2005年3月アーカイブ

ゴウワンストライク・ゲキシンKO、ハンディサイズで再販

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日 ゴウワンストライク 「エアロノートシリーズ」としてスポーツをテーマにしたボードゲームなど8作をリリースしているグラパックジャパンは25日、その中から戦略的な野球ゲームゴウワンストライクと総合格闘技ゲームゲキシンK.O.をハンディサイズで再版し始めました。価格も3990円からぐんと下がって997円。

 エアロノートシリーズは当初バインダータイプで発売されましたが、昨年このバインダーをボックスに入れた形で再販、今回はコンポーネントをコンパクトにまとめる縮小版で2度目の変更となります。豪華なコンポーネントと引き換えになっていた値段の問題が解決し、野球好き、格闘技好きが気軽に手に取ることができます。

 2003年から発売されたエアロノートシリーズはしばらくの間新作が出ていませんが、大人向けのボードゲームとして高く評価する愛好家もおり、今後の新作も期待されます。(グラパックストア

気になるゲームはルイ14世

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独  ドイツのゲーム批評家M.クノプフ氏は、自身のサイトSiegpunkt.de(勝利ポイント)にて「読者が選ぶレビューしてほしいゲームリスト(Die Rezensionswünsche
der Abonnenten)を発表し、1位にルイ14世(アレア)、2位にバベルの塔(ハンス)、3位にアマゾン(コスモス)が入りました。

 同サイトは質の高いレビューを提供するために「特別勝利ポイント(Sondersiegpunkte)」という名の会員制となり、年会費6.95ユーロを払うことによってレビューやニュースレターを読むことができます。会員特典としてエッセンとニュルンベルクの後にレビューしてほしいゲームを5段階評価で投票することができ、今回のリストはその投票に基づいたもの。

 M.クノプフ氏はこのリストを「今年の期待作リスト」と名付けていますが、ゲームのレビューに投資している人たちだけに、フリーク向けのゲームが並んでいます。これらのゲームがこれから国内外でどのような評価を受けていくのか、注目されます。(Siegpunkt

【ニュルンベルク2005期待作リスト】

1位:ルイ14世(Louis XIV / R.Dorn / alea)

2位:バベルの塔(Der Turmbau der Babel / R.Knizia / Hans im Glück)

3位:アマゾン(Amazonas / S.Dorra / Kosmos)

4位:オーストラリア(Australia / W.Kramer & M.Kiesling / Ravensburger)

5位:ゴー・ウェスト(Go West / L.Colovini / Phalanx)

以下魔法のほうき(Zauberstauber)、マニラ(Manila)、クレタ(Kreta)、フィヨルド(Fjorde)、ダイヤモンド(Diamant)、サンタシ(San Ta Si)、乗車券ヨーロッパ(Zug um Zug Europa)、ちくしょうめ(Verflixxt)、チャイナ(China)、マックラバー(Mc Robber)、焼き虫にヘキエキ(Heckmeck am Bratwurmeck)、女と男(Frauen & Männer)

Amazon.de

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日本のアマゾンにボードゲームがあるならば、当然ドイツのアマゾンにもあることを今日発見した(Amazon.de Spiel & Puzzles)。


乗車券も頭脳絶好調も20ユーロを切っている! 新作も続々! 品数も半端でない!……待て待て、日本のアマゾンの注意書きにも確か、おもちゃの海外発送はできませんと書いてあったなあ、と思って調べてみると、



Spielwaren koennen nur in folgende Laender versandt werden: Belgien, Daenemark, Deutschland, Finnland, Frankreich, Griechenland, Grossbritannien, Irland, Italien, Luxemburg, Niederlande, Oesterreich, Portugal, Schweden und Spanien.



日本に送ってくれるのは本とビデオとDVDだけのようだ。ザンネン。とはいえ売れ筋リストなどを見ていると結構面白い。おもちゃ全体でもトップセラーは全部ボードゲーム。インターネットでじゃんじゃん買い物できる世代というのは日本とあまり変わらないのかもしれない。


ゲームマーケット2005新作評価アンケート

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今年も参加できなかった悔しさをバネに作ってみました。行かれた方はぜひご協力をお願いします。こちらから。



  • エッセンのシュピールでフェアプレイ誌が行っているものをヒントにしました。

  • 原則としてウェブで情報が公開された新作を挙げております。

  • 数が出たと思われるゲームはブースごとに代表的なものをピックアップし、5段階評価にしています。

  • 「未プレイ」の選択肢もありますので、1?2タイトル遊んだだけという方もどしどし投票ください。(何も選択しなかった場合は未プレイとみなします)

  • 販売数が少なかったと思われるゲームは、注目作アンケートとしてまとめました。

  • 重複投票はIPアドレスではじきますが、そういった涙ぐましい努力はご遠慮ください。

  • 結果はしばらくしてから、当サイトで公開します。最低でも2週間はおきますので、ゆっくり遊んでから投票したいという方はごゆっくりどうぞ。

  • アンケートのとり方などご意見ご感想もお待ちしております。

ドイツボードゲーム選手権の種目

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ドイツボードゲーム選手権2005(5/20-22)の今年の種目はアマゾンオーストラリアバベルの塔ナイアガラに決定。この大会の種目に選ばれたゲームは要チェックだ。(Spielbox)

カルカソンヌ大全

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カルカソンヌ大全(Carcassonne Almanach)が6月20日に発売。これまでにSpielboxに掲載された記事から、拡張も含めたレビュー、メーカー社長・デザイナーのインタビュー、拡張「カタラ」など。英訳つき。5ユーロ。(Spielbox)

ヒッポダイスに沢田氏のスクエア・オン・セール

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独  ボッフムのゲームサークル・ヒッポダイスゲームクラブは第17回ゲームデザイナーコンテスト(Spielautorenwetbewerb)の結果を発表し、沢田大樹氏のスクエア・オン・セールが1位に選ばれました。沢田氏は造形家倶楽部の入賞経験もありますが、1位の栄冠を手にしたのはアジア初の大快挙です。

 スクエア・オン・セールは同時多発の競りゲーム。ドイツ語の紹介文(PDF、2.8MB)では競りには触れられておらず、5×5のマスにオセロの要領で建物を建築していくゲームと書かれています。ちょうど今年のゲームマーケットで製品版が発売されることになっており、その真相を確かめることができるでしょう。沢田氏によるとドイツでは「間違ったルールで遊ばれているような気がしてならない」(ブログ)そうです。

 最終ラウンドに残った8人はドイツ2、アメリカ2、カナダ、オランダ、イギリス、日本各1。アレアのS.ブリュック氏、コスモスのF.グリューバー氏など大手メーカーの目利き編集者と、ドイツ年間ゲーム大賞審査員のW.ヘロルド氏が審査にあたりました。結果は1位の沢田氏以下、2位イギリス人、3位カナダ人と、昨年と同様に非ドイツ圏が上位を占めており、国外からの新しい風を求める風潮が感じられます。

 授賞式は6月4、5日に開かれるゲッティンゲン・ゲームデザイナー会議にて。今年からドイツ年間ゲーム大賞審査委員会が若手デザイナーに合計2500ユーロの奨励金を拠出することになっており、これからのデザイナーの活躍が期待されています。日本のゲームデザイナーも後に続いてどんどん世界にはばたいていってもらいたいものです。(Hippodice

Spielbox-onlineの記事

GAMAトレードショー、各社の進展状況

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米 ニューヨークトイフェア アメリカのゲーム生産者組合(GAMA)が年に1度行うするトレードショーが3月14日から4日間にわたってニューヨークで開催されました。先月開催されたニューヨークトイフェアとは異なり趣味色の強いマーケットで、フリースペースが用意され1つ1つのゲームを遊ぶことができます。

 出展された作品数は中小企業が多いもののニューヨークトイフェアを凌ぐほど。ファンタジーフライトなど、ドイツゲームとは一線を画した展開をしているメーカーもあり、ドイツゲームと並んで目の離せない市場です。(リンクはGamewireの写真画像、は注目作)。(Gamefest



・フェイス2フェイスゲームズ
カウタウン(Cowtown、R.ボーグ作のカードゲーム)、ブームタウン拡張(今冬)、キャントストップ(旧版と同じプラスチックのボードで)
・ファンタジーフライトゲームズ
頭脳絶好調(Ingenious・4月)、アーカムホラー(Arkham Horror新版・5月)、指輪物語・対決デラックス版(Lord of the Rings The Confrontation - Deluxe Edition・5月)、ルーンバウンド(Runebound第2版・6月)、ルーンバウンド拡張・恐怖の島(Runebound - The Island of Dread・6月)、同拡張・マルガスの影(Shadows of Margath・8月)、同拡張・ミッドナイト(Midnight・11月)、家系・暗闇の旅(Descent: Journeys in the Dark・6月)、ウォークラフトの世界・ボードゲーム(World of Warcraft - The Board Game・秋)、マーベル・ヒーローズ(Marvel Heroes・10月)、ウォーリアーナイト(Warrior Knights再販・8月)、ドラキュラの怒り(Fury of Dracula再販・12月)、ブラッドロイヤル(Blood Royale・来年)、ブリタニア(Britannia・9月)、ベオウルフ伝説(Beowulf - The Legend・R.クニツィア・10月)、七王国の玉座拡張・剣の嵐(A Game of Thrones: The Boardgame - A Storm of Swords Expansion・10月)、指輪の戦い拡張・第三期戦争(War of the Ring: Battles of the Third Age・10月)、アルゴ(Argo・B.フェドゥッティ・10月)、ウィング・オブ・ウォー・後ろに注意!(Wings of War - Watch Your Back!)、同・燃えるドラゴ(Wings of War - Burning Drachens)
・カフェゲームズ
フォーミュラ・デ:バーレーン、シャンハイ(Formula De: Bahrain, Shanghai・3月末〜4月初旬)、マレ・ノストルム神話拡張(Mare Nostrum Mythology Expansion・5月)、テンパス(Tempus、10月)、アベカエサル(Ave
Caesar再販・10月)
・デイズ・オブ・ワンダー
メモワール'44拡張(建物と地形+シナリオ)、拡張2(ロシア軍+シナリオ)、海賊の入り江拡張修道院殺人事件拡張
・リオグランデ
メトロ、アルハンブラ、ラッキーループ、インダストリア、庭師の技、ギルド革命、マックラバー、アイキテクトン、インカの黄金、ジャンクタイルゲーム、ローマ革命、タクシー、アルハンブラ拡張、グラシアス、アーサー王カードゲーム
・アスモデー
ダンジョン・ツイスター(Dungeon Twister・6月)、同フィギュア(Dungeon Twister Figurines)、同拡張・パラディンとドラゴン(Paladins and Dragons・9月)、同3・4人用拡張(年末)
・メイフェアゲームズ
カンダミール(ルール変更あり)
・Zマンゲームズ
原始スープ、サンチアゴ、お邪魔者、ダンジョンヴィレ(Dungeonville・J.エルンスト&M.セリンカー・7-8月)、無法ストリート(Street Illegal、H.グルンペラー・7-8月)、未確認歩行物体(UWO)、パルテノン(Parthenon・A.パークス)、シルクロード(Silk Road・T.チータム&B.フェドゥッティ・9月)、城の商人(Castle Merchants・N.デンジャー)
・アバロンヒル
モンスターの脅威・アメリカ(Monsters Menace America)、ネクサス・オプス(Nexus Ops)、ロボラリー(Robo Rally再販)、ベガス・ショーダウン(Vegas Showdown)
・ユアムーブゲームズ
継承(Succession)、宇宙ステーション襲撃(Space Station Assault)、バトルグラウンド・ファンタジー戦争(Battleground: Fantasy Warfare)
・トワイライト・クリエーション
隠された戦い(Hidden Conflict、5月)、アワード・ショー(Award Show・6月)、バッグオーゾンビーズ・ドッグス(Bag O' Zombies!!! DOGS!!!、6月)、ミッドエビル(MidEvil・8月)、ホーンティングハウス3:幽霊物語(Haunting House 3 - A Ghost Story・10月)
・プレイルーム
通路(Tsuro、ルートをつなげるタイル配置ゲーム、秋)
・ブラインド・ラック・スタジオ
アハルダラフドのキャラバン(Caravans of Ahldarahd・5月)、火の子ども(Children of Fire・6月)、ザ・ピッチTV版(The Pitch! TV Edition・10月)

メビウス便3月

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メビウス頒布会3月(3月末〜4月上旬発送)はニュルンベルクの注目どころ。

アバクスからアマゾンコロレットピックディリーチャイナがオプション。ラベンスバーガーからグラシアスアーサー王カードゲーム手掛りを追えイメージ何色?がオプション。そしてコスモスからドーラの新作アマゾン。いいとこ取り。(メビウス 3/18)

ゲームマーケット2005

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日本最大のボードゲームイベントであるゲームマーケットまで、残すところあと10日ちょっと。インドは花粉が飛ばないので幸せだが、私は残念ながらこれで3年連続不参加となってしまう。今年も楽しそうな創作ゲームが着々と製作されている様子で、帰国後に誰かに遊ばせてもらいたい。ボードゲーム・カードゲームで気になるものを挙げてみる。



  • スクウェア・オン・セール』(Late Toccobushi Game Club)
    『造形家倶楽部』のT.Sawadaさん作。第17回ヒッポダイス・ゲームデザイナーコンテスト(ドイツ・ボッフム)優勝という快挙を成し遂げた作品。コンポーネントも含めてドイツ臭さを前面に出したという同時多発の競りゲーム。4000円。チキンレースのカードゲーム『ゴー・ストップ』(500円)も同時発売。

  • 料理チャンピオン』(1000円)(King's Court)
    のーべーさん作。70個以上のダイスで変な料理を作るネタゲーム。昨年まで発売されていた『怪獣ファイト』『モレール』『ダイナゲイル』も販売。

  • シティープラン』(Hammer Works)
    Hammerさん作。さまざまな建物を建てて、その効果を積み重ねていく都市建設カードゲーム。3?5人用、45分、1000円。ほかに国語力を試すダイスゲーム『うっかりくん』、数学力を試すカードゲーム『すうじであそぼ』(ともに300円)。何人ででも、短い時間でも遊べます。

  • 朝まで総選挙』(ボードゲームのおもちゃ箱)
    さとーさん作。日本を舞台にした手軽な陣取りゲーム。3?5人用、30分、1500円。おもちゃ箱からはりんちゅさん作『はちみつ』、白紙さん作『コレクター』(3?4人、1500円)、せりあどさん作『目指せダイスDEゴールデン?』(3人、15分、1000円)、偽さん作『さるとかきのき げぇむまぁけっと2005版』(600円)も発売予定。これでおもちゃ箱のメンバー6人全員が発表することになる。

  • エルスミーアの魔女』(ボードゲームのおもちゃ箱)
    鷹村ナクトさん作。魔女学校の卒業のためアイテムを集め世の役に立つことをめざす重量ボードゲーム。3?4人用、3?4時間。

  • Potions & Poisons』(奇跡屋)
    奇跡屋さん作。薬を調合するカードゲーム。3?5人用、15分。ほかにダイスゲーム『ぼむ!』、2人用カードゲーム『好き嫌いしちゃいけませんっ!』も発売。

  • POTATOでチョ!』(イエローサブマリン)
    フーゴ・ハルさん作。両手の人差し指でポテトを取り合うアクションゲーム。3?5人用、20分、1680円。

  • とらぶる☆スクール』(ロール)
    『ハイスクールエレクション』に続く女子高生カードゲーム。6才以上、3?5人用、5?10分。2100円。

  • カウントダウン2005』(カワサキファクトリー)
    ダイナマイト爆発ダイスゲームのリメイク。1000円。ほかに瞬殺カードゲームのリメイク『ワイルドラッシュ2005』(1500円)と初のボードゲームで条件付無料体験版の『カルタゴの貿易商』。


ゲームマーケットで初お目見えするオリジナルゲームではこのあたりだろうか。まだウェブで情報を出していないところも多いので、当日の発見もあるかもしれない。


それ以外の出展では名古屋バネストが最注目。発売品目12タイトル『ポルノスター・プロジェクト』『ガーデン・コンペティション』『ベニスのパトロン』『アイスクリーム』『ウォリアーズ』『同拡張ドラゴンホーズ』『狩って獲って(Hatz Fatz)』『西部の無法者(Desperados)』『メタルルギー』『庭小人協会(Gartenzwerg e.V.)』『UFOs!宇宙よりのバーガー』『オールドタウン』は昨年のエッセンで注目された中小メーカーによるもので、全部買ってもいいくらいの注目作ぞろい。ほしい人は真っ先に駆け込んだほうがよいかもしれない。


それから手前味噌になるが、ゆうもあのブースで会員向け月刊誌「ゆうもりすと」の特別号(100円)が販売される。ここにカサソラ氏のエッセンインタビューを収録。新しいゲームの作り方を提案するもので、日本のボードゲームデザイナーの卵の方々にぜひ読んでもらいたいと思っている。ミニゲーム大会などの小イベントも行われるようなので、お暇ならぜひ。


ブースを出していないのでどうするつもりか分からないが、ブルーオレンジゲームズの社長J.メイヨット氏が製品を売り込みにサンフランシスコからやってくるらしい。それらしい人を見かけたら声をかけてみよう。


去年の注目作


ドイツのブックメッセでボードゲーム出展

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ライプツィヒのブックメッセで初めて7メーカーが合同でボードゲームを出展。ドイツ年間ゲーム大賞委員会とゲームアーカイブ主導で。新作を試せるようにして一般層への広報を狙う。3月17〜20日。(Spiel des Jahres 3/10)

ファブ・フィブ(Fab Fib / S.Albertarelli / Kidultgame, 2004)

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同じくブラフゲームだが、ごきぶりポーカーがブラフゲームに特化しているのに対し、ファブフィブはギャンブルゲームの要素を盛り込んでいる。数の大きいカードを引いて、本当のことを言えば絶対負けないわけで、たとえ998になっても、8を捨てて9を引けばいいのである。また全部捨てて引きなおすというのも博打だ。そんなカイジ的なドラマ性が、このゲームの醍醐味ともいえる。


もっとも、それはクライマックスの話で、序盤から中盤にかけては演技がものをいう。最初から高めの数字を言わなければ自分の首を絞めることになるが、あまりに高すぎれば怪しまれる。550なのに870、それを受け取って0を捨て、551なのに875などと辻褄を合わせる。こうしたウソの連鎖がどこで断ち切られるか、先に脱落しても見ていて楽しい。


今回はかなり飲んでから遊んだが、酔っ払うとブラフが格段にうまくなる人、ど下手になる人に分かれてそれもまた面白かった。


ごきぶりポーカー(Kakerlakenporker / J.Zeimet / Drei Magier, 2004)

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ブラフゲームは、初対面の人同士で遊ぶよりもお互い性格を知った顔なじみで遊んだ方が断然面白い。初対面の場合でも会話でカバーすれば楽しく遊べるが、顔なじみでは顔を見ただけで何かが伝わってくるので、いちいちおかしくてたまらない。素なのか演技しているのか、ウソをつく方も見破る方もじっくり見極める。


今回分かったのは、スキを見せてはいけないということだった。顔見知りの間ではスキを見せると微妙な空気でウソかホントかばれる。となればわざとスキを見せて、その裏をかくという戦略が立てられるようになるかもしれないが、そこまでのポーカーフェイスを身につけるのは至難の業だ。自分を騙すことができるようになれば、人も騙せるのかもしれない。


6ニムト(6nimmt! / W.Kramer / Amigo, 1994)

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定番中の定番だが、初めての人が必ずしも面白いと思うわけではないようだ。その原因は、何を出せば大丈夫なのか、どうしてカードを引き取らなければならなかったのか、なぜ勝ったのか、なぜ負けたのかがなかなか見えてこないことにある。その不確実さの中で一番一番最善を尽くすのが面白さにつながるわけだが、そこまで行かずに漫然と遊んで終わりになる場合も多い。


面白さを理解してもらうためには、まず3,4ゲームは遊ぶべきだろう。そのうちに、絶対出してはいけないカード(5枚ある列の直後の数字)、あまり出すべきではないカード(数の若すぎるカード)が分かる。勘のいい人は、誰かに列を引き取らせておいて次に置けるぐらいのカードを見定めるようになるだろう。全員がそこまで理解すれば、ゲームは俄然面白くなってくる。


しかし実はその先がこのゲームにはあるような気がする。どのカードを出しても大丈夫な序盤にどのカードを出しておくかの選択は、ゲーム終盤に影響を及ぼす。1ケタ台や100番台のカードは早めに処理しておいた方がいいかもしれない。また、近い数字が集まっているときは早めに片付け、幅広い数字に対応できるようにしておいた方が後々楽になることもある。さらに、カウンティングによって今後絶対に出ない数字を把握できればいくらか有利になることもあるだろう。


今回は皆が慣れた頃に10周年記念版に掲載された8つのヴァリアントからいくつかを試してみた。


1:タクティックは山に埋もれたカードがなく、全て連番で出てくるシビアなヴァリアント。プレイ感は基本ルールと変わらないが、カウンティングを考え出すとかなり難易度が上がりそうだ。


4:プロフェッショナルは数の小さいカードを列の左側にも置けるヴァリアント。右にも左にも置ける場合は差分の小さい方に置くことになっているが、これの計算がかなり面倒くさい。出すときに計算、置くときにまた計算、それでどのカードを出せば安全かがかなり見えにくくなっている。


5:オープンはスタートプレイヤーから順番に1枚ずつ表にして出し、全員が出し終わったところで置いていくというもの。スタートプレイヤーは交替する。ランダムな要素がなくなり、計画的に出せるようになる分、1番目に出す人と後から出す人との心理的な攻防が面白い。今回遊んだヴァリアントの中で1番。


6:リファインは1回で2枚出し、一番小さな数字を出した人から2枚ずつ置いていく。1枚は小さい数字を出して先手を取り、もう1枚は大きな数字で次の人にプレッシャーをかけるというのが基本。ダイナミックな展開だが、どんどん列が取られていくのがやや大味に感じた。


ヴァリアントを遊ぶことによって基本ルールでも戦略の幅が広がりそうだ。まだまだ奥は深い。


インドゲーム会 2005年3月5日

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インドを訪れた3人の後輩と、留学中のI氏とで軽く1ゲーム。インドでカードゲームはまだまだ賭博の域を出ない。列車の注意書きにも「賭博はかたく禁止されている」と書かれており、その脇にカードゲームに興じる男たちのイラストが描かれていたりする。そんなインドでゲームを心置きなく遊べる場所は、ホテルの一室か、誰かの部屋に限られる。今回は後輩が1人1泊500円で泊まっている駅前のホテル「ナショナル・ホテル」。4つのベッド、真ん中にテーブルを置けばなかなか快適なゲーム空間ができあがった。


アレアの棚コンテスト

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アレアの棚コンテストは応募者が少なかったため3月9日まで延長。見本が6つ公開されているが、これなら俺もできそうという方は是非! 賞品はルイ14世とパラッツォ。(alea 3/3)

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