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連番になったら破滅『デンジャー』日本語版、3月上旬発売

ホビージャパンは3月上旬、『デンジャー(Danger)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:I.フェレ、イラスト:M.パラウ、3~5人用、10歳以上、25分、2200円(税込)。

ブレインパニック(スペイン)から2024年に発売され、ラ・ボワテ・ドゥジュ(フランス)が昨年リメイクしたトリックテイキングゲーム。ポイントを取るのは簡単だけれど、最後まで残すのは難しい。

カードはノースートで10~59まであり、9枚ずつ配ってそのうち6枚を選び左隣に渡し、さらに右隣から受け取った6枚のうち3枚を左隣に渡す。こうしてバランスを取った9枚の手札で8トリックを行う。

各トリックは最も大きい数字を出した人が全員の分を取るだけの簡単なものだが、最後の得点計算に「危険」が潜む。10の位、20の位、30の位、40の位、50の位に分け、各位で最も小さい数の1の位が得点になるが、2枚以上連番になっているものは「破滅ゾーン」送りとなり、得点できなくなってしまう。

3ラウンドの合計で勝敗を決める。小さい数字はうまく連番を作って消し、大きい数字で得点を狙いたいところだが、獲得したカードは自分の前に並べられており、他のプレイヤーはそれを見て大きい数字が連番になるようカードを出してくる。危機回避能力が試される緊迫感に満ちたカードゲームだ。2対2で合計得点を競うチーム戦も可能。

内容物:ルール 1部、カード 50枚(63x88mm)、得点シート1部

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ボードゲームレビュー:米米ハンターズ!!(Rice Hunters!!)

令和6~7年、各地で米の買い占めが発生し、米の価格が高騰するという「令和の米騒動」が起こった。猛暑での不作や、訪日観光客による需要増が原因として挙げられているが、メディアが米不足を煽って買いだめが起こった影響が大きい。江藤農水相の「コメは買ったことはない。支援者の方がたくさんくださるので、売るほどある」という発言が批判を浴びて事実上の更迭。後任の小泉農水相は政府備蓄米を放出することで価格の抑制をはかったが、効果は一時的なものにとどまっている。

という社会問題を踏まえて作られたもので、手札を左から読んだのを聴いて、好きなところからカードを取り、「マイ(新米)」か「コマイ(古米)」で得点になるトマトマト風ババ抜きゲーム。ゲームマーケット2025秋に芸無工房から発表された。

「ココマイココマイコココココ」。狙うのは「マイ」である。2枚目、それとも3枚目? 「ココマイ(古古米)」を取ると失点になってしまう。「マイ」の位置は少し推理できるが、「マイコ(舞妓)」「マイマイ(カタツムリ)」が入って紛らわしい。「マイマイ」や「コマイコ(小舞妓)」は終了時に手札にあると失点なので、他の人に引かせたいところ。ババ抜きのドキドキ感もある。

読み方で引っ掛けたり、それを見破ったりと心理的な駆け引きもあるが、まずは「一体、私は何のゲームをやっているのか」と我に返って笑わないことが大切だ。

米米ハンターズ!!
原案:タレる/ゲームデザイン:北条投了/芸無工房(2025年)
3~6人用/10歳以上/30分
販売:ディスカバリーゲームズ