寺院会・級階査定

夕方から教区8名のお坊さんたちで寺院会。
集金、今年の日程確認(遅すぎ)、懇親という流れだ。17時に始まって、19時過ぎに終わるという驚異の早さだが、病み上がりの方が揃っているので仕方あるまい。去年は救急車を1回呼んだ私だって、いつの日かもっと(期待してどうする)。
酒を飲んでいたのは半数。病気とか運転とか理由はあるが、不飲酒戒が徹底されてきたようだ。私もお茶でお茶を濁した。
話題はというと、曹洞宗宗制(規約みたいなもの)の矛盾点と全く官僚的な本庁職員とか、週刊誌を賑わせた元宗務総長の死とか、作務衣がスーツよりフォーマルじゃないのはおかしいとか、坊主頭に似合う洋服はないとか、麻雀研修をしようとか、でもお葬式の後に将棋を打つのはやめろとか(昔やっていたらしい)。
雑多な話には違いないが、ちょっと前は携帯の話とか車の話だったので、少しは付いていけるようになった。
曹洞宗では現在、級階査定というのをやっている。お寺が宗門などに毎年支払う費用は、そのお寺の規模によって点数化され、それをもとに計算される。うちのお寺で年に21万円。この点数が何年かに1度見直されるというわけだ。
基本的には檀信徒数だが、今回はお寺の土地も調査されており、登記謄本や国土調査結果表の提出をしなければならない。そのため法務局や市役所通いの日々。
都会のお寺さんが、広大な境内地をすごい金額で売ったり貸したりしているためにこういう調査をするようだが、田舎の土地は二束三文。何でこんな調査に付き合わなくてはならないのかと思う。

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