梅花流: 2007年2月アーカイブ

後継者の減少

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昨晩は置賜梅花流研究会の新年会で小野川温泉・河鹿荘(http://www.kajikaso.com/)へ一泊。

置賜梅花流研究会は山形県置賜地方の曹洞宗寺院で御詠歌をしている僧侶と寺族からなる集まりで、月に1回練習会を開いている。一昨年から若輩ながら私が講師に任命され、それ以来つながりを強めている。

昨年受検した2級師範に、先輩と私の2名が合格したため今回は新年会兼祝賀会となった。会費不要という手厚さにひたすら恐縮。

長男を母に任せて、午前中は米沢の外国語サークルに行った後、午後3時にはもう宿へ。当然一番乗りだった。前日は結局3時間ちょっとしか寝ていなかったので、早々とお風呂に入って宴会まで一眠り。

一方、ほかのご寺院さんは例によって枕経やお葬式が入り、宴会はやや遅れて始められた。私だけどうしてこんなにヒマなの?と不安になる。

宴会のはじめにお祝いに胡蝶蘭などという豪勢なお品を頂戴する。安部首相の就任祝で全国的に品薄になっていたとか。もっとも、豚に真珠という気がしないでもない。

普段から顔を合わせている方々ばかりなので話も弾んだ。話題は大学の授業とお葬式が重なったときの対処法、葬儀屋さんの司会料、江戸時代の寺族、子どものインフルエンザ、検定の様子など。

二次会は近くのスナックへ。嘉門達夫『替え歌メドレー』、東京プリン『合コン哀歌』『携帯哀歌』を歌う。コミックソングってあまり配信されていないのでネタ切れが心配だ。

この会で心配なのは、私よりも若い人がまだいないということだ。梅花流は創立50年を過ぎて講員の高齢化が進む一方、若い講員(といっても40〜50代だが)がなかなか集まらなくて問題となっている。

遠藤誠氏が『人海戦術の創価学会と同様、曹洞宗においても「人さえいっぱい集めればそれで仏法興隆になるのだ」という迷信がはびこってきた。』(『今のお寺に仏教はない』)というように、人集め自体を目標にするべきではないと思う。だが、インドで仏教が一度滅びてしまったように、講員の減少は折角のよい教えが消滅し次世代につながらない危機に結びつく。

志ある講員を絶やさないためには、指導者である僧侶や寺族が率先しなければいけないとされる。特に若い僧侶や寺族が、地域の同じくらいの世代に呼びかけることが必要であると。

というわけで若い(といっても30〜40代ぐらいだが)僧侶・寺族にもっと入ってもらいたいのだが、流行り廃りというものなのだろうか。主に団塊ジュニア世代が遊んできたボードゲームが、新しい切り口で20代が楽しみ始めたように、御詠歌にも新しい切り口が必要なのかもしれない。

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