2013年5月アーカイブ

ドンブリコ!(Donburiko!)

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これはチャンスかワナか

山から転がってきたどんぐりたちを山に帰してあげるカードゲーム。ゲームマーケット2013春で発表された同人作品で、当サイトの新作評価アンケートでは4位になった。カードを裏返しに置いてどんぐりの山を仕込む中で、どのタイミングで帰すか、裏のかきあいが楽しい。

手番には手札を1枚場に出すか、場札を1列引き取る(=どんぐりを山に帰す)かのいずれか。場はプレイヤー人数分の列があり、列を取った人はそのラウンドを抜ける。『コロレット』のような流れ。

ドンブリコ!

ポイントは、手札を出すとき表にして出しても、裏にして出してもよいところ。表にして出せばチップをもらえるが、裏にして出すにはチップを払わなければならない。どうして裏にして出すのかというと、絶好になった列を隠したり、絶好になったように見せかけて相手をはめたりするためである。

列を引き取るとき、裏になっているカードをめくって、合計がちょうど6になっていると「ドンブリコ!」宣言ができる。得点が最も高いだけでなく、ここでラウンド終了となるため、これ以降のプレイヤーが列を取れなくなるのである。だからゲームは、列の合計がもう6になったかどうかの読み合いとなる。

6未満でも得点はもらえるが、マイナスだとその分だけチップを払わなければいけない。7以上でも、6との差分だけチップを払う。カードは1~5のどんぐりカードのほか、1か5を選べるどんぐりカード、マイナスの池カード、マイナスをプラスにするどじょうカードがあり、6になる組み合わせはさまざま。「この裏になっているカードがアレだったら6か、でもそれはひっかけで、取ったらバーストさせられるかも」などと、取るか取らざるか迷う。

4人プレイ。hataさんの仕込みをいきなり見抜いたcarlさん。私も、6を仕込むと取られ、6だと思って取ると足りていなかったりして得点が伸びず。心理戦を制したのはcarlさん。シンプルながら悶絶するゲームだった。

ドンブリコ!
マサノフ作/有限浪漫(2013年)
2~4人用/7歳以上/15分
初版品切れ、再版予定あり
有限浪漫ホームページ

『パイレーツ・オブ・リベルタ』、オープンβテスト開始

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ホリゾンリンクは、オンライン専用デッキ構築カードゲーム『Pirates of Liberta(パイレーツ・オブ・リベルタ)』のオープンβテストを、6月5日(水)より開始する。PC、タブレット、スマートフォンのブラウザに対応。ユーザー数制限なし、参加無料。

自由を愛する海賊として船を駆り、過酷な海を乗り越え、ライバルの船を出し抜き、遥かなる財宝を求めて旅するゲーム。東京・中野のボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズの渡辺範明氏がゲームデザインを担当した。

βテストにかけられるのは、3月に行なわれた先行テストのフィードバックをもとに、ゲームバランスやルールを改良し、さらにデザインの変更やBGM、SEの追加を行なったもの。BGMは『聖剣伝説2』の菊田裕樹氏が担当した。最終的なバランステストを行い、正式版につなげる。プレイヤーデータは、βテストから正式版(開始日未定)に引き継がれることになっている。

オープンβテストのスタートを記念して、ニコニコチャンネルで6月2日(日)夜、開発陣の生の声とチュートリアルが放映される。ゲームの遊び方やβテストへの参加方法については、下記のサイトを参照のこと。

『Pirates of Liberta』-デッキ構築カードゲーム
ニコニコチャンネル:ホリゾンインクチャンネル

パイレーツ・オブ・リベルタ(プレイ画面)

『ティンダハン』日本語版、今夏発売→9月27日

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ニューゲームズオーダーは今夏、ドイツのトリックテイキングゲーム『ティンダハン(Tindahan)』の日本語版を発売する。3~5人用、10歳以上、30分、1800円。

トリックテイキングと陣取りを組み合わせた異色の作品。手番にはリードカラーのカードを出すか、リードカラーのフルーツの屋台に店員コマを置く。出したカードで取ったトリックと、店員コマの最多数で取った屋台の得点を競う。残った手札は失点になるので、どんどんカードを出しておきたいところだが、カードを出していると店員コマを置けないというジレンマがある。

オリジナルは2009年にバンブス・シュピーレ(ドイツ)で発売された『フィリピン・フルーツ・マーケット(Filipino Fruit Market)』という作品の1つ。2つのゲームを同梱していたが、今回はそのうち1つだけ製品化されることになった。イラストはコンピュータグラフィックだったオリジナル版から、ママダユースケさんのものに変わって雰囲気たっぷりだ。

制作を手がけたB2Fゲームズの吉田店長によれば、愛好者の間では通好みのゲームとされているが、トリックテキングを知らない人にも楽しめる作品だという。

B2FGames:カードゲーム「ティンダハン」日本語版、夏リリース予定です。
Bambus Spiele:Filipino Fruit Market
play:game評価コメントリスト:フィリピーノフルーツマーケット

ホビージャパン、6~9月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは6月下旬と9月下旬に発売する予定の輸入ゲームリストを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

タイタニウム・ウォーズタイタニウム・ウォーズ(Titanium Wars)
F.ジェラード作/イエロ(フランス)/3~4人用/60~90分/5670円/6月下旬
銀河辺境を探検していた探査隊は、新たなエネルギー、タイタニウムを発見した。人類の列強勢力は、タイタニウム埋蔵量が豊富な惑星を確保するため、艦隊を差し向けた。プレイヤーは列強勢力の指導者となり、星間国家を拡張し、艦隊を造り、その艦隊を武装して、「タイタニウム戦争」に勝つことを目指す。
作戦によって参加できる戦力の種類や解決順も異なる。さらに勢力ごとに固有の特殊能力があり、これらを生かした作戦行動を選ばなければならない。
今日もプレイミス:チタニウム戦争
特設公式サイト

クウィックスクウィックス(Qwixx)
S.ベンドルフ作/ニュルンベルガー・シュピールカルテン出版(ドイツ)/2~5人用/15分/1890円/6月下旬
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたダイスゲーム。4色の2から12までの数が表示されているスコアシートを受け取り、自分のシートのダイスの目の数にできるだけたくさんのX印を付けることを目指す。
X印は、左から右へ付けなければならず、いったん印を付けてしまった列は、それより左側の数に付けることができなくなる。しかも1列の一番右側の数に誰かがX印を付けるとその列は終了になり、全員がその色の列にX印を付けられなくなってしまう。
ホビージャパンは『アウグストゥス』をすでに発売し、『花火』は多言語版を出すので、これでノミネート作品を全部扱うことになる。
TGiW:クウィックス

スパイリウムスパイリウム(Spyrium)
W.アティア作/イスタリゲームズ(フランス)/2~5人用/60分/5670円/9月下旬
待ちに待った『ケイラス』の作者の新作が登場。パラレルワールドの大英帝国において、工場を建設し、工員を雇って「スパイリウム」という新物質を製造する。「スパイリウム」は希少で高価であるため、わずかでもかき集めなくてはならない。
ゲームは、工員を配置をするフェイズと、活性化(カードの購入や、工場の稼働)するフェイズに分かれており、配置から活性化にどこで切り替えるかがカギとなる。どれだけの行員を動員してどのアクションを行うのか、そしてそのアクションを使ってどれだけ「スパイリウム」を獲得できるのか。収入や工員の賃金を上手に管理して工場を効率的に使おう。

ゲームマーケット2013春新作評価アンケート結果

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東京ビッグサイトで初めて行われ、5000名が参加した先月のゲームマーケット2013春。国産ボードゲームの新作発表数も過去最多の137タイトルを数えることになりました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。

各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。20票以上を掲載しました。

1位になったのはOKAZU Brandの『Sail to India』。大航海時代にポルトガルからインドまで航路を築くゲームです。2位は『テトラコンボ』。コマを移動してパターンを作る2人用ゲームです。さらに3位の『ダンジョン オブ マンダム』まで、定評のある作家が500円ゲームズ・プロジェクトに参加した作品が独占しました。いずれも残念ながら品切れで再版未定です。

アンケートに投票頂いた219名の皆様、ご協力ありがとうございました。

ゲームマーケット2013春新作評価(評価平均/評価数)】
1.Sail to India(OKAZU brand) 4.39/41
2.テトラコンボ(カワサキファクトリー) 4.30/44
3.ダンジョン オブ マンダム(I was Game) 4.28/67
4.ドンブリコ!(有限浪漫) 4.08/48
5.セブンフォース(みさき工房) 4.05/20
6.アノコロの俺ら(熊熊飯店) 3.91/23
7.とらんぷくえすと(なまはむ) 3.87/23
8.シークレットガーデン(カナイ製作所) 3.82/22
9.アルパカパカパカ(高天原) 3.79/53
10.キャットファーザー(大気圏内ゲームズ) 3.78/41
11.Patronize(OKAZU brand) 3.73/40
12.ロストレガシー(ワンドロー) 3.71/129(評価数最多)
13.忍者問答(TANSANFABRIK) 3.68/37
14.AKINDO(Product Arts) 3.63/24
15.ダイヤモンスターズ(グランディング) 3.56/48
16.ひもサバンナ(OKAZU brand) 3.52/52
17.ROBOTRINO(十式ゲームワークス) 3.50/20
18.雇われギルド(3D6) 3.42/33
19.九百億の魔物の書(遊星からのフリーキック) 3.30/20
20.王さまとカフェ(鍋野企画) 3.26/34
21.PAAR(青い街) 3.19/31
22.小早川(オインクゲームズ) 3.17/92

年齢:10代0.9%、20代30.1%、30代55.7%、40代12.3%、50代0.9%
性別:男92.7%、女7.3%
居住地:北海道・東北5.5%、関東58.4%、都内18.7%、東海・近畿11.9%、信越・北陸2.3%、中国・四国1.4%、九州・沖縄1.8%
ゲームマーケットの参加経験:3回以上64.4%、2回8.2%、1回17.8%、なし9.6%

→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果:2005200620072008200920102011春2011秋2012春2012秋

5月28日追記:有限浪漫さんの『ドンブリコ!』(4位)がミスによりランクインしておりませんでした。お詫び申し上げます。このため5位以降は1位ずつ繰り下げとなります。

『会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)』、7月中旬発売

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幻冬舎エデュケーションは7月中旬、『会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)』を発売する。株式会社人狼の監修、イラスト上田バロン氏、4~20人用、1575円。

地上波テレビで放映されるなど、話題となっているコミュニケーションゲームがついに全国の書店、玩具店で発売されることになった。配られたカードにしたがって「市民チーム」と「人狼チーム」にわかれ、会話や言動などから推理をして、市民チームは市民になりすましている人狼を追放することを、人狼チームはうまく騙して市民を減らすことを目指す。

多人数でないと遊べないゲームだが、本作では4人から遊べるルールを採用して、家族などの小人数でも楽しめるようになっている。特殊な役職は預言者、ボディガード、霊媒師、裏切り者の4種類というベーシックな内容で、未経験者から人狼ゲームファンまで、幅広く楽しめるようになっている。

株式会社人狼:会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)
幻冬舎エデュケーション:「会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)」発売のお知らせ

ゲームマーケット2013春新作評価アンケート、今日まで

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先月30日から行われている「ゲームマーケット2013春新作評価アンケート」の〆切が、明日に迫りました。新作をプレイしていて未投票の方はお忘れなくどうぞ。

対象となっているのは先月のゲームマーケットで新たに発売された国産のボードゲームです。輸入ゲームは除外されます。

入力した後確認画面が出るので、「送信する」ボタンを押すと、「送信完了」の画面が表示されて受理されます。結果発表は、来週明けに当サイトで行います。

ゲームマーケット2013春新作評価アンケート

『クー』日本語版発売

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クーニューゲームズオーダーとテンデイズゲームズは本日、イギリスのブラフゲーム『クー(Coup)』日本語版を発売した。2~6人用、10歳以上、15分、1500円。

2012年のエッセン・シュピールで発表された作品。ごく小さなメーカーの作品ながら、スマッシュヒットとなった作品。アメリカ、フランス、日本で各国語版が制作されている。

プレイヤーは、イタリアの都市国家のある一族の長となり、ほかのプレイヤーをゲームから脱落させ、唯一の一族となることを目指す。コインを集め、使用することで、ほかのプレイヤーを脱落させていくが、そのほかに配られた2枚の人物カードによる特殊アクションができる。

ここで、自分のもっていない人物カードの特殊アクションも使用することができるのがこのゲームの大きな特徴。ただし、実はもっていないことを見破られてしまうと、脱落に近づく。相手が特殊アクションを使ったとき、本当にその人は、その人物カードをもっているだろうか?

生き残るには、心理的な駆け引きを制し、巧みにさまざまなアクションを組み合わせなければならない。1プレイ10分ほどながら、心理的な駆け引きや、推理力などが求められ、ドラマ性も高い作品である。

テンデイズゲームズ:クー

東京ボードゲームフリーマーケット、7月28日

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東京ボードゲームフリーマーケット7月28日(日)、川崎産業振興会館(JR川崎駅)にて、東京ボードゲームフリーマーケットが開催される。10:30~16:00、入場無料。現在、出展者を募集中。

ボードゲームユーザーの交流と親交を目的とし、自宅で遊ばなくなったゲームを持ち寄って売買・交換をするイベント。同時に、インディーズゲームの頒布を通して、ボードゲームの魅力や楽しみ方を自由に模索・提案するイベントもめざす。大阪で2回開催され、たくさんの人で賑わったフリーマーケットが東京でも行われることになった。

実行委員には、薫風、Power9 Games、さとーふぁみりあ、十式ゲームワークス、倦怠期、篠原遊戯重工、大気圏内ゲームズ、dGames、bakafire partyと、新進気鋭のインディーズゲームサークルが顔を揃える。

出展申し込みはホームページにて、5月26日から始まる。フロアスペース(床売り)1000円、一般ブース(机半分+椅子)3000円、大型ブース(机+椅子2脚)5500円。自宅にあふれかえっている中古ゲームの放出、創作ゲームの販売、関連グッズの販売、あるいはその複合など、出展内容は自由。詳細はホームページを参照のこと。

今回は東京・水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズが協力。紛争地域や危機に瀕した地域の子どもたちの治療を行っている「ドイツ国際平和村」の募金が会場で行われる。

東京ボードゲームフリーマーケット

クウィックス(Qwixx)

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苦しくなるほど気合が入る

サイコロの出た目で、できるだけたくさんX印をつけるダイスゲーム。小箱ながら今年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品に選ばれた。1人が振ったサイコロの目を全員が使えるので、他人の手番にもやることがあり、待ち時間をなくしたところが新しい。

ゲームの雰囲気は、『ストリームス』に似ている。『ストリームス』ではカードを引くところがサイコロに変わったことで、自ずと気合が入る。

クウィックス

手番には、白いサイコロ2個と4色のサイコロ4個を一度に振る。このうちまず、白いサイコロ2個の合計は、全員が利用できる。各自に配られた記録用紙で、その数字のところにX印。列は4色あるが、どの列にX印をつけてもよい。

次に、手番の人のみ、色のついたサイコロ1個と白いサイコロ1個を組み合わせて、その色のその数字にX印をつけることができる。こうして、手番ならば2つまで、手番以外ならば1つまでX印が加えられていく。

しかしここで制約がある。どの列も、左から右にX印をつけていかなければいけないというルール。赤の列は2,3,4,5,6,・・・10,11,12という数字が並んでいるが、例えばいきなり赤の6にX印をつけたら、赤の2~5にはもうX印をつけられなくなる。この制約がだんだんきつくなってくる。

都合があまりよくないと思ったら、X印をつけなくてもよい。しかし手番プレイヤーの場合、2つともX印をパスすると、失敗で-5点となってしまう。また、欲張り過ぎてパスしまくっていると、ろくにX印がつかないままゲームが終わってしまうかもしれない。

というのも、1つの列で5つX印をつけた人は一番右の数字と、さらに一番右のカギマークにもX印をつけることができ、これを誰かが行うと、その列が閉鎖(もう誰もX印をつけられなくなる)されてしまうのである。のんびりしていてはいけない。ときには数字をいくつか飛ばしても、X印の数をふやしたほうがよい。

2列が閉鎖されるか、誰かが4回失敗したらゲーム終了。列ごとに、X印の数に応じて得点し、合計得点を競う。

序盤はどこにでもX印をつけられるから余裕だが、次第にX印をつけられるところが減ってくる。強制パスで失敗ということもしばしば。そんな中、どの列も順調に増やしたまあさんが1位。待ちすぎた鴉さんは、列がどんどん閉鎖して終わっていた。「ここで12が出れば!」というような場面が増えていくので、サイコロを振るにも気合が入る。同じサイコロの目でも、「よし、きた!」と喜ぶ人、「そこじゃない~」と嘆く人に分かれるのが面白い。

Qwixx
S.ベンドルフ/ニュルンベルガー・シュピールカルテン出版(2012年)
2~5人用/8歳以上/15分
ゲームストア・バネストから発売予定

ドイツ年間ゲーム大賞2013ノミネート

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日、各部門のノミネート作品と推薦リストを発表した。赤いポーンの年間ゲーム大賞、青いポーンの年間キッズゲーム大賞、灰色のポーンの年間エキスパートゲーム大賞の3部門について各3タイトル、合計9タイトルがノミネートされた。ノミネート作品の中から、赤と灰色のポーンは7月8日にベルリンで、青いポーンは6月10日にハンブルクで大賞を決定する。

メインである年間大賞(赤)にノミネートされたのは、手軽なダイスゲーム『クウィックス』、ローマがテーマの『アウグストゥス』、協力カードゲームの『花火』。小箱が2タイトルも選ばれている。

選考委員のT.フェルバー氏は、今年は箱が小さくても面白いゲームが多かったことを挙げ、3タイトルに共通して待ち時間が少ないゲームを選んだとコメントしている。推薦リストには9タイトルが挙げられた。

3年目となるエキスパートゲーム大賞(灰色)のノミネートは、ファンタジーをテーマにした『アンドールの伝説』、建設ゲーム『カッラーラ』、商人たちの権力争い『ブルージュ』が選ばれた。ゲームの舞台を地理学的に考慮に入れたという。また、戦略性と難易度においてこの賞の範疇を超える2タイトルを推薦リストに入れたとしている。

年間ゲーム大賞から半ば独立しているキッズゲーム大賞(青)は、動物の絵合わせ『ムッカ・パッツァ』、カギを探し出してお姫様を助ける『お姫様を助けるのは誰だ』、動く丸太で川を渡る『オリノコの黄金』がノミネートされ、推薦リストには10タイトルが挙げられた。

【年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート】
アウグストゥス(Augustus / P.モリ / ハリケーン)
花火(Hanabi / A.ボザ / アバクスシュピーレ)
クウィックス(Qwixx / S.ベンドルフ / ニュルンベルガーシュピールカルテン出版)

推薦リスト:ゆらゆら海賊船、ロンド、ヤイ(Yay!)、ラ・ボカ、エスケープ、ミクストゥア(Mixtour)、手を胸に(Hand aufs Herz)、ディヴィナーレ~倫敦の霊媒師、リベルタリア

Kategorie: Spiel des Jahres 2013

【年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート】
ブルージュ(Brügge / S.フェルト / ハンス・イム・グリュック出版)
アンドールの伝説(Die Legenden von Andor / M.メンツェル / コスモス)
カッラーラ(Die Paläste von Carrara / W.クラマー、M.キースリング / ハンス・イム・グリュック出版)

推薦リスト:テラ・ミスティカ、ツォルキン~マヤ神聖暦

Kategorie: Kennerspiel des Jahres 2013

【年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート】
お姫様を助けるのは誰だ(Der verzauberte Turm / ブラント夫妻 / ドライマギア)
オリノコの黄金(Gold am Orinoko / B.ヴェーバー / ハバ)
ムッカパッツァ(Mucca Pazza / I.ロスバッハ / ツォッホ出版)

推薦リスト:小さな魔法使いリヌス、ゴキブリコイコイ、クーデルムーデル(Kuddelmuddel)、ムーヴ&ツイスト(Move & Twist)、ピンギ・ポンゴ(Pingi Pongo)、ビンバン(Bim Bamm!)、バオバブ(Baobab)、マダガスカル・カタンジュニア、ミックス・フィックス(Mix Fix)、レゴ・スターウォーズ(Star Wars - Battle of Hoth)

Kategorie: Kinderspiel des Jahres 2013

『花火』多言語版、7月上旬発売

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花火(箱)ホビージャパンは7月上旬、フランスのカードゲーム『花火(Hanabi)』多言語版を発売する。2~5人用、8歳以上、30分、1680円。

花火大会で、火薬と導火線と発射薬が誤って混ざってしまった。花火大会はすでに開始されパニック寸前! プレイヤーは花火師となり、互いに協力して、大惨事を防ごう。そのためには、同じ色の花火カードを数字の順番に並べなければならない。見事な花火を無事打ち上げることはできるか。自分の手札は見ることができず、すべて仲間から教えてもらう。花火大会成功の可否は、お互いの助けあいにかかっている。

作者は『世界の七不思議』『星の王子さまボードゲーム』のA.ボザ。親日家で来日経験もあり、『タケノコ』『東海道』など日本をテーマにした作品を発表しているフランス人デザイナーである。この作品は2010年に『花火と生け花(Hanabi & Ikebana)』として発表され、翌年にカクテルゲームズ(フランス)が『花火』だけを独立して出版。現在ではアメリカ、ドイツ、スペインでも発売され、スペイン年間ゲーム大賞最終候補、エッセン・シュピールでの人気投票スカウト・アクション6位と高い評価を得ている。

国内では『花火と生け花』とカクテルゲームズ版が流通していたが、今回の多言語版は、日本語・韓国語が含まれ、カードのデザインも富士山と天橋立があしらわれたものに一新されている。

花火

公開講座でドイツゲーム史、東京・高井戸

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6月2日(日)18:15から、高井戸地域区民センター(京王井の頭線・高井戸駅徒歩3分)にて、ドイツボードゲーム現代史の公開講座が行われる。参加費1000円。

30年にわたって開催されている「SF乱学講座」において開かれるもの。ゲーム研究家の草場純氏が参加しており、過去にもたびたびボードゲーム関係者が講演している。

今回の講座を担当するのは、ボードゲームデザイナーの澤田大樹氏。ブログで「重要タイトルで振り返る捏造ドイツボードゲーム20年史」を連載していたのがもとで、講演が実現した。

講演は、まず「ユーロゲーム」の定義と現代史を考える意義を考察し、ドイツの三大デザイナー、W.クラマー、R.クニツィア、K.トイバーが活躍した80~90年代、二極化が進んだ00年代、そして現在に至るまでの流れを分析する。本格的なボードゲーム評論が聴けそうだ。

実録:食卓遊戯密着大本営発表廿四時:捏造ドイツボードゲーム現代史に関するプレゼンのおしらせ
SF乱学講座

東京大学の学園祭でドミニオン大会

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5月19日、東京大学の学園祭「五月祭」にて第2回東大ドミニオン大会が開かれ、32名の定員いっぱいで熱い戦いが繰り広げられた。

東京大学の学園祭でボードゲーム関係のイベントが行われるのは、昨年秋の「駒場祭」で行なわれたボードゲームサミット東京に続いて2回連続。今回は、東大ドミニオンサークルが主催した。

文学部の教室を会場に全セットで5ゲームの熱戦を制したのは、ドミニオン木曜会のれとれと氏。来月行われる日本選手権に向けて調整は順調のようだ。参加者のツイートによると、ほかにも、過去2回の日本選手権で上位を独占しているドミニオン木曜会のメンバーが、東大生を退けて10位中7人と上位を占めた。

東京大学第86回五月祭:東大ドミニオン大会
おひとりさまなめんな!:第2回東大ドミニオン大会に参加してきた

ビッグチーズ(The Big Cheese)

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大山鳴動して鼠一匹

ネズミたちが競り落とした仕事で利益を上げるオークション&ダイスゲーム。1998年にアメリカで出版されたゲームを今年、日本の出版社がリメイクした。木製のネズミコマ、各種サイコロ、缶入りと、白黒のカードのみだった(チップやダイスは自分で準備しなければならなかった)オリジナル版からの大幅なグレードアップである。

毎手番、山札からカードをめくって仕事が出てくる。これを手持ちのネズミコマを使って競り。一番多い数を言った人が、その仕事を取る。仕事内容は「経営会議にプレゼン」とか書いてある割に、イラストはネズミがのんびり仕事をしている絵で和む。

競り落とした人は、手持ちのネズミをその仕事カードに乗せて、次の人の手番へ。このとき、前に競り落としていた全ての仕事カードからネズミが1匹ずつ返ってくる。最後のネズミが返ってきたら、その仕事は完了。サイコロを振って収入が入る。

サイコロは4面体から20面体まで5種類あり、どのサイコロを振るかは仕事カードに指示されている。「6」と書いてあれば6面体、「8」と書いてあれば8面体。そして出た目が収入となり、その数だけ得点トラックを進める。サイコロの目次第なので、「20」の仕事が一番儲かるとは限らないところがポイント。たくさんのネズミを投入し、何ターンも待った挙句、1とか2が出てがっかりとか。

そんなときは、ビッグチーズのカードである。これを競り落としておくと、サイコロの目がよくなかったときに、1枚消費して振り直しができる。ただし、もっとひどい目になることもある。

手持ちのネズミの数は全員分かるので、足元をみた競りが憎い。高騰が続いて、ほかの人のネズミがほとんどいなくなったときに、12とか20の仕事が来ると安く競り落とせる。「くそー、そんな値段で!」

そんなときは、拒否権のカードもある。これを競り落としておくと、ほかの人に競り落としてほしくない仕事カードを流すことができる。出し抜かれないための保険である。

得点トラックが最初にゴールに入った人の勝ち。

5人でプレイ。ケイコさんが20の仕事で20を出し、12の仕事で12を出すという奇跡でぶっちぎり1位。ダグラスさんが「アンビリーバボー!」を連呼していたのが笑った。私は、つまらない仕事にたくさんネズミを投入してしまったり、ネズミをたくさんもっているところでいい仕事が来なかったりとちぐはぐだった。カード運、ダイス運に大きく左右されることは間違いないが、それでもほかが競り合っているときに貯めておき、ほかがないときに出すというような逆行する動きをするとチャンスが増えるかもしれない。

The Big Cheese
J.アーネスト/ニューゲームズオーダー(2013年)
3~6人用/10歳以上/20分

ビッグチーズ

ロストレガシー(Lost Legacy)

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遺産は奴の手にあった・・・はず

カードをプレイして効果を使い、「失われた遺産」を探索するゲーム。日本ボードゲーム大賞を授賞した『ラブレター』の後継作として、ゲームマーケット2013春で発売された。今回のゲームマーケットで一番長い列ができたのは、このゲームを発売したワンドローと、制作したカナイ製作所だったように思う。ゲームマーケット後も、専門店で大人気となっている。

1枚だけの手札が織りなす思わぬドラマはそのままに、「失われた遺産」カードが最後にどこにあるか当てるフェイズが加わり、推理(またはギャンブル)の要素が加わった。

自分の番には山札から1枚を引き、1枚を出してその効果を使う。効果には、ほかの人の手札と交換したり、遺跡(場札)を見たり、指名した相手を(条件に合えば)脱落させたりするものがある。1枚なので、逃げ場なし。「今指名されたら脱落してしまう」「あのカードを引いてきたら終わりだ」というように、脱落は紙一重だ。このスリルがたまらない。

ロストレガシー

山札がなくなったら、脱落していない人の手札を公開し、強い(数字の若い)順に「失われた遺産」カードがどこ(誰かの手札か、場札)にあるかを当てる。当てれば勝利。この最後のフェイズのために、強いカードを手札に残すだけでなく、失われた遺産(中くらいの強さである)の位置も考えながらプレイしなくてはならない。どこにあるか分かっているのに無念の脱落ということもしばしば。

4人でプレイ。このゲームには基本セット16枚と、拡張セット16枚があり、ひとまず基本セットで3ゲームほどプレイした。アグレッシブなプレイで脱落者が続出し、どうしても山札がなくなる前にゲームが終わってしまう。そこで4ゲーム目は拡張セットに総入れ替え。手札からプレイできない上に、2枚捨てると脱落してしまう「負傷」でぎりぎりの状況に追い込まれる。脱落しても復活できる「聖女」を狙い、「死霊術師」で捨て札を山札に戻す。しかしその努力の甲斐もなく、2枚目の「負傷」を出して負けた。生き残った中で、見事「失われた遺産」を当てたのは長女。ドラマチックな展開が楽しめた。

「失われた遺産」を当てるフェイズが加わったことで、『ラブレター』のようなゲームの切れ味はなくなったが、その分考える要素が増えている。基本セットと拡張セットを組み合わせて遊ぶこともでき、好みによってじっくりにも、スピーディーにもできるところもよい。

Lost Legacy
カナイセイジ/カナイ製作所(2013年)
2~4人用/10歳以上/10分
ショップ検索:ロストレガシー

ドッカー/ドック作業員(Docker)

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上、上、前、下・・・・・・1つ足りない

狭い敷地内でコンテナを移動して、ほかのコンテナを動けなくさせるゲーム。2008年に『オンバ(Omba)』というテーマのないゲームとしてドイツで発売されたが、その4年後に、波止場を舞台にしてフランスから再販された。小箱になったので価格も安価である。

自分の番にはサイコロを振って、自分のコンテナを波止場に入れる。すでに波止場にあれば、移動することもできる。ただし、上にほかのコンテナがあると封鎖されて動かせない。手持ちのコンテナが全て動かせなくなったら脱落で、最後まで残った=動かせるコンテナがあった人の勝ち。

ポイントは、コンテナを移動させるとき水平方向だけでなく垂直方向にもサイコロの目を使うこと。横、上、上、前というようにして、ほかのコンテナの上に乗る。サイコロの目が足りなくて上げきれない、または下げきれないと、そのコンテナは移動できないことになる。サイコロの目を昇降に使うというのが新鮮である。

入口の前にうずたかく積まれたコンテナ。こうなると入れるだけで一苦労である。これで早々に脱落。その後、追うか、追われるか、乗るか、乗られるかで混戦模様だったが、長女が最後まで生き残って優勝。

サイコロ運もあるが、今、どのコンテナをどこに動かしておけば生き残りやすいかを考えるとなかなか深い。

ドッカー/ドック作業員Docker
R.ヴィティヒ、H.ドルーデ、I.アルトホファー/ジャクトアレア(2012年)
2~4人用/8歳以上/15分

ヴァーサス(Versus)

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ニセエスパーは誰だ

2人が回す振り子を見て、どちらがエスパーで、どちらが偽者かを当てるゲーム。試験管を使ったゲーム『テストチューブ』を制作したキャラメルゲームズの、ゲームマーケット2013春の新作である。

ゲームのテーマは、ダウジングである。占いというか超能力というかは人それぞれのようだが、質問を聞いて手にもった振り子が、右回りならイエス、左回りならノーと解釈する。

ダウジング(Dowsing)を辞書で引くと、「水脈占い」とか「占杖」と載っています。
棒状の杖を持って地下の水脈を探し出す占いの一種と考えられていたからです。
現在では、地下水脈のほかに、自分の知りたい情報を得る方法として様々な方面に利用されています。(日本ダウザー協会)

キャラメルゲームズのツイートによれば、エスパーを養成するツールとして開発が始まったというが、もちろん、エスパーでなくてもアクションゲームとして楽しめる。入っている振り子は、実際のダウジングで使うものだという。

ヴァーサス
あやしげな動き。どちらが偽者?

ランダムに選ばれた2人が、どちらかがエスパー、どちらかが詐欺師になる。そしてエスパーのみ、振り子をどのように(右回りか、左回りか、揺れか)動かせばよいか指示される。詐欺師の方は、エスパーの動かし方を見て真似をしなければならない。2人が一斉に振り子を振り始める。残りの人(物理学者)は、どちらが詐欺師か当てられれば勝ち。間違えば、エスパー+詐欺師チームの勝ちだ。

エスパーと詐欺師は、できるだけ紛らわしくして、詐欺師が先に動いてエスパーが真似をしているかのように見せかける。しかし、正しい動きはエスパーしか知らないわけで、じわじわ動かしながら詐欺師に動きを伝えなければならない。その辺りのテクニックが難しい。

tomokさんとうーさんがペア。うーさんが先に動き始めたように見えたが、明確な動きではない。そのうちtomokさんが明確に揺れの動きを示した。これは皆が見抜いたようで、うーさんに詐欺師の判定。当たっていたので物理学者チームの勝ち。周囲を欺く華麗なテクニックを身につけたいところだが、繰り返し遊んでいると実に怪しい。

Versus
作者不明/キャラメルゲームズ(2013年)
3~5人/7歳以上/3~5分

『ボードゲームワールド』一般発売

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スモール出版は本日、書籍『ボードゲームワールド』を一般発売した。A5フルカラー142ページ、1995円。

当サイトの管理人による2冊目の単行本。ボードゲームという趣味との深い関わり方、そしてそこに生きるボードゲーマーの世界の広がりを紹介する、ボードゲーム好きがディープに楽しむためのガイドブック。異色の10テーマについてベスト10のボードゲームを紹介するほか、海外のボードゲーム事情から、絶版品の入手法、仲間と楽しむコツなどを記した読みもの、ボードゲーム愛好者なら誰でも知っている12人の日本人の名鑑、座談会など盛りだくさんの内容である。

先月のゲームマーケットで先行発売され、用意した160部が90分で売り切れ。ゴールデンウィーク明けに専門店で発売されていたが、本日ようやく一般発売となった。発売が遅れたのは、スモール出版が大手の書店取次で審査が通り、その手続で時間がかかったためだという。しかし今後は『ボードゲームカタログ』『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』も含め全国の書店でより入手しやすくなる。秋から冬頃には、テンデイズゲームズの田中店長による書籍も刊行予定されており、ますます目が離せない。

スモール出版

『ル・アーブル:内陸港』日本語版、7月上旬発売

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ル・アーブル:内陸港ホビージャパンは7月上旬、U.ローゼンベルクの『ル・アーブル』をもとにした2人用ゲーム『ル・アーブル:内陸港』を発売する。2人用、10歳以上、30分、3150円。

前作『ル・アーブル』に続いて、今度はル・アーブルの内陸港を拡げる。プレイヤーは、31の建物を建設して使用することで、木材、レンガ、魚、小麦を増やしてお金を稼ぎ、ゲーム終了時に相手プレイヤーよりもお金持ちになることを目指す。

昨年のエッセン・シュピールで発売されたばかりの新作。U.ローゼンベルクによる『ル・アーブル』の雰囲気とゲームの根幹となる要素をそのままに、『祈り、働け』のアクションリングを組み合わせた。建設した建物はリング上のボードに置かれ、毎手番バーが回転することで、使用回数が増える。自分の番にできることは建物を1軒建てるか、すでに建てた建物を1軒使うかのどちらかしかできない。使わないでおいて一気に使うか、ほかの建物とうまく組み合わせてこまめに使うか。使用料を払えば相手の建物も使うことができるため、計画通りにはいかない。

資源の増減は倉庫にあるコマの移動で表す。建物の効果によって、資源コマが移動していくが、階段上のため行き止まりになることも。建物がどんどんグレードアップしていく中、建物のうまい組み合わせを考えなくてはならない。

これだけの内容でありながら、30分程度で手軽に遊べるゲームに仕上がっている。『アグリコラ』から『牧場の動物たち』を編み出した、ローゼンベルクの面目躍如だ。

テンデイズTVでドイツ年間ゲーム大賞予想

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Ustreamでボードゲーム動画を配信しているテンデイズTVは15日、「どこよりも早いドイツ年間大賞予想!TV」を配信する。19時頃から下記リンクで配信予定。

ボードゲーム界で最も影響力のある賞であるドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)は、審査員による選考で選ばれており、愛好者の予想を覆す作品が選ばれることが多い。今年は5月21日にノミネート作品、7月8日に大賞が発表される。

そのドイツ年間ゲーム大賞を予想するネット動画番組。テンデイズゲームズの田中店長と、ボードゲーム大学のシミーズ氏が司会で昨年も行われているが、今回は時期を早めてノミネート前の段階で予想する。

今回は番組に先立って、ボードゲーム愛好者に予想を依頼。14人が回答し、田中店長、シミーズ氏と合わせて16人の予想を見ることができる(当サイトの管理人も参加しました)。

この放送に先駆けて、ポッドキャスト「ボードゲーム研究室!」でも予想を配信している。また、ドイツのボードゲームニュースサイトSpielbox-onlineでも、毎年恒例のドイツ年間ゲーム大賞トトが行われている。これらもあわせてどうぞ。

テンデイズテレビ

フジテレビの人狼番組第2弾、5月17日と24日深夜

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フジテレビは5月17日(金)25:05~26:05(18日1:05~2:05)と、24日(金)25:15~26:45(25日1:15~2:45)に、トークバトル番組『人狼~嘘つきは誰だ?~』の第2弾を放映する。

話題を読んだ3月の番組を受け、第2弾が2週連続で放送されることになった。17日は土田晃之、YOU、中尾明慶、伊達みきお(サンドウィッチマン)、浜谷健司(ハマカーン)、ラブリ、山里亮太(南海キャンディーズ)、狩野英孝、木南晴夏の各氏、24日は矢作兼(おぎやはぎ)、谷村美月、渡部建(アンジャッシュ)、松尾諭、小木博明(おぎやはぎ)、マギー、田中卓志(アンガールズ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、DaiGoの各氏が出演する。メンタリストのDaiGo氏が、出演者の嘘をどのようにして見ぬくかが見どころだ。

役割は、市民チームとして「市民(=村人、5名)」「占い師(=予言者、1名)」「騎士(=ボディーガード、1名)」の7名と、人狼チームとして「人狼」の2名。前回放送から市民が1人増えた。これもゲーム展開に変化をもたらしそうだ。

未公開の出演者コメントやゲーム内容は、公式サイトやツイッターなどで見ることができる。

フジテレビ:人狼~嘘つきは誰だ?~

小早川(Kobayakawa)

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おのれ小早川め~!

先月のゲームマーケットで発表された国産ゲームの中で、一番話題になっている作品といってよいだろう。どんなゲームでも賛否両論が分かれるものだが、これだけ毀誉褒貶が激しいのも珍しい。人を選ぶゲームということなのだろうか。そのあたりをプレイして確かめてみたかった。

その内容は、金属製のコインをやりとりするギャンブル性の高いゲームである。そこに、ちょっとしたブラフ要素も隠されている。

小早川

手札は1枚だけ。中央に「小早川」と呼ばれるカードがオープンになっている。手札の数字が一番大きい人が勝つが、一番小さい人には、小早川が援軍してくれる(数字を足す)。中途半端に大きい数字だと、小早川に援軍してもらった人に負けてしまう。しかし小早川の数字が小さければ、援軍してもらっても勝てるとは限らない。この小早川をめぐる駆け引きがゲームの中心である。

親から順番に、手札を交換するか、小早川を交換できる。手札が弱ければ強いカードに交換するし、手札が強ければ、小早川を弱体化しにいくだろう。ただし、手札は山札から1枚引いて好きな方を取れるが、小早川は何になるか分からない。

全員の手番が終わったら、この場を降りるか残るかを、順番にチップを出して選ぶ。勝てそうにないと思ったらチップを出さないで降りればよい。残った人で手札を公開し、一番弱い人に小早川をつけて勝負。勝った人は、出されたチップ全部と、場から1枚をもらう。

チップがなくなった人は脱落して、規定ラウンド終了後にチップの多い人が勝ち。

どの数字で手札を交換するかが見せどころだ。交換したカードはオープンになるので、「えっ、そんな数字で交換するの? ということはよほど強いカードを引いたか、小早川を狙いに弱いカードにしたか・・・」 とほかの人の手札を読み合う。プレッシャーを与えて相手が降りてくれれば、弱いカードでも勝つチャンスがあるだろう。

当然、一か八かという場面もあるが、カード枚数はたったの15枚でカウンティングも可能。「ここで相手が3か4を引いていなければ、勝てる!」というような勝負になる。

ボードゲームも遊べる大阪のカフェバー、コンティニューにてキウイゲームズの山崎店長、ボードゲーム研究室!のカワサキ第一研究員と3人でプレイ。自信なさそうに見せかけて最強のカードだったり、逆に自信たっぷりに見せかけて相手の出方を伺ったりと、ポーカーフェイスも奏功したみたいで1位。小早川が付いて、数字1つの差で勝てたときが嬉しい。カフェバーの雰囲気にもマッチして盛り上がった。

小早川
佐々木隼/オインクゲームズ(2013年)
3~6人用/8歳以上/15分
オインクゲームズ:小早川

キウイゲームズを訪問

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ボードウォーク岡山店の次に向かったのは大阪のキウイゲームズである。岡山から新大阪までは新幹線で45分、新大阪からは地下鉄で30分、恵美須町駅から徒歩3分のところにお店はある。恵美須町駅で、ジーピーの米川社長と偶然お会いし、2人でお店へ。

キウイゲームズは2011年9月にオープンした。大阪の商業規模は東京の5分の1と言われており、都内にショップが5つやっているならば、大阪でも1つくらいは成り立つのではないかと考えた山崎店長。現在、大阪ではヨドバシカメラやビッグカメラでもボードゲームが販売されているが、細かいところに手が届くのは専門店ならでは。ショップではホビージャパンやアークライトなどの日本語版、メビウスゲームズなどの輸入ゲーム、ゲームマーケットなどで人気の国産ゲームを幅広く扱う。トレンドをいつもチェックし、皆が求めているものをこまめに調達している。私がいる間にも、愛好者のお客さんの込み入った質問に丁寧に答えていた。

キウイゲームズ:国産コーナーゲームマーケットでの話題性もあって、国産ゲームが人気。『街コロ』はロングセラーとなっており、最近では『ロストレガシー』がものすごい勢いで売れたという。お店の中央には、国産ゲームコーナーが設置されていた。都内のゲームショップでは売り切れてしまったものも扱っている場合もあり、問い合わせを受けて通販も検討しているという。ゲームマーケット大阪でしか入手できなかったダイスゲーム『宴』を購入。

ショップだけでなく、プレイスペースとの二本立てが特徴で、プレイスペースでは常備しているゲームを貸し出しており、現在800タイトルを用意する。実際に遊んでみて、気に入ったら購入することも可能だ。利用料金は30分250円だが、平日は1000円、休日は2000円で1日フリーとなる。広くてゆったりした空間に、すわり心地のよい椅子があり、ゆっくり遊ぶことができる。ドリンクバーが終日300円というのも嬉しい。さらに1ヶ月定期券もあり、プレイスペースから人が絶えることはない状態だという。だから、1人で行っても遊ぶことができる。山崎店長によれば最初の2年は我慢の年と考えていたそうだが、もう少しでその2年が経つ現在、会員が約1,800人と順調である。

キウイゲームズ:プレイスペース

お店は日本橋(東京でいうところの秋葉原)の一角にあり、この店舗はメイド喫茶だった場所だという。近くには電機店、同人ショップ、ゲームセンターが並び、ボードゲーム愛好者にとって居心地のよいエリアである。貸出ゲームがあるのでわざわざ持ち込む必要もないが(持ち込みもOK)、それでも駅から近いのはよい。平日の夕方にお邪魔したが、プレイスペースにはすでに10人くらいおり、店舗にもひっきりなしにお客さんが訪れていた。山崎店長の親切な人柄とボードゲームに賭ける情熱によるところも大きいようだ。

キウイゲームズ:山崎店長

KIWIGAMES

ボードウォーク岡山を訪問

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新倉敷で用事があったついでに、岡山のゲームショップBOARDWALK岡山店を訪問した。岡山駅から徒歩5分。高島屋の裏通りに店舗がある。店内はトレカ、SLG、TRPG、ボードゲームとアナログゲーム全般を幅広く取り揃えており、お店の真ん中にプレイ卓が2卓ある。

ボードウォーク岡山の看板
お店の看板は少し目立たないところにある。11時~20時、水曜休。

開店は1990年で、メビウスゲームズよりも古い老舗である。そのため、店内を隈なく探せば古いレアゲームも見つかる。今回私が購入したのは『ポリス(1992、スイス)』と『ワードジャム(2004、イタリア)』と『ウォーク・ザ・プランク(2007、アメリカ)』の3タイトル。『ポリス』にはニチユーの日本語ルールが付いていた。

ボードウォーク岡山
店にぎっしりと並ぶボードゲーム。見たことのない作品もちらほら

もちろん旧作ばかりでなく、新作も豊富に取揃えている。ホビージャパンやアークライトなどの日本語版、メビウスゲームズのアイテム、今春のゲームマーケットで発売されたばかりの『ひもサバンナ』や『惨劇RoopeR X』など国産ゲームまで、棚にぎっちり詰め込まれている。『ダンシングドラゴン』など、独自で輸入したアイテムも。通販サイト「i-OGM(インターネット・オンライン・ゲーム・マーケット)」の入荷情報を見れば、取り扱いアイテムの豊富さが分かるだろう。

お店には、関西から旅行のついでに立ち寄ったというお客さんや、最近は子供連れのお客さんが立ち寄るというが、地元のボードゲーム愛好者なしに20年以上続けることはできないだろう。地元には6つのサークルが加盟するOGA(岡山ゲームサークル協会)があり、各サークルの活動に加えてOGAとしても例会を行なっている。お店でも毎月第三土曜日の午後に「パークプレース」というゲーム会を開いている。

斉藤陽一店長はスタッフと一緒に梱包作業に追われていたが、柔和に応対して下さった。需要がある限り、幅広いアイテムを扱って行きたいとのこと。最近のお薦めはワレスの『オートモービル』。この人もまた、大のボードゲーム愛好者なのである。

ボードウォーク岡山・斉藤店長

BOARDWALK岡山店(実店舗)
i-OGM(BOARDWALK岡山店の通販部門)
(BOARDWALK高松店は2011年に閉店)
ふうかのボードゲーム日記:岡山ボードウォークに行ってみた

カタンの開拓者たち日本選手権、7月21日から

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『カタンの開拓者たち』日本語版を制作・販売しているジーピーは、昨年に引き続き今年も日本選手権を開催する。東日本大会が7月21日(日)に日本青年館ホテル(JR千駄ヶ谷徒歩9分)、西日本大会が8月4日(日)に大阪産業創造館(地下鉄堺筋本町駅徒歩5分)にて。現在、参加者募集中。

それぞれ上位16名で8月25日(日)、日本選手権ファイナルを行う。今年は世界大会が開催されない年であるため、その出場権はないが、優勝者には賞金と、来年の日本選手権ファイナルへの出場権が与えられる。

参加申し込みは名前、連絡先、参加したい予選大会をメール、FAX、郵送でジーピー社に送る。詳細は下記を参照リンクのこと。定員はそれぞれ120名、100名で、参加料はいずれも1000円。

ジーピー:カタンの開拓者たち'13日本選手権大会

オランダゲーム賞2013ノミネート

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オランダゲーム賞ノミネートオランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)の審査委員会は3日、今年のノミネート作品を発表した。今年から新たにエキスパート部門が設けられ、ファミリー部門と各3タイトルがノミネートされた。

大賞は昨年の3月から1年間にリリースされた新作。昨年に引き続き、一般投票による選考を行わず、ノミネートから大賞まで一貫して審査員が決める。審査員はボードゲームショップ店長、ボードゲームジャーナリスト、ボードゲーム関連団体のメンバーなど11名。大賞は6月中旬に発表され、夏のボードゲーム祭で授賞式が行われる。

ノミネート作品は日本でも人気のあるドイツ、アメリカ、フランス、チェコの作品が並び、オランダ国産品は昨年に引き続き1タイトルも入っていない。昨年は『ランカスター』、一昨年は『ハンザ・テウトニカ』を選出した同賞が2つの部門をどう使い分けるか注目される。

【オランダゲーム賞2013】
ファミリー部門
ノミネート:コニーアイランド(Coney Island / ホワイトゴブリンゲームズ)
  〃  :フラッシュポイント:火炎救助隊(Flash Point / 999ゲームズ)
  〃  :キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo / セレクタ)
エキスパート部門
ノミネート:テラミスティカ(Terra Mystica / ホワイトゴブリンゲームズ)
  〃  :トラヤヌス(Trajan / ホワイトゴブリンゲームズ)
  〃  :ツォルキン:マヤの暦(Tzolk'in: de Kalender van de Maya's / ザ・ゲームマスター)

Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing familie 2013
Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing expert 2013

集団面接(Group Interview)

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同じことをしているのに点数が違う

秘密の条件を推理して、面接官に気に入られることを目指す多人数ゲーム。今春のゲームマーケットの新作で、会場のデモプレイでも大いに盛り上がっていた。封筒にファイルケース入ったコンポーネントも目を引く。

面接官は、カードを6枚引いて、ファイルケースの中の+5~-5点に自由に配置する。そして、何の面接かを皆に告知してスタート。「今回はホストクラブの面接です」

集団面接

何の面接かをヒントにして、順番に1人ずつ、好きなアクションを行う。アクション中、面接官は6つの条件に当てはまるかどうかを採点し、最後に合計得点を言う。「0点!」一生懸命やったのに、0点だったときは虚しい。終わったら次の人のアクション。

そのうち、何かしらないが得点になったり失点になったりする人が出てくるので、得点になった人の真似をしてみる。「8点!」同じことをしているつもりなのに得点が下がってしまったりすることも。

2周目に入る前に、面接官はヒントを出す。「となりの人をお客さんに見立ててやってみて下さい。」この新しいヒントと、ほかの人の得点状況で、より高得点を目指す。1回目と2回目の合計得点が一番高い人が内定を勝ち得る。全員が面接官をするまで行い、内定の多い人が勝ち。

鴉さんの面接官は「教会」。お坊さんが2人いるんですけど・・・・・・といいつつやってみる。十字を切って、合掌して、隣の人の肩に手を当てて・・・「9点!」 それから皆が十字を切って合掌する流れ(笑)。実は目を閉じているか否かで加点があり、合掌しながら目を閉じている人と閉じていない人とで得点がばらけた。

同様の作品として『3つの掟(三戒)』があるが、コマなどを使わないためよりダイナミックで、シチュエーションも含めて大笑いして楽しめた。ある程度のハイテンションが求められるけれども。

集団面接
作者不明/ひとじゃらし(2013年)
5~9人/12歳以上/30分
ひとじゃらし:集団面接

『アグリコラ:牧場にもっと建物を』日本語版、6月中旬発売

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牧場にもっと建物をホビージャパンは6月中旬、『アグリコラ:牧場の動物たち』の拡張セット『牧場にもっと建物を(Agricola: Mehr Ställe für das liebe Vieh)』を発売する。2人用、12歳以上、30分、2520円。プレイするには2人専用のボードゲーム『アグリコラ:牧場の動物たち』本体が必要。

特別な建物タイルが27種類入った拡張セット。このうち毎ゲーム、4枚をランダムに抜き出し、基本セットの建物タイル4枚と一緒に使う。家畜を増やすのを助けたり、未使用スペースが使えるようになったりなど、さまざまな効果で得点パターンが増える。一方、道に面しているところにしか建てられないなど、制限のある建物があって配置に迷う。

昨年のエッセン・シュピールで発売されたばかりの新作で、毎回展開が変わるのが楽しいと好評を博している。

なお、この発売に合わせて、長らく品切れとなっていた『アグリコラ』日本語版(8,925円)も6月中旬に再入荷する。『アグリコラ:牧場の動物たち』とは別ゲームなので注意しよう。

パール(Paar)

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友人が次々と恋人を見つけ

自分のカードの役を完成させてくれる運命の人を探すカードゲーム。『アンジェレイド』を一昨年発表した青い街が、今春のゲームマーケットで発表した作品である。タイトルはドイツ語で「恋人同士(ペア)」の意。次々とカップリングが進む中、最後まで独り者でいるのは焦る。

手番にはカードを引き、あと1枚あれば役が完成する組み合わせを出す(恋人募集)。役とは、同じマークの連番か、違うマークの同じ数字の4枚。連番は麻雀でいうところの両面、嵌張待ち状態で出せる。そのような組み合わせがなければ1枚捨てて次の人へ。

パール 
0と9はつながっているとみなす。ハート(愛情)の2か8で恋人募集

誰かがカードを出したとき、役が完成する1枚を出すと、ペア成立となってその2人は上がりとなる。めでたしめでたし。探しているカードを誰も持っていなければフラれたことになって、新しい手札で続行する。もちろん、1人で全部カードを揃えても上がることはできない。自分に足りない最後の1枚を出してくれるのは、ほかの人なのだ。

勝敗には上がり方しか明記されていないが、2人ずつ上がっていって、最後に残った1人ないし2人の負けとした。

最大人数の7人でプレイ。3人になるまでは早かったが、3人からが本番といった感じである。候補は2人しかいないため、恋人を募集しては誰も名乗り出ない(出れない)展開が延々と続く。カウンティング(「このカードはさっき捨てられたばかりだから誰ももっていない」)もできなくはないが、山札が2回ほどシャッフルされる頃には覚えていられなくなった。結局、ぽちょむきんすたーさんとシバタさんが男同士でカップルとなり、女性のケイコさんが独り残されて終了。何てことだ(笑)。

収束性はあまりよくないが、一種の協力ゲームなので終始和気あいあいとプレイできた。

Paar
杉岡一樹/青い街(2013年)
3~7人用/6歳以上/5~15分
青い街

第3回ドミニオン日本選手権、6月22日・23日

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ボードゲームの日本語版を数多く手がけるホビージャパンは6月22日と23日、「ホビージャパンゲームフェスティバル2013」において、ドミニオン日本選手権を行う。参加費1000円、参加者定員256名、受付は5月9日12時より。

優勝者が世界選手権に参戦し、ドイツでの第1回大会、アメリカでの第2回大会ともに優勝を収めている大会。今年も優勝者は世界選手権(8月15日~18日、アメリカ・ジェンコンにて)への参加出場権と、旅費補助10万円の副賞が与えられる。

22日の予選は基本セットと最新の拡張セット『暗黒時代』のみで4ゲーム、23日の決勝は全ての拡張セットで5ゲーム行われる。

「ホビージャパンゲームフェスティバル2013」は3年連続となる開催で、ほかに『世界の七不思議』日本選手権や新作体験、物販などが行われる。大会に参加しない場合は入場無料で楽しむことができる。

ホビージャパンゲームフェスティバル2013

ホビージャパン、5~8月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは5月上旬から8月下旬に発売する予定の輸入ゲームリストを発表した。8月にアメリカで行われるゲームイベント「ジェンコン」で発表される新作がメイン。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

タイム&スペースタイム&スペース(Time 'n' Space)
T.シュターペルフェルト作/エッガートシュピーレ(ドイツ)/3~4人/30分/5880円/7月下旬
砂時計を使ったリアルタイムの商取引ゲーム。宇宙司令室の指揮官となって、惑星の生産や輸送や需要の管理を執り行う。1回のアクションは砂時計でちょうど1分かけなければならず、自分の砂時計は2個しかない。30分間(入門編は12分)にこの2つの砂時計を操り、できる限り多くの産物を生産して、配送しよう。

TimenSpace2.jpg

キャッセランキャッセラン(Castellan)
スティーヴ・ジャクソン・ゲームズ(アメリカ)/2人用/30~45分/5040円/7月下旬(青・赤)、8月下旬(緑・黄)
プラスチック製のコマが豪華な建設ゲーム。両プレイヤーが協力して城を建てる。城壁と塔を組み合わせて中庭を広げ、中庭ができたら、砦を建てて中庭を陣取りする。うまく城のパーツを配置して、相手に点数を与えることなく、自分だけ得点ができるパターンを作ろう。青&赤と、緑&黄の2バージョンがあり、合わせると3~4人でプレイすることもできる。

キャッセラン

空と蒸気の王空と蒸気の王(Kings of Air and Steam)
S.アルムズ作/テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)/2~7人/90~120分/7980円/7月下旬
幅広い人数に対応する飛行船と鉄道を使う輸送ボードゲーム。20世紀の初め、工場の製品を集荷し、飛行船で郊外へ運び、郊外からは鉄道で都市まで輸送する。これをより安く、より早く、よりうまくやり遂げなくてはならない。キャラクターの特殊能力を利用して飛行船を改良し、最も優れた空と鉄の交通網を作り上げ、空と蒸気の王の称号を手に入れよう。

ダンジョンロールダンジョンロール(Dungeon Roll)
C.ダーデン作/テイスティ・ミンストレル・ゲームズ(アメリカ)/1~4人/15分/3150円/8月下旬
ドラゴンを倒して宝を手に入れるファンタジーダイスゲーム。プレイヤーは、傭兵、はたまたハーフゴブリン、あるいは女呪術師などの様々なキャラクターとなり、それぞれ特別な能力を使い、モンスターを倒して経験点を獲得していく。ドラゴンのすみかでドラゴンを倒し、莫大な財宝を手に入れるのは誰か。適切な判断力と、いくばくかの運が試される。

ゾンビパニックゾンビ・パニック(Dead Panic)
J.デ・ウィット作/ファイアーサイドゲームズ(アメリカ)/1~6人/90分/7980円/8月下旬
迫り来るゾンビを退ける協力ゲーム。世界はよみがえったゾンビたちであふれており、生き残ったプレイヤーたちは迫りくるゾンビの群れから逃れなければならない。残る食糧や水はわずかだが、みんなで協力し、無線機を修理できれば救助がやってくる。ゾンビによって殺されてしまったプレイヤーは脱落せず、仲間だったプレイヤーを襲う。

巨大イカの逆襲アイランド拡張セット:巨大イカの逆襲(The Giant Squid) ストロングホールドゲームズ(アメリカ)/2~4人/45~60分/1470円/5月下旬
沈みゆく島から脱出するB級パニックムービー風ボードゲームに巨大イカが登場。巨大クジラで恐るべき触手に対抗しよう。『アイランド』の初版『サバイブ』からの収録。

イルカの来援アイランド拡張セット:イルカの来援(Dolphins & Dive Dice)   ストロングホールドゲームズ(アメリカ)/2~4人/45~60分/945円/5月下旬
群れをなして姿を現したイルカたちが救いの手を差し伸べる。『アイランド』の初版『サバイブ』からの収録。

2013年3〜4月のアクセス解析

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アクセスの多かった記事ランキング(セッション数)
1.ゲームマーケット2013春:国産オリジナル新作リスト 2035
2.フジテレビで人狼番組、3月27日深夜 1712
3.月刊少年サンデーにボードゲーム漫画 1680
4.ボードゲームデザイナー連盟が著作権を求めて署名活動 1547
5.『アグリコラ:世界選手権デッキ』日本語版、3月下旬発売 1241
6.『ピックス』日本語版、4月中旬発売→7月上旬 1217
7.クニツィア京都旅行 1141
8.『テラミスティカ』日本語版発売 1135
9.バンダイ、『ソードアート・オンライン』を協力型デッキ構築で発売 1116
9.京都にボードゲームカフェ、5日オープン 1110

春のゲームマーケットまでの2ヶ月、最も注目されたのは国産オリジナル新作リストでした。これをもとに5月26日まで、評価アンケートを行なっています。ご協力をお願いします。2位にはフジテレビの深夜番組『人狼』でした。こちらは現在、オンデマンド放送で視聴できるほか、次回放送も決定されています。訪問数は125,606、ユニークユーザー数が32,029、ページビュー数は189,434となっています。1日平均のページビューは3,105でした。

キーワードランキング(ゲーム名)
1.テラミスティカ 731
2.アウグストゥス 369
2.アグリコラ世界選手権デッキ 369
4.アンドールの伝説 299
5.村の人生 289
6.ガッチャ 270
7.アーキペラゴ 248
8.エルファーラウス 237
9.サンファン 228
10.おかしな遺言 218

ゲーム名での検索は、日本語版が発売された『テラミスティカ』がダントツの1位。2位にはニュルンベルクでスイスのハリケン社が発表した『アウグストゥス』と、限定で発売され話題となった『アグリコラ世界選手権デッキ』がランクインしました。パーティーゲームの『ガッチャ』と、クニツィアの来日に合わせてメビウスゲームズが用意した『エルファーラウス』が入っているのが目を引きます。
いつもご愛読頂きありがとうございます。

新大阪でボードゲームのフリマ、5月3日

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第2回ボドゲフリマ同人ボードゲームサークルの高天原は5月3日(金祝)、交流センターひがしよどがわ(JR新大阪駅徒歩5分)にて、第2回ボードゲームフリーマーケットを開催する。入場無料。

遊ばなくなったボードゲームを持ち寄って床売りするイベントの第二弾。出店する10団体は次の通りで、創作ゲームサークルから専門店まで並ぶ。

たなごころ、Chicken Dice Games、ゲームNOWA、コザイク、ゲームストア バネスト、ボードゲームフリークス、MoBゲームズ、みさき工房、TANSANFABRIK、高天原

開場時間は14~18時。前回の反省を踏まえ、13時以前の来場を控える呼びかけがなされている。16時頃からは、TTBこと富本尚志氏の主催による公開オークションが行われる。プレイスペースはないので、入手したボードゲームを早速遊びたい場合はキウイゲームズ(21:30まで)へ。

会場は体育館で土足厳禁のため、会場のスリッパがなくなることも予想される。裸足や靴下での移動を避けるため、内履きを持っていくとよいだろう。また、外履きを入れるビニール袋も忘れずに。詳細は下記ページにて。

ボードゲームフリーマーケット

ドイツゲーム賞2013、投票始まる

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ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞の投票が、インターネット上で始まった。誰でも投票できる。7月31日まで。

対象となるのはエッセン国際ゲーム祭2012からニュルンベルク玩具見本市2013までの時期に発表された新作。下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名、さらにキッズゲームも1タイトルを記入する。

下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。

受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。クリックしないと無効になるので注意。

日本ではまだ一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン国際ゲーム祭にて行われる。

近年の受賞は『村の人生』(2012)、『世界の七不思議』(2011)、『フレスコ』(2010)、『ドミニオン』(2009)、『アグリコラ』(2008)。コアな愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるフリークゲームが選ばれる傾向にある。

Deutscher Spiele Preis:Abstimmung

アンケート:収納状況

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Q.71:あなたの家のボードゲーム収納状況は?(2013年4月)

A.まだ余裕がある 58票(23%)
B.ほぼいっぱい 79票(31%)
C.溢れ返っている 117票(46%)

年々発売タイトル数が増えるボードゲーム。厳選して買っているつもりでも、いつの間にかボードゲーム置き場がなくなっていきます。押入れの中、棚の上、机の下・・・・・・やがて、床の上に平積みになり、足の踏み場もなくなっていきます。

そんな収納状況をお尋ねしたところ、すでにキャパシティをオーバーしている方が半数近くに達し、ぎりぎりの方もふくめると8割近くが、置き場所がない状況であることが分かりました。今後、中古市場の活性化や、買い控えによる新作売れ行きの鈍化も予想されます。

日本家屋は狭いので、置き場所がすぐなくなるという話もあります。しかし3月のR.クニツィア博士講演会で、「ボードゲーム好きな家は台所の食器棚にもボードゲームが入っている」というジョークが出たり、エイプリルフールに、シュピールボックス・オンラインが「収納スペースの圧迫に対処するため、EU委員会がボードゲームの箱の大きさに応じた課税を決定」などというニュースを流すなど、この悩みは日本だけのものではないようです。

5月のアンケートは、ゲームマーケットで発売された同人ゲームについてです。4月28日のゲームマーケット2013春では、過去最多の137タイトルの新作が発売されました。シリーズもの、再販、試作品も含めれば、タイトル数はさらに増えます。今や、ゲームマーケットの主役といってもよい存在ですが、実際にどれくらいの方が遊ばれているのかをお尋ねします。回答時点での状況でお答え下さい。

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