Buddhism: 2001年1月アーカイブ

梅花流師範養成所

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1999年の6月、10月、2000年の2月、6月、10月、2001年の1月と足掛け3年、合計24泊30日にわたる第13期梅花流師範養成所が無事終わった。
梅花流詠讃歌については、こちらにまとめているが、全国の宗務所から推薦された40歳までの86名の僧侶が寝食を共にしながら、前期4名後期4名の上級師範の先生から80数曲にわたる御詠歌・御和讃を教わる。
朝は5時30分に起床して座禅、朝のお勤め(ここでも御詠歌をとなえる)。午前7時におかゆを食べたら朝8時から講習開始。夜8時まで1日10時間。途中には差別問題などを考える人権学習、また曲想や発声法の特別講習、法話などが加わる。
実にハードに見えるが、休憩時間にはお茶を飲んでだべったり、夜には各自好きなところに行って遊んだりと、常に張り詰めている訳ではない。声を使うので風邪を引いているとつらいが、先生方も非常に優しく(励ましたり誉めたりしたがどなったりいじめたりは決してしなかった)、仲間も同年代であるため気さくに話ができて過ごしやすい。
何よりも1日中歌のことだけ考えていればいいのだからこれほど楽なことはない。日課をだいたい覚えると体が勝手にそう動いてくれて頭を使うことがなくなり、悩まず楽しくやっていける。その分現実に戻ったときが恐いのだが。
最終回は4級師範認定検定という試験があったが、無事全員合格。初回から一人の脱落もなくここまで来られたのは珍しいことらしかった。最終日夜の謝恩会がついていけないほど大いに盛り上がったのは当然と言えた。最後に全員輪になって肩を組み、「同行御和讃」の大合唱をするころには私はすっかり気後れしてしまった。
先生方からは全員進歩したと言われたが、自分自身はどう考えてもそうは思えなかった。これは謙譲ではなく、自分自身をそれなりの位置にランク付けしてしまうことへの恐れである。梅花にしても勉強にしても、自分が今どれくらいのレベルにいるのか知りたいのは人情だろうが、それに安心を求めてしまってはいけないような気がした。
この合宿を通して全国津々浦々に知り合いができ、またいろいろな悩みが自分だけのものではないことを知った。このような機会を与えてくれた宗門に深く感謝すると共に、今後も詠道を精進していくことお誓い申し上げたい。
主任講師の大徳師範はじめ、平川、岩館、山下、加藤、吉川、佐藤各師範の先生方、伝道部長、詠道課長、関根さん、吉岡さん、および同期のみなさま(もし読んでいたら)ありがとうございました。

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