おの: 2001年4月アーカイブ

隣保総会

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たまたま実家に帰っているときに,隣保の総会に出席した.最年少で,しかもひとつ上は50近くという世代の隔たりはあったが,みんな顔見知りで気楽だった.
会議の後,飲み会.会議では発言することなどないので山形弁の使いまわしを注意深く聞いていた.やはり擬態語は面白い.
飲み会は,思いのほか盛り上がる.飲むと普段言えないことが出るものだが,みんな考えが深いことに驚いた.最初は公民館委員をどうやって決めるかという話から始まっていたのに,最後は自民総裁選では誰になるかという話になっていた.田舎でも,日常に馴れきってしまうことを嫌い,世の中を分析しつつひたすら打破しようと努力していることがわかった.世の中にまっすぐ向き合うことを教えられる.
今田舎は若者不足が深刻である.20代で実家から通える仕事を見つけられる果報者は皆無に等しい.何十年後に,この飲み会はどうなっているのだろうか,あるいは自分はどうしているのだろうかと少し心もとなかった.

4月から、朝日新聞の字が大きくなった。いずれ慣れるだろうけれども小学校の高学年から低学年に下ろされたような気分。年配の方には「これくらいでもやはり眼鏡は必要」という方もいたが、読みやすさの点で幾分かはいいのだろう。
天声人語は、字数が少なくなったことにより論の運び方が見えにくくなったように思う。事実の列挙と結論の間に展開を記述することができなくなり、結果として結論の説得力が弱くなった。書く方も苦労している様子だが、これでは入試問題に使われにくくなったりするのではないだろうか。
長所もある。今までさほど興味をもたない問題についても、字がすぐに目に入ってくるためついつい読むようになった。おかげでこれまでよりも広い話題について知見を広めることができそうだ。しかし広く、浅くということになるかもしれない。
今日の新聞は最近話題の自由主義史観による教科書問題。これについて朝日の論調は批判的であることが明確であり、間接的な賛成を伺わせる読売とは対照的である。字が大きくなったお蔭かさまざまな論者の意見や社説を短時間で読むことができた。

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