2014年2月アーカイブ

フランス年間ゲーム大賞2014に『コンセプト』

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2月28日から3日間にわたって開かれているカンヌ国際ボードゲーム祭の前夜祭にて、金のエース・フランス年間ゲーム大賞(As d'Or - Jeu de l'Année)が発表された。大賞には、コミュニケーションゲームの『コンセプト(Concept)』が選ばれた。

フランス年間ゲーム大賞は6~7人の審査委員によって選ばれており、これまでの受賞作には『アンドール』『タケノコ』『髑髏と薔薇』が選ばれている。先月にノミネートリストが発表され、その中からの選出された。

大賞を受賞した『コンセプト』は、アイコンを使ってお題を表現し、いち早く当てるコミュニケーションゲーム。ボード上にたくさんのアイコンやイラストが描いてあり、お題カードを引いたプレイヤーはプレゼント、おもちゃ、雪で「クリスマス」など、それぞれのアイコンにコマをおいてヒントを出す。日本語版が数多く発売されているルポ・プロドゥクシオン社(ベルギー)の製品だが、言語依存があるため、国内での取り扱いはまだない。

コンセプト(コンポーネント)

キッズゲーム部門にはバランスゲームの『ゆらゆら海賊船(Riff Raff)』(ツォッホ出版)、エクスパート部門には建築家たちの名声競争『ブリュッセル1893(Bruxelles 1893)』(パールゲームズ)、審査員特別賞にはミニマルな建設ゲーム『中世の建築士たち(Les Batisseurs)』(ボンビクス)が選ばれた。ノミネートには、フリーク向けからキッズゲームまで多彩なゲームが入っている。

【アスドール・フランス年間ゲーム大賞2014】
大賞:コンセプト(Concept / G.ビュージャノ&A.リヴォル作 / ルポ・プロドゥクシオン)
キッズゲーム部門:ゆらゆら海賊船(Riff Raff / C.カンツラー / ツォッホ)
エクスパート部門:ブリュッセル1893(Bruxelles 1893 / E.エスプレマン作 / パールゲームズ)
審査員特別賞:中世の建築士(Les Batisseurs / F.アンリ / ボンビックス)

Tric Trac:Et l'as d'Or jeu de l'année est...
Festival International des Jeux:As d'Or - Jeu de l'Annee

『放課後さいころ倶楽部』作者のお気に入り

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今月発売されたボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』で、作者の中道裕大氏が巻末に掲載したお気に入りベスト5が、愛好者の間で話題となっている。すべてドイツゲームで、シンプルなルールと適度なインタラクションが作者のツボにはまったようだ。『アグリコラ』を除けば、所要時間が45分と短めなのもポイントと思われる。

比較的新しい作品ばかりだが、すでに入手難になっているものもあり、ボードゲームスパンの短さが嘆かれる。そこで入手可能性と、同じ作者の作品を紹介しよう。

1位:アサラ(Asara)
部材を集めて塔を建てる建設ゲーム。部材を取るのに手札のカードを出すが、前に出ているカードと同じ色しか出せないという縛りによって駆け引きを生んでいる。得点を増やすには塔を高くしたり、レアな部材を手に入れたりしなければならないが、それだけ競争も激しく、難しくなる。「ジレンマはあるが、息苦しくなく、初心者からゲーマーまで一緒になって楽しめるイチオシゲーム!!」(中道氏)W.クラマー&M.キースリング作、ラベンスバーガー社(ドイツ)、2~4人用、9歳以上、45分、2010年。ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞5位、オーストリアゲーム賞大賞を受賞。
現在、日本国内の流通はなく、ヤフオクか個人輸入でしか入手できない。作者のクラマーとキースリングはコンスタントに新作を発売しており、『カッラーラ』(2012年)『炭鉱讃歌』(2013年)であれば入手が容易だろう。

2位:アグリコラ(Agricola)
中世ヨーロッパが舞台の農業ゲーム。資材を集めて家を増築したり、牧場を作って家畜を飼ったりする。さまざまな効果をもったカードの組み合わせにより、毎回多様な戦略が楽しめる。ルールも所要時間も長いゲームであるにも関わらず、『ドミニオン』と並んで熱烈なファンが多い。「膨大な枚数のカードもあいまって、一生遊べるヘビーゲーム!」U.ローゼンベルク作、ルックアウトシュピーレ社(ドイツ)、1~5人用、12歳以上、30~150分、2007年。ドイツ年間ゲーム大賞特別賞、ドイツゲーム賞1位、国際ゲーマーズ賞1位など。
日本語版は現在品切れとなっているが、定期的に入荷しているので、焦らずに待つとよいだろう。作者のローゼンベルクの作品はほかにも『ル・アーブル』(2008年)『祈り、働け』(2011年)『アグリコラ:牧場の動物たち』(2012年)などたくさん日本語版になっている。

3位:ケルト(Keltis)
カードを出して5つのコースにあるコマを進めるすごろく系のゲーム。少し進んだだけで終わるとマイナスなので、進むか、進まないでおくかのジレンマがある。「シンプルなシステムだけど、悩ましいジレンマがあって大好きなゲーム!」R.クニツィア作、コスモス社(ドイツ)、2~4人用、10歳以上、30分、2008年。ドイツ年間ゲーム大賞受賞、ドイツゲーム賞8位。
日本国内の流通は店頭在庫程度。作者のクニツィアは昨年来日しており、そのときに発表された『京都』(2013年)ほか、ジレンマあふれる作品がたくさんある。

4位:カルカソンヌ(Carcassonne)
フランスの城塞都市を広げていくタイル配置ゲーム。毎年世界選手権があり、今年も国内予選が行われることになっている。「最初はピンと来なかったけど、タイルの構成を覚えたらとたんに楽しくてしかたなくなった!」K.J.ヴレーデ作、ハンス・イム・グリュック社(ドイツ)、2~5人用、8歳以上、40分、2000年。ドイツ年間ゲーム大賞受賞、ドイツゲーム賞1位。
日本語版は2009年に発売され、切れることなく流通している。拡張セットもたくさん発売されているので組み合わせて遊ぶのも楽しい。

5位:オレゴン(Oregon)
建物や人を配置していく西部開拓ゲーム。出したカードの座標に配置して、建物と人がとなりあうところに置かれると得点になる。「オーソドックスで地味だとか言われるがいいの! 素直でわかりやすくて大好き!!」H.ベルイ、A.ベルイ作、ハンス・イム・グリュック社(ドイツ)、2~4人用、8歳以上、45分、2007年。作者はノルウェー人夫婦で、翌年に北欧版が発売され、スウェーデン、フィンランドの年間大賞にノミネートされている。
日本国内の流通はすでになく、ヤフオクか個人輸入でしか入手できない。同じ作者の作品としては『ラッタス』(2010年)、『パケット・ロウ』(2013年)がある。

ツイートでは6位以下も挙げられている。こちらも時間が短めの作品が多い。

作者は「まだ遊んだことのない名作は山のようにあるので明日にでも変動する可能性はあります」「このランキングを見て『じゃあ、中道クンこれも好きなんじゃないかね』というゲームソムリエの皆様はぜひおすすめゲームを教えてください」と書いてあり、これからどのように変わっていくかも注目される。

オークション狂想曲(Going, Going, Gone!)

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要らないのに熱くなり

オークション狂想曲

ヤフオクでボードゲームに入札するとき、結構高額になっているのに熱くなってしまって、競り落としてから「本当にこれだけの価値があったのだろうか」と思ったことはないだろうか。自分の中では上限を決めていても、簡単に取っ払ってしまう。競りの魔力である。

そんな競りの魔力を味わえるのがこの作品。ほしい商品を、カップの中にコマを入れて競るリアルタイムアクションゲームだ。動画でボードゲームを紹介しているS.ニコルソン氏がデザインした作品で、ゴールデンギーク賞のパーティーゲーム部門にノミネートされている。

5つのカップのそばに、それぞれカードを1~2枚並べてスタート。オークショニア役の人が、10数える間に、手持ちの札束コマをほしいカップの中に入れる。10数え終わったら、カップの中を見て、一番多く札束コマを入れていた人が落札。これを7回繰り返して、落札したカードのコレクション(国別、ジャンル別)と、残った札束コマの合計が多い人が勝つ。ゲーム中に札束コマがなくなったらいつでもコレクションを換金できるというだけのルールだ。

みんなできるだけ少ない個数で競り落としたいので、誰かが1個入れれば2個入れ、それを見てまた誰かが2個入れるというようにじわじわ増えていく。たくさん入れてほかの人の追随を諦めさせることも時には必要だ。5つのカップが同時進行しているので、なかなか冷静ではいられない。たくさんコマが入っているからといって、自分がほしいものとは限らない。

ひと通り2個ぐらいずつ入れておいてみんなを消耗させ、必要なものはちょっとだけ積み増すという作戦でbashiさんの勝利。私は皆が興味なさそうな「中国」と「車」に集中して集めたが、もう少しで初期資金を下回りそうなくらい、無駄遣いしてしまった。冷静に、冷静にと思っても、カウントダウンが0近くなるとついたくさん投げ込んでしまいたくなるのが恐ろしい。

Going, Going, Gone!
S.ニコルソン/ストロングホールドゲームズ(2013年)
2~6人用/8歳以上/20分

山崎・ロバート、ゲームストア・バネストで盛り上がり

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名古屋テレビ(6ch)が本日24:20から放送する「ザキロバ!アシュラのススメ」にて、名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストが登場する。

毎週放送の深夜バラエティ番組で、今週の特集は「専門店のススメ!」。レギュラーの山崎弘也氏(アンタッチャブル)、秋山竜次氏・馬場裕之氏・山本博氏(ロバート)が、ゲストの道端アンジェリカ氏と、名古屋の専門店を訪れる。世界のボードゲームが300種類揃う専門店として登場するゲームストア・バネストでは、『バルバロッサ』や『おばけキャッチ』を実際に遊ぶ。

番組は名古屋テレビのほか、青森(水曜深夜)、大分(水曜深夜)、九州(金曜深夜)の朝日放送などで見ることができる。お近くの方はお見逃しなく。また、ホームページでは予告編の動画がアップされている。

メ~テレ:ザキロバ!アシュラのススメ

メイクルール(Make Rule)

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メイクドラマ

メイクルール

最初にカードを5枚配り、2枚が表、3枚が手札。ルールはまだない。1人3回ずつ「ルール」を提案し、多数決で決める。そんなプレイヤーまる任せの国産カードゲーム。『フランケンデリバリー』のYbYゲームズによる作品で、ゲームマーケットで頒布された。『みんなで決めたこと(Die regeln wir schon)』というドイツゲームがあるが、それ以上に自由度が高く、クリエイティブである。

自分が勝つように、都合の良いルールを提案する。「手札のカードの数字の合計が一番小さい人が勝ち」「絵柄が5種類揃っていれば勝ち」など。絵柄は戦車、ミサイル、爆弾、核爆弾、戦闘機、潜水艦(物騒だが、シュールなほどコミカルに描かれている)があり、「核爆弾は爆弾とみなす」などといったルールも可能だ。ただし、自分だけに都合のよいルールは却下されてしまうから、少し緩めにして、ほかの人に賛同の余地を与えないといけない。その辺りのさじ加減が難しい。

メイクルール(ルール)採用されたルールは、メモなどに記入していく。今回のゲームで採用されたのは右の写真のルール。「種類×合計数が少ない人が勝ち」と「3があると勝負に参加できない」が強烈で、そのための対策がほかのルールとなっている。ちなみに、勝負に関するルールは原則として後のほうを優先、手札の処理に関するルールは決まった順に行うこととした。

4人プレイで20分ほど。ほかの人の提案から、だんだん手札の内容が読めてきて、それを推理しながら次の提案をしていくところが面白い。少ない人が勝つルールの中で、「1枚捨て札にできる」「もう1枚捨て札にできる」の提案が通ったが、追いつかなかった。同着でtomokさんと神尾さんの1位。同着の場合どうするかというルールも提案できたかもしれない。

Make Rule
作者不明/YbY Games(2013年)
3~7人用/8歳以上/15~30分

『嘘の見抜き方』

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26年、検事を務めた著者が自らの経験に基づいて嘘の見抜き方を教える本。一般社会では嘘を見抜かなければいけない場面は滅多にないと思うが、『人狼』はじめ嘘をつくゲームで参考になる。

まず嘘をつく人に表れる「嘘反応」から、嘘に勘づかなくてはならない。嘘反応には、言葉と態度の2種類がある。大事なことを覚えていない、聞かれた質問に答えない、話のリズムが突然崩れる、聞き返す、断定を避ける言葉を使う、過剰な誇張(「天地神明に誓って」)、しゃべりすぎる(確かに人狼で一番怪しまれるパターン)などが言葉の嘘反応、作り笑い、つま先の方向がこちらを向いていない、腕時計やアクセサリーをいじる、下唇を噛むなどが態度の嘘反応である。「目を見て話せ」は逆効果。プロの詐欺師はむしろ、目をそらさないで嘘をついてくるそうだ。

そして嘘を暴く質問として、オープンクエスチョン(5W1H)、言い訳より事実の確認、核心より外堀、相手の飛びつく優しい質問などが挙げられている。「人狼ですか」と聞くよりも、「誰が人狼だと思いますか」とか、「あなたはさっき誰々に投票しましたね」ということだろう。

その後に難しい敵の攻略法や、社会は嘘をどう扱うかといったテーマもあり、嘘というタブーにどんどん切り込んでいる。

嘘の見抜き方を教えるということは、見抜かれない方法を教えるということでもある。上記のような嘘反応を出さないようにして臨めば、また一段上の楽しみ方ができるかもしれない。

ゲームマーケット2014春:出展者二次募集

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ゲームマーケット2014春(6月1日(日)、東京ビッグサイト)の出展者二次募集が、2月21日から開始された。3月3日13時まで。

1月に行われた一次募集で、申し込みが規定数に達しなかったための措置。30ブースほどの募集で、応募が上回った場合は抽選となる。申し込みを忘れた方、新たに出展したくなった方にはよいチャンスだ。

出展形式は一般ブース、企業ブースの2種類で、出展料はそれぞれ6300円と39900円から。オプションでイベント卓をつけることもできる。詳細は下記リンクにて。

ゲームマーケット2014春:ご出展のみなさまへ

『王と枢機卿』日本語版、3月11日発売

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王と枢機卿日本語版ゲームフィールドは3月11日、ドイツの名作陣取りゲーム『王と枢機卿(Kardinal und König)』日本語版を発売する。3~5人用、12歳以上、45分、5775円。

『コロレット』『ズーロレット』の作者M.シャハトのデザインで2000年に発売されたボードゲーム。ヨーロッパの各地に修道院を建設し、また枢機卿を送り込んで勢力を増やす。カードを出して、対応するエリアにコマを置き、エリア最多を狙うというオーソドックスな陣取りゲームながら、エリアがからみ合うためジレンマを生み出している。ドイツ年間ゲーム大賞候補に選ばれ、ドイツゲーム賞8位に入った。2014年の今では珍しい、骨太のドイツゲームだ。

その後、舞台を中国に変えて2005年、『チャイナ(China)』というタイトルでリメイク。どちらも絶版になっているが、舞台がヨーロッパということもあってこちらのほうが中古市場で人気を集めていた。今は活動休止しているレーベル「ゴルトジーバー(Goldsieber)」の最盛期の作品ということも人気の一因となっている。

今回の日本語版では、オリジナル版にはなかった3~4人用マップと、拡張セットの「バチカン」「対決」も同梱されている。

ゲームフィールドが手がける日本語版は昨年9月の『ムガル』に続いて2タイトル目。3月9日(日)のゲームマーケット2014大阪で同ブースから先行販売された後、11日からボードゲーム専門店に発送され、発売されることになっている。

ゲームフィールド:「王と枢機卿」発売日等について

ウルル(Uluru)

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結構、両立できます

ウルル

ランダムに指定された8つの条件を満たすようにコマを並べる早解きパズルゲームで、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リストに入った作品。コスモス社(ドイツ)が『ウボンゴ』以来、こういったパズルゲームをシリーズ化している。作者はデンマーク人の建築家で、この春にコスモス社から『ディメンション』、フッフ&フレンズから『ハラパ』という新作をリリースする。どちらもパズル系ゲームだ。

各自がもっている8つのコマについて、それぞれ条件が決められる。「白いコマは赤いコマの向かい」「赤いコマは黒いコマのとなり」「黄色いコマは黒いコマと向かいでもとなりでも行けない」・・・これらをできるだけたくさん満たすように考えてコマを並べる。砂時計が落ちる前に。

砂時計が終わったら合っているか1枚ずつ確認。条件を満たせなかったり、置けなかったりしたら-1点となる。6ラウンド行って、合計失点の最も少ない人が勝ち。カードには難易度があり、適宜調整することができる。レベル5の「ある色の条件の逆」が大変ややこしい。さらに、1色に2つの条件をつけたりすることも可能で、相当混乱できる。

5人プレイで20分ほど。まず適当に並べ、どの色から着手したらいいか考えて並べ替えるという作戦で私の1位。みんな時間いっぱいまで悩むので、『ウボンゴ』のような、周りができたのに自分ができていないという焦りがないのがいい。それに適当に並べたのが偶然うまくいくこともある。パズルなのに運の要素も取り入れられたところが面白い。

Uluru
L.ルショー/コスモス(2011年)
1~5人用/8歳以上/30分

ウィンタースポーツのボードゲーム

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冬季オリンピックが巷で盛り上がっているのを受けて、ウィンタースポーツのボードゲームをまとめてみた。発売時期が、冬季オリンピックと重なっていたりして面白い。

トップカーリング(Top Curling)
メガハウスから販売されていた日本カーリング協会公認のカーリングゲーム。ストーンの下には金属のボールが入っていて、氷の上を滑るように進む。ストーン4個と、ハウス(同心円)のシートが入っており、交互に転がして中央に近いほうが得点という、簡易化されたルールで遊ぶ。2006年(トリノ)。→Amazon.co.jp:トップカーリング

ケイブマンカーリング(Caveman Curling)
こちらはフランスのカーリングゲーム。原始人たちが洞窟で遊んでいるという設定である。ストーンのコマはおはじきで飛ばすが、ストーンを移動させたり、後から飛ばしたりする選択肢があるなど、単なるアクションゲームではない。2010年(バンクーバー)。→Amazon.co,jp:ケイブマンカーリング
ケイブマンカーリング

フィギュアGP(Figure GP)
女子フィギュアスケートをテーマにした韓国のゲーム。ジャンプなどのカードを出してプログラムを作る。ショートプログラムとフリープログラムがあったり、難易度の高いジャンプはダイス判定だったりと本格的な作りだが、一番リアルなのは選手選びで、キム・ヨナ選手や浅田真央選手風のキャラクターが登場する。2010年(バンクーバー)。→Amazon.co.jp:フィギュアGP
フィギュアGP

爆走スノボー(Schussfahrt)
スノーボードのレースを描いたドイツのゲーム。ヒマラヤが舞台で雪男が登場し、雪球をぶつけて転倒させてくる。雪男で転倒させるには、マス目にある数字より大きな数を出さなければならないが、うまくいけばライバルを一気になぎ倒すことも。ゴールすると得点が高いボーダーから狙われる。2001年(ソルトレイクの前年)。
爆走スノボー

パラレルターンパラレルターン(Parallel Turn)
コナミ社が発売したアルペンスキーのカードゲーム。カードを出してコースを滑り降りていくが、転倒などのアクシデントも。1991年(アルベールビルの前年)。

スキージャンプゲームスキージャンプゲーム(Ski Sprung Spiel)
ジャンプの飛距離を競うドイツのゲーム。ダイスでスタートポジションが決まり、イベントカードで風などの影響を受ける。団体戦も可能。箱がそのままジャンプ台になっている。2005年(トリノの前年)。

ラコタ(Lakota)

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うっかりを誘う

ラコタ

丸い盤の上に棒を置いていって、手持ちの棒を早くなくすことを目指すボードゲーム。ポルトガルのメーカーから2004年に発売された『タッソ(Tasso)』のドイツ語版で、作者はフランス人。驚くほどシンプルなゲームだが、観察力と、手先の器用さの両方が問われる。

手番には、手持ちの棒を1本、寝かせて置くだけ。盤からはみだしてもよいが、立てたり、ほかの棒に触れたりしてはいけない。

2本の棒の上に橋を渡すように置くと、続けてもう1本置ける。これによってほかの人より棒を減らすのだ。もちろん、ほかの人には簡単にそうさせないよう、うかつに棒を近づけて置かないようにする。しかし、棒が盤上に広がるにつれて、どうしても近いところが出てきてしまう。自分の番にチャンスが訪れるかどうか。「うーん、この距離なら上に置けそうだけど・・・。」観察力が大事である。

きわどいときには、棒が崩れたり、動いたりしてしまうこともある。そうなると落ちた棒のほかに、右どなりから1本受け取らなければならない。棒が入り組んでくる後半は、狭いところにうまく棒を落とし込めるかという手先の器用さが問われる。

4人で10分ほど。「うっかりゲーム」と聞いていたが、確かにうっかり2本のすき間を近づけてしまって次の人がラッキーという展開が多かった。みんな慎重にプレイしたせいか崩れることは1回もなし。私のうっかりに乗じてKさんの勝利。距離が広くて無理そうなところでもどんどん置いていく攻めの姿勢がもっとあったほうがよいかもしれない。『ジェンガ』のようなスリルではなく、置く場所をじっくり考えるところを楽しむゲームである。

Lakota
P.プルー作/コスモス(2012年)
2~4人用/8歳以上/30分
ショップ検索:ラコタ

『チケット・トゥ・ライド:10周年記念版』多言語版、6月上旬発売

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チケット・トゥ・ライド10周年記念版先日お伝えした『チケット・トゥ・ライド:10周年記念版』が、ホビージャパンの取り扱いにより他言語版で国内発売されることが分かった。2~5人用、13歳以上、30~60分、12960円。6月上旬発売だが、受注生産のため注文は2月いっぱいで締め切られる。注文はボードゲーム専門店にて。

『チケット・トゥ・ライド』ファン向けのコレクターズ版。ゲームボードは、新規にイラストを描きおろして大型にし、列車コマ収納用の金属ケースをコマの色ごとに同梱。列車コマは細かいディテールが施されている。列車カードも一回り大きくなり、拡張セットから行き先チケットを追加した。ルールブックは、日本語を含む12か国語で記載されている。

2/21追記:「限定版」ではなく、売り切れた場合は再生産されるとのことでしたので、お詫びして訂正いたします。

チケット・トゥ・ライド10周年記念版(列車コマ)

聖書をテーマにした国産カードゲーム『バイブルハンター』3月発売

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バイブルハンターキリスト新聞社(埼玉県和光市)は3月、聖書を題材とするカードゲーム『バイブルハンター』を発売する。デザイン・中村誠、グラフィックデザイン・TANSAN&Co.、イラスト・ましう&NORIKO、3~5人用、8歳以上、15分、2100円。3月9日のゲームマーケット2013大阪で先行販売され、全国のボードゲーム専門店で取り扱われる。

「バイブルハンター」となって、モーセやペドロなど聖書に登場する預言者や使徒を召喚して、世界に散らばった聖書を集めることが目的。「五つのパン」「ぶどう酒」などで聖書の得点を上げたり、「サタン」や「迫害」などのマイナス点のカードを対戦相手に押し付けることもできる。

創業68年目を迎えるキリスト教出版界の老舗が発行し、フレーバーテキストは同社発行の『新共同訳 聖書辞典』に準拠。表記はカトリックとプロテスタントの双方で使用されている「聖書 新共同訳」に基づいている。現役の牧師が監修を手がけ、神学的な根拠についても配慮して制作されるなど、本格的な内容。

ゲームデザインを手がけた中村誠氏は、『はやぶさ君の冒険』や『ボイン星人襲来!!』などの作品がある。今回の作品については「テキスト効果満載のコロレット」「まれにカードの組み合わせでオモシロシチュエーションになってしまいます」などとコメントしている。キリスト新聞社にも、教育ゲームやネタゲーにしない意気込みがある。キリスト新聞社では、今後も「聖書コレクション」シリーズを予定しており、宗教作品という異色のコラボが注目される。

松ちゃんの教室:聖書カードゲーム「バイブルハンター」3月8日先行販売!!

ボードゲームリンク集:ポッドキャスト

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ボードゲームのポッドキャストのリンク集です。仕事中に流すもよし、ダウンロードして移動中に聴くもよし。熱く語る方がたくさんいらっしゃって幸せな気分になれます。

ほらボド! はてなブックマーク - ほらボド!
momiさん、かおりんさん、ちゅぱみさんが送るボードゲームとホラー映画の紹介ポッドキャスト。特別回ではボードゲーム業界関係者にインタビューを行っています。コンスタントな更新と軽快なトークで飽きさせません。

おしゃべりサニバ ~ボードゲーム大作戦~ はてなブックマーク - おしゃべりサニバ ~ボードゲーム大作戦改~
長崎市のボードゲームカフェ「サニーバード」のマスターと、ボドゲ好きのおじさんのポッドキャスト。毎回いろいろな切り口でボードゲームの楽しさに迫ります。

豚の鳴き声 はてなブックマーク - 豚の鳴き声
姫路のボードゲーム制作サークル「豚小屋」の酢豚さんと相棒のアタックさんが、創作ゲームや地方のボードゲーム事情について語ります。関西でのインタビューや、奇想天外な企画ものが楽しめます。

卓上遊戯の快楽 はてなブックマーク - 卓上遊戯の快楽
富山と福井でボードゲームを楽しんでいるサトウハヤト(はと)氏とysk氏が注目したいボードゲームを紹介。毎回興味深いテーマトークと、新旧・国産輸入を織り交ぜた5タイトルの本格的な批評を行います。

The Game Gallery はてなブックマーク - The Game Gallery Podcast
ゲームサイトThe Game Galleryの管理人HAL99さんが、ゲーム会の感想戦をPodcastでお送りします。過去のゲームにも言及されていてためになります。

シュピール亭 はてなブックマーク - シュピール亭
男性2人が、具体的なタイトル名を挙げながらボードゲームのシステムについて語ります。月1更新。

ナイスガイと老害のボードゲーム概論 はてなブックマーク - ナイスガイと老害のボードゲーム概論
千葉県茂原市でボードゲーム会を開いている「ナイスガイ」こと小林さんと「老害」ことひろしさんの対談ポッドキャスト。

ボードゲームおっぱい はてなブックマーク - ボードゲームおっぱい
バブル大佐とマダム・ザザのおふたりが、Podcastでボードゲームをぼんやりざっくりとご紹介します。実生活とボードゲームを巧みにリンクさせたトークと、息のあった相槌のタイミングが絶妙です。更新頻度は高くありませんが爆発力があります。

今夜もアナログゲームナイト はてなブックマーク - 今夜もアナログゲームナイト
名古屋にお住まいの太陽皇子。さんのポッドキャスト。ゲームストア・バネストの取扱商品をはじめ、名古屋近辺のボードゲームシーンを紹介しています。

ボドゲ仕掛けのオレん家 はてなブックマーク - ボドゲ仕掛けのオレん家
イエローサブマリン秋葉原店にお勤めの蕪木P氏が、個人的におすすめのゲーム紹介や仲間とのフリートークを行っているポッドキャスト。

朝までウボンゴ! はてなブックマーク - モクちゃんの朝までウボンゴ!札幌のプレイスペース「卓屋」スタッフ・モクソンさんと常連さんが送るネットラジオ。ゲーム紹介やインタビューを、フレーバーテキストの音読やお悩み相談をはさみつつ伝えます。ボードゲームになじみのない方に特におすすめです。

ボォFC はてなブックマーク - ボォFC
格闘技「UFC」とボードゲームの愛好者2人が趣味を語り合うポッドキャスト。「ON MIX」では、ゲームマーケットの同人サークルをゲストに招き、制作者の視点でボードゲームを語り合っています。

はてなブックマーク - 大門さいころ倶楽部通信 富山県射水市で創作活動をしているGSひかるさんとひか★りんさんが送るポッドキャスト。通常回と、ズタズタさんが深く切り込むディープボードゲームの回を交互に配信しています。

ボードゲーム数寄語り はてなブックマーク - ボードゲーム数寄語り
ニコニコ動画にボードゲーム関連の動画「卓ゲM@ster」をアップしている円卓Pさんが、ゲストを交えてボードゲームの魅力を語ります。ボードゲーム業界のキーマンを次々とゲストに招いており聞き逃せません。

ひよっこボードゲーム はてなブックマーク - ひよっこボードゲーム
ボードゲーム初心者のうすいさんと、かにたまさんが初めてプレイしたボードゲームについて楽しかったことを話すポッドキャスト。

ワンドロートーク はてなブックマーク - ワンドロートーク
国産ボードゲームパブリッシャー「ワンドロー」のデザイナー木皿儀隼一氏が、毎回さまざまなデザイナーをゲストに本音トークを広げます。ゲストもつられてどんどん深い話にハマり込んでいきます。

レディオ2D6 はてなブックマーク - レディオ2D6
ボードゲームとTRPGについて「2」二人の「D」男子が「6」ロクでもないことをトークするバラエティ番組。

木曜ゲーム会アフタートーク はてなブックマーク - 木曜ゲーム会アフタートーク
大阪のボードゲーム・カフェ「賽翁」で毎週木曜日に催される「木曜ゲーム会」の後に、店主てちゅろん氏と、ゲームデザイナー宮野華也氏が、ゲーム会の話や、近況などを語ります。

はてなブックマーク - するめデイズのかむかむラジオ!
創作ゲームサークル「するめデイズ」のメンバーによる「コーナー企画も満載でお届けするトーク番組」。「ボドゲ警察24時」「ボドゲリサイクル工場」などリスナー参加型のコーナーを設けています。

つれづれ愚者 はてなブックマーク - つれづれ愚者
ボードゲーム好きな新婚夫婦・のざくにさんとちゃもさんがボードゲームの話などを仲良く語ります。

*いかとりにょりのいかがわしいラジオ* はてなブックマーク - *いかとりにょりのいかがわしいラジオ*
関西発、ボードゲーム初心者の女性りにょりさんと、ベテランの男性いかさんが雑談を交えながらボードゲームを語ります。

新生!ミスターのミスみすなんでもやってみるラジオ はてなブックマーク - 新生!ミスターのミスみすなんでもやってみるラジオ
ミスターさんがボードゲームをはじめ面白いことを仲間と語り合うポッドキャスト。

転がる運命(サイコロ)放送 はてなブックマーク - 転がる運命(サイコロ)放送
ゲームマーケットに出展した社会人サークル「転がる運命亭」のポッドキャスト。MCマンガンさん、助手のケイさん、ゲストの部長さんの3人が、アナログゲーム全般についてワイワイ語り合います。

ゆるあーーーーとらじお!! はてなブックマーク - ゆるあーーーーとらじお!!
仙台でボードゲームを制作しているサークルのあかしあさん&ゆたかさんが10分くらいでボドゲを語る番組。

失われた時を求めて はてなブックマーク - 失われた時を求めて
Spookyさんのブログで時折アップロードされているラジオエントリー。レビューがメインです。

ニコボドちゃんねる
『ニコボド|ニコのボードゲーム日記』の音声版。ニュースがメインです。

アソビCafeだてとヒガの今夜も夜アソビ! はてなブックマーク - アソビCafeだてとヒガの今夜も夜アソビ!
神保町のボードゲームカフェから、だてあずみ。オーナーとヒガ店長が送るライブ。

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大阪で活動する高天原/コロンアークのたなやん氏が、ツイキャスでゲストとともに創作ゲームなどの話をしています。

酢〜ぱ〜りにょ はてなブックマーク - 酢〜ぱ〜りにょ
『*いかとりにょりのいかがわしいラジオ*』のりにょり氏が、ほかのボードゲームポッドキャストのパーソナリティーを招いて話しています。


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ふたりはボドキュア! はてなブックマーク - ふたりはボドキュア! ボドブラックとボドホワイトの2人が、日常のダメな力に?犯されたみなさんのお悩みをボードゲームの力で解決する、ゆるボド系女子Podcast。視聴者から投稿された悩みにボードゲームで答えます。

てーげー!!Radio はてなブックマーク - てーげー!!Radio 沖縄で自宅ゲーム会を開いているたまんちゅさん夫妻がボードゲームについて楽しく語ります。ゲーム紹介は初めての方でも分かりやすく、ポイントを絞っています。また、最後に挑戦するボードゲームコントのコーナーが楽しいです。

メタボードゲーム概念的定義多面的追求社会的普及国際的研究室「メタ研」 はてなブックマーク - メタボードゲーム概念的定義多面的追求社会的普及国際的研究室「メタ研」
「メタボードゲーム」の定義と可能性について語るポッドキャスト。ゲストを招いてゲームの本質について切り込んでいきます。

いま話したいボードゲーム(仮) はてなブックマーク - いま話したいボードゲーム(仮)
北海道の大学に通うともかさんたちが2人で送るポッドキャスト。重いゲームも好んで遊んで感想を語り合っています。

ぼどばら はてなブックマーク - ぼどばら
ヤンさんとオオハシさんが送る新感覚ボードゲームバラエティポッドキャスト。ボードゲームを斜めから楽しむことをモットーに、ボードゲーム大喜利や謎かけ、名言などをしゃべります。視聴者参加コーナーあり。

ツジロウサンブログ はてなブックマーク - ツジロウサンブログ
神戸でボードゲームサークルを主催するつじい氏、次郎氏がボードゲームを紹介するポッドキャスト。

ボードゲームのダベリ場 はてなブックマーク - ボードゲームのダベリ場
ボードゲームアドバイザーの鉄狼さんが送るひとり喋りポッドキャスト。同人ゲームをよく取り上げています。

Daily Life is a game はてなブックマーク - Daily Life is a game
三鷹のゲームショップ「テンデイズゲームズ」のタナカマ店長が、テイネさん、つっちーさんと共に「テンデイズラジオ」を放送し、毎回テーマを決めて候補作の中からベストゲームを選んでいます。当サイトで結果をまとめています

ボードゲーム大学 はてなブックマーク - ボードゲーム大学
ゲームサイト「暮しとボードゲーム」の1コーナーとしてスタートしたポッドキャスト。シミーズさんがパーソナリティーとなり、デザイナー研究、ゲーム研究を、インタビューを交えて送ります。

ボードゲーム研究室! はてなブックマーク - ボードゲーム研究室!
関西発のポッドキャスト番組。ボードゲーム歴は浅いという研究員のカワサキ・ヨシダ・ナオエさんたちがゲストを招きながら、わいわいがやがやと話します。ノリとツッコミのテンポがいい軽妙なトークが楽しめます。一世を風靡しましたが2014年9月に終了。

暴走!ボードゲーム暴動! はてなブックマーク - 暴走!ボードゲーム暴動!
神戸でゲーム仲間を募集しているCOOZINさんがソロで始めたポッドキャスト。毎回好きなゲームを1タイトル取り上げて、おもしろおかしく紹介しています。

ドイツゲーム解放区 はてなブックマーク - ドイツゲーム解放区
シミーズさんとタロ吉さんによる季節限定のボードゲームポッドキャスト。エッセン・シュピールやゲームマーケットの新作ゲームについて、ぶっちゃけたところで印象を話し合っています

いまさらゲームクラフト はてなブックマーク - いまさらゲームクラフト
ボードゲームを自作したい大人たちが、ゲームを作るにはどうするのか、何が必要かを語り合うラジオ。ゲームデザインのことから、遊んだゲームの感想まで幅広く取り上げます。

モテゲー男子更衣室 はてなブックマーク - モテゲー男子更衣室 普段ゲームしない女の子とでも遊べそうなボードゲーム『モテゲー』をテーマにレビューするポッドキャスト。「永遠の中2が男子更衣室で交わす、秘密の下衆トーク」です。

フランとアバンと仲間たち はてなブックマーク - フランとアバンと仲間たち
名古屋在住のゲーム好きアバンギャルドさんとフランチェスカさんが、ほかのボードゲームポッドキャスト番組に刺激を受けてスタート。ゲームマーケットで見つけた「魔物ゲーム」を取り上げています。

ミスボドラジオ はてなブックマーク - ミスボドラジオ
都内でゲームサークル「ミスボド」を運営する秋山真琴さんが送る国産ゲーム専門のレビューポッドキャスト。近年注目の国産ボードゲームを取り上げます。

帰ってきた!ボードゲーム研究室! はてなブックマーク - 帰ってきた!ボードゲーム研究室!
人気ボードゲームポッドキャストが、ゲームマーケット大阪を目前にして復活しました。大阪で発表される新作について語っています。

ボドキチ三平 はてなブックマーク - ボドキチ三平
ボードゲーム女子のユリッペ(ユリ)さんが、幼なじみのサンちゃん(三平)にボードゲームを3分くらいで紹介する異色のポッドキャストです。ユリッペさんの思いは三平さんに届くのか、興味深く聴けます。

ぼ~っとゲームラジオ【おっさんのブランチ】 はてなブックマーク - ぼ~っとゲームラジオ【おっさんのブランチ】
「タコラジ!」のナヴェさん、「僕と、嫁さんと、息子と、ゲームと。」のヨースケさん、「非電源ボードゲームで未来のゲームを妄想する」のターコイズさんが3人で送るポッドキャスト。ビデオゲームやボードゲーム周りの楽しさを語り合います。

ちゃがちゃがゲームズ はてなブックマーク - ちゃがちゃがゲームズ
福井の同人ゲームサークルのちゃがちゃがゲームズが、ゲームマーケット大阪に向けて出展準備を語っています。

味園アナログゲーム同好会 定期報告 はてなブックマーク - 味園アナログゲーム同好会 定期報告
大阪・千日前で開催されているゲームサークルでプレイされたゲームの感想や、ボードゲーム関連の四方山話を配信。テンポのいい2人のトークが聴けます。

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TCG、ボードゲーム、その他の趣味について2人で語るポッドキャスト。

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知らぬがボ・ド・ゲ はてなブックマーク - 知らぬがボ・ド・ゲ
トミーさんがボードゲーム紹介や、イベントの報告などを行うポッドキャストです。

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「俺ビュー」のとがりさんと、秋葉原の呑み屋の店主こをたろうさんが、モテるボードゲームを求めて語り合うポッドキャスト。プレゼンの後で女の子が判定します。

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同人ゲームサークルのチキンダイスゲームズさんが、ゲームマーケット大阪に向けて出展準備を綴っています。

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おっさんゲーマーのナヴェさんが送るビデオゲーマーによるビデオゲーマーのためのボードゲーム紹介番組。ビデオゲームのキーワードを足がかりに、ボードゲームの紹介をするのが、ビデオゲームを知らないボードゲーマーには新鮮です。

ぼどげぶ! はてなブックマーク - ぼどげぶ!
コミケでボードゲーム漫画「ぼどげ部」を頒布している同人サークル鯖企画がお送りするボードゲームブログ。ボードゲームをどのように楽しんでいるかを語ります。

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ひげくまごろう夫妻が、好きなボードゲームのコンポーネントについておしゃべりするポッドキャスト。ボードゲームのモノとしての魅力に焦点を当てます。

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愛知・豊橋で2012年から活動している普及団体の短信ポッドキャスト。「国王」さんの近況報告などが聴けます。


非ボードゲームメイン

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同人ゲームサークル「Power9 Games」のメンバーが送るポッドキャスト。2012年のゲームマーケットで『ドランゴズストーン』を発表し好評を博しました。オススメのボードゲームを語ります。

枯れ井戸雑記 はてなブックマーク - 枯れ井戸雑記
「ボードゲーム研究室」第1研究員のカワサキさんと、「タコラジ!」のナヴェさんが、ボードゲームをベースに時事問題を雑談するポッドキャスト。

ねたあとラジオ はてなブックマーク - ねたあとラジオ
大分在住のご夫婦ごえじさんとあこさんが、双子の子どもたちが寝た後に、こっそりボードゲームやマンガ、時には子育てのお話をするラジオ。サイコロジストに取材しています。

ペガの屋根裏部屋 はてなブックマーク - ペガの屋根裏部屋
ペガさんと仲間たちが送るポッドキャスト。映画、サッカー、デジタルゲームなどの中に時折ボードゲームの回が入ります。

僕と、嫁さんと、息子と、ゲームと。(仮) はてなブックマーク - 僕と、嫁さんと、息子と、ゲームと。(仮)
「ゲームのある日常風景と、そんな子育て」としてヨースケさんとアツコさん夫妻が、2005年に生まれたお子さん、ビデオゲームやアナログゲーム、その周りの出来事について語ります。

ゲームモゴモゴ はてなブックマーク - ゲームモゴモゴ
ゲームデザイナーのたかなべさん、看護師のヨースケさん、イラストレーターのかわのさん、見習いグラフィッカーのよしのさんが、ゲームのことをモゴモゴ話すポッドキャスト。

狭くて浅いやつら はてなブックマーク - 狭くて浅いやつら
様々なオタクカルチャーに対し、その場のノリと雰囲気だけで感想やあれやこれやを語り合う、ゆるい文化系ポッドキャスト。リンク先はボードゲームの回です。

魁!オレ論塾 はてなブックマーク - 魁!オレ論塾
音楽、マンガ、社会学、ビジネスなど、とっておきの「オレ論」を持つ講師をゲストに呼んでのトーク系ラジオ。リンク先はタンサンファブリーク、その次は賽苑、さらに秋口ぎぐる氏が登場しています。

桜川マキシム はてなブックマーク - 桜川マキシム
毎回ニッチなテーマで大阪市内某所から発信されているポッドキャスト。リンク先になっているボードゲームの回は、「ゲームマーケットで石を投げれば童貞に当たる」という発言で物議をかもしました。


海外

The Dice Tower Network
ボードゲームレビュアーのT.ヴァーセル氏らがまとめているポッドキャストのおすすめリンク集。

Boardgame Geek: Podcast
ボードゲームギークにまとめられているポッドキャストのリンク集。170以上が登録されています。

Who What Why?
ゲームデザイナーとともにゲームデザインについて語るポッドキャスト。

リトルデビル(Little Devils)

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目立ったら悪魔のえじき

リトルデビル

カードをできるだけ取らないようにするチキンレースゲーム。『ニムト』のように取ったカードの悪魔マークが、失点になる。頼むから、悪魔がいっぱいのそのカード、自分のところに来ませんように!

全員が1枚ずつ出して、負けた人が全部取るという流れだが、誰が負けるかに工夫がある。そのカギは2番目に出されたカードだ。この数が最初に出されたカードの数より大きいと、ほかのみんなも大きいカードを出さなければならない。そして負けるのは、一番大きいカードを出した人だ。だから、最初のカードを上回るぎりぎりのところを出したいが、そんなに都合よく手札はない。

2番目に出されたカードが最初より小さければその逆。みんなも小さいカードを出して、一番小さいカードを出した人が負ける。どちらの場合も、最初の数より大きい(小さい)カードがない人がいたら、その人の負けとなる。

一番大きい数字は54である。最初の人が49を出して、次の人が52とか出したらもうたいへん。条件に合うのは50、51、53、54しかない。これらのカードがなくて負けそうな人はいるのか、それともみんな50以上のカードを出して頑張るのか。その狭い範囲のカードを出して「もってるのか!」といわれるのが気持ちいい。

手札はどんどんなくなっていくので、後半になるほど選択肢がなくなって苦しい。そうならないために、数字の小さいカードと大きいカードを、うまくさばけるかがカギだ。手札がなくなったら取ったカードの悪魔マークを記録。これを累積して、誰かが規定点に達したところでゲーム終了となる。

子どもたちも交えて20分くらい。数字の大きいカードを出したらいいのか、小さいカードを出したらいいのかが毎回のように変わる中で、カードを出す順番を考えるのはなかなか考えさせる。とはいえ手札運も大きく、Kさんが無傷の勝利。みんな目立たないようにもぐりこんでカードを出し、数字が目立ってしまった人が全部取らされるところが、悪魔に狙われている感じが出ていると思う。地獄の業火を想起させるイラストもマッチしている。

Little Devils
M.フェルトケッター/ホワイトゴブリンゲームズ+アークライト(2012年)
3~6人用/8歳以上/15分

犯人は踊る(Criminal changes)

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犯人はお前だ!

犯人は踊る

犯人カードを配られた人を当てるカードゲーム。だが犯人カードは次から次へと人の手にわたっていき・・・。『王様のマカロン』『王さまとカフェ』に続く鍋野企画の作品で、2013年のゲームマーケットで発売された。その後、再版されて名古屋ボードゲームフリーマーケット、ゲームマーケット2014大阪などのイベントや、すごろくや、イエローサブマリンで販売されている。短時間で終わって、繰り返し遊びたくなる作品だ。

1人4枚ずつ配り、「第一発見者」をもっている人からスタート。自分の番にはカードを1枚出してその効果を使う。誰かの手札を見る「目撃者」、誰かと手札を1枚交換する「取り引き」、全員がそれぞれの右どなりからカードを引く「うわさ」、全員がそれぞれ左どなりにカードを渡す「情報交換」。こうしたカードを通して、犯人カードが誰の手にあるか少しずつ明らかになっていく。

誰が犯人か、見当がついたら「探偵」で指名。このとき指名された人が犯人カードをもっていたら、指名した人が勝つ。ところが、犯人カードをもっていても、「アリバイ」ももっているとしらを切ることができる。ここがゲームのポイントだ。犯人でない人は、積極的にアリバイカードを出して無実をアピール。「○○さん、アリバイ出してませんね」「いや、本当にないんですってば」

犯人が勝つ場合もある。手札の最後の1枚が犯人だったとき、そのカードを出すことで逃げ切ったことになるのだ。このルールにより、手札が減るゲーム終盤は犯人も、犯人以外も興奮が高まっていく。

8人プレイで10分ほど。目撃者が出ず、「うわさ」や「情報交換」で手札がぐるぐる回っていたので犯人が絞り込めない展開。とりあえずアリバイカードを出す人は除外して考えてみたが、アリバイカードを出した後に犯人カードが回ってくる展開もありうる。そんなことをしているうちに手札が2枚、1枚と減ってきた。仕方がないから当てずっぽうに探偵でとなりの人、そのとなりの人と指名してみるが空振り。そこにやってきたのが「いぬ」。手札1枚の人を指名して、その人が犯人カードをもっていたら(つまり上がる直前だったら)勝てるカードである。これがぴたりと当たって勝利。犯人カードは案の定、警戒した人たちが流していた。

短時間で終わるのに妙にドラマチックで楽しい。目撃者や、カードを交換した人、犯人の疑いをかけられた人などが何をいうかもヒントになって、推理やコミュニケーションゲームの要素もある。逃げる犯人の楽しさ、追い詰める探偵の楽しさの両方があるので、何度か遊んでみるとよいだろう。

犯人は踊る
鍋野ぺす/鍋野企画(2013年)
3~8人用/8歳以上/15分
ショップ検索:犯人は踊る

炭鉱讃歌(Glück auf)

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掘って、運んで、売る

炭鉱讃歌

15万人が訪れるボードゲーム・メッセ「シュピール」の会場となっているドイツ・エッセン。ルール工業地帯を支えたツォルフェアアイン炭鉱は2001年、世界遺産に登録された。この炭鉱を舞台にしたボードゲームで、20世紀初頭にこの炭鉱から石炭を採掘し、注文通りに配達して得点を稼ぐ。原題「グリュック・アウフ(ご無事でありますように)」は、鉱内の作業員たちの挨拶である。

得点にするための道筋は、トロッコを購入して石炭を入手→アクションポイントで地上に搬出→カードに指示された石炭が揃ったら配送という流れ。これに、収入を得る、新しい注文を取るというのを加えて5種類のアクションを、ワーカープレイスメントで行う。したいアクションのスペースに自分の労働者コマを置いて、そのアクションを行う。

ワーカープレイスメントは通常、すでにコマが置かれているところは選べないのだが、1つ余計に置けば選べるところが特徴(『ブリュッセル1893』などにも一部そのようなスペースがある)。ただしコマの数は限られているので、同じアクションばかり選んでいるとあっという間になくなってしまう。だいたいやりたいことの半分ぐらいしかできない感じだ。

得点は、配達のときに入るほか、全員のコマがなくなってラウンドが終了したときにも入る。第1ラウンドは、配達した石炭の数。石炭には安価な黄色から高級な黒まで4種類あり、色別に多く配達した人がボーナスを貰える。第2ラウンドは、配達した石炭の数に加えて、配達に使った輸送手段(手押し車から鉄道まで)の種類別に多い人がボーナスを得る。第3ラウンドは、配達した石炭の数、配達に使った輸送手段に加えて、トロッコの数を競う。ボーナス要素が増えていくところが面白い。

4人プレイで1時間ちょっと。ほかの人とどれくらいかぶらないでアクションできるかがカギだが、トロッコタイルの色や注文カードの種類が偏っていたため選択肢の幅が狭まり、労働者を消耗する展開。その点、1ラウンド目に資金集めにつぎ込んだ鴉さんが選択肢の幅を広げ、労働者コマを節約して1位。私は高級な黒の石炭に手を出せないまま、ボーナスが伸び悩んだ。2番目に安価な茶色を伸ばしたが、次に黒を狙おうかというところで、黒のトロッコも、黒の注文も出てこなかった。

ワーカープレイスメントに、アクションポイントに、セットコレクションと要素を詰め込んでいるのに、直感的で分かりやすいのはさすが大賞作家コンビの手腕。テキストやアイコンによる特殊効果を削っているのも、遊びやすさにつながっていて好感がもてる。それでいてトロッコや注文の選択の幅、そしてアクションの順番に工夫する要素が多い。

Glück auf
W.クラマー、M.キースリング/エッガートシュピーレ(2013年)
2~4人用/10歳以上/60~75分

チケットトゥライド10周年、世界大会も

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デイズ・オブ・ワンダー社(フランス)は今年、鉄道ゲーム『チケットトゥライド(Ticket to Ride)』の発売10周年を迎える。これを記念して10周年特別版を発売するほか、世界大会を開催することを発表した。

『チケットトゥライド』は2004年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞に選ばれた傑作鉄道ゲーム。カードを出して盤面に列車コマを置き、ルートをつなげることを目指す。日本ではバンダイが2006年に、ホビージャパンが2012年に日本語版を発売している。ヨーロッパ、ドイツ、北欧、東アジア、インド、アフリカ、スイスの追加マップや、カードゲーム版も発売された。

10周年記年版は、オリジナルの北アメリカマップで、ボードの大きさが1.5倍、色別に缶に入った列車コマは彩色済みフィギュアと豪華になったほか、拡張セットのカードも含まれる。価格は100ドル(約10,000円)で、国内発売は未定。

Days of Wonder:10th Anniversary Edition

チケットトゥライド10周年記念版

また、デイズ・オブ・ワンダー社の主催により、9月に世界選手権が開催される。夏の間に22カ国で予選が行われ、代表がパリで世界チャンピオンの座を争う。優勝賞品には、バンコク―シンガポール8泊9日鉄道の旅が用意されている。日本は参加国に含まれていないが、オンライン予選に参加できる可能性がある。

Days of Wonder:Ticket to Ride World Championship

『マンション・オブ・マッドネス:禁断の錬金術』日本語版、3月22日発売

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マンション・オブ・マッドネス:禁断の錬金術アークライトは3月22日、クトゥルフ神話のボードゲーム『マンション・オブ・マッドネス』の拡張セット『禁断の錬金術(Forbidden Alchemy)』日本語版を発売する。2~5人用、14歳以上、120~180分、4200円。プレイするには『マンション・オブ・マッドネス』本体が必要となる。

昨年7月に日本語版が発売された『野生の呼び声』に続く7番目の拡張セット。「クトゥルフ神話」の登場人物である死体蘇生者・ハーバート・ウェストが登場。彼を中心とした恐怖のシナリオに加えて、さまざまな時代が交錯する時空を超えたシナリオや、隕石から発見された奇怪な物質を巡るシナリオと、バラエティーに富んだ3種類のシナリオを収録した。

さらに、今作では新しい判定方法として「化学パズル」が導入され、プレイヤーに新たな楽しみを提案するほか、ほかの拡張とも組み合わせられる新しい探索者、新しいトラウマカード・神話カード・戦闘カードも入っている。

アークライトゲームズ:マンション・オブ・マッドネス拡張セット:禁断の錬金術 完全日本語版

マンション・オブ・マッドネス:禁断の錬金術(コンポーネント)

日本では1年に500タイトル以上の新作が発売されている

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昨日の記事では世界で1年に1000タイトル以上の新作が発売されていることを見た。その中には、エッセン・シュピールにヤポンブランドなどがもちこんだ日本の作品も含まれている。海外からも注目される日本のボードゲームが増えている状況である。それでは、日本の新作タイトル数はどれくらいあるだろうか。

資料は日本ボードゲーム大賞(NPOゆうもあ主催)の新作リスト。こちらもドイツ年度に合わせて、前年の秋から当年の夏までを1年としているので、前のエントリーとあわせて見ることができる(ただしこのリストでは拡張セットを含めていないので、拡張も加えれば数はもっと増える)。新作リストでは、国産・日本語版+多言語版・訳つき輸入版を分けており、その内訳を見るのも面白い(内訳がなかった2008年、2009年については独自に調査)。

さらに、当サイトで毎回行っている新作評価アンケートをもとに、ゲームマーケットの新作タイトル数も加えた。こちらも国産ではあるが、当日会場で売り切られ、一般発売されない同人作品が多くの割合を占めるため、日本ボードゲーム大賞のリストとの重複は限定的である。

これらを足し合わせると、この5年、右肩上がりで増え続け、昨年は500タイトル以上の新作ボードゲームが日本で発売されたことが分かる。うち6割がゲームマーケットで発売された新作であり、輸入ゲームより同人ゲームが注目されるのも自然なことといえよう。そして世界で発売された作品のうち、日本に輸入された作品の割合は例年約20%。とても1人では遊びきれない数ではあるが、それでも約8割は日本で一般発売されないままとなっている。

日本の新作2008-2013

注目は日本語版・多言語版のリリースで、2008年は8タイトルしかなかったのが、2013年には52タイトルまで増加した。6倍以上の伸びである。「日本語版ブーム」といわれた2010年は確かに前年の14タイトルから2倍以上の30タイトルに増えているが、そこから3年連続で30タイトルをキープし、さらにもう一段増えたのはものすごい。2014年も既に半年で30タイトル近くがリリースされており、昨年並みの水準になることは間違いなさそうだ。

日本語版・多言語版の伸びに対応して、訳つき輸入版が減少しているが、これは切り替えの結果であると見られる。従来はあまり売れる見込みがなく、訳つき輸入版が多かったところが、最近は売れる見込みが立って日本語版・多言語版を注文するようになったためであろう。それだけ日本人ユーザーが増えていることを伺わせる。

世界と比べて急激な新作の増加率と呼応しているのが、ゲームマーケットの参加者数・出展者数である。東京で行われている年2回のゲームマーケットの合計を集計したところ、次のようなグラフとなった(ゲームマーケットが年1回だった2010年までは、ゲームマーケットの前身であるテーブルゲームフェスティバルの参加者数・出展者数を加えてある)。

昨年と2008年を比べると、日本で発売される新作タイトル数は2.7倍、ゲームマーケットの出展者数は3.4倍、参加者数は5.4倍となっている。世界で発売された新作タイトル数は1.2倍だったことと考え合わせると驚異的な伸びである。日本は今、ボードゲームの新興国となっている。

ゲームマーケット参加・出展者数08-13

世界では1年に1000タイトル以上の新作が発売されている

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ボードゲームを知らない人に紹介するとき、「世界中で年間○○タイトルの新作が発売されている」という話になることがある。500タイトルとか、800タイトルとかいわれているが、実際のところはどうなのか、調べてみた。

資料はドイツのボードゲームサイトspielboxの新作リスト(Tabelle der Neuheiten)。ここではエッセン・シュピールとニュルンベルク・国際玩具見本市で発表される新作を一覧にしてまとめている。このリストに掲載されるのは、両方のメッセに出展された新作なので、世界各国のローカルな新作は含まれない。この数は国際市場に出た新作ということになる。

年はドイツ年度に従い、前年のエッセン・シュピールと、当年のニュルンベルク・国際玩具見本市で1年としている。今年のニュルンベルク・国際玩具見本市はもう終了しているので、昨年のエッセン・シュピールと合わせて、2014年度の数もすでに判明していることになる。

この結果をグラフにすると以下のようになる。2014年度は初めて、1000タイトルを超えた。「世界では1年に1000タイトル以上の新作が発売されている」といってよいわけである。またこの7年間、700タイトルから800、そして900タイトルと、増加傾向にあることが分かる。

内訳を見ると、ニュルンベルク・国際玩具見本市の新作は200タイトル強でほとんど変化がないが、エッセン・シュピールの新作が大幅に伸びている。ドイツ以外の参加国数が増加していることから(2013年は39カ国)、各国でボードゲームが盛り上がり、ドイツに持ち込まれる数が増加していると見られる。ドイツ出版社の影が相対的に弱まるのも致し方ないことだろう。

全部購入するならば、1つ2500円くらいだとして275万円。全部遊ぶならば、3タイトルずつ毎日遊ばなければいけないペースである。そこまでいかなくとも、同じものを繰り返し遊ぶ余裕がなくなる理由が分かるだろう。また粗製乱造の傾向もあるので、より吟味して購入する作品を選びたい。

世界の新作2008-2013

『放課後さいころ倶楽部』第2巻発売

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小学館は本日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第2巻を発売した。中道裕大作、620円。

女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。昨年9月に第1巻が発売されている。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、登場人物たちが楽しむ姿が克明に描き出される。今回は『インカの黄金』『カタンの開拓者たち』『ファウナ』などが登場する。カバー絵も『カタンの開拓者たち』を風流にプレイする様子が描かれている。

発売の記事が月刊文芸誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されるなど、注目が集まっている。
ダ・ヴィンチニュース:現実のブームを受けたアナログゲームマンガがアツい!

東京・渋谷の大盛堂書店では2月22日(土)、発売を記念して作者とのゲーム体験会が行われる。本日10時30分より大盛堂書店の店頭レジにて、『放課後さいころ倶楽部』を購入するともらえる無料整理券が必要(希望者のみ、なくなり次第終了)。参加者には作者のサイン入りオリジナルイラストカードがプレゼントされる。詳しくは大盛堂書店ホームページを参照。

作者のツイートによると、そのほか、とらのあな、まんが王八王子店、喜久屋書店で購入すると描きおろしペーパーが、すごろくやで購入するとイラストカードの特典がついてくる。また、3月9日のゲームマーケット大阪で購入するとサインをもらえるという。どこで購入するか検討してみよう。

ニュルンベルク'14:ホビージャパン、輸入リスト第1弾を発表

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ホビージャパンは、先月ドイツで開催されたニュルンベルク'14の新作取り扱いリスト第1弾を発表しました。今回はフランスの出版社を中心に7タイトル。いずれも英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付されます。

中世の建築士たち中世の建築士たち(The Builders)
F.アンリ作、アスモデ出版(フランス)、2~4人用、30分、2310円。 
労働者を雇い入れ、建物を建て、建築士の腕前を競います。最初に作るのは小さな家や小屋ですが、その名が高まるにつれて、だんだん大がかりな建物に手を付けられるようになり、いつかは大聖堂に挑戦できるようになります。
労働者カードを購入し、自分の建物を建てるために賃金を支払い、経験に応じた収入を得ます。ただし自分のターンにすべてのアクションを行えるわけではありません。また、リソースも小さな仕事から将来の大仕事に至るまでしっかり管理しなければ、勝者となるのは難しいでしょう。
キレの良いシステムでリソース管理とアクション選択が悩ましいカードゲームです。フランスゲーム大賞にノミネートされています。
中世の建築士たち(コンポーネント)

アーボレータムアーボレータム(Arboretum)
D.カッサー作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、2~4人用、10歳以上、
自分の庭園を作り上げていくカードゲーム。美麗なイラストの樹木カードを7枚手札としてもち、2枚引いて1枚配置し、1枚捨てていきます。山札がなくなったら残った手札を見比べて、どのプレイヤーがどの色で得点できるのかを調べ、点数を計算します。
点数となる樹木のセットを揃えて配置すると同時に、手札をうまく管理する必要があります。

キャメル・アップ(Camel Up)5040円
ホスピタル+ラッシュ(Hospital Rush)5040円
イスタンブール(Istanbul)6090円
ニュルンベルク'14新作情報:ペガサスシュピーレ参照。

ランブル・イン・ハウス(Rumble in the House)2730円
ランブル・イン・ダンジョン(Rumble in the Dungeon)2730円
ニュルンベルク'14新作情報:イエロ参照。

紙ペンゲーム活用講座、3月8日秋葉原

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スモール出版は3月8日(土)、アーツ千代田3331(JR秋葉原駅徒歩8分、地下鉄銀座線末広町駅徒歩1分)にて、「紙ペンゲーム活用講座」を開催する。講師は東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやの丸田康司店長。18:30~20:30、3000円。

2012年に同社から発刊された『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』のワークショップ。紙やペンといった身の回りのものだけで遊べる大人向けの知的なゲームのノウハウを伝授する。大勢の人を楽しませるコツや盛り上げ方、日常で応用するためのノウハウなど、人にゲームを楽しんでもらうことに重点を置いた実践型ワークショップだ。

受講対象には、会社のお花見や宴会の幹事役を務める方、学校や塾などで知的なゲームを導入してみたい教師・講師、自宅や飲食店のパーティーを盛り上げたいと思っている方など。

申し込みは下記ページのフォームから。定員に達し次第締め切られる。

スモール出版:紙ペンゲーム活用講座

ニュルンベルク'14新作情報:イエロ

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『キング・オブ・トーキョー』や『イノベーション』などを発表しているフランスの出版社です。ホビージャパンが取り扱っています。

ランブルインハウスランブル・イン・ハウス(Rumble in the House)
K.ラッシュ作、3~6人用、8歳以上、20分、2730円。
ひそかに受け持ったキャラクターを生き残らせることを目指す招待隠匿ゲーム。宇宙人、密林から来た類人猿、クソガキ、二足歩行ネコ、カンフー・カワウソ一家、カ'トゥルー、チキンヒーロー、怪しげな魔法使い、爆弾ペンギン、軍用メイドロボ、ドクドクモンスター、ピンクニンジャのいずれか2人を受け持ち、ほかのプレイヤーのキャラクターを追い出していきます。手番でできるアクションは、1人だけでいる住人を隣の部屋に動かすか、2人以上いる部屋の住人のうちどれか1人を取り除くだけ。でもお互いの受け持ちがどのキャラクターなのか分からないのでブラフと読みが重要になります。
フラットラインドゲームズ(ベルギー)から2011年に出版された作品です。

ランブル・イン・ハウス

ランブルインダンジョンランブル・イン・ダンジョン(Rumble in the Dungeon)
K.ラッシュ作、3~6人用、8歳以上、20分、2730円。
『ランブル・イン・ハウス』と同じシステムのゲームですが、ダンジョンが舞台です。ゲームストア・バネストが『迷宮の雑音』という邦題で取り扱っています。オーク、白鳥の騎士、ジェラティー、バーバリアン、エルフ、ゴブリン、クレリック、シーフ、ゾンビ、目玉のばけもの、ドワーフ、死者の王リッチが登場。最後まで生き残った者が宝を手にすることができます。
『ランブル・イン・ハウス』と『ランブル・イン・ダンジョン』を組み合わせて、最大12人まで遊ぶことができるようになります。

第3回カルカソンヌ日本選手権、予選会を募集

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『カルカソンヌ』の日本語版を制作販売しているメビウスゲームズ(東京・水道橋)は、今年で3回目となるカルカソンヌ日本選手権を開催する。これに先立って、予選会を行う主催団体を募集している。応募しめきりは3月末。

10名以上集まる見込みがあれば既存サークル、単発のイベントなど団体の形式を問わないが、誰でも参加できるオープン会であることが条件(メビウスゲームズのホームページで開催日・開催場所などを掲載)。プレイ用の『カルカソンヌ』および時間管理用のチェスクロックを借りることもできる。

ルールは世界選手権に準拠し、基本セットのみで持ち時間1人15分の2人対戦。

予選での成績優秀者による全国大会は8月17日(日)、東京にて。優勝者には、世界選手権参加資格と、参加した場合には渡航費用補助として15万円が贈られる。応募、問い合わせはメビウスゲームズまで。

カルカソンヌ日本選手権:予選会募集

ゲームマーケット2014大阪:有志スタンプラリー、スポンサー募集

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ゲームマーケット2014大阪(3月9日、OMMビル)にて、有志によるスタンプラリーが行われる。現在、景品のスポンサーとなる出展者を募集中。広告料1000円、1次〆切2月14日(金)。申し込みは、発案者の中村誠氏までメールかツイッターにて。

ゲームマーケットでは昨年春まで、各ブースの体験卓で遊ぶとスタンプを押してもらい、スタンプがたまると景品がプレゼントされる「スタンプラリー」が行われていた。昨年の秋から中止されたため、このたび、有志によって「非公認スタンプラリー」が行われることになった。

景品はワンドローの協力により、『ロストレガシー拡張シート:ゲームマーケット2014大阪ver』を準備。ゲームマーケット2014大阪の会場で、スタンプを集めた参加者に先着で無料配布される。シートを自分で切り取ると16枚のカードができあがり、単体で遊ぶことも、既存商品と混ぜて遊ぶこともできるようになっている。

広告枠は10で、ブース名と希望する画像を入れることができる。広告料の1000円は当日集金。詳しくは下記のサイトを参照のこと。

ゲームマーケット2014大阪 非公認スタンプラリースポンサーのおねがい

第2回ボードゲーム川柳大賞:賞品発送

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先月に行われました第2回ボードゲーム川柳大賞につきまして、受賞者に下記の通りの賞品を発送しました。賞品をご提供頂きましたテンデイズゲームズ様、メビウスゲームズ様、ふうか様、ドロッセルマイヤーズ様、ぼどばら様、ありがとうございました。

ぼどばらでは選考の様子をポッドキャストで公開しています。ぜひお聴き下さい。
第三十一席「今年も薔薇薔薇仕掛けます」

当サイトでは、受賞作品をトップページで順次掲載していく予定です。掲載されなかった方も、たくさんのご応募ありがとうございました。

大賞 ウントチュース(テンデイズゲームズ) 伊○隆浩様

入賞 クー(テンデイズゲームズ) RYU様
入賞 はやぶさ君の冒険(TGiW) さささささ様
入賞 ダンジョンレイダース(テンデイズゲームズ) たる田様
入賞 ノブナガ(TGiW) 近藤功司様
入賞 1,2,3で見つけてね(テンデイズゲームズ) Midge様

メビウスママ賞 クライネフィッシュ(メビウスゲームズ) たま。様

ふうか賞 走れ、ブタ、走れ!(ふうか) さと様

ドロッセルマイヤーズ賞 HYKE(ドロッセルマイヤーズ) mikio様

ぼどばら賞 ベストフレンド面接開始5分前!(ぼどばら) ryuhei様

テンデイズゲームズ賞 ダンジョンレイダース(テンデイズゲームズ) やまいも様

Table Games in the World賞 ブクブク(TGiW) フジ様

ニュルンベルク'14新作情報:ツォッホ出版

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こだわりの木製コンポーネントと、『おばけキャッチ』などのひねりの利いたリアクションゲームで知られる出版社です。

エニグマ(Enigma)
T.ターコカリオ作、2~4人用、8歳以上、30~45分。
パズルの早解きを競いながら謎の神殿を探検するゲーム。2012年にフィンランドの出版社から発売された作品のドイツ語版です。タングラム、積み木、ルートつなぎ、バランスという4つのチャレンジから1つを、全員同時に取り組み、最初にできた人がチャレンジタイルを置いて神殿の奥に進みます。タイルにはコマを置くことができ、神殿のルートが閉じたときに得点になります。
エニグマ

さあどうぞ!さあどうぞ!(Leg los!)
C.ロッシ作、3~6人用、8歳以上、30分。
庭のドワーフからコウモリまで、UFOからライターまで、16枚の絵が並んでいます。この中から親は1つを割り当てられ言葉を用いず、長さの異なる21本の棒と、大きさの異なる12枚のコマだけを使って、ほかのプレイヤーに当ててもらいます。一度使ったものはもう使えなくなるので、表現の可能性は狭まっていきます。ほかのプレイヤーは1回ずつしか回答権がなく、また砂時計で時間が限られているので工夫が必要です。
さあどうぞ!

ブタそうじブタそうじ(Putz die Wutz)
T.シャポー作、2~4人用、6歳以上、20分。
12枚のブタが4方向で並べられています。背中にはいろいろないろのシミが付いています。ダイスを振って、どの色のシミがいくつと指定されるので、該当するブタを探し、そのブタが向いている方向の石けんをいち早く取ります。間違っていなければ、そのブタを自分の側に向けるか、すでに向いていればタイルを獲得します。ダイスを振ったとき、どのブタも該当しなければ、中央のコマを取らなければなりません。瞬時の判断が求められるリアクションゲームです。
ブタそうじ(コンポーネント)

サクランボ狩りサクランボ狩り(Cherry Picking)
J.ゲーネン作、2~6人用、8歳以上、30分。
6本の樹の下に、フルーツやハシゴやカゴのカードが並びます。全員一斉に1枚ずつカードを出して、数字の高い人からこれを取っていきます。取る代わりに出したカードを置くので、狙ったカードを別のカードを取ることもあります。フルーツを全種類集めたり、同じ種類でたくさん集めたりするとボーナスがあり、さらにハシゴやカゴのボーナスを加えて得点を競います。

サクランボ狩り(コンポーネント)

辛いトウガラシ辛いトウガラシ(Scharfe Schoten)
A.フューラー作、3~4人用、10歳以上、30分。
取るトリックを予想するトリックテイキングゲームですが、トリック数ではなく、一番多く取れる色と一番取れなさそうな色を予想します。カードの裏面にも色がついているので、ほかの人の手札の色の構成が分かり、予想しやすくなっています。さらに、共通の場からカードを取って出すこともできます。切り札でもフォローしなければいけないので、予想が難しくなります。

辛いトウガラシ(コンポーネント)

にわとりのしっぽ:卵卵卵にわとりのしっぽ:卵卵卵(Zicke Zacke - Ei Ei Ei)
K.ツォッホ作、2~4人用、4歳以上、15分。
3匹のメンドリは、それぞれいろいろな色の卵をお腹の中に入れて運んでいます。ダイスで場所が入れ替わるうちに、どのメンドリが何色の卵をもっているか分からなくなっていきます。オンドリが堆肥までたどり着いたときに、メンドリを正しい巣に返して、当たっていれば卵をもらえます。最初に6つ卵を集めた人が勝ちます。

にわとりのしっぽ:卵卵卵

クロスブール:サッカー版(Crossboule: Soccer-Edition)
M.カリン作、2~人用、6歳以上。お手玉を使って遊ぶアウトドアゲーム。ブラジルで開かれるサッカー・ワールドカップに合わせて、ドイツ国旗、ブラジル国旗、サッカーボール柄が加わります。

おっぱいつかみ(Titty Grab)

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むにゅっと

おっぱいつかみ

カードをめくっていって、絵柄が合ったら中央のおっぱいを素早くつかむゲーム。ルールはまんま『ジャングルスピード』だが、絵柄とつかむものがアレである。

最初に配られるカードの山。これを最初になくした人が勝ちだ。順番に1枚ずつ、自分の前にめくっていって、ほかの人と同じ絵柄だったら、同じ絵柄の人より先におっぱいをつかむ。むにゅっ。取ったほうが、取れなかったほうにカードを渡す。

この弾力はどのようにして実現されているかというと、シリコンのようなものの中に液体が入っている。冬場は冷たいので、少し温めておくとなおリアリティがあるだろう。

絵柄がややこしいのはお約束だが、ややこしさの方向が別である。おっぱいは大中小、パンティは細ひも、太ひもにフロントとバック、シルエットにも何パターンかある。さらに、全員一斉に取るカードと、取らないカードがあって、冷静に細かいところまで見てから取る必要がある。

4人プレイで15分ほど。むにゅっ。「それ、ひも短いですよ」「しまったー!」 むにゅっ。「早いなー」 むにゅっ。「あ、間違った」絵柄が絵柄だけに変な盛り上がりを見せた。

Titty Grab
作者不明/4プレイゲームズ(2010)
3~8人用/18歳以上/10分
http://tittygrab.com/から通販可能

香川・高松にゲームスペースオープン

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香川県高松市に2月1日、ゲームスペース「さぬきボドゲ王国」がオープンした。高松琴平電気鉄道・瓦町駅(高松築港駅から4分)徒歩7分、水・金・土曜のみオープン、1時間300円~だが、オープニングキャンペーンとして初回1時間は無料。

ボードゲーム会「さぬきの開拓者たち」のおさる氏と、奥様のTEN氏が「建国」し、大人の知的趣味としてボードゲームを楽しむ場を提供する。店内には軽めのカードゲームから、遊びごたえのあるゲーマーズゲームまで用意され、ルール説明付きで遊ぶことができる。

オープン前日にはプレオープンイベントとして「疑心暗鬼の夜・タカマツの人狼」が行われ、10名以上が参加した。高松は「さぬきの開拓者たち」やゆうもあゲーム会が以前から開かれているほか、ボードウォーク高松店(2011年閉店)もあってボードゲームの盛んな地域である。社会人のコミュニティサロンを目指しつつ、近くに香川大学があるため、学生の利用も見込んでいる。

さぬきボドゲ王国
高松市亀井町12-2 玉川堂ビル2F
http://www.sanuki-game.jp/

日本ボードゲーム大賞2013:投票締切間近

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昨年12月から行われていた日本ボードゲーム大賞2013の投票が、6日後の2月12日(水)で〆切となる。まだ投票されていない方はお忘れなくどうぞ。

ネット投票では、投票時にメールアドレスを入力し、自動返信されたメールが届く。ここに記載された確認アドレスをクリックしてはじめて有効となる仕組み。確認アドレスにアクセスせず投票が無効になっていないかチェックしよう。定かでない場合は再投票すれば、前の投票が有効でも再投票が優先される。投票は12日24時まで、確認のアクセスは13日24時まで。

日本ボードゲーム大賞は、ネット投票のほか、全国のショップなどでも用紙による投票が行われている。今週末にゲーム会がある方は、ホームページからPDFファイルをダウンロードして印刷し、みんなで投票してもよい。投票用紙はゆうもあ事務局にFAXで送付できる(切り取り線から上だけを送ればよいので、複数の投票を1枚で送ることができる。FAX番号は投票用紙に記載)。

投票ページを見ると、235タイトルという新作リストに面食らうかもしれない。もちろん、この中の全てを遊んでいる必要はない。1タイトルでも遊んだことがあれば、その1タイトルを投票すればよい。いくつか遊んでいる場合は、5位まで順位をつけて投票できるので、メモ用紙に気になったタイトルを書き出して検討するとよいだろう。

ちなみにこれまでの投票部門では『ラブレター』、『世界の七不思議』、『キャット&チョコレート』、『ドミニオン』、『魔法にかかったみたい』が1位に選ばれている。

日本ボードゲーム大賞2013:投票ページ

ポルターファス(Polterfass)

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樽が立つと縁起がいいとか

ポルターファス

樽型のダイス? 立つかどうかのダイスゲーム? やってみるまで何のことやら分からなかったが、やってみて納得した。カップの中に樽を入れて、コースターの上に伏せる。そろりとカップを持ち上げて......樽がたくさん立っていればラッキー! でも1つも立っていないとバーストしてしまう。

樽を振るのは1人だけで、ほかの人はみんなお客様となる。居酒屋の店主がお客様の注文に応じてビールを用意するという設定だ。まずは店主が1回目の樽ロール。立っていた樽の数字が、とりあえず供給される予定の酒ということになる。お客様は注文する酒の量を、カードを伏せてビッドする。たいていの注文は、店主の出した数をお客様の人数分で割って、そこに+1か+2くらい足すぐらいになるが、店主は客がいくら注文しているかまだ知らない。

そこから店主は、寝ている樽の振り直しができる。これによって酒をもっともっと用意して、自分の取り分を増やそうというわけだ。でも欲張ってはいけない。振り直したとき、樽が1つも立っていないと何ももらえずに終わってしまうからだ。カップの中の樽は、最初はたくさんあるのでお互いに支えあって立っているが、数が減るほど倒れやすくなる。この仕組みが絶妙である。また、1つの樽を無効にしたり2倍にしたりするスペシャル樽の存在によって、1回目よりも酒の量が少なくなることもある。

さて、店主がこれでよしとしたら、全員カードを公開して合計する。店主が用意した酒に、合計が間に合っていれば、みんなその分だけもらって(得点)、余った分が店主の取り分。一方、合計が間に合っていなければ、お客様が欲張りすぎたということになり、店主が総取りする上に、一番多く注文したお客様はマイナスになってしまう。

店主としては、余剰分を増やすために上を目指すか、逆に減らしてお客様の注文をバーストさせるかのどちらかを目指すことになる。お客様は「まだまだ行けますよ!」などといって店主を囃すが、乗せられてはいけない。全員が1回ずつ店主をした後で、規定点に達している人がいたらゲーム終了。得点の多い人が勝つ。

5人プレイで30分ほど。お客様の番のときは1点、2点を厳しく刻んで得点するのに対し、店主になると一気に20点も30点も儲かるのが激しい。だから店主でバーストしてしまうと望みはなくなってしまうのだが・・・私は2投目でバーストとか信じられないことが起こり最下位。最後は2人のどちらが勝つかというデッドヒートを制してhataさんの優勝。

ゲームが終わってから、どうやったらうまく樽が立つか、みんなで研究したのは言うまでもない。

Polterfass
A.シュミット/ツォッホ出版(2013年)
3~6人用/8歳以上/20~30分
ショップ検索:ポルターファス

『カタンの開拓者たち:探検者と海賊』日本語版、2月21日発売

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ジーピーは2月21日、『カタンの開拓者たち』の最新拡張セット『カタンの開拓者たち:探検者と海賊(Entdecker und Piraten)』を発売する。2~4人用、12歳以上、90~120分、5250円。プレイするためには『カタンの開拓者たち』スタンダード版が必要となる。

6年ぶりの拡張セットとしてコスモス社(ドイツ)から昨年発売されたばかりの新作。船で盤上を自由に移動し、スパイスや魚や部隊を運んで交易したり、海賊を討伐したりする。いくつかのシナリオが用意され、任務を選んでプレイすることも、全部入れてプレイすることも可能。船に移動ポイントが与えられ、盤上を縦横無尽に走り回る。

ジーピーのカタンシリーズは、スタンダード版、キャリーケース版、航海者版、5,6人用拡張、カードゲーム、ダイスゲーム、木製コマに続いてこれで8つ目となる。

TGiW:カタンの開拓者たち:探検者と海賊

カタンの開拓者たち:探検者と海賊(コンポーネント)

ニュルンベルク'14新作情報:ペガサスシュピーレ

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2011年からエッガートシュピーレと提携して以来、ドイツゲームも非ドイツゲームも幅広く扱ってます。日本人の作品『ラブレター』『トレインズ』も、ここからドイツ語版が発売されています。

イスタンブールイスタンブール(Istanbul)
R.ドーン作、2~5人用、10歳以上、50分。
『ゴア』『ルイ14世』のR.ドーンが、「ドーン歩き」システムを使うゲームを発表します。バザールはイスタンブールの魅力のひとつです。プレイヤーは商人となって、市場で利益をあげます。助手に助けてもらい、さまざまな街区を使ってアクションを行います。商品とお金も大切ですが、商人の狙いはただひとつ、ルビーを集めることです。ルビーを最初に5つ集めた商人が勝ちます。
16の街区で商人を1マスか2マス移動し、そこに助手を置いてアクションを行います。アクションに使った助手はその街区にとどまり、再びその助手を使うには、再び戻って連れ帰らなければいけません。助手がいなくてアクションができないという事態にならないよう、計画的に周りましょう。
アクションにはお金を払って一輪車の積載量を増やす、一輪車いっぱいに商品を積む、商品を売る、ルビーを購入する、特殊能力を獲得するというものがあり、この流れでルビーを獲得していきます。しかしそれぞれのアクションは街のいろいろなところに散らばっているため、いろいろなルートが考えられます。
イスタンブール(コンポーネント)

パゴダパゴダ(Pagoda)
A.D.フューラー作、2人用、8歳以上、30~45分。
古代中国で仏塔の建築を競います。皇帝が訪問を予告し、皇帝にふさわしい仏塔が見られることを期待しています。ゲームの中で6つまで仏塔を作りますが、皇帝が望むような美しさを満たしつつ、自身が得点できるパターンにすることも目指します。複雑でないルールで、ひねりのある決断が楽しめ、準備も簡単でプレイ時間が短いことから、小学生ぐらいの子どもとでもプレイできます。

キャメルアップキャメルアップ(Camel Up)
S.ボーゲン作、2~8人用、8歳以上、40~60分。
エジプトの砂漠でエキサイティングなラクダレースが行われます。5頭のラクダが出走する中で、どのラクダが1位になり、どのラクダが最下位になるかを賭けます。しかしラクダは押し合いへし合いして、整然とは走りません。全力でぶつかっていきます。シンプルでスピーディーな賭けゲームです。シンプルなシステムと先の読めなさのため、勝敗は最後まで分かりません。
ラクダはダイスが入ったピラミッドで進めます。それぞれの区間は、このピラミッドに5色各1個のダイスが入った状態で始めます。ピラミッドをさかさまにすると1個ずつダイスが出てきて、どのラクダがどの順番で何マス進むのかがランダムに決まります。同じマスに止まれば、ほかのラクダの上に乗って一緒に進むこともできます。
コミカルなギミックが楽しい、スピーディなレースゲームです。

フックフック(Hook)
M.トイブナー作、3~6人用、8歳以上、25分。
生粋の海賊となって凪で止まっている船の中で働きます。大砲の玉を撃ち、ラム酒を飲み、敵の海賊の攻撃を撃退し、できるだけたくさんオウムを捕まえます。オウムを一番多くもっている海賊が船長になれるからです。想像力と素早さが試されるカードゲームで、ファミリーでも、経験者同士でも楽しめます。

ホスピタル・ラッシュホスピタル・ラッシュ(Hospital Rush)
T.K.ローセン、K.ストーガルド、S.トムセン作、3~5人用、10歳以上、50分。
研修医たちが、採用されるために病院で腕を競います。毎ラウンド、2つのコマを置いてアクションを行います。アクションには薬を集める、新しいスキルを身につける、試験を受ける、患者を治療するなどがありますが、賄賂を送る、ほかのプレイヤーから盗むなど非合法なものもあります。非合法なものは、ほかのプレイヤーから密告されると、ペナルティーを受けてしまいます。
毎ラウンドの最後に、適切な治療をされた患者から医療ポイントが入ります。手当が十分なされなかった患者は病院を離れ、何も得るものはありません。ダークでシニカルなユーモアあふれる、騙しあいと足の引っ張り合いの読みが楽しいカードゲームです。

バンパイア・マウマウバンパイア・マウマウ(Vampir Mau Mau)
P.ノイゲバウアー作、2~4人用、8歳以上、20~30分。
シンボルか色がカードをプレイし、手札をいち早くなくすことを目指すカードゲーム。各自が特殊能力をもっています。

マインドメイズ(MindMaze)
T.バカレフ作、2人以上、10歳以上、10~30分。
信じられない出来事や事件を経緯を当てるカードゲーム。歴史編と犯罪編の2種類が発売されます。

ポートロイヤル(Port Royal)
A.プフィスター作、2~5人用、8歳以上、20~40分。
カリブの海賊たちが勇気を競い、王様の命令を満たすカードゲーム。『カリブの商人(Händler der Karibik)』というタイトルで昨年ウィーンで行われたゲームデザイナーコンテストに入賞した作品の製品版です。

モンド:スピーディーな配置ゲーム(Mondo: Der rasante Legespaß)
M.シャハト作、1~4人用、8歳以上、10~20分。
小型化したリメイクです。

ドッカーン! (Ka-Boom)

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くじけちゃダメ!

ドッカーン!

みんながカタパルトで飛ばすサイコロにくじけないで、積み木を積み上げるアクションゲーム。普通じゃないゲームを作り続けるフランス人デザイナー、ロベルト・フラガの作品で、すごろくやゲーム大賞では『アンドールの伝説』『ゴビット』とともに最終候補まで残っている。

1人が積み木を積む人、残りはみんな崩す人。砂時計が落ちるまで、ボード上に並んだタイルの上に、そのイラスト通りに積み木を積む。積み木が両立しさえすれば、いくつかタイルでも作ってもよい(ちょっとした観察力が必要となる)。砂時計が終わったときに、イラスト通りに積み上げられたタイルの得点が入る。

ほかの人にはカタパルトとダイスが与えられる。出来上がったあたりを見計らって、ダイスを飛ばす。見事命中すれば積み木はがらがら崩れてやり直し。ダイスはあちこちから飛んでくる。

ダイスは無尽蔵ではなく、失敗したものはもう拾えない。そしてカタパルトの特性であろうか、狙い通りには飛ばないものである。高すぎて向こう側へ飛んで行ったり、低すぎて手前に落ちたり。しかし、ダイス目で1つだけあるマークが揃うと、机を1回だけドン!と叩くことができる。うまくいけば一気に崩せるチャンスだが、飛ばすのに夢中になってダイス目を見落とさないようにしないといけない。

積み上げる方としては、簡単な作品を作っておいてダイスを使わせ、みんなのダイスが少なくなってから得点の高い作品に取り掛かるといった作戦が考えられる。しかしそれを見透かされると、ダイスが飛んでこない。砂時計が終わるまでの短時間に、そんな駆け引きが起こるのも楽しい。

5人プレイで20分ほど。ルール説明がほとんど要らず、プレイ時間も短い。1周目は手探りだったが、2周目くらいから両立可能なタイル、みんなから届きにくいタイルが分かってきて得点が上がった。bashiさんが一挙3枚を完成させて勝利。ダイスが飛び交う中、積んでは崩され、崩されては積みという、「賽の河原」感がすごい。「これはいじめだ!」と自分で言いながらマゾヒスティックに楽しんだ。

Ka-Boom
R.フラガ/フッフ&フレンズ(2013年)
2~5人用/6歳以上/30分

『テラミスティカ』日本語版、再版予約開始

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東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズは、ドイツのファンタジーボードゲーム『テラミスティカ(Terra Mystica)』日本語版の再版予約を開始した。2~5人用、12歳以上、100分、9,450円。

ドイツゲーム賞、フランストリックトラック賞、オランダゲーム賞など、高い評価を得たドイツのゲーマーズゲーム。魔女、ドワーフ、人魚、巨人、ハーフリングなどファンタジーの種族たちが、土地を開拓し、建物を建てて、勢力を競う。種族は能力が異なるため、毎回どの種族を担当するかで戦略が変わるところがリプレイアビリティを高めている。

日本語版は昨年3月に発売されたが、人気のためほどなく品切れとなっていた。今回の入荷は2月上旬から中旬の見込みで、入荷次第の支払いとなる。申し込みは下記ページから。

テンデイズゲームズ:テラミスティカ日本語版
TGiW:テラミスティカ

ティンダハン(Tindahan)

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陣取りは冷静に

ティンダハン

フィリピンのフルーツ屋台で店主となって、フルーツと屋台を取り合うカードゲーム。2009年にバンブス・シュピーレ(ドイツ)で発売された『フィリピン・フルーツ・マーケット(Filipino Fruit Market)』が、ママダユースケ氏のイラストでリメイクされた。パイナップルやバナナなど、南国のフルーツでシビアな戦いが繰り広げられる。

順番にカードを出して、一番強いカードを出した人が取るトリックテイクが基本。切り札の色は、最初のプレイヤーが変えられる。1回勝つと、2万ペソがもらえる。

さて自分の番が回ってきたら、カードを出さないでそのフルーツの屋台にコマを置くことができる。勝つ見込みがないと思ったらそうするのがよいだろう。ゲームが終わったとき、屋台ごとにコマの一番多い人は5万ペソ、二番目に多い人は2万ペソがもらえる。

ところが、コマを置くために出さなかったカードは、マイナスになってしまうところがポイント。誰かの手札がなくなったときにゲームが終了し、残った手札1枚につき-1万ペソとなる。屋台に置いて大金をもらいたいが、ほかの人と競合すると、カードを出したほうがよかったということになりかねない。

写真の一番左の屋台はその典型である。白熱してコマを置きあった結果、たくさんの手札が手元に残ってしまった。カードを出したほうが得だったと思っても、後の祭りである。でも、ゲーム中は意地の張り合いで、「お前が置くならオレも置く」とヒートアップして、チキンレースになるのだ。

5人プレイで30分。激戦区をかわして、みんなが屋台を取りに行けばカードを、カードを取りに行けば屋台を取ったcarlさんが1位。しかしこのゲームには、1回もカードを取らず、コマも置かなかった人はトップと同じ収入が入るというルールがあって、神尾さんが3連続でベタ降りし同点1位。マストフォローなので、運が悪ければカードを取らなければいけない場面があるが、5人だとベタ降りしやすいようだ。

トリックテイキングと陣取りという、ドイツゲームの粋を一度に、しかも同時進行で楽しめる美味しいゲーム。でも甘くはない。

Tindahan
P.ジルフェスター/ニューゲームズオーダー(2013年)
3~5人用/9歳以上/30分

『裏切りの工作員』日本語版、3月8日発売

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裏切りの工作員アークライトは3月8日、正体隠匿系の新作カードゲーム『裏切りの工作員(The Message: Emissary Crisis)』日本語版を発売する。3~9人用、15歳以上、30分、2940円。

2009年、千騏動漫社(中国)から『風聲』というタイトルで発売された作品。2つの超大国とそのバランスを保とうとする秘密結社。プレイヤーはこの3つの陣営のいずれかに所属し、それぞれが水面下で活動して別々の勝利条件の達成を目指す。

誰がどの陣営に所属しているか分からない中で、カードのやりとりを通して正体を探りあい、さらには自分の陣営に有利なカードを集めていく。自分の手元に送られたカードを取るか、スルーするのかによって、互いに相手の陣営や目的を推測する。陣営とは別に18枚のキャラクターカードが配られ、またカードにも特殊効果が満載で、それらをうまく使いこなせるかもポイントだ。

『シャドウハンターズ』のように、陣営の条件を満たす前に条件が揃えば個人で勝利できるキャラクターもあり、タイトル通りの裏切りとブラフが渦巻くゲームが楽しめる。

アークライトゲームズ:裏切りの工作員 完全日本語版

裏切りの工作員(コンポーネント)

アンケート:卓分け

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Q.79:卓分けとゲーム決め、どっちが先が多い?(2014年1月)

A.卓分け 18票(12%)
B.ゲーム決め 92票(61%)
C.どちらともいえない 41票(27%)

オープンゲームサークルなどで人が集まったとき、ちょっと手間がかかるのが卓分けです。一般に、遊びたいゲーム名を挙げて希望者を募る方法と、トランプなどでランダムに分けてから、各テーブルで遊ぶゲームを決めるという方法があるようです。どちらも一長一短あって、前者では例えば誰かが遊びたいゲームを挙げたのに誰も乗ってこなくて気まずい空気が流れたり、後者ではとなりの盛り上がっている卓を尻目に遊びたいゲームが決まらずテンションが下がってしまったりもします。

アンケートでは、前者が多いようでした。苦手なジャンルや意に沿わないゲームに入らないですむというメリットもあるのかもしれません。

希望がまとまらなくて微妙な空気が流れたときには、どうしたらよいでしょうか。主催者や経験者がうまくリードして、押し付けにならない程度に何かオススメしてみるのがよいのではないかと、私は思います。経験上、何でもいいか、どれか分からないというのが参加者の多数のようです。そこにワンプッシュ、面白そうなものをオススメしてもらえば、やってみようかなという気持ちになります。

2月のアンケートは、平日の夜のボードゲームです。ドイツではフレックス制度や時短勤務によって、早めに帰宅できる環境があり、家族や近所の人たちと「ボードゲームの晩」を楽しむ習慣があります。みなさんはいかがでしょうか。近いと思うものをお答え下さい。

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