Diary: 2000年9月アーカイブ

知られざる規則

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http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/guide/guideline.html
を最近発見した。大学サーバ上での利用の手引きである。ここに、情報発信者の責任を明確にするため、無名・匿名・偽名で発信するものは適切ではないと記されている。
全く知らなかった・・・ちなみにこのサイトでは発信者の名前はひらがなまたはローマナイズした形で明記しています。
ホームページはたいてい、偽名(ハンドルネーム)で発信されていることが多い。大きな理由は個人情報の開示によるトラブルの回避であろう。
大学の証明書発行機は、何と学生証番号と生年月日(暗証番号のデフォルト)さえ打ち込みさえすれば発券されるようになっている。ECCのホームページは学生証番号がアカウントになっているため、生年月日などを出していたら一発でアウトという怖さがある。
これは極端な例だが、スパムメールからネットストーカーまで何が起こるか分からないところに怖さがある。つまり、こちらが知らないのに知られているという有名人状態にたやすくなってしまうのである。
しかし一方で、匿名・無名・偽名であることを利用した悪質な発信も見られる。人間は仮面をかぶれば狂暴化するものなのだろうか。普段は大人しい善良な社会人がネット上では他人の迷惑も省みない言いたい放題、やりたい放題の輩に豹変してしまう。
実名で発信する責任と危険性。匿名・無名・偽名で発信する自由と無責任。どちらという結論は出ないが、少なくとも他人に発信するだけの最低限のモラルは必要かなと思う。(青っちょろい結論ですみません・・・)

妥当

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マラソン金メダルに対し、巨人優勝の記事サイズは極小。
巨人が優勝するのは全くニュース性がない。
「強すぎますな。今の規則がある限り、巨人の黄金時代は続くでしょう。素直におめでとうと言う気にはなれない。権力とお金の力で勝ち取った優勝という思いがあるからかな。」(野村監督)
まったく同感。でも、サッカーがあれだけ人気を得てきた昨今、野球離れが進めばこんな他人事のようには言っていられなくなるのではないだろうか。

嗜癖-Addiction-

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先日,アディクションの傾向があると言われたので,躍起になって調べた.(岩崎正人『嗜癖の時代―現代人を蝕む心の病い』1994集英社)
嗜癖(Addiction)は,以下のプロセスで進行する.
1.嗜癖行動は,もともと日常生活の中で個体のメリットに添う習慣の形で始まる.
2.次の行動の自動化が進む
3.その結果,個体の真の(長期的な)利益とは一致しない悪い習慣が出てくることがあり,極端な場合には習慣を維持すること自体が行動の目的になる場合もある.
はじめはちょっとした楽しみや喜びを得る行動だったのが,楽しみや喜びがなくとも無意識に行われるようになり,ついには苦しみや病気になってまでもとまらなくなってしまう.
例としては仕事依存症,アルコール依存症,摂食障害(過食症,拒食症),薬物依存,ギャンブル依存,性倒錯などが挙げられている.
インドの快楽の分類で「繰り返しによる快(aabhyaasikii-sukha)」というものがあるが,長い繰り返しの後には無感覚や苦が待っていること(繰り返しによる苦)もあるようだ.
付録の仕事依存症チェックをやってみると,私は重度の依存症だった.そういえばこのところ心にゆとりがないような気がする.(CGIによるチェックはこちら
だいたいこんなことを調べたり,CGIを作ったりしているあたり,何らかの依存症といえる.
手遅れになる前に・・・

携帯電話

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電車の中の携帯電話について。
少し前と比べても、車内は静かになった。話がメールに替わったためだ。今携帯をいじっている人は、友達の番号の登録などをしているのではなく、メールの読み書きやホームページを見ているのである。
問題なのは、車内放送。
「車内での携帯電話のご使用は、他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮下さい」
この場合「使用」とはどういう意味であろうか?
周知のように、携帯電話の電磁波はある距離以上近いとペースメーカーに悪影響を与え、命にかかわることもある。メールやホームページの閲覧でもやはり影響を与えるはず。
しかしこれに対する批判というものを私は聞いたことがない。話はうるさいから迷惑だが、メールなどは容認されているという印象を受ける。
だとすれば車内放送も、「車内での携帯電話のお話は、うるさくて他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮下さい」としか言っていないということになる。
結局、ごく少数の、ペースメーカーを付けている方々への迷惑ではないのだ。ペースメーカーを付けている人は、もはや混んだ電車に乗ることはできない。耐電磁波のペースメーカーの開発を待つか、車で行くほかない。
少数者に厳しい社会の、当然の結末にしては少し悲しい。

舌炎治療記

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8月末から苦しんでいた舌炎が10日ほどかけてやっと治った。
疲れやストレスなどがたまるとよく口内炎や舌炎がおこる。先月末の法事のあたり、疲れていた上に親戚が持ち寄ったお菓子をバクバク食べたのが悪かったらしい。
はじめは舌がピリピリするくらいが、舌の先端に1mm大の炎症ができる。おとなしくしているとよかったのだが、更に学会で飲み会があったり、調子に乗ってしゃべっているうちに「た行」「な行」がダメージを与えた。
これまで口内炎は「合成副腎皮質ホルモン剤 ケナログ」で治してきた。妊婦には使用しないで下さいという謎の説明がついたものである。
しかしこの度は舌。ケナログを塗ってもあっという間に薬剤が落ちてしまう。
まず「うがい薬 ハチアズレ」。これは祖母が入れ歯でできた炎症を鎮めるためにもらった薬。紫色で塩味。患部に甚く沁みる。
次に「プロポリス」。研究室で効くらしいと聞いてきたものである。蜂の巣の抽出成分で、なぜか葉緑素の塊らしい。患部に当てるため、錠剤ではなく液体を買ってきた。結構高価であったが、とにかくマズイ!些か健康になったかもしれないが、舌炎は治らなかった。
結局これが効いたと思えたのは、「大正口内軟膏」である。毒々しい真っ赤な軟膏。ケナログなどと成分が全く違い、また舌炎にも対応して薬剤が患部に接着するようになっている。夜のうちに塗っても朝にまだ持続しているというスグレモノだ。それでも喋ると薬剤は落ちる。できるだけ喋らないようにしながら、夜に集中的に治療した。
薬剤を塗り始めて3日。いったんひどくなりかけた舌炎は次第に収まり、ついに完治した。またそのうち出るかもしれないので、今度も「大正口内軟膏」で治そう。(薬剤メモ)

学会3

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学会誌の原稿を作る。
発表原稿はA4で8枚。指定された学会誌の原稿はA5で3枚!元原稿をA5の書式にしただけで11枚!!というわけで約4分の1のリダクションをしなければならなくなった。
・サンスクリット原文を削除
・序論も削っていきなり本論に
・余談みたいな注をとる
・繰り返しになっている表現をとる
・余計な改行をとる
・段落が変わる前に余白が多い時は前の文章を短くして無駄な行をつくらない
・漢字に出来るものは漢字にする
・デーヴァダッタ(人名)はDevadattaにする(笑)
例示も削りたい欲求にかられたが、例示までとってしまってはまったく意味不明なので何とか残す努力をした。
始めてから約6時間。原稿はリダクションというよりも、圧縮された。lzhやzipファイルって、中身はこんな感じかなと思うくらい、混み込みの原稿だ。読んでみると、略号やらインド人の名前やらで意味不明。もっとも、元原稿もそうだったから仕方がない。
元原稿はもったいないので、html形式で保存してWeb公開することにした。

学会2

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日本印度学仏教学会学術大会2日目。
発表はテロられることもなく、無事終了。たくさんの先生方とお話ができたのがうれしい。インド哲学というマイナーな分野でも、国という規模では結構いるものだとわかった。
発表には大きく分けると2種類の傾向があるように思われた。データ重視型と、思考重視型。
前者は「この文献にはこう書いてあり、あの文献にはこう書いてある」というもので、難解な文献をわかりやすく解きほぐすのは意味があるだろうが、ややもすると単なる紹介に終ってしまう。「で?」というツッコミもよく見られる。
後者は「私はこのように感じる」というもので、古代文献に現代的な意味を与えるのは新鮮だが、説得力がないマイ哲学になる恐れもある。ツッコミは「そうかなー?」。
この間をつなぐものが、「解釈」。データに裏付けられた、論理的な思考。これこそが斯界を発展させる原動力になるに違いない。
今回の私の発表は前者の傾向が強い。しかし参照文献の量が少ない。データも、思考も、まだまだだ。

学会

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日本印度学仏教学会学術大会第1日目。
学会に先立って毎年恒例の飲み会が昨日あった。そこで初めて聞いた言葉「テロられる」。
これは、(大学の先輩などで)味方だと思っていた人が発表終了後、内容を覆すような反論をして収集がつかなくなることらしい。
私の発表は明日。テロられないといいな。

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