数寄ゲームズは3月10日、ゲームマーケット2019大阪にて、トリックテイキングカードゲーム『トランプ、トリックス、ゲーム!(Auf der Pirsch)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.ブルクハルト、イラスト・O.フロンデンライヒ、アートワーク・別府さい、3~4人用、8歳以上、30分、2000円(税別)。ゲームマーケット当日は「蒼猫の巣出張所(J01/02)」にて頒布される。

『ボトルインプ』『知略悪略』と通好みのトリックテイキングゲームを日本語版にしてきた数奇ゲームズの第3弾。変形トリックテイキングで定評のあるブルクハルト(ドイツ)がデザインし、ファランクスゲームズ(オランダ)が2005年に発売した。メイフェアゲームズ(アメリカ)が同年、"Trump, Tricks, Game!"という英題を制作しているが、ドイツ語、オランダ語、英語以外の版が出るのはこれが初。ドイツ語のタイトル「忍び猟にて」が示すように、まず獲物を追跡して、集めた弾丸で狩りをする二段構えとなっている。

各プレイヤーが手札から1枚ずつ出して、一番強いカードをプレイしたプレイヤーが全員が出したカードを総取りするという、オーソドックスなトリックテイキングだが、第1~3ラウンド(追跡)は獲得できるトリック数に制限があり、獲得したカードは得点計算した後、そのまま次のラウンドの手札になる。そして迎える最終ラウンド(狩り)は制限がなくなり、総力を尽くして高得点のカードを奪い合う。

第1~第3ラウンドの間に、得点を重ねつつどれくらい強いカードを集められるかがポイントで、1トリックごとに取るか見送るかの判断が悩ましい。最後の1枚を温存できたり、獲得したトリックをほかのプレイヤーに押し付けたりできる追加ルールもあり、好みに応じて加えることができる。オリジナルにはなかったサマリーカードも付属し、より遊びやすくなっての再登場だ。

数奇ゲームズ:Günter Burkhardtの正統派変態トリテ「トランプ、トリックス、ゲーム!」日本語版を出版します

fffurchtJ.jpgアークライトは3月21日、カードゲーム『緑の幽霊屋敷(Fast Forward: FURCHT)』を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト、2~5人用、8歳以上、15分、1800円(税別)。

タイトルが"F"で全て始まることで知られるフリーゼ(2Fシュピーレ)が2017年に始めた「ファストフォワード(早送り)」シリーズの第1弾。ルールブックを読まずにゲームを始められ、前年に発表された『フルーツジュース』と同様、途中でセーブして続きが遊べる仕組み(「フェイブル・システム」)が採用されている。

幽霊屋敷の中で、たくさんの幽霊に追われるプレイヤーたち。ルールは山札からだんだんと出てきて明らかになっていく。

最初に分かるルールは、手札を1枚引くか、1枚プレイするか。やがて手札の上限は3枚で、先に場札を15以上にしたプレイヤーが負けというルールが加えられていく。これが山札から時々出てくるカードによって2枚プレイしなければならなかったり、0以下の数字が出せなくなったりする。山札の最後まで行ってゲームの全容が分かるには10~15ゲームのプレイが必要となるが、途中でセーブして再開することもできる。

シンプルでテンポの良いファミリーゲームだが、ルールがだんだん分かってくる中で、ハンドマネージメントの腕も問われる。また、作者が「繰り返し遊べるレガシーシステム」と呼んでいるように、最後まで遊んでもまた最初から楽しめるゲームだ。

内容物:特大カード90枚(※カードサイズ:70mm×110mm)、透明の仕分け袋1枚

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