Book: 2011年4月アーカイブ

アルボムッレ・スマナサーラ師が、パーリ語の経典を録音した2枚組CDブック。日本語の『慈悲の瞑想』も収録されている。本にはパーリ語の読み方をカタカナで記し、日本語訳を掲載する。

経典は日本でいう三帰依文、三帰礼文、懺悔文、如来十号をはじめ、戒律や十二支因縁を説くものもあって、仏教の基本的な教えがまとめられている。これをテーラワーダ仏教の伝統的な節で読む。

その節は荘厳に満ちており、声明や御詠歌にも通底するものがあって興味深い。仏陀の滅後すぐに仏典結集が行われた七葉窟でも、2500年前もこのような響きが流れていたのだろうかと遠い昔に思いを馳せた。

日常読誦ということなので、短いお経の節を真似してみているところである。いくつか空で唱えられるようになりたい。

過去を追いゆくことなく また未来を願いゆくことなし
過去はすでに過ぎ去りしもの 未来は未だ来ぬものゆえに
現に存在している現象を その場その場で観察し
揺らぐことなく動じることなく 智者はそを修するがよい
今日こそ努め励むべきなり 誰が明日の死を知ろう
されば死の大軍に 我ら煩うことなし
昼夜怠ることなく かように住み、励む
こはまさに「日々是好日」と 寂静者なる牟尼は説く
(「日々是好日」経)

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