ばれる幸せを味わうため」ではインパクトがないのだろうか。

後半は「はなちゃんのみそ汁」の話。「お父さんも作っているらしいのにどうして前面に出さないのか?」「はなちゃんが男の子でもお母さんは教え込んでいたのか?」とか考えていたら全然頭に入ってこなかった。

ほかの方からは、お母さんの手作りが強調されることへの違和感、子どもに作ってあげるのは愛情だという意見、非科学的な代替医療が感動的な話と共に紹介される危険性などが寄せられている。

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