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ボードゲームレビュー:ダメリスト(Damelist)

疑心暗鬼の金メダル

最近あったダメな出来事が5つの中から、GMが主観で一番ダメだと思うものを当てる正体隠匿ゲーム。ゲームマーケット2025春に発表された。フィギュアスケートのマンガと関係あるのかわからないが、冬季オリンピックを見ていて何度も思い出したのでレビューする。

GMは5つの中から、一番ダメだと思うもの、2番目にダメだと思うものを選び、一般人と混ぜて全員に役職カードを配る。一番ダメだと思うもの=正解が配られた人は「預言者」となり、自分が預言者だと悟られないように正解に誘導する。一方、2番目にダメだと思うもの=不正解が配られた人は「失礼クリエイター」となり、自分が失礼クリエイターだと悟られないように不正解に誘導する。

話し合って投票した結果、正解だった場合は失礼クリエイターに(正解を誘導したと思われる)預言者を当てられれば一般人の負け。不正解だった場合は全員で(不正解に誘導したと思われる)失礼クリエイターを当てれば一般人の勝ちとなる。正解にせよ不正解にせよ、あからさまな誘導は危険だ。

GMの選択はあくまで主観。常識的にはだいたいこれが一番ダメだろうというものがあるため、目の付け所が違って意外な答えになると預言者が(時には失礼クリエイターも)頑張らなくてはならない。「GMの性格からすればこっちのほうがダメなんじゃないか」とか、一般人もカモフラージュのため積極的に発言することが求められる。

ダメリスト
北条投了/芸無工房(2025年)
4~8人用/30分
販売:iOGMディスカバリーゲームズ

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絶妙なあるある言いたい『アルカナイカ』2月中旬発売

教材メーカーのアーテックは2月中旬、『アルカナイカ』を発売する。ゲームデザイン&イラスト:?、3~8人用、15歳以上、20~30分、1650円(税込)。

カードで指示されたお題に沿って「あるある話」を披露し、みんなの共感度を探るパーティーゲーム。学生限定のゲームアイデアコンテストから生まれた。

「テストあるある」「推し活あるある」「上司あるある」など240のお題が用意されており、親が披露した後、他プレイヤーは共感できたら「あるある~」、できなかったら「ないわ~」を一斉に出す。

全員一致でなければ親が2点、他プレイヤーは多数派が1点。全員が一致していると親は0点、他プレイヤーは2点ずつ獲得する。そのため意見が適度に分かれるよう、捻りを加える必要がある。親を交替し、2周の合計得点を競う。

友人同士で攻めたあるあるを披露するもよし、初対面でお互いを知るきっかけにするもよし、深いトークと絶妙なニュアンスを楽しむコミュニケーションゲームだ。