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一級師範検定

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梅花流ご詠歌の一級師範検定に合格した。

特派にも出ていないのに受検していいものだろうかと迷っていたが、検定員を務めている地元の先生から再三勧められ、本山の詠讃師寮長に相談したら即答で「受けたらいいじゃん」。ダメ元と腹を決めて半年、朝課の後に1曲ずつお唱えしていった(その間に正教師を取ったり、受験資格45歳以上(ぎりぎりセーフ)というのを後で知ったり)。

検定の前日は本山講習会で大祖堂での献詠。瑩山禅師の法力を仰いで臨んだ。当日の受検者は10名で知り合いも多くリラックスしていたが、1人で検定室に入ると頭真っ白。深呼吸すると静寂がまた緊張感を高める。課題曲だった梅花・不滅・正行を無我夢中でお唱えして退散という感じだった。午後の筆記試験も30分くらいで書くことがなくなって退出。会心の出来というには程遠く。

そんなわけでなぜ合格できたのか、自分ではあまり納得できていない。これはその名に恥じないありがたいお唱えと指導ができるよう精進せよということだろうと受け止めている。

ご詠歌のつどい

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大本山總持寺でご詠歌のつどい。午前午後と講習で、最後に大祖堂で献詠を行った。写真はアゴをなでているのではなく、ハーモニカで音を取っているところ。いつも練習している調が人によって違うので、チューニングに時間をかける。ちなみに午前中の詠範さんはF#、午後の教範さんはE。

終わってからすぐ、修行僧の学科で『甘露門』の陀羅尼を解説。その後に神田で行われている展覧会「それはゲームなのか?展#2」の取材。前日は地元の師範詠範と横浜観光、翌日は宗務庁で一級師範の受検と詰め込みすぎの3日間。

ありがたいお唱え

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4泊5日にわたる大本山總持寺の御征忌会から無事帰宅。台風も通過する中、早朝から夕方までずっとご詠歌をお唱えしていた(正座で足が痛かった・・・)。

先月の講習会で、講師の静岡の安田光彰・正伝師範より、ご詠歌にとって大切なものは信仰心をいかに養うか、抱かせるかというお話を頂いた。お唱えを聴いた方が「上手い」と思うのではなく「ありがたい」と思うお唱えを心がけ、私たちが熱中しがちな声や節回しは二の次だという。

聞き手としての勉強も大切で、粗探しではなく、個性を味わう心のゆとりをもち、唱え手の心を聞き取ることを心がけましょうというお話だった。ここでも信仰心が必要になる。ご詠歌の曲想には「敬虔に」が多く、信仰心をもってお唱えするにはまだまだ修行が必要だ。

「上手い」でなくて「ありがたい」お唱えを目指す――その意味をずっと考えていたところ、大祖堂に響き渡るお唱えは、詠讃師ひとりひとりの魂が伝わってきて本当にありがたいものに感じられるようになった。声や節回しの先にある唱え手の心。旋揺法にばかり気を取られていては一生分からないもの。そこに焦点を合わせられれば、仏祖の御声が聞こえてくるように思われる。

梅花流の師匠逝く

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大町摂取院前住職・神尾(長岡)昭臣師の本葬に参列。

20代の頃、静岡・洞慶院にて丹羽廉芳師、安田博道師、大島賢龍師といった曹洞宗梅花流の創始者たちに真言宗密厳流のご詠歌(伝承曲)を教え、梅花流の創設に大きな役割を果たされた。お亡くなりになる2年前、梅花流研究プロジェクトの佐藤俊晃先生に同行して当時のお話をお伺いできたのは本当にありたがいことだったと思う。

伝えまし 受けつぎ来たり ありがたや

先月行われたご詠歌の発表会の記事が公開された。私のお役目は歌詞解説(後半)。

曹洞宗山形県第二宗務所:【梅花】梅花流第49回奉詠大会

教区長と宗務所役職員(多くが未経験者)によるお唱えは威神力を感じて特にありがたい。人を感動させるお唱えは技法ではないということに気付かされる。

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