おの: 2019年3月アーカイブ

女性議員

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朝日新聞山形版に山形県内の県議・市町村議に女性が少なすぎる記事。県議の女性割合は全国41番目、市町村議は全国平均を2ポイント以上下回る10.3%で、市町村別では2人いればまだましなほう。これでは肩身が狭すぎるだろう。

今期で引退した方が「家事、子育てに介護、孫の世話。女性はいまだに家庭内で多くを求められる。家族の理解や支えがなければ、選挙に出ることは難しい」「女性だから、とか、女性なのに、という見方をする人がいまだにいる」というのが現状を物語っている。さらに、「地区組織の運営が男性中心であることも、立候補への障壁を高くしている可能性がある。」(池田弘乃・山形大学准教授)

人口減少社会において、男性だけで地域の組織を維持していくのはもう無理があり、男性中心の現状を変えていくには、もっと女性に関わってもらわないといけない。女性の視点が必要というよりも、女性がどんどん地域に出て、これからの社会を作っていくというモデルが必要だと思う。

先日の県男女共同参画審議会では、クオータ制を望む声が上がった。池田准教授も「北欧のように、候補者の一定数を女性に割り当てるのも一つの手ではないか」とコメントしているが、県の担当者によれば政党の協力なしには難しいとのこと。議員になってほしい優秀な女性は知り合いの中に枚挙にいとまがないが、ひとまず、今回の県内統一選挙の候補者は女性が過去最多ということで、女性議員を応援していこうと思う(自分の選挙区にはいないけど)。

低所得国で初等教育を修了する女子の割合、過去20年で極度の貧困にある人の増減、世界の平均寿命、2100年の子供人口予測、世界で予防接種を受けている1才児の割合、世界で電気を使える人の割合......こういった質問に、3択で最悪のものを選びがちなのはなぜか、そして世界は昔と比べてどれだけよくなっているかということをデータで示した本。300ページ以上あるが、面白くて1日2日で読み終えてしまった。

P.マッツァリーノがいう「昔はよかった病」は、世間話から高僧の談話まで到るところで見受けられる。本書ではそれを「ネガティブ本能」(「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み)、「パターン化本能」(「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み)、「焦り本能」(「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み)などと名付け、実際はそうなっていないことを示す。暮らしが良くなるにつれ、悪事や災いに対する監視の目が厳しくなった結果、悪いニュースが目立つという現状や、「悪い」と「良くなっている」は両立するということに、私達はなかなか理解が及ばない。

例えば虐待が連日報道されているのを見て、「ひどい時代になった」という方がいる。しかし昔は当たり前過ぎて問題視もされなかったのではないか。そして今は生活水準が上がって監視の目が厳しくなり、悪いことであるという認識が広まったのではないか。しかも虐待されている子供たちに対して、ボランティアで何かできることはないかと考え、行動する(ほど余裕のある)人々も格段に増えている。全てがそうでないし、まだまだ改善の余地はあるけれども、過去と比べて良くなっていると捉えるべきだと思う。

筆者は、自分の意見に合わない新しい情報や、専門以外の情報を進んで仕入れ、意見が合わない人や反対してくれる人に会って、自分と違う考えを取り入れることを勧める。また、人を巻き込むために話を盛っているうちに誇張であることを忘れてしまい、現実的な解決策に目が向かなくなることにも注意を喚起する。ネットではなおさらその傾向は強まるだろう。謙虚で誠実であることを心がけたい。

「この本で最も衝撃的」として筆者が紹介するデータは、世界の子供人口がすでに横ばいで、女性一人あたりの子供の数は1965年の5人から、2017年には2.5人になっているもの。これは極度の貧困から抜け出した人々が、子供をたくさん作る必要がなくなり、良い教育を受けさせたいと思うようになったからであるという。我が家のように3人も子供がいれば、世界的に見て今や多いほうだというのに驚いた。

須弥壇の上にひな壇を設置。今回も仏具カタログを見て結構なお値段に困っていたところ檀家の大工さんが作ってきてくださって、カタログよりも素晴らしいものになった。欅の細かい模様(「泡杢」(あわもく)というそう)が、まるで雲がたなびいているよう。

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六波羅蜜

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お彼岸ということで、お寺の法話の会で六波羅蜜を実践できるかたちに言い換えてみた。お墓参りや写経もいいけど、こういうことをするとポイント(功徳)が貯まりますよと。今日から1週間、私も心がけている。

6つもあると難しいかなと思ったが、かえってコンプリート欲求が高まってきて、「これはまだやってないから、やってみよう」という気持ちになる。

  1. 布施波羅蜜→人にどんどんあげる、もらい手のないものはどんどん捨てる
  2. 持戒波羅蜜→陰口を言わない/付き合わない、丁寧な言葉づかい
  3. 忍辱波羅蜜→何か言われても目くじらを立てないで受け流す
  4. 精進波羅蜜→家を掃除する、気になっていたところを片付ける
  5. 静慮波羅蜜→仏壇の前でお参りした後に深呼吸してから立つ
  6. 般若波羅蜜→仏教の本を何でもいいので借りるか買ってきて読む

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