おの: 2018年5月アーカイブ

田舎に住む者としては、現実逃避で地方を理想化されてもなあという感じ。地方には地方の課題があり、好き好んで住んでいるというよりも、仕方なく住んでそれなりにやっている人が大半ではないだろうか。

そんなわけで全体的に共感しにくかったが、地域コミュニティの核として寺院が挙げられていたのは励まされた。寺離れに対して無関心でいてはならないが、世間に阿ってニーズとかコスパとか言うよりも大切な価値を模索していくことも必要である。

地域コミュニティの形成には核となる場所が必要です。できれば、道場や寺院や教会など、世俗の営利とは別の次元で運営されている場が理想的です。市場のニーズから生まれた場は、ニーズがなくなれば消滅してしまう。でも、非世俗的な場所は、世代を超え、時間系列を超えて、継承されてゆくものによって統合されているからです。

少子化は「問題」ではなくて「答え」であり、それを前提とした「来たるべき世界」の中で、自分はどんな役割を果たすことができるだろうか、若者は考え始めているとすれば、未来は明るいのかもしれません。

HAPPYになるWLB講座

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県家庭教育アドバイザーの仕事で近くの事業所に出前講座。演題「仕事×家庭=もっと"HAPPY"になるワークライフバランス講座」は教育事務所の方が考えて下さったものだが、僧侶がいうhappyはつまるところnirvana(涅槃)なので、そうするとワークもライフも意味が変わるところに面白さを感じた。

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早寝の理由

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山形県が今春策定した「子どもの生活習慣に関する指針」について、パブリックコメントが募集されていたので送った意見とその結果。起床時刻から逆算して寝る時間を決めるのは、自律性を養う上でも大切なことなので、もっと広まってほしいなと思う。

長女が高校で最初に言われたのが「三点固定」。寝る時刻、起きる時刻、家庭学習を始める時刻を毎日同じにするということだった。長女は21時就寝、3時起床、起きてすぐ家庭学習開始で固定しているようだ(修行僧かよ!)。

(県の指針)早寝早起きの規則正しいリズムは、質の高い睡眠により、丈夫な体にしたり、調子を整えたりするのに必要なホルモンが分泌されます。特に、成長ホルモンが大量に分泌されるのが夜10時頃からと言われています。睡眠時間の確保とともに、決まった時刻に早く寝ることが大切です。
https://www.pref.yamagata.jp/.../.../seikatsusukan-shishinan.pdf

(私の意見)神山潤「ねむり学入門」(2010)では、「成長ホルモン」をめぐる誤解として、「夜更かしは成長ホルモンを減少させる」「成長ホルモンの分泌には時刻依存性がある」「成長ホルモンは子どもだけに大切」というのは誤解であると説かれています。成長ホルモンは、寝入ってすぐの深い眠りに分泌されるものであり、これは何時に寝ても同じということが分かっています。

早寝をしなければいけない理由の第一は、睡眠時間の確保です。個人差はあっても 9 時間睡眠を基本とし、起きる時間から逆算して寝る時間を設定するというのが必要だと思います。

この部分は削除すると共に、早く寝るための工夫(スポ少や部活の夜練は早く切り上げる、夜のテレビ・ゲーム視聴の制限、子どもを親に付き合せないなど)を提示してはいかがでしょうか。そこが子育てや家庭教育に関する悩み・不安の要だと思います。

(県の回答)的確な御指摘、ありがとうございます。確かに成長ホルモンの分泌が就寝時刻に依らない調査研究があるということも承知の上で、文言を吟味してきました。御指摘のとおり、平常の生活において翌日の活動開始から逆算して睡眠時間を確保することは大切なことだと考えています。さらに、決まった時刻に寝る、決まった時刻に起きるという習慣を身につけることも大切にしていきたいと考えています。
早く寝るための工夫(スポ少や部活・夜のテレビ等)は、ぜひ保護者の方に学んで認識していただきたい内容です。県家庭教育アドバイザーや市町村教育委員会担当者等が集う研修会で話題にし、実際の講座内容に反映できるようにして参ります。

https://www.pref.yamagata.jp/.../.../pubcomshishin-result.pdf

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