坐禅

新しい気持ちで

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 日本での住職、主夫業、そしてシュリナガルでのホームステイを経てプネーに来ると、急に孤独になる。開放感と空虚な感じが入り混じったようなこの気分は、大学入学で上京して以来、何度味わったことだろう。ただしこの度は開放感が少し優った。

 早速先生に授業再開の申し込みをするべく電話したが、ジャー先生は例によってコルカタに出張。週末まで会えないことが分かった。相変わらずお忙しい。マヘーシュさんも他の大学での集中講義と娘の幼稚園入園手続きで忙しく今週は何もなし。あまり期待はしていなかったが、このままでは1ヵ月半がまた何となく過ぎてしまう。

 今日はたまった電気代や電話代を払ったり、シュリナガルでジミーさんに教えてもらったインド映画のCDやDVDを買ったり、なかなか柄のいい服があったので買ったりと、独り暮らし風に送った。雨が頻繁に降り、水たまりや泥が多いので出かけるときは一気に用事を済まそうという考えである。

 途中でラメーシュさんという、去年ホームステイ先を紹介してくれた方を訪問。日本語、特に敬語が非常に上手で、言葉を選ばず会話できる。何でもマハーラシュトラ産のワインを日本に輸出する計画を練っているらしい。デカン高原は実はぶどうの産地でワイン工場も結構ある。足で踏んで作るのかと思っていたが、写真を見せてもらったら近代的・衛生的な工場だった。インダージとNDという会社がお薦めとのこと。今度賞味してみたい。

 シュリナガルの写真プリントを注文しに行ったとき、名前を聞かれなかったのでそのままにしておいたら受け取りの際、名前欄に「Chinese」と書かれていた。中国人は好きだがこういう風に一色汰にされるのは結構ショックを受けるものである。一応抗議をするとあっさり「ソーリー」。サンドイッチを食べているとき話しかけてきたインド人も「中国人ですか?」

 インドでは中国も韓国も日本もネパールも区別の付かないところがあるが、間違われるのはあまり気持ちのよいものではない。もっとも観光地では日本人だと分かると「ヤスイ、ヤスイ、ミルダケ!」と物売りが押し寄せるので、日本人を得意げに名乗るのも良し悪しである。プネーはその点、安心だと思う。

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このページは、おの2004年6月14日 00:00に書いたブログ記事です。

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