2008年12月アーカイブ

2008年を振り返って

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今年は『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』、『パンデミック』、『ドミニオン』の3タイトルが突出した人気を誇った。メーカーの品切れが続き、その間に遊んだわずかの人の評価から期待がさらに高まるという現象も起こっている。

これらはアメリカゲームである。アメリカには戦争シミュレーションゲームやロールプレイングゲームで長い歴史があるが、ボードゲームに関してはドイツに後れを取り、派手な特殊効果を打ち合う大味な展開がアメリカゲームの代名詞のようになっていた時期もあった。ところが近年、本家本元であるトレーディングカードゲームとドイツゲームのエッセンスを融合し、世界のゲーム愛好者を唸らせる作品を生んでいる。

一方、ドイツゲームでは『アグリコラ』が高い評価を得た。ボードゲームギークで発売以来首位の座を守っていた『プエルトリコ』を抜いて1位なったほか、わずか1年で11ヶ国語版が発売され、ドイツ、フランス、スペイン、オーストリアなどのゲーム賞を受賞している。この陰に隠れてしまった感もあるが『ストーンエイジ』も人気を集めた。

この2作に共通するのは、「ワーカープレイスメント」(コマを置いて行動を選択するシステム)である。フランスゲームの『ケイラス』(2005年)がその嚆矢で、ほかにも『大聖堂』や『護民官』など、今では人気ゲームの共通プラットフォームとさえいえる。

これに『アグリコラ』はこれに300枚を超える豊富なカードを加え、『ストーンエイジ』はダイスという一見相容れなさそうなものと融合させることで独自性を獲得した。ただし、このシステムはゲーム時間が長くなるのでファミリー層に訴えないという問題があるほか、フリークにも飽きられ始めており、新しいシステムの登場が待たれる。

ほかにもチェコゲームズ(『ギャラクシートラッカー』)やフランスのイスタリゲームズ(『メトロポリィス』)、イギリスのウォー(ツリー)フロッグ(『ブラス』)が人気で、対するドイツの大手メーカーは攻め手を欠く。ドイツ人デザイナーも、大賞作の続編や焼き直しばかり作っていて、アイデアが鈍っているのではないか。今、ドイツゲーム市場は外国からアイデアを集めることで成り立っているとさえ言える。

国産では『パレード』、『お先に失礼します』、『エガッタ』、『ブロックス3D』、『クイズ!いいセン行きまSHOW!(同人)』などライトな佳作が発売された。このうち3作はもともと海外で発売された作品で、国産メーカーやデザイナーの発信力はまだ足りない。受け入れる市場も小さいというのが実情だが、もっと育ってもよさそうなものだ。

00年代後半の傾向としてファミリーとフリークの二極化がある。大賞作の『ケルト』はドイツゲーム賞で8位というワースト記録で、ノミネートされた『ズライカ』や『ブロエックス』は圏外である。しかし、どちらにも支持される深みのある作品が不可能ではないことをアメリカゲームが示した。グローバル化の中で新しい道を開くのは、各国がもつ地域性なのかもしれない。

カタン・バイキングセット

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カタン・バイキングセットカタン関連商品を扱うドイツのオンライン店、カタンショップは、木製のバイキングセットを発売した。9.90€。下記のリンクからスライドショーで細部を見ることができる。

バイキングセットは道・家・街・盗賊・海賊・騎士・メトロポリスのコマだけのセット。基本セット、航海者、騎士と古城のシナリオでコマを差し替えて遊ぶ。バイキングや北欧のデザインになっているところが特徴だ。

カタンははじめ木製のコマで発売されたが、現在はプラスチックのコマになっている。日本でもトライソフト版は木製のコマだったが、現在のハナヤマ版はプラスチックのコマである。このセットを使うことで、現在の版でも木製のコマで遊べるようになる。

ただしカタンショップは日本向けに発送していないため、入手可能性は不明だ。

Catan.com:Viking-Figurensätze

ボードゲームの邦題

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クラシック音楽、洋画、外国小説など、ジャンルによってやり方は自ずと変わると思うが、ボードゲームの邦題は、どれくらいがしっくりくるのだろうか。

1.意訳…操り人形、銀河大戦争、楽しい動物園
2.直訳…城の守り、オイそれはオレの魚だぜ!、乗車券
3.音訳…レース・フォー・ザ・ギャラクシー、ストーンエイジ、チケット・トゥ・ライド、パレロワイヤル

まず意訳は訳者のセンスが問われる。野暮ったくなく、覚えやすく、ほかのゲームと混同しないもの。糸井重里氏くらいじゃないと無理なのではないだろうか。

次に直訳であるが、全部日本語だと野暮ったさが否めない。カタンの開拓者とか、マチュピチュの王子というように、半分カタカナならまだいいが、それはカタカナ部分が固有名詞だからであって、「キャッスルの守り」なんかにしても変わらない。

ちなみに直訳調の野暮ったい邦題がずいぶん出回っているのは、TGWの新作情報に責任の一端があるかもしれない。私にはそういうセンスがないので、申し訳ない次第である。

そして音訳だが、どうしても字数がかさんでしまうのと、英語と固有名詞以外は意味が分からず暗号みたいになってしまうのが難だ。ドイツでの発売名にはイタリア語のタイトルが多いが(特にセレクタ社)、そのままで何となくでも通じる確率は日本人の場合かなり低いだろう。

ではどういう邦題ならよいのか。まず、文学作品などですでに邦訳が出ているものはそれに逆らわないほうがよいだろう。とりあえず、タイトルをそのままググってみるとよい。著作権の関係でそのまま使えないこともあるかもしれないが、混乱は避けたい(大地の柱→大聖堂、小さなオバケ→小さいおばけ)。

次に外国のゲームを完全日本語化しないで遊ぶわけだから、カタカナが入ったほうがよさそうだ。オール漢字&ひらがなというのは、上記の場合を除き、よほど気が利いていない限り今ひとつピンと来ない。
1.固有名詞の入っているゲームはそのまま入れる(ル・アーブル)
2.さほど長くない英語ならば音訳する(ドミニオン)
3.日本語でもカタカナで表記してみる(サメ警報)
4.ドイツ語でも、一旦英語に直してカタカナにする(リバーフィーバー)

そしてカタカナによって長くなるのを防ぐ方法だが、冠詞や複数形を省略するのはアリだろう(ゴーストストーリーズ→ゴーストストーリー)。日本語としてしっくりくる順番や読み方に変えるという手もある(スルー・ジ・エイジ→スルー・ザ・エイジ)。レース・フォー・ザ・ギャラクシーはギャラクシーレースでもよいと思うがどうだろうか。

というわけで来年、クラマーが発売する予定のゲームのラインナップを試訳。

シングルアイ、ジュニアニムト、クソったれコンパクト、大慌てワードクイズ、ザ・トレーダー ……センスないなぁ。

大阪版モノポリー

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モノポリーのご当地版では秋田県版に次いで国内で2番目となる『大阪版モノポリー』が12月20日に発売された。取り扱いは大阪名物みやげ店「いちびり庵」で、通信販売でも入手できる。4500円。

登場するのは大阪の名所や有名企業。最も高価なボードウォークは大阪城と江崎グリコになっている。ほかにも通天閣、大林組、マンダムなど全国的におなじみのものも登場する。

発売日には「いちびり庵 なんば店」の販売イベントにモノポリーチャンピオンが参加した。インターネットの先行予約では数百個の注文が入ったという。1月にも記念イベントが通天閣や2001年日本チャンピオン植田氏が経営するバー「旅・カフェWA★shu」で行われる予定だ。

大阪版モノポリー公式ページ
なんば経済新聞:大阪版「モノポリー」販売開始−世界チャンピオン参加し店頭イベント
旅・カフェWA★shu
いちびり庵

カタン、PS3で登場

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ゲームリパブリックは18日、プレイステーション3(PS3)用ソフト『Catan(カタン)』をダウンロードで配信し始めた。価格は税込み1200円。カタンのオンライン対戦はドイツの「ブレットシュピールヴェルト」、XBoxライブ、カタソ、Sea3D、カプコンのβテスト版など数多くあったが、これに新たな選択肢が加わった。

カタンは1995年にドイツ年間ゲーム大賞を獲得した開拓ゲーム。ドイツゲーム最大の傑作で、全世界17ヶ国語で300万セットが販売されている。日本語版ははじめにトライソフトが手がけ、後にカプコン、そして現在はハナヤマが取り扱っている。

PS3版では、通信対戦・CPU対戦もでき、チャットを通じて交渉などもできる。また指カーソル機能でマップを指差しながら話もできるようになっている。オプションでボードデザインを3D版・コスモス版・メイフェア版から選べるほか、ハウスルールの選択もできるなど細かい。カタンをこよなく愛する岡本吉起氏のプロデュースならではのこだわりである。

ゲームリパブリックでは、後続として自社製品の『シャドウハンターズ』『オーナーズチョイス』『トリック&トリート』の配信も予定している。

ボードゲームリパブリック:Catan

世界のボードゲーム・アート展、26日まで

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東京・千駄ヶ谷のギャラリー「Gallery Hippo」にて、26日まで「第2回 世界のボードゲーム・アート展」が開かれている。開場時間は11:00〜19:00(日曜日は17:00まで)。入場無料。

この展覧会はオフィス新大陸が企画するもので昨年11月に続いて2回目。大賞受賞作、斬新なコンポーネントの作品、海外の話題作、BS日テレ『The ゲームナイト』で使用したゲームもある。実際に遊べるものも用意されており、子ども連れでも楽しめる。

会場へのアクセスはこちら。千駄ヶ谷駅徒歩8分。

Gallery Hippo:第2回 世界のボードゲーム・アート展

日本ボードゲーム大賞ウェブ投票開始

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日本ボードゲーム大賞今年で7年目となる日本ボードゲーム大賞のウェブ投票が、本日から始まった。下記のリンクから投票できる。

投票の対象となるのは2007年11月から2008年10月に国内で一般流通された新作(今年のエッセンで発売された新作は含まず)。国産・海外産を問わない。154タイトルが掲載されたリストがあるので、その中から選んで投票しよう。順位をつけて5タイトルまで投票できる。

また、全国のショップ・サークルでも投票を依頼しているので、店舗やサークルで直接記入して投票することもできる。〆切は1月末で、結果発表は2月。

昨年までの4部門から、今年は投票が一本化され、海外産/国産、難易度の高低を問わずベストワンを決定することになった。一方、初心者や子供向けにお薦めのゲームは、賞を主催するNPOゆうもあ内の選考委員会で決定する。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2008 オンライン投票

日本版The One Hundred 2008

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ミクシィで2931人が参加する大コミュニティ「ボードゲーム」にて、12月1日〜15日にかけて日本版The One Hundredが行われた。発起人はさとーさん(ボードゲームのおもちゃ箱)。各自がベスト15を発表して集計したもので、今年は109人が参加した。結果は以下の通り(カッコ内は昨年の順位とそこからの上下、新作は★、国産は■)。4回目となる今年は、コミュニティの参加人数が昨年より600人、The One Hundredの参加者が31人増えている。

今年は10位以内に常連を抑えて新作が4タイトルも入り、リストが目新しく変わっている。国産のトップは『クイズいいセン行きまSHOW!』。

このリストの楽しみ方として、「ゲーマー度」というものがある。リストの全109タイトルから、自分が所有しているゲーム数と、遊んだことのあるゲーム数を足し合わせるものだ。人気のあるゲームを遊んだことがあるかチェックしてみてはいかが。

01.カタンの開拓者たち(01→)
02.レースフォーザギャラクシー ★
03.ドミニオン ★
04.アクワイア(01↓)
05.プエルトリコ(03↓)
06.アグリコラ ★
07.魔法にかかったみたい ★
08.モダンアート(04↓)
09.乗車券(06↓)
10.バトルライン(08↓)

エッセンの高評価は『ドミニオン』

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ドイツのゲームサイト「ボードゲームアンケート」(Spielumfrage)が、エッセン国際ゲーム祭の新作アンケート結果を発表した。168名が6段階で評価したものを集計したところ、『ドミニオン』が1位となった。

『ドミニオン』はフェアプレイがエッセン現地で行ったスカウトアクションでも1位に選ばれており、ボードゲームのデータベース「ボードゲームギーク」では現在7位、日本でも一日で売り切れるなど、高い人気が世界中に広まっている。このままでいくと、ドイツゲーム賞1位も十分ありそうだ。

10位以内にはアメリカがオリジナルの『ドミニオン』をはじめとして非ドイツ産の外国ゲームが多くを占め、純粋なドイツゲームは『プラネット・スチーム』と『ル・アーブル』だけになっている。

【ボードゲームアンケート2008秋】
1位:ドミニオン(Dominion / ハンス・イム・グリュック)
2位:ブラス(Kohle / ペガサス)
3位:プラネット・スチーム(Planet Steam / ルドアート)
4位:パンデミック(Pandemie / ペガサス)
5位:ル・アーブル(Le Havre / ルックアウト)
6位:スペースアラート(Space Alert / チェコゲームズ)
7位:フォーミュラD(Formula D / アスモデ)
8位:スチールドライバー(Steel Driver / ツリーフロッグ)
9位:スノーテイルズ(Snow Tails / フラゴール)
10位:ティナーズトレイル(Tinners Trail / ツリーフロッグ)

Spielumfrage:Spieleneuheiten Herbst 2008, Spiel´08

トリックトラック賞に『アグリコラ』

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トリックトラック賞フランスのゲームサイト「トリックトラック」が主催するトリックトラック賞の結果がウェブ上で発表され、『アグリコラ』が堂々の1位に輝いた。

トリックトラック賞は、ネットで評価が高かったゲームをノミネートし、それを30名ほどのメンバーが2日半にわたって実際に遊び、順位点を集計して決めている。順位点は1位から12,9,7,6,5,4,3,2,1,0点。1位の『アグリコラ』は2位を100点以上離してのダントツ1位となった。

一方、フランス国内のメーカーであるイスタリ社のゲームはそれぞれ6位、8位と伸び悩んでいる。

【トリックトラック賞2008】
1位:アグリコラ(Agricola) 315pt.
2位:パンデミック(Pandémie) 197pt.
3位:レース・フォー・ザ・ギャラクシー(Race for the Galaxy) 193pt.
4位:ブラス(Brass) 187pt.
5位:ストーンエイジ(L'Âge de Pierre) 179pt.
6位:メトロポリィス(Metropolys) 176pt.
7位:ドラゴンイヤー(L'Année du Dragon) 159pt.
8位:アミティス(Amytis) 145pt.
9位:ジャマイカ(Jamaica) 65pt.
10位:カーマテ(Kahmaté) 50pt.

Tric Trac:Et le Tric Trac d'or 2008 est...

ノルウェー年間ゲーム大賞に『ウボンゴ』

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ノルウェー年間ゲーム大賞ノルウェー年間ゲーム大賞(Årets Spill)選考委員会は今年の大賞とノミネート作品をウェブ上で発表した。今年で4回目となる大賞には、キッズゲーム部門で『チーズのお城』、ファミリーゲーム部門で『ウボンゴ』、パーティゲーム部門で『A-å』が選ばれた。

ノルウェー年間ゲーム大賞はメーカーがエントリー料を払って自社のゲームを推薦し、メーカーと独立した選考委員会がノミネートと大賞を選出している。ノミネートされた場合、大賞を受賞した場合のそれぞれにエントリー料金の追加がある。審査はコンポーネント、テーマ、ルールの分かりやすさ、オリジナリティ、展開の多様性、盛り上がり、総合価値の7項目について、10段階評価で行われる。

【ノルウェー年間ゲーム大賞2008】
キッズゲーム部門大賞:チーズのお城(Roquefort)
ファミリーゲーム部門大賞:ウボンゴ(Ubongo)
パーティゲーム部門大賞:A-å(A-å)

Brettspillguide:Årets Spill 2008
TGW:ノルウェー年間ゲーム大賞2008ノミネート

100万ヒット御礼

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昨日、当サイトのカウンターが100万ヒットを記録しました。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。

当サイトは1996年に大学のサーバー内に開設されました。当初はカウンターがありませんでしたので、この100万ヒットは実質10年くらいで達成したものですが(1日平均300弱)、近年はアクセス数が増えてきました(1日600〜700)。

カウンターとは別に、Google Analyticsも設置しています。それによればここ半年でアクセスしたユーザー数は10000人、月平均のページビュー数は21000とのこと。検索ワードの上位10位は「tgiw」「table games in the world」「table game in the world」「table game」「フェデュッティ」「質問はゲームスペース柏木の掲示板で受け付けている。」(笑)「護民官 ゲーム」「table game world」「三角貿易 corehouse」「木製コマ ボードゲーム」です。サイト名を直接入力してきてくださる方が多いようです。

リンク元の上位10位は、はてなアンテナ、グーグル、ゲームストアバネスト、ヤフー、ボードゲームランドメビウスゲームズplay:gamegioco del mondo、はてなダイアリー、moon Gamerでした。ほかにもたくさんのサイトからリンクを張って頂き、ありがとうございます。

このペースならば、1000万アクセスは40年後(!)。そこまで続けられるかは分かりませんが、これからものんびり更新していきたいと思いますので、末永くよろしくお願いします。

TGF2008今年も盛況に

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11月30日(日)、浅草の東京都立産業貿易センター(台東館)にて、今年5回目となるテーブルゲームフェスティバル(TGF)が開催された。国内のボードゲームショップ、同人サークルなど昨年の34団体を超える39団体が出展し、入場者も、今回はTCGの出展が入ったこともあって昨年の650名を上回る700名ほどになった。

ボードゲームショップではメビウスゲームズが販売した『ドミニオン』が部数が少なかったこともあってすぐに売り切れ。またゲームストアバネストから『ワサビ』や『中国』などのZマンゲームズ社製品や『ファンドマネージャー』、『ブロックバスター』、『キャット&フィッシュ』などの韓国製品、ホビージャパンから『タリスマン』日本語版のほか、『城を守って』、『ヘッズ・オブ・ステイト』、『マチュピチュの王子』、『ゴーストストーリー』などエッセンの新作が数多く新発売された。

同人サークルでは来年のゲームマーケットに向けた試作品の展示で、カワサキファクトリーの『賭博英雄伝セブン』と『プルリズム』、Hammer Worksの『オーシャントレード』と『てんとうむしゲーム』や各種鉄道ゲームの東京マップ、操られ人形館の『The Majority』と『トリトリ』などを中心にテストプレイに参加する愛好者が絶えなかった。

また会場ではスタンプラリーが行われ、ブースを回ってゲームを遊んでスタンプを集めると、福引で景品が当たるというイベントも行われた。買うもよし、遊ぶもよしのイベントとして成長している様子だ。

テーブルゲームフェスティバル公式サイト
TGF2008

ライトノベルに『コロレット』登場

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今月発売されたライトノベル『放課後の魔術師』(土屋つかさ著、角川スニーカー文庫)第2巻に、『コロレット』が登場する。ヒロインが2人で遊ぶシーンが10ページから1ページほど描写されている。

ゲーム名は出てこないが、あとがきで著者が『コロレット』をベースにしていると明らかにしており、また内容からもゲームを知っている人はそれと分かるようになっている。ボックスアートにもマンハッタンやカタンのような挿絵も載っている。著者の土屋つかさ氏はボードゲームファンで、今回のシーンも、著者の趣味がさりげなく反映されたものとなっている。

なお、本文では2人で遊んでいるが、『コロレット』は3〜5人用。あとがきで「2人専用ルールの和訳を見つけるのは大変なので3人以上で遊ぶことをオススメします」とあるが、現在の版では2人でも遊べるようになっている。変更点は以下の通り。

1. はじめに2色を取り除く
2. 各プレイヤーは異なる色のカードを2枚もってスタート
3. カードを置く場所は3列だけで、それぞれ最大1,2,3枚までしか置けない
4. 2人とも列を取ったら、取られなかった列のカードはゲームから取り除く

土屋つかさの今か無しか(著者のブログ)
Abacusspiele:Coloretto für Zwei Spieler(PDF)

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