イクメンプロジェクト

昨日の日記に合わせるかのようなニュース記事を発見。イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のことで、イクメンが多くなれば、妻である女性の生き方や子供たちの可能性、家族のあり方までが変わり、社会全体も豊かに成長していくはずだという。へえ。
子育てを楽しむ余裕があるというのは結構なことだが、たいへんなところは奥さんに押し付け、子育ての真似事のようなことをちょっとだけして満足しているのは頂けない。まずはルーティンにして、楽しいとかたいへんだとか思わなくなって、そのうち充実感に満たされてくるというのが真のイクメンだろう。
同年代のお寺さんとしゃべっていると、おかあさんといっしょ(NHK教育)の話が合ったりする。「この時間だけが息抜きで、外でタバコを吸ってくる」「歌は全部覚えた」とか。子育ても修行と同じで、はじめは嫌だったものが、次第に何とも思わなくなり、そのうち楽しくなってくるものでありたい。
家族のあり方や社会全体まで変わるとは思えないが(むしろ逆で、家族のあり方や社会全体が変わらないとイクメンは増えないと思う)、子育てをする男性がもっと自信と責任をもち、世間がそれを受け入れてくれるなら、わざわざ厚労省が推進する意味もあろうというものだ。日中に男がスーパーで買い物をしてもジロジロ見られないで済むとか、そんな世の中になってほしい。
厚労省が「イクメン」を促進 (毎日新聞)
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