2010年12月アーカイブ

2010年のアクセス解析

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1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。

ユニークユーザー数は33,621で前年比+30.78%、ページビューは406,752で前年比+34.68%と、いずれも3割増加した。1日のアクセス数も、最近は1000を超える日が増えている。

アクセスが増えた理由は、ボードゲーム人口の増加もあるのかもしれないが、ブログをほぼ毎日更新していたためだと思う。サイトの左下にカレンダーを設置したところ、更新していない日がまるわかりになり、毎日更新する習慣がついた。忙しい日は早朝や、前の日の24時過ぎに更新したことも。

ゲームサイトのリンク元は次の通り。リンクして下さっている各サイトの方々に感謝。ありがとうございます。

1.ジョーコデルモンド 8,769クリック
2.メビウスゲームズ 5,208
3.ボードゲームランド 4,555
4.ふうかのボードゲーム日記 2,532
5.すごろくや 2,243
6.play:game 2,107
7.ボードゲームを始めよう 2,062
8.海長とオビ湾のカジノロワイヤル 2,016
9.ヤマザキボードゲームクラブ 1,731
10.ボードゲームおっぱい 1,527

ゲーム名の検索キーワードは次の通り。紹介していないタイトルが結構多くヒットしているが、機会を見てレビューしたい。

1.ザヴァンドールの鉱山 733クリック
2.プラネットスチーム 415
3.エイジオブインダストリー(未紹介) 345
4.アグリコラエクスプレス(未紹介) 255
5.トップカーリング 255
6.ケイオスインジオールドワールド(未紹介) 238
7.私の世界の見方 234
8.グレンモア(未紹介) 224
9.ダンジョンロード 210
10.キクラデス 203

アクセスした方の都道府県別統計はGoogleにないのでYahoo!アクセス解析による。アクセスした方の4人に1人が東京からだった。

1.東京都 (アクセス総数の)26.24%
2.神奈川県 9.18%
3.大阪府 8.55%
4.埼玉県 6.58%
5.愛知県 5.79%
6.北海道 3.69%
7.千葉県 3.41%
8.京都府 2.70%
9.静岡県 2.40%
10.兵庫県 2.07%

年の暮れにあたり、当サイトを訪問して下さっている全ての方々に感謝し、来年もよいボードゲームライフを送られることをお祈りいたします。

フォトパーティー(Photo Party)

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二度笑える写真撮影

デジカメのセルフタイマーを使い、カードの指示で写真を撮るフランスのパーティーゲーム。写真を撮るときも、後で見るときもすごく笑える。

予めフレームの上下左右の端を確認し、試し撮りで1枚パチリ。カードを読んでは、セルフタイマーを入れ撮影する。これを繰り返して12枚撮ったら、デジカメのスクリーンなどで見て採点し、得点の多い人が勝つ。

カードの指示は「フレームの左端と右端にそれぞれ一番近い人が1点」「フレーム外にいったん出て、決められたところまで行き、写真に戻ってこられれば1点」「宙に浮いていれば1点」「右か左を向いて、少数派だったら1点」など。セルフタイマーのため、いつシャッターが降りるか分からないところをうまくゲームにしている。

親子で参加しているサークルのクリスマスパーティーに持ち込んだところ大盛況。大人はおかくてしょうがないが、子どもたちは真剣である。終わってからは、Wii(SDスロットがある)にプロジェクタをつないだスクリーンで写真を大写しにして採点。上の写真は「片足だけ写っていれば1点」で、かなりシュールだった。かしこまって写真を撮るよりもずっと表情がいきいきとしていて、よい思い出になった。

絶妙なポジションで得点できると嬉しい。メンバーに合わせて、オリジナルのアイデアを出して写真を撮ってもよいだろう。

Photo Party
L.エスコフィア、M.タブラン作/カクテルゲームズ(2010年)
6〜15人用/8歳以上/20分
テンデイズゲームズ:フォトパーティー

日本語ルールのクオリティ

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翻訳者の記名について(Board Game Case Studies)

ボードゲーム愛好者は、「しなければならない」のか「してもしなくてもよい」のか、どのカードでもいいのか特定のカードなのか、1つだけか複数でもよいのかなど、細部を非常に気にする。それが翻訳で明らかでないと原文にあたり、違っていると悪い翻訳ということになる。

問題の多くは、翻訳者以外の人が一度読むだけでほとんど解決する。訳文が曖昧だったり、まったく別の意味で取られることを、翻訳者はしばしば気づかないものだ。したがって、発売前に第三者によるチェックを徹底してほしいという結論になるわけだが、翻訳だけに帰せられない問題もある。それは原文のクオリティだ。

一般にドイツのメジャーメーカーは、論理性を重んじるお国柄なのか、長年のノウハウの蓄積があるのか、ルールの構成がしっかりしており、細部にわたって曖昧な箇所がない。これがオランダ、イタリア、アメリカにいくと怪しくなる。『ダコタ』はルールとサマリーシートで食い違う箇所があったし、ファランクスのゲームはゲームの勝利条件が最初にしか書いていない。

また、ドイツゲームの英語版では、英訳にするときの誤訳もある。誤訳とまでいかなくとも、ドイツ語から直接日本語に訳すのと、英語を経由するのとでは、ニュアンスがだいぶ変わってしまう。ドイツ語と英語のルールが両方あるとき、私がドイツ語から訳すのはそのためである。

これは私の印象だが、ドイツ語より英語、英語より日本語のほうが曖昧な表現を許すような気がする(論理学者によれば、日本語は論理的な言語ではないというのは間違っているそうだが)。日本語で厳密に書こうとすればするほど、法律の文章のように分かりにくくなっていく。読みやすさと正確さの両立は難しい。

それからドイツでもマイナーメーカーはいい加減なものがある。ましてやドイツ以外のマイナーメーカーのルールには、注釈なしではゲームにならないものもある。普通に翻訳しても読めるドイツのメジャーメーカーと、FAQなどを徹底的に織り込んでリライトしなければならない非ドイツ・マイナーメーカーでは、どちらの翻訳者が讃えられるべきだろうか。

最後に、今年は発売前に日本語ルールを公開するボランティアの有志が出ていることは歓迎すべきことである。今は翻訳権がどうのこうのという時代ではない。先に公開された日本語ルールを見て、訳語や表現を検討すればよりよいルールができあがるだろう。今回ホビージャパンの翻訳を請け負ったが、すでに公開されているものがあったので、ドイツ語・英語・日本語を相互参照できたのはとても助かった。販売される翻訳は、公開されているものよりクオリティが高くなくてはと気合を入れている。

ルナ(Luna)

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集え、ルナさまのもとへ

7つの島と中央の神殿をめぐって月の神官の祭に参加し、名声ポイントを集めるゲーム。ローゼンベルクの収穫3部作の1つ『洛陽の門にて』を昨年発売したホールゲームズの第2弾で、フリーク向けで評判の良いS.フェルトを起用した。

基本的な目標は、月の神官ルナがいる島で最多数を取ることと、7つの島に祭壇をできるだけたくさん建設することと、中央の神殿で儀式を行うことの3つ。いずれも周到な用意が必要となる。

システムは「ワーカームーブメント」と名付けられているが、ダイナミックなアクションポイント制である。島の上にいる自分のコマでアクションを行い、アクションに使ったコマは島のわきに降りる。コマはだんだんと島の上からなくなっていき、一定数パスをしたらラウンド終了。たくさんアクションしようと思っても、ほかの人が次々パスをするとすぐ終わってしまうので、ほかの動向をよく見ておこう。

アクションは13種類。島のチップを取る、コマを増やす、祭壇を作る、別の島に移動する、神殿に入る、神殿の中で儀式を始める、評議員を昇格する、パスするなど。はじめはその数の多さに戸惑うが、サマリーシートに図解入りで説明されており、得点への道筋が見えてくると迷わない。

1つ目の目標、月の神官ルナは毎ラウンド、7つの島をぐるぐる回る。彼女がいる島で最多数を取るには、前のラウンドからコマを集めておかなくてはならない。しかも、島のわきにいるコマは含まないため、別のアクションができない。ほかの人と競争になるときついが、得点が大きいので報われる。

一方、背教者も7つの島を回っており、この島にいると失点になってしまう。背教者のいる島から脱出できるかもポイントだ。

2つ目の目標である祭壇を作るには、まず祭壇の島でチップを取り、ルナや背教者と同じく7つの島を回っている親方のいる島でコマを使う必要がある。これだけの条件を揃えて毎ラウンド1つずつ作っていくのは相当難しいが、これまた得点が大きい。

3つ目の目標である中央の神殿へは、7つの島から神殿の周りの小道に行き、小道から神殿に入るという2段階が必要である。マークが同じ島からしかいけない上に、早い者勝ちで、しかも神殿の中では後から来たコマに追い出されることもあるので油断できない。

このように、どの目標も複数のアクションの積み重ねが必要で、限られたコマをうまくやりくりする必要がある。ラウンド数が少ないので時間は長くないが、毎回やりたいことはたくさんあるのにコマの足りなさに悩まされるゲームだ。

序盤から神殿狙い。後から追い出されまくったが、あらゆる手を尽くして祭壇をほぼ毎ラウンド建設。幸いルナの得点が期せずして転がりこんで1位。3人プレイだったので手を広げられたが、4人だったらもう少し得点を絞らなければならないだろう。悩みどころいっぱいの重量級ドイツゲームは数が少なくなっているので、こういうゲームがリリースされ続けているのは嬉しい。

Luna
S.フェルト/ホールゲームズ(2010年)
1〜4人用/12歳以上/プレイヤー人数×25分
ホビージャパンから発売予定

ゴルフマスター(Golf Masters)

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ナイスショット!

ゴルトジーバー社が2000年に『テニスマスター』とともに発売したアクションゲーム。どちらもDSF(ドイツスポーツテレビ)のロゴが入っている。重量級ゲームのブームが終わった時期に、新機軸を打ち出そうとしたものだろう(うまくいかなかったようだが)。

ちゃんと18ホール用意されていて、それぞれ表裏と印刷されたいくつかのタイルを組み合わせて作る。ボールは綿でできていて、あまり転がらないようになっている。これを金属製のゴルファーフィギュアをひねって飛ばす(転がす)!

狭いボードを少しでもはみ出したらOBになってしまうため、力加減が難しい。そのため曲がりくねったコースで、絶好の位置で止まると拍手が出る。ボード上でも池や木が障害になって、ドロップすることも。あとバンカーはグラブを少ししか上げてはいけないので、あまり飛ばない。

一番難しいのはグリーン。ホール近くまでは寄せられるが、なかなか入らない。この辺はゴルフをうまくシミュレートしていると言えるかもしれない。

長男と遊んで鍛えていたせいか、くさのまさんとやったときもkarokuさんとやったときもほとんどパーで回れるくらいの実力を付けられた。3ホールくらいがちょうどよいと思ったが、真のゴルフ好きなら18ホール全部回って成績をつけるのだろう。

このゲームは絶版だが、メガハウスから発売中の『めざせ!かっ飛び王子 どこでもファミリーゴルフ』はボールがちゃんと飛ぶようなので、興味のある方はどうぞ。

Golf Masters
O.ボルテン、R.レートガース/ゴルトジーバー(2000年)
2人用/7歳以上/45分
絶版、日本語ルール公開中

熊本にネットショップオープン

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ボードゲーム専門店「ゲームフィールド」(熊本)が本日オープンした。今年8月に実店舗オープンしたテンデイズゲームズ(東京・三鷹)の姉妹店として、ヨーロッパを中心とした各種ボードゲーム・カードゲームの中から厳選した商品を届ける。

店長はブログ「へたのYokoずきPlay Log」のnasikaさんこと園田良弘氏。オープン時の17タイトルはメビウス系から同人、マイナーメーカーまで幅広い。他店にないラインナップも。デザイナー、プレイ人数、プレイ時間、価格帯によってソートでき、お気に入りの一品が見つかりそう。

注文は通販サイトのみの受付で、支払いは代引きか銀行振込。4000円以上の購入で代引き手数料無料、10000円以上で送料も無料になる。

ネットショップとしては今年7件目で、九州地方の専門店としてはファミリーゲームズ(福岡・門司)、縁〜ENISI〜(宮崎)に続いて3件目。

ゲームフィールド:ホームページ

12月のメビウス便

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(写真と文:石川 久)

 11月分のレポートをつい先日書き上げたばかりだが、12月22日に今月のメビウス便が届いた。23日の「高円寺盤遊会」に幸運にもルールを邦訳された後藤さんがいらしたので、ルール説明をお願いし一緒にプレイ。的確なインストでとても理解しやすく、説明次第でゲームの印象が変ることもあるだけに、その重要性を改めて感じた。今回のいずれも秀作揃いだ。

●アサラ(ラーフェンスブルガー)9歳以上/2〜4人/45〜60分(8点)

 「ティカル」や「トーレス」で、ドイツ年間ゲーム大賞(SDJ)を受賞してきたヴォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリングによる黄金コンビの共作。今年3月のメビウス便の「シーランド」もクラマー(とブルクハルト)の作品で、同じラーフェンスブルガーからリリースしている。


キースリング(左)とクラマー(右)


エッセン・シュピールのラーフェンスブルガーのブース

 日本では「ラベンスバーガー」と表記されているが、ドイツ語では「ラーフェンスブルガー」と発音する。ドイツ南西部のラーフェンスブルクにあることから社名にした老舗メーカーだ。


エッセン・シュピールでのPR


ボックスはコスモスサイズ


六角形ゲームボード

 このゲームでプレイヤーたちは裕福な建築事業家となって、イスラム圏の国に4年間で、壮麗かつ多くの塔を建築することを競争していく。
 塔には5種類の資材があって、それぞれ、茶、緑、赤、黒、白と色分けされ、その色によってコストが違う。ひとつの塔は全て同じ色で、基礎部と先端部がそれぞれ1つ含まれていなければならない。ただし、一旦建設した塔であっても後から中央部や窓部を拡張でき、さらに塔を高くすることも可能だ。一部には金の装飾が施された資材もあって、それを使うことで追加得点が得られる。
 手番には、ボードの中に区切られたエリアに対してカードをプレイし、場合によってはコストを支払い、その効果を得ることになる。このようにして建築資材を獲得していく。ワーカー・プレイスメントのような仕組みになっていて、あるプレイヤーがひとつのエリアにカードをプレイすると、以降のラウンド中は、そのエリアには同じ色のカードしかプレイできなくなる。同じ色のカードがなければ、任意のカード2枚を消費しなければならない。このルールが秀逸だ。


建設して完成した塔

 塔を建設したら、構成するタイルごとに1枚1点の得点が入る。各ラウンド終了時にも建設した塔から得点を得る。これを4ラウンドやったらゲーム終了。さらに各色の塔ごとに1番と2番目に高いプレイヤー、塔の数が最も多いプレイヤーの1位と2位にボーナス点が入る。


衝立の裏の得点表

 ほぼ4人限定ゲームのような印象だ。プレイ感はライトで1時間以内で収束して、ルールも難しくない。上級ルールが用意されているが、初めてでもいきなり上級ルールを導入して遊んだ方がより楽しめるだろう。あまり期待していなかっただけに、想像以上に面白かった。

◎Asara for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/72991/asara


●だちょうグランプリ(コスモス)8歳以上/2〜5人/30分(7点)

 動物をモチーフにするのを得意とするスコットランド人のラモント兄弟によるデザインで、2009年に彼らのプライベート・カンパニーであるフラゴー・ゲームズから「サバンナテイルズ」として発表したゲームをコスモスが新たにリリースした。若干ルール修正がなされたようだが、オリジナルをプレイしたことがないので不明。因にフラゴーとは、ラモント兄弟の名前を合体させたものである。


兄のゴードン(左)と弟のフレーザー(右)


ボックスアート。通常のコスモスサイズよりは一回り小さい。

 アフリカのサバンナで行われるダチョウによるレースゲームで、全員同じ構成の20枚の移動カードを各自でシャッフルして4枚を手札にする。先頭にいるダチョウのプレイヤーからカードをプレイして、その数だけ自分のダチョウを進める。1つ以上のダチョウがゴールラインをを超えたら、そのラウンドでゲーム終了。
 「アベカエサル」と同じような移動システムでありながら、ダチョウのレースというのがラモント兄弟らしいユニークなところ。それでいてカードの色と同じ色のマスで移動を終えなければならないシバリが面白い。今いるラインと同じ色のカードをプレイした場合にはラインを変更できないが、その時点の順位分をプラスして進める。ちょっと出遅れても追い付くことが可能で、接戦になりやすくなっている。


移動カード


ダチョウの木製コマがかわいい!


特典タイルは、使用できる状態も表している

 サバンナのコースには3つのオアシスがあって、そのマスに入るか通過すれば、特典タイル1枚が使用可能な状態になる。この特典タイルの使いどころも悩ましい。特典タイルは6枚の中から3枚をゲームに使用する。
 難易度の高いコースを設定することもできるので、飽きずに遊べる工夫がなされている。セットアップでコースタイルを並べるのにちょっと時間がかかって面倒だ。

◎Strauß voraus! for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/54507/savannah-tails


●暗黒の金曜日(コスモス)12歳以上/2〜5人/55分(8点)

 鬼才フリーデマン・フリーゼがコスモスから放つ、金曜日プロジェクトの第1弾は株式取引ゲームだ。株価暴落を見据えつつ、株に投資しては売却で得た利益で、銀や金の延べ棒を購入するのが最終目的。ゲーム開始時は20だった銀の価格も最終時には100へと高騰することになる。
 このゲームはメビウス便に先立って、既にテンデイズゲームズが国内販売している。


髪だけでなく服装もグリーンなフリーゼ


ガチンコムードなボックスアート(裏箱には2Fモンスター・ロゴが!)


ゲームボードは株の価格表になっている


衝立裏のサマリー


現金よりも銀か金!

 手番にやれることは、株を買うか、株を売るか、銀を買うか、パスするかの4択とシンプルだ。
 ゲーム開始時にプレイヤーは所持金を持っておらず、補助金という名目の借金をすることからゲームが始まる。この補助金も株価変動よって指定されたレベルに応じて借入額の上限が決まる。そして、株価変動の処理が行われるごとに一割の利息を支払わなければならない。ゲームを通じて補助金そのものは返済することができない。利息を支払うために、さらに補助金を追加で受けるという雪だるま式の借金も珍しいことではない。補助金の受け取りに関しては、手番にできるアクションには含まれない。
 株価変動のメカニズムが実に巧みに構築されていて、マーケットから一定の数の株が売買されると株価変動が起こる。規定数の株コマを袋から引いて、その色によって特定の銘柄が上がったり、出ていない色のコマの株については値下がりする。
 黒色コマは株の銘柄ではなく、この数によって株価暴落の危険性が高まる。プレイヤーたちは袋に入った黒色コマの数を把握しているので、そのタイミングを見計らって、自分のアクションを選択していく。
 ひとつの銘柄の株を上げるにはプレイヤー間の協力が不可欠で、ひとりで独占してしまうと袋の中のコマの数が少なくなり、むしろ暴落する可能性が増すことになる。
 手番に選択できるパスは、通常の何もしないパスとは違って、銀購入表に株コマを1つ置く。これによっても相場に影響を与えることができ、ちょっとだけマーケットを微妙にコントロールできるさじ加減が、このゲームならではの面白さになっている。
 コンポーネントには利息マーカーと呼ばれるドルを模した黒色の大きなコマが用意されていて、これを袋に入れておく。袋から株コマを引いて株価変動が起こるときに、受け取っている補助金の利息を支払うことを忘れないようにするための用具である。こういう使い方も珍しい。
 またプレイ時間55分という表記も類を見ない。ドイツ語では数字の5はFünf(フュンフ)だから、こんなところにまで「F」を愛するフリーゼの主張が見て取れる。

◎Schwarzer Freitag for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/39242/schwarzer-freitag

 毎月のメビウス便のゲームをプレイすることが、私自身のひとつの目標になっているが、今年もその全て(32ゲーム)をプレイすることができた。お相手して下さった皆さんに感謝したい。

『ドミニオン:繁栄』日本語版発売

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ホビージャパンは本日、カードゲーム『ドミニオン』の拡張セット『ドミニオン:繁栄(Dominion: Prosperity)』の日本語版を発売した。2-4人用、8歳以上、30分、4,725円。

一昨年発売され、ボードゲームプレイヤーからトレーディングカードゲームプレイヤーまで魅了した傑作『ドミニオン』の拡張セット第4弾。『陰謀』『海辺』『錬金術』に続いて今秋にオリジナルの英語版が発売された。

今回のテーマは「富」と「繁栄」で、金貨よりも価値の高い財宝「白金貨」(9コストで5金)や、属州よりも価値の高い勝利点カード「植民地」(11コストで10ポイント)も加わるほか、王国カードの特殊効果を持ち合わせた財宝カードなどお金持ちプレイが楽しめる。

カードは全300枚。基本セットと同様のカード収納トレイに入っている。ほかにプレイヤー・マット9枚や、金属のコインとトークンが付いている。基本セットまたは『陰謀』のカードが必要で、単体では遊ぶことができないので注意。

不景気が続く今日この頃、景気のいいカードがいっぱいの『ドミニオン:繁栄』で、良い年を迎えよう。

ホビージャパン:ドミニオン:繁栄

ディスカバーインディア(Discover India)

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インド一周〇〇の旅

インド各地を旅行して、チップや名所カードを集めるゲーム。写真入りのインド地図が描かれたボードを旅行して、その魅力を発見しよう。

ニューデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイという4つの主要空港からスタート。自分の番には、となりの都市にコマを置き、そこにあるチップを取って、自分のゲーム盤に置く。お祭りマーカーがある都市では、名所カードがもらえる。全ての都市に名所カードがあり、お祭りカードは各エリアの都市を巡回する仕組み。

チップは、ダンス・IT・ヨガ・オーム・寺院・虎・ビンディ(額に付ける飾り)など、インドの見どころ10種類をフィーチャーしたもので、同じマークを集めてゲーム盤でたくさんつなげるほど得点が高い。何を求めてインドを旅行しているのか考えながら都市を選ぶ。

名所カードはアグラのタージマハル、シュリナガルのダル湖、ジャイプルの風の宮殿などの写真が解説(ドイツ語だが)付きで入っている。また地名が現地のいろんな文字で書かれていて、指定言語が22もあるインドの広さを実感できる。

私は今回、ビンディとオームを中心に巡る旅。はじめはお祭りとあらばすぐ飛びついていたが、名所カードにもチップのマークがあるので、旅の目的と関係ないお祭りには行かないようになった。調子よく回ることができたが、karokuさんに一歩及ばなかった。インドに2年間住んでいた身としては思い入れいっぱいで、ついつい薀蓄垂れ夫になってしまった。

Discover India
ギュンター・コルネット、ペール・ジルベスター作/クイーンゲームズ(2010年)
2-5人用/8歳以上/30-45分
メビウスゲームズ:ディスカバーインディア

2010年十大ニュース

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2010年は、ボードゲームの国内での広がりが実感できる年だった。そんな中から、管理人が注目する出来事をピックアップ。

1位:日本語版ブーム
ホビージャパンやアークライトが競うようにして日本語版をリリース。『ル・アーブル』『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』『ギフトトラップ』など、35タイトル(拡張含む)が発売された。あまりに数が多すぎて中には注目されないまま消えるものも。手当たり次第感が増すにつれ日本語版バブルの恐れも懸念される。

2位:ショップが次々オープン
テンデイズゲームズ(東京・三鷹)の実店舗オープンをはじめとして、縁〜ENISI〜(宮崎)、ナイトフライトシュピーレ(神奈川・中古専門)、サイコロランド(高松)、猫のしっぽ(京都)、カプセル(札幌)、E5ゲーマーズ(名古屋)、ボードゲーム通販ドットコム(神奈川)がオープン。競争が激化し、品揃えなどの差別化が明暗を分け始めている。

3位:GM、TGF来場者新記録
国内最大級ののボードゲームイベントであるゲームマーケット、テーブルゲームフェスティバル(東京・浅草)がそれぞれ2200人、1500人と過去最大の来場者数を記録。とくにテーブルゲームフェスティバルは昨年比で2倍となった。かつて30代前後の男性ばかりだった会場も、子供連れや女性の姿も多く見られるようになっている。

4位:デッキ構築ゲーム流行
昨年発売された『ドミニオン』のブームは今年も継続し、アメリカの『サンダーストーン』が日本語版で登場、国内でもアークライトが昨年末にリリースした『たんとくおーれ』のシリーズ2作に、『くにとりっ!』『ばるば★ろっさ』『BARBAROSSA』『える★あらめいん』『リトルバスターズ! エクスタシーどたばたランキングバトル』をリリースし、好調なセールスを記録している。

5位:ディクシットがドイツ年間ゲーム大賞
絵を見てイメージを伝えるフランスのコミュニケーションゲーム『ディクシット(Dixit)』がドイツ年間ゲーム大賞に選ばれ、国内でも愛好者を増やした。コミュニケーションゲームが同賞を受賞するのは初めてで、ドイツゲーム賞でも初めて、大賞作が10位以内に入らなかった。内容をプレイヤーに委ねる作品が評価され、ゲームの楽しみ方の質が変わりつつあるようだ。

6位:カタンの開拓者日本語版再び
ドイツゲームの王様であるにも関わらず絶版となっていた『カタンの開拓者』のライセンスをジーピーが取得。皮切りに2100円という破格で携帯キャリーケース版を発売した。年明けにはカタンダイスゲームをはじめとして、シリーズ前作の日本語版化が予定されている。

7位:ボードゲームムック創刊
フルカラー100ページで1050円というボードゲームムック『アメージングテーブルゲーム』が発売された。ビジュアルを重視した作りと、初めての人でも安心のゲームチョイス、そして一般書店での取り扱いで、普段遊ばない人の目に触れる機会を増やした。

8位:ボードゲーム情報誌の改編
NPO法人ゆうもあは作業・経済的負担増や普及イベント活動へのシフトを理由に『シュピール』を16号をもって休刊した。 また昨年秋に発刊された『ゲームリンク』は、発行者がShoot the Moonからアークライトに移行して、新誌面で再スタートしている。

9位:ストレイシーフで激論
5月のゲームマーケットで発売された『ストレイシーフ』(オインクゲームズ)が物議を醸し、ツイッターに多数の書き込みが寄せられた。11月には同じ作者による『藪の中』がすごろくや(東京・高円寺)で国産ベストに挙げられ、テンデイズテレビで取り上げられるなど話題となっている。

10位:国産個人メーカーゲームの躍進
エッセン国際ゲーム祭で国産ゲームを紹介するプロジェクト「ヤポンブランド」は5年目となる今回、一挙20タイトルを持ち込み、世界各国のボードゲームサイトで取り上げられた。『アールエコ』『ガウス』『パレード』など、過去に紹介された作品が次々とリリースされている。

みなさんの注目ニュースは何でしたか?

追記:kubotayaさんのブックマークコメントで思い出しましたが、すごろくやのツイッター割引も大きなニュースでした。上位に入れるべきニュースだと思いますが、ランキングは変えずここに追記しておきます。

日本ボードゲーム大賞2010:投票開始

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NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は、日本ボードゲーム大賞のネット投票を本日から開始した。2月15日まで。

2002年から始まり、今年で9回目を迎えるボードゲームの賞。毎年300人前後の愛好者が応募している。対象は昨年秋から今年秋にかけて一般発売された新作205タイトルで、拡張・リメイク・シリーズもの・2011年度の新作は含まない。ただし日本語版が出たものについては、オリジナルの発売時期を問わない。リストから選んでお気に入りの作品を5タイトルまで、番号で入力し投票する。

投票用紙による投票も全国ショップ、サークルで行われ、発表は来年3月の予定。投票部門のほかに、ゆうもあ内の選考委員が決めるゆうもあ賞がある。ちなみに昨年の1位は『ドミニオン』で、ゆうもあ賞は『どうぶつしょうぎ』だった。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2010ウェブ投票

『ドイツゲームでしょう!』2010年版

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長らく品切れとなっていた拙著『ドイツゲームでしょう!』が、11月のテーブルゲームフェスティバルを皮切りに再版された。14ページ増の157ページでお値段は420円ダウンの1575円。

ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツ年間キッズゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルト・カードゲーム賞の4アワードの歴代受賞作全75タイトルをレビュー。さらにゲームデザイナー、世界のゲーム賞を紹介する。

前回からは新たな受賞作のレビューを加えたほか、販売情報や表記などを全面的に改訂。コラム3本「デザイナー買い」「されどドイツゲーム」「2010年以降のトレンドを占う」を増やした。

レビュー部分のみ、前回からの追加ページ分をPDFファイルで公開している。

紹介された75タイトル中、半数近くが絶版などのため入手できず、購入カタログというよりもボードゲーム史料の色彩が強い。過去にどのようなシステムが流行してきたか、名作と呼ばれる作品が歴史的にどのように位置づけられるかなど、ボードゲームのことを深く知りたい方に。

グランペール:ドイツゲームでしょう!―四大ゲーム賞受賞作 2010年版―

ヴィニョス(Vinhos)

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ワイン作りも八十八の手間

ポルトガルを舞台に、ブドウを生産しヴィニョス(ポルトガル語でワイン)にして高く売る経営ゲーム。昨年『バスコ・ダ・ガマ』で注目を浴びたイタリアのメーカーが、ポルトガル人のデザイナーを擁して今年のエッセン国際ゲーム祭に持ち込んだ新作で、人気アンケートでも10本の指に入る評価を得ている。印刷が間に合わず、エッセンにはサンプルがたった3箱しかなかったにも関わらずである。

これでもかというくらい要素を詰め込んだゲームである。ブドウの収穫を左右する天候、特性の異なる7つの地域、ワインの価値を高めるワイン工場・貯蔵庫・醸造師、定期的に行われるワイン品評会で得られるフェアポイント、そのフェアポイントを上げるのに使う理事、ワインをプレゼントすると追加アクションをさせてくれるマネージャー、ワインの売上や給料を出し入れする銀行口座、利子がつく投資、勝利点が入る輸出など、ルール説明だけでも休憩が必要なくらいだ。

ゲームは6年(ラウンド)にわたって行われるが、1年にできるアクションはたったの2つ。つまり12手番でゲームが終わる。それなのに3時間かかるのは、1手番に考えなければいけないことがたくさんあるからである。

ゲームの基本はロンデルシステムである。9つのアクションスペースがあり、自分のコマを移動してアクションを選ぶ。必ず移動しなければならない(前と同じアクションはできない)ほか、隣接していないところ、ほかの人が前に選んだところ、徴税マーカーがあるところは追加料金がかかる。お金は中盤までカツカツで、お金がないために貴重な1手番をパスせざるを得ないことも。

お金がカツカツというのは、序盤はブドウ畑などの初期投資でほぼ無一文となる一方、ワインを売った収入は銀行口座に入り、銀行のアクションを選ばないと現金を引き落とせないからである。おまけに始めは安いワインしか作れないので本当にきつい。

生産は1年の最後に行う。ブドウ畑の設備や天候によってワインの価値が変わり、さらに倉庫で熟成させたり、各地域の知名度を上げたりして高く売ることもできる。高いワインは作るのに手間がかかるが、売れば儲かるし輸出すれば勝利点が高い。安いワインはマネージャーへのプレゼントに欠かせない。なのでどちらも作っておくことが望ましい。

そしてゲーム中に3回、ワイン品評会が開かれる。各自が自慢のワインを出展し、その優劣で勝利点が入るという仕組みだ。味、香り、色、アルコール度の4つの観点でワインを審査してくれる理事を有効に使いたい。

要素の多いゲームだが、手番数と同様、得点パターンも少ない。輸出とマネージャーと品評会と最後の銀行口座だけである。必然的にどのパターンでも競争になるが、いずれも周到な用意が必要で、じっくり計画していかないと、終盤に何もできなくなってしまう。シビアなゲームである。

私は序盤から品評会に一点集中して理事を集めていたが、輸出が疎かになってしまった。ふうかさんが輸出し始めると、karokuさんもとっておきの一品を輸出して高得点をマーク。一方、品評会は私の独壇場だったが得点差が開かない。しかも品評会で勝つと次からは後手番になるので不利だった。後を追って輸出しようにももう枠がなく、マネージャーも先に取られて結局最下位。

ゲームが進むにつれてワインの収量も品質も上がっていくのが楽しいが、少ないアクションと得点パターンで最大限の成果をあげるのは難しく、じっくり考えさせる経営ゲームである。

Vinhos
V.ラチェルダ/ホワッツユアゲーム(2010)
2〜4人用/12歳以上/90〜180分

アップダウン(Auf & Ab)

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ガラリと形勢逆転

上下数字の違うカードを出して、一番先に手札をなくすカードゲーム。アメリカ人デザイナーの作品をドイツのメーカーが出版したものだが、地味なデザインのためかあまり話題になっていない(でもupを逆さまにするとdn(ダウン)になるなど、実は秀逸なデザインだ)。あまり期待しないで出してみたところ、意外に面白くてつい何ラウンドも遊んでしまった。

カードはそれぞれ、0〜9で赤の数字と青の数字がある。はじめは赤の数字で「アップ」ラウンドから。手札から同じ数字のカードを1枚以上出し、次の人は前の人と同じ枚数で数字の大きいカードを出す。同じ数字が揃っているほど有利なのは大貧民のような感じ。

カードの中には、赤と青の数字が同じダブルカードがある。これはその数字のカード1枚分としても2枚分としても使える貴重な存在。そして5枚だけあるチェンジカードが出ると、次からは手札を逆さにして「ダウン」ラウンドになる。同じ数字のカードが全く揃っていなくて途方にくれていたところ、手札を逆さまにするとあら不思議。青の数字は妙に揃っていることも。

同様に「ダウン」ラウンド中にまたチェンジカードが出ると、再び「アップ」ラウンドに戻る。赤の数字はさっき揃っていたのに、青の数字を出している間に崩れてしまうことも。こうしてゲーム中にカードを上にしたり下にしたりして、構成ががらりと変わるところが面白い。

手札をなくして上がった時点で、ほかの人の手札枚数が得点になるので、皆に出させないようなカードを出して、ずっと俺のターンのまま終われるのが理想。だが、だんだん揃っているカードが少なくなって息切れしてくるもので、終盤で主導権を取れるかがポイントになる。枚数が少なくなると、ラウンドチェンジしたほうが有利かどうかも考えなければならない。

ダブルカードに恵まれなかったが、ほかの人にある程度出させておいて、息切れしたところでたたみ込むというやり方で2回勝利。でも合計得点でkarokuさんに一歩及ばなかった。逆さまにしたとたんに内容がガラリと変わるのが新鮮で、延々と遊んでしまった。

Auf & Ab
E.ペッグ/フランヨス(2003年)
3〜4人用/8歳以上/20分
海外でのみ発売中・和訳ルール公開中

自宅ゲーム会

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年の暮れも押し迫り、何となく慌ただしくなりつつある12月中旬、ふうかさんとkarokuさんに新幹線でご来訪頂き、2泊3日でボードゲームを遊んだ。家事や仕事をはさんだため、ずっと遊んでいたわけではないが、新作から未訳まで合計13タイトルを楽しむことができた。朝食、ゲーム、昼食、ゲーム、おやつ、ゲーム、夕食、ゲームと、ゲームが終わるたびに食い三昧。おかげさまでリフレッシュでき、年末年始の仕事に打ち込むことができそうだ。

遊んだゲームと第一印象は次の通り。後日、順次レビューしていく予定。

ルナ(Luna)
7つの島に手下を移動してアクションを行い、中央にある神殿で名声を上げる「ワーカームーブメント」ゲーム。アクションしたいところに手下がいないのがもどかしく、先の先を考えて移動しておけるかがカギ。内容に比してプレイ感は重くない。

メルカトル(Merkator)
ヨーロッパ中を回って商品を集め、契約カードで指定された都市に届けるセットコレクション&ピックデリバリーゲーム。難易度の高い契約をめざすが、複数の契約があり、誰も行かない都市では商品がどんどん貯まるので、ついでに寄り道したくなってしまう。ワクワクする。

1655:教皇選出(1655 – Habemus Papam)
入札で枢機卿や国王のカードを手に入れ、教皇になるための票数を稼ぐオークションゲーム。お金を集めて票を買うとか、お友達同士を仲間にして票を水増しするとか、テーマはブラック。勝ち筋がいろいろあるが、どのカードを取っても何とかなるので軽く遊べた。

ディスカバー・インディア(Discover India)
インドを旅行してチップを集め、同じ種類がつながるようにボードに配置するセットコレクションゲーム。実際の写真が使われており、名所は現地の文字での地名とドイツ語の説明が書いてあって、2年間インドに住んでいた私には超ツボ。また行きたくなった。

ハゲワシは舞いおりた(Unter Geiern)
カードをめくって食料が出たらガツガツ食べるカードゲーム。獲物が大きいほど食べるのに手番数がかかり、食べている間にほかのハゲワシがやってくると決闘が起こる。決闘はカードをめくるチキンレースになっていて潔い。獲物がなかなか見つからなくてがっかり。

ホットポテト(Hot Potatoes)
熱いじゃがいもをや