運動神経

今日の午前中は保育所の運動会。前の日までの雨もすっかり上がり快晴で気分がいい。3時間ほどの中に2〜5歳児の全員に見せ場を作り、滞りなく次の競技、次の競技と準備していく先生方と父母の会の役員さんにすっかり感心した。
長女は保育所最後の運動会で、見せ場が一番多い。最初のかけっこ、障害物競走(とは言わないが)、となりの幼稚園生と綱引き、親子競技、ダンス、リレーと6回もある。そのほかに歌や終わりのことばまで。
このために毎日練習を重ねていたそうで、長女の足もいつの間にか速くなっていた。ただ、障害物競走は苦手がなかなか克服しきれなかったようで、のぼり棒は「視界に入らなかった」といってスキップ、鉄棒も前回りで頭が下になったままなかなか戻れない。
まさにこれ、子どもの頃の自分を見るようだった。背が高くて、体をうまく操れないのである。小中学校の体育の成績はいつも「3」。進学校の高校に行って初めて、運動神経が今ひとつの同級生の比率が高まったおかげで相対的に成績は上がったが、今年の夏に小学校の同級会で運動をしたときは実力差を見せ付けられた。
長女が生まれたばかりのころ、パパママ教室で体育の成績を上げる方法ということで、足を持って逆さ吊りにする(虐待ではない)なんていうのをやってみたが効果なし。長女は今、縄跳びも自転車もフラフープもほとんどできない。遺伝だなぁといまさら親近感を新たにした。長男のほうは運動が得意だった妻のほうが遺伝しているようだ。
ともあれ本人は最後に金メダル(クラス全員がもらえる)をもらって満足そう。よくできたご褒美に、帰りに好きなおやつを1つ。でも運動会の帰りに、妻と私でパフェとあんみつを食べたことは内緒にしている。

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