ジェネリック薬品

「近頃の若い者は」という枕詞でよく出てくるのが花粉症である。おとなしく聞いているがその私も中学生からの花粉症。
このところ花粉予報が「非常に多い」の関東地方。花粉症の薬がなくなったので金曜の午後に耳鼻科に行く。ところがさすがこの季節、駐車場がもう満車で入れなかった。
ここで待っていても軽く1時間を超えそうだと思い、一計を思いついていきつけの内科へ。最近開業したばかりで、いつ行ってもほとんど待ち時間のないところだ。この日も果たして誰もいなかった。受付を済ませたらすぐ診察室へ。先生から「お久しぶりです」と挨拶されて戸惑う(「おかげさまで」が正解だったと後で思ったが)。
そこで咳の薬と一緒に、今飲んでいる薬の処方箋も書いてもらえないか恐る恐る聞いてみるとOK。ただジェネリック薬品だったため、近くの薬局に聞いてみると置いていないという。オリジナル薬品と薬価を調べてもらうと、2倍以上の開きがあった。同じ薬が、そんなにも違うものだと驚く。
前にその薬をもらった薬局に行くことにしてジェネリック薬品を処方してもらい、無事4週間分を入手できたのであった。長期間飲むので、保険が効いても1000円以上安い。
どこかの製薬会社の宣伝で「お医者さんにジェネリック薬品をお願いしてみましょう」というのがあったが、同じ薬品にそんな種類があるとは知らないし、お医者さんも忙しそうなので言われた通りにするのが普通だろう。今回はいい勉強になった。

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