Buddhism: 2006年12月アーカイブ

お布施の使い道

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毎年この時期になると頭を悩ませるのが、年末まで法事の連絡がない檀家さん。法事はお寺からやれと言われてやるものではないし、かといって黙っているのもお寺の怠慢。

 これまでは年末ぎりぎりになって合同法事を案内してみたり、何も連絡せずに塔婆をもって参上したりしたが、罰ゲームみたいな感じになってよくない。そこで今年は11月末の時点で連絡のない方に「万一お忘れではないかと思い」封書を送って、今日供養をするので必要な方は塔婆を申し込むというかたちにした。

 法要の後で、法事はあくまで施主が主体になってするものであること、時期は寒くなる前がよいこと、場所は自宅がよいこと、祟りなどを恐れてするのではなく感謝の気持ちでするべきことを説明申し上げた。年末も押し迫っていないので比較的ゆったりした気持ちで参列して頂けたと思う。
お昼からは今年亡くなった方の戒名を過去帳データベースに入力し、来年の法事年回表を作ったり、古いマッサージチェアをヤフオクに出品したり、新しいカバンを買いに行ったり年賀状200枚を印刷したりしているうちにこんな時間。

 さて、かねてより調べたいと思っていた近年のお寺の収支の推移を調べた。それを平均するとお布施の使い道が分かる。

 10000円お布施を頂いたとして、洞松寺では以下のように使っている。
車のガソリン代など管理費に600円、書籍や研修会参加など教化費に700円、お礼や香典など交際費に900円、住職がつくばから往復するのに900円、本堂の光熱費に200円、電話代など事務費に200円、設備や機械など大きなものを買うのに500円、生花・線香やほかのお寺さんへのお礼など法要費に1000円。残りの5000円が給与となる。

 つくばやインドから往復しているので交通費がすごいことになっているかと思ったが、月平均6万円くらいだった。交際費と同じというのが「気は心」のお寺らしい。

 いくら仏教で蓄財が禁止されているとはいえ、お寺としての貯蓄がほとんどないのは問題かもしれない。やっと去年あたりから余裕が出てきたが、無駄遣いしないようにしたい。

 利率は確かによいが坊主丸儲けではない。昨今はお寺の会計も透明性が求められているので、近々役員さんに披露してみよう。

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