PTAの男女共同参画

明日は近くの市町でPTA東北ブロック研究大会。家庭教育分科会の基調講演者としてレセプションに参加してきた。

女性の活躍を推進するはずが、マミートラック化して(本来はリーダー育成が目的だったそうですが)、全国最低レベルの女性PTA会長率(2%!)の一因ともなっている「母親委員会」について、いろいろな人とお話をした。県の役員会で話し合ってもらったそうだが、現状維持派がまだ多数とのこと。会長になって苦労するよりもサポート側に回ったほうがいいと思う女性と、サポートするよりも自ら会長になって仕切りたい男性という構図で安定してしまっているのかもしれない。

男性多数の飲み会は、女性にお酒を注ぐ役割が割り当てられがちなだけでなく、私でさえ不快になるセクハラジョークが横行しており、女性には正直辛いだろうと思う。多分家で奥さんに気を遣っている分、こういうところで解放されてしまうのだろうか。子どもの育成よりも、そういう家庭内での鬱屈を吐き出す場をPTAに求める人が多いとすると、前途は厳しいなと思う。

基調講演は家庭教育の分科会にて。「やる気を引き出す 親子のコミュニケーション」というテーマで、アンガーマネージメント(ゲーム形式)、傾聴、アサーションなどについてお話しし、中道・因果・無常でまとめ。
速報 https://www.ymgt-pta.jp/main-meeting/data/sokuhou_2.pdf

コーディネーター、パネリストの皆さんとは7月の打ち合わせ会でご一緒してから、当日も午前中ずっと一緒に過ごしてお話してきたので連帯感が生まれ、3時間半という長丁場を終始よい雰囲気で送ることができた。ご来場頂いた方々にも感謝。

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