2017年10月アーカイブ

宗教改革500周年ゲームコンテスト最優秀賞『ルターの宗教大改革』発売

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thereformers.jpgキリスト新聞社は宗教改革記念日の本日、聖書コレクションシリーズの新製品『ルターの宗教大改革』を発売する。ゲームデザイン・砂漠のキタキツネ、編集・中村誠、グラフィックデザイン・ワンドロー、1~4人用、10歳以上、60分、6000円(税別)。全国のキリスト教専門書店、アナログゲームショップのほか、ゲームマーケット2017秋にも出展される。プロモーションカード「免罪符」付き。

キリスト教出版界の老舗「キリスト新聞社」が行った「宗教改革500周年ゲームコンテスト」で最優秀賞受賞作。聖書コレクションシリーズとしては7作目となる。1517年10月31日、ドイツ・ヴィッテンベルクで、贖宥状(免罪符)の販売を批判する文書が発表され、それを発端として広がった「宗教改革」をテーマにした本格的なボードゲーム。

プレイヤーは4人の著名な宗教改革者の1人となり、ほかの宗教改革者と時に助け合い、時に邪魔し合いながら、「改革」を遂行する。「異端」との誹りを免れ、プロテスタント教会を打ち立てよう。プレイヤーが選べるのは、ルター、メランヒトン、ツヴィングリ、カルヴァンの実在した4人の「改革者」。贖宥状販売(1515年)からアウクスブルクの宗教和議(1555年)まで、歴史上の出来事も忠実にゲーム要素として織り込む。

ゲームデザインは『コマンドマガジン』『ウォーゲーム日本史』で多くの歴史ゲームを手がける砂漠のキタキツネ氏。ユーロゲーム的手法で歴史を再現する氏のゲームデザインは、今作でも存分に活かされている。監修には「宗教改革」の地チューリッヒで学んだ経験のある日本キリスト教会の若手牧師があたっており、カードのテキストなどに歴史が反映されている。グラフィックデザインは『ニューロストレガシー』『ローマの執政官』などを手がけてきたワンドローが担当した。

プレイヤーが行えるアクションは「祈る」「説教」「聖書翻訳」「書簡交換」「礼典改革」「公開討論」「出版・印刷」「結婚」などの計12種類。ゲームの勝利条件は、勝利点(VP)をより多く集めることだ、出版した出版物や、「改革」を成功させた都市同盟によって、10種類の結末に分岐する。歴史通りの結末になることもあれば、思わぬ展開になってしまうこともあるという、マルチエンディングゲームだ。

内容物:アクションボード12枚、プレイヤーボード4枚、カード類40枚、紙製マーカー・カウンター類112個、木製コマ類24個、取扱説明書1冊ほか(A5判変形箱入り)

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シュピール'17:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は、日曜日まで行われていたドイツのボードゲームメッセ「シュピール」にて、新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を行い、結果を発表した。一番人気だったのは『ガイア・プロジェクト』と『クランス・オブ・カレドニア』で、共にテンデイズゲームズが日本語版発売を計画している。

この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する。1位は『テラ・ミスティカ』の宇宙編『ガイア・プロジェクト』とスコットランドの開拓ゲーム『クランス・オブ・カレドニア』。3位にはプランBゲームズの『アズール』が入った。前回同様、小数第1位までで順位を付けているため、同じ順位に複数のゲームが並ぶ。

また規定票数(30票)には届かなかったが評価の高かったものとして、『チャーターストーン(フォイアーラント)』『キーパー(R&Dゲームズ)』『ヌースフィヨルド(ルックアウト)』『スシゴーパーティー(ツォッホ)』『トランスアトランティック(PD出版)』などが挙げられている。

【フェアプレイ・スカウトアクション】
1位:ガイア・プロジェクト
(Gaia Project / H.オスターターク&J.ドレーゲミュラー / フォイアーラント)4.4
1位:クランス・オブ・カレドニア
(Clans of Caledonia / J.アイジョウジョウ / カルマゲームズ)4.4
3位:アズール
(Azul / M.キースリング / プランBゲームズ)4.2
4位:ガンジスの藩王
(Rajas of the Ganges / I.ブラント&M.ブラント / フッフ)3.9
4位:アルティプラーノ
(Altiplano / R.シュトックハウゼン / dlpゲームズ)3.9
6位:イスタンブール・ダイスゲーム
(Istanbul Wurfelspiel / R.ドーン / ペガサス)3.8
6位:ヘブン&エール
(Heaven & Ale / M.キースリング&A.シュミット / エッガート)3.8
6位:メモアール!
(Memoarrr! / C.ボルトリーニ / シュピールヴィーゼ)3.8
6位:ノリア
(Noria / S.ヴァグナー / シュピールヴィーゼ)3.8
10位:カリマラ
(Calimala / F.ロピアーノ / ADCブラックファイア)3.7
11位:マーリン
(Merlin / S.フェルト&M.リーネック / クイーンゲームズ)3.6

シュピール'17:来場者182,000人で新記録

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10月26日から4日間、ドイツ・エッセンにて行われたボードゲームメッセ「シュピール」は、主催のフリードヘルム・メルツ社の発表によると昨年の17万4000人を超える18万2000人が来場し、過去最高記録を更新した。

昨年から79増の1,100(51か国)の出展団体が、昨年と同じ1200タイトルの新作を出展。会場面積も64000㎡から72000㎡に拡大したが、早くから愛好者がつめかけ、連日15分ほど早く開場することになった。

ヘルツ社のD.メツラー氏は「素晴らしい結果にたいへん満足しています。鉄道を増発してもらって発車間隔を短くし、駐車場も増やして参加者の殺到を緩和したので円滑に来場頂けました。毎年世界中からこれだけたくさんの方々がエッセンを訪れることを誇りに思います。来場者記録を更新したことは、ボードゲームにデジタル漬けの生活から解放される可能性を認める人が増えているということを示しています」とコメントしている。

次回のシュピール'18は今年と同時期の2018年10月25日(木)から28日(日)まで。

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フリードヘルム・メルツ社提供

クイーンドミノ(Queen Domino)

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王国は村から街へ

クイーンドミノ

ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『キングドミノ』の続編。さまざまな効果を持った建物が登場し、得点パターンを増やしている。

ゲームの進め方は『キングドミノ』と同じく、自分のコマが置いてあるタイルを取って、それを自分の領地に地形がつながるように配置し、次に取るタイルの上に自分のコマを移すというもの。その中に赤い地形があり、この地形を置いたプレイヤーは、中央から建物を購入してその地形の上に置くことができる。

建物の効果はさまざまで、騎士がもらえるもの、塔がもらえるもの、ゲーム終了時にボーナスが入るものなど。ボーナスの条件も異なるので、建物の得点が上がるように王国を広げていきたい。

騎士は自分の手番中に地形に配置でき、その地形の広さだけ収入を得る。このお金でまた建物を買うのである。塔が一番多いプレイヤーのところに女王が訪れ、女王がいる間は建物を1金安く購入できる。また、特定の地形のエリア数だけ得点が入るという建物もあり、今まで得点にならなかった地形も活用できるだろう。

ドラゴンは1金を支払うことで、ほかのプレイヤーが欲しがっている建物を焼き払ってくれる。大量得点されそうなときは積極的にブロックしよう。

しかし建物にばかり目をとらわれるとゲームに勝つことはできない。建物での高得点は難しく、得点源の多くは従来通り、広い地形である。そこに建物がスパイスのようにして得点を伸ばすのがよさそうだ。

4人プレイで30分ほど。プレイ時間もプレイ感も『キングドミノ』と比べてそれほど重くない。建物にこだわりすぎて得点が伸びず、広い地形で大量得点したkarokuさんとふうかさんが1位2位。

Queen Domino
ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ブーケ
ブルーオレンジゲームズ(2017年)
2~4人用/8歳以上/25分

シュピール'17:日本からの出展

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ドイツ・エッセンで10月26日から4日間にわたって行われているボードゲームメッセ「シュピール」には、51カ国が出展者として参加している。その多くはヨーロッパか北米からの出展だが、その中で日本からの出展もいくつか存在する。

日本からの出展は、外国語での出展手続き、会場への販売物の搬送、英語やドイツ語でゲーム説明する人の手配など困難が多い。さらに今年は、本部がCEマーク(日本のJISマークのようなもの)の取得を義務付けたため、箱にシールを貼ったりするなどたいへんだったようである。そんな困難を乗り越えて出展している諸団体を誇りに思う。

オインクゲームズは、遠くからでも分かるブルーを基調としたブースで出展。通常の2倍サイズでR.クニツィアの『モダンアート』を発売した。残念ながらライセンスの関係で日本では販売できないということで、日本人も買い求めていた。
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11回目の出展となるヤポンブランドは、『キャプテンダイス』『化石鉱脈』『パーフェクトホテル』『侍鳥』など17タイトルを出展。木曜日は恒例の行列ができた。
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itten/一年中未来は『TOKYO HIGHWAY』『ハツデン』『TRIBE』『ぽんこつファクトリー』を展示販売。会場の一番奥にある8番ホールでも、海外のレビューなどで気になった人が訪れていた。
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同じく8番ホールで出展していたリトルフューチャーは『キティズ』と『フルーツパティスリー』を展示販売。安価なカードゲームということもあって手に取ってもらいやすいようだ。
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『シェフィ』『ゴリティア』を出展している冒険企画局と、『ソラシノビ』『ドワスレ』『アニマルマインド』などを出展しているグループSNEの合同ブース。こちらは1番ホールと、人通りの多い立地にある。
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ホビージャパンはオリジナル作品の『たたらばと森』と『ダイスエイジ』を体験販売。『ダイスエイジ』は先行販売で、日本では来月初頭の販売が予定されている。
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ツクヨミ:落ちた満月(Tsukuyumi: Full Moon Down)

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神が落ちてきた

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ドイツの出版社がキックスターターで製品化しようとしている日本テーマの重量級ボードゲーム。目標を大きく上回る68000ユーロ(900万円)を集めて年内に製品化されることが決定している。デザイナーはドイツのコミック界ではよく知られた人物で、日本神話をモチーフとした背景ストーリーや、ボードゲームとリンクしたコミックもある。

ツクヨミといえば記紀神話で月の神様であるが、このゲームでは地球を支配するために月とともに落ちてきた邪神となっている。月が落ちたために海が蒸発した地球で、鬼を従えて暴れまわる。プレイヤーはさまざまな勢力を担当して支配を争う。

tsukuyumi-essen.jpg荒廃した地球で生き残った勢力はアメリカ兵、騎士、サムライマシン、イノシシ、昆虫の5つ。勢力ごとに部隊の強さや数が異なるが、強い部隊は数が少なく、数が多い部隊はひとつひとつ弱いというかたちでバランスを取っている(右写真はエッセン・シュピール会場内、サムライマシンのコスプレ)。

ゲームはアクションカードのドラフトとプレイで進行し、部隊の増強や移動、戦闘を行う。戦闘もダイスではなくカードで行い、運の要素はないがカードに選択肢があって駆け引きがある。さらにイベントカードで自分に有利な環境を作ったり、ミッションカードで条件を達成したりする。自分が支配した土地の広さなどに応じて入る得点で勝敗を競う。

日本神話、SF、世紀末、スチームパンクなどが入り交じった独特な世界観だけでなく、システム的にも見どころが多い。言語依存が高いが、日本でも遊ばれてほしいと思う。キックスターターでは拡張の4勢力、2人用バリアントなどがアドオンで提供されている。

Kickstarter: TSUKUYUMI - FULL MOON DOWN - asymmetric strategy game

Tsukuyumi: Full Moon Down
F.メルティカット/キングラクーンゲームズ(2017年予定)
3~5人用/14歳以上/90~240分

アラカルトカードゲーム賞2017に『ル・ポイリュ』

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ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は本日、ウェブサイトにてアラカルト・カードゲーム賞2017を発表した。識者の投票によって、『ル・ポイリュ(Le Poilus)』が1位に選ばれたほか、日本人作品『タイムボム』のドイツ語版『恐怖の古代寺院』が5位に入賞している。

『ル・ポイリュ』は、CMON社から"The Grizzled(白髪まじり)"というタイトルで2015年に発売されたカードゲームのドイツ語・フランス語版。第一次大戦をテーマにした協力ゲームで、日本での一般発売はまだないが、昨年の受賞作『世界の七不思議:デュエル』と同様、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞で推薦リストに入っている。

2位はドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに入り、日本語版の発売も予定されている『フルーツジュース』、3位はボードゲーム版よりも重厚と評判の『炭鉱讃歌カードゲーム』が入った。日本人作品は一昨年の『街コロ』(1位)と『セイルトゥインディア』(4位)、昨年の『小早川』(8位)が入賞しているが、今年も『タイムボム』のドイツ語版である『恐怖の古代寺院』が5位に入賞した。

現在、ドイツ・エッセンで行われているボードゲームメッセ「シュピール」内のフェアプレイブースにて、表彰状がフェアプレイ誌の記者W.フリーベ氏(写真右)からスイーツゲームズのD.ジャコビー氏(写真左)に手渡された。

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『ル・ポイリュ』はフランスの出版社の製品であるため、ドイツでは流通が薄く、シュピール会場内でもほとんど販売されていない(管理人は3番ホール入ってすぐのSpieleburgで購入)。

【アラカルトカードゲーム賞2017】
1位:ル・ポイリュ(Les Poilus / F.リフォード&J.ドロリゲス / スイートゲームズ)
2位:フルーツジュース(Fabelsaft / F.フリーゼ / 2Fシュピーレ)
3位:炭鉱讃歌カードゲーム(Glück Auf! Kartenspiel / W.クラマー&M.キースリング / エッガートシュピーレ)
4位:フッチカート(Futschikato / F.フリーゼ / 2Fシュピーレ)
5位:恐怖の古代寺院(Tempel des Schreckens / 佐藤雄介 / シュミット)
6位:ドデリド(Dodelido / J.ゼメ / ドライマギア)
7位:ボーナンザ・デュエル(Bohnanza - Das Duell / U.ローゼンベルク)
8位:ファイブミニッツダンジョン(5-Minute Dungeon / C.レイド / コスモス出版)
9位:センチュリー:スパイスロード(Century: Die Gewürzstraße / E.マツウチ / アバクスシュピーレ)
10位:ミスティックベール(Mystic Vale / J.D.クレア / ペガサス)

À la carte Preis 2017: Les Poilus aka The Grizzled

クマの動物園を作ろう!『クマ牧場』日本語版、11月下旬発売

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barenparkJ.jpgホビージャパンは11月下旬、クマの動物園を作るタイル配置ゲーム『クマ牧場(Bärenpark)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング、イラスト・K.フランツ、2~4人用、8歳以上、30~45分、4000円(税別)。

P.ウォーカーハーディング(オーストラリア)がデザインし、ルックアウトシュピーレ社(ドイツ)が発売。今年のオーストリアゲーム賞を受賞した(TGiWニュース link)。

新しいクマ牧場ができ、その計画を担当する。ゴビグマ、シロクマ(ホッキョクグマ)、パンダ、コアラを適切に飼育するためには、狭いオリではなく、大きな運動場と広い厩舎も必要。しかし狭い用地にこれらを揃えるのは容易ではない。かぎられた土地を無駄なく活用して、価値の高いクマたちを飼育し、栄誉あるクマの像を設置しよう。

各プレイヤーはクマ牧場のプレイヤーボードに、さまざまなかたちの飼養場、厩舎、緑地タイルを組み合わせて並べる。厩舎と飼養場、それと完成した区画が得点になり、建設は早ければ早いほど高い。パズルチックで、時間も多くかからず、大人同士でもファミリーでも遊べるゲームだ。

内容物:用地ボード16枚、緑地タイル52枚、飼養場タイル12枚、厩舎タイル28枚、クマの像チップ16枚、契約タイル30枚、ストックボード1枚、ルールシートほか

マジェスティ(Majesty: deine Krone, dein Königreich)

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国の宝は人なり

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建物に村人を配置して、小さな国の収入を競うゲーム。『宝石の煌き』のM.アンドレがデザインし、ハンス・イム・グリュック社(フランス)が発売したことで注目されている新作で、アークライトが日本語版制作を発表している。

各プレイヤーの前には7種類の建物があり、風車には粉屋、お城は貴族というようにそれぞれ対応する村人がいる。中央にランダムに村人が並んでおり、手番にはそこから1枚を取って自分の対応する建物に置く。

村人を置くとその建物が発動し、収入が得られる。収入額は村人の数が多いほど高く、ほかの建物と連動していることもあるので、累積させたり組み合わせたりして高収入を目指そう。

プレイヤーのインタラクションをもたらすのが、攻撃と防御である。誰かが兵舎に兵士を置くたびに攻撃が起こり、見張り塔に十分な見張りを置いていない人は村人をひとり病院に送らなければならない。病院送りになった村人は魔女で回復できるが、攻撃は頻繁に起こるので、見張り塔の防御がないと厳しいだろう。

中央からカードを取るときは、一番端が無料で、それ以降は取りたいカードの手前までコストとしてミープルを置かなければならない。攻撃カードと防御カードの両方が場に出ている場合、どちらを取るかで駆け引きが起こり、悩ましいところである。

場札がなくなったらゲーム終了で、最後に建物ごとに村人の数を数え、それぞれ1位のプレイヤーにボーナスが与えられる。しかし、置いてあった村人の種類の二乗がボーナスになるため、一点に集中しすぎるのも得点が伸びない。

4人プレイで30分。ミープルを惜しんで手なりでプレイしていたら、防御が疎かになって3人から攻撃を受けまくりボロボロ。その間に大金を稼げれば挽回できるかと思ったが、攻撃のたびに病院送りになるので、魔女の回復も追いつかなかった。防御を固めつつ、終盤に大金を稼いだふうかさんが1位。

どの村人を増やしていくかで戦略が異なり、プレイ時間の短さにもあっていろいろ試したくなるゲームである。さらに建物カードはA面とB面があり、難易度を上げることもできる。

Majesty
ゲームデザイン・M.アンドレ、イラスト・A.ハイトジーク
ハンス・イム・グリュック(2017年)
2-4人用、7歳以上、20-40分

ピザ切り分け問題『ニューヨーク・スライス』日本語版、11月24日発売

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ニューヨーク・スライス日本語版アークライトは11月24日、『ニューヨーク・スライス(New York SLICE)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.D.アラーズ、イラスト・S.グスタフソン&J.カウフマン、2~6人用、8歳以上、30分、4000円(税別)。

名作『もっとホイップを(...aber bitte mit Sahne)』をリメイクしてベジエゲームズ(アメリカ)が今春発売した作品。輸入版はホビージャパンが取り扱っていた。ニューヨークで有名なピザ店にやってきたプレイヤーたちがスペシャルメニューを注文し、仲間とシェアする。

ひとりがピザを切り分け、ほかのプレイヤーが、その切り分けたピザのカットを選んで取っていく。ピザの種類はベジタリアン向け、ハワイ風、肉食系などいろいろあり、それぞれ食べるものとおみやげにするものを決める。食べたカットのペパロニと、取っておいたカットの種類別1位が得点となる。

特殊能力やボーナス点をもたらす「今日のスペシャル」、減点されてしまう「アンチョビ」にも注意。また、1つのカットが2種類のピザとみなされるものもあり、ピザの切り分け問題はいつも悩ましい。

内容物:ピザ(一切れ)69枚、本日のスペシャルメニュー看板14枚、伝票(スコアシート)1冊、グランドメニュー(ルール説明書)1冊

ニューヨーク・スライス日本語版(コンポーネント)

シュピール'17:プレビュー~授賞式

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シュピールの開催前日は記者会見が終わると、新作プレビューに案内される。テーブルに新作がずらりと並べられ、その出版社の担当者が説明してくれる。また、メディア用にコスプレをした人たちが新作を紹介しているところもある。気がつけば2時間が経過していた。

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ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『キングドミノ』は続編の『クイーンドミノ』をリリース。王様と女王様のコスチュームで展示。

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シュピールヴィーゼからリリースされる『ノリア』のデザイナー、S.ヴァーグナー氏。第一作であるがドイツ年間ゲーム大賞の奨励賞を受けたことで注目されている。

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ドイツゲーム賞を受賞した『テラフォーミング・マーズ』のデザイナー、J.フリクセリウス氏。シュピールでは拡張セットを発表する。

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フッフ社から『ガンジスの藩王』をリリースするブラント夫妻。『脱出:ザ・ボードゲーム』の売れ行きも好調である。拙著『ボードゲームジャーナリストが行く!』でインタビューを受けて頂いたので献本。近くに立っていた青年は長男のルカス君で、『いかさまゴキブリ』の頃と分からないくらい成長していた。

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日本語版も発売される『私が夢みるとき』の展示はベッドに寝ている人に妖精と悪魔が囁いている図。

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トイレゲームの『ピピ・パーティー』と『フリッツェカッケ』。どちらも原理的には『黒ひげ危機一発』のキッズゲームだ。

それから準備に大忙しの会場を回り、いったん宿に帰ってからドイツゲーム賞授賞式のために会場に戻る。

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今年から始まった『イノシュピール』の審査員。ドイツの地方ボードゲーム祭主催者、ボードゲーム評論家、ボードゲーム雑誌編集者、ボードゲームポッドキャスター、ボードゲームショップ店長、ボードゲームニュースサイト管理人の7名のほか、授賞者としてエッセン市長が参加した。

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ドイツゲーム賞の4~10位受賞者たち。『エルドラド』にちなんで探険隊の服装で臨んだR.クニツィア氏がひときわ目立っていた。

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1位に輝いた『テラフォーミング・マーズ』のJ.フリクセリウス氏(スウェーデン)とドイツ語版発売元のシュヴェアクラフト出版の方。フリクセリウス氏によれば「ゲームは火星が舞台だが、地球環境を考えるきっかけになれば」という。

アズール(Azul)

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ほしい色のタイルを取られた!

アズール

5色のタイルを集め、つながるように並べて得点するゲーム。『センチュリー:スパイスロード』をリリースしたプランBゲームズの2作目で、W.クラマーとの共作で知られるM.キースリングを起用した。厚めのプラスチックタイルを使った贅沢なコンポーネントと、イスラム風のモザイク模様が目を引く。

毎ラウンド、何枚かある皿に袋からランダムに引いたタイルを4枚ずつ載せる。手番にはそのうち1つの皿を選んで、そこから1色だけ取って自分のボードに置き、残りのタイルを中央に戻す。こうして中央に戻されたタイルからも1色選ぶことができる。

自分のボードにはタイル置き場として5つの列があり、1つの列は全て同じ色のタイルを置かなければならない。5つの列はそれぞれ1~5枚までタイルを置くことができ、それ以上取ってしまうと失点。

順番に取っていって場のタイルが全部取られたらラウンド終了。埋まった列のタイルを右に送り、得点を入れる。このとき、縦か横に連続してタイルを置くと得点が増えるので、つながるようにタイルを置くとよい。

再びタイルを補充して次のラウンド。誰かが横に一列タイルを揃えたらゲーム終了となり、縦の列を揃えるボーナスと、一色のマスを全部埋めるボーナスが入って合計得点を競う。

運の要素はなく、次のプレイヤーの狙っていそうなタイルを読んで先に取ったり、逆に取りたくないタイルを残してあげたりといった駆け引きがある。それと同時に、自分がどのタイルを取っていけば得点が高くなるかを考えなければならない。

シュピール会場で、プランBゲームズと合併したエッガートシュピーレのブースで4人プレイ。さくさくプレイで30分ほど。列を揃えてタイルを送ることを優先しすぎて、縦横につながらず得点が伸び悩んだ。karokuさんが縦の列を揃えて高得点を狙える態勢を整えているうちに、横の列を揃えたふうかさんが1位。

縦横をつなげて得点を増やすことを優先しても、タイルが揃わなければ送ることができない。場に残っているタイルは何か、そのうち何がなくなりそうかを観察して、状況判断していくのが面白い。情報は完全公開であるところは好き嫌いが分かれそうだが、言語依存がなく、ルールも直感的でよい。

Azul
ゲームデザイン・M.キースリング/イラスト・P.グーラン&C.クイリアムズ
2~4人用/8歳以上/45分

シュピール'17:開幕

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10月26日(木)、ドイツ北部の小都市エッセンにて、ボードゲームメッセ「シュピール(Spiel)」が開催される。期間は日曜日までの4日間で、学校の秋休み中ということもあり17万2千人の参加を見込む。

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35回目を迎え、ボードゲーム・カードゲームメインとしては世界最大のイベント。者数も50カ国1021団体から51カ国1100団体に増え、新作は1200タイトル以上、会場面積も64000㎡から72000㎡へと大幅に拡大。会場内では各ブースで新作を体験できるほか、世界大会、各種大会、ゲームデザイナーサイン会などが開かれる。

今年初の試みとして、革新的なボードゲームを顕彰する「イノシュピール(innoSPIEL)』を制定。先月ノミネートされていた『フルーツジュース』『リンク』『マジックメイズ』(TGiWニュース link)から、『マジックメイズ』が第1回目の大賞に選ばれ、ペガサスシュピーレの編集者が賞状と盾を受け取った。無言の協力ゲームという新しさに加えて、モジュール式で難易度を上げられるところが普段遊ばないプレイヤーにも向いているという。例年発表されているドイツゲーム賞は『テラフォーミング・マーズ』、ドイツキッズゲーム賞は『アイスクール』。

開会に先立って水曜日に行われた記者会見では、今年のトレンドとして「キッズ向け立体ゲーム」「日本テーマのゲーム」、去年に引き続き新作が多数発表されている脱出ゲームの新しい展開として「推理小説テーマのゲーム」などが紹介された。『セーフハウス』(モーゼス出版)をデザインした小説家セバスチャン・フィツェック氏らが登壇しインタビューを受けた。

ドイツのボードゲーム出版社協会は先月までの9ヶ月間でファミリーゲームの売上が前年比10%、カードゲームが4.5%、戦略ゲームが19%の増加であったことを報告。仕事帰りや放課後にボードゲーム(パーティーゲーム、スリラーゲーム)に触れる若者や学生が増えていると分析した。

シュピール17:ラウタペリト

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ボトルインプ(Bottle Imp)
ゲームデザイン・G.コルネット、イラスト・T.ヒペン
2~4人用、10歳以上、30分。
1995年にバンブス・シュピーレ出版から発売され、名作と名高いカードゲームがズィーマンゲームズ版以来の再版となる。日本語版が数寄ゲームズより発売予定。
どんな願い事でもかなえてくれるが、自分が買った値段よりも低い額で他人に売却しなければならず、死ぬまで持っていると地獄に落ちてしまうという悪魔の壺をテーマにしたトリックテイキングゲーム。基準点(最初は19)より低い数字を出すとトリックを取ることができるが、悪魔の壺も引き取らなければならず、基準点が下がっていく。最後に壺を持っていた人は、獲得したトリックが全部0点になるばかりでなく、最初に皆が1枚ずつ捨てたカードの点数だけ失点になってしまう。
数寄ゲームズ:ボトルインプ日本語版を発売します link

ネイションズ:ダイスゲーム アンレスト(Nations - The Dice Game: Unrest)
ゲームデザイン・R.ホカンソン&N.ホカンソン、イラスト・O.ヒーカラほか
1~4人用、14歳以上、20~40分、ストロングホールドゲームズによる英語版がホビージャパンより11月下旬、3600円(税別)で発売予定。プレイするためには『ネイションズ:ダイスゲーム』本体が必要で、こちらも第2版が7000円(税別)で同時発売される。
新たに8つの文明が加わるほか、ダイスを振るのがより挑戦的となる緑の新ダイス「アンレスト」、新たな効果を伴うスター付きの「ふり直し」能力、新たなボーナスタイル、最初にパスすることでボーナスを得られるようになるパスファーストタイルという4つの要素を加える。発展タイルが36枚追加されることで毎ゲームごとに変化が楽しめる。

スペース・フリークス(Space Freaks)
ゲームデザイン・M.ウィクストローム、イラスト・M.ライネ&H.タルカ
2~4人用、14歳以上、60~90分。
宇宙の闘技場で、大企業がスポンサーとなるチームを率い、敵チームと戦うボードゲーム。頭、体、右手、左手、足の5つのパーツを組み合わせて完璧なフリークを作り、観客から与えられたタスクを解決したり、敵のフリークを倒したり、基地を破壊したりして得点を競う。

ゴールドフィーバー(Gold Fever)
ゲームデザイン・D.S.ペダーセン、イラスト・T.ヒペン&J.カサネン
2~5人用、7歳以上、10~15分。
袋から金塊を引くお手軽な運試しゲーム。金塊を4つ引ければ勝ちだが、欲張りすぎると砂利が出てきてバーストしてしまう。

ビザンツ(Byzanz)
ゲームデザイン・E.オルネラ、イラスト・D.マテウス
3~6人用、8歳以上、45分。
2008年にアミーゴ社から発売され、アラカルトカードゲーム賞で『ドミニオン』に次いで2位となった競りゲームのリメイク。競りでカードを集めて、同じ種類が揃ったら得点になる。場札を競りで獲得していくが、5人ならはじめの人は5枚、次の人は4枚......と後になるほどカードが減っていく。しかし支払いに使ったカードは逆順でもらえるので、場札を見て適度に降りることも求められる。

このほか陣取りゲーム『ドクムス』の拡張セットドクムス:エレフェルの帰還(Dokmus - Return of Erefel)、自転車ゲーム『フラムルージュ』の拡張セットフラムルージュ・ペロトン(Flamme Rouge - Peloton)も発売される。

ノイシュヴァンシュタイン城を訪問

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エッセン・シュピールに参加する前に、今年はノイシュヴァンシュタイン城を訪問した。ベジエゲームズから発売され、日本語版にもなっている同名のボードゲーム(原題は"Castles of Mad King Ludwig")の元になったお城である。

当初はライン川のほとりにあるのかなと思っていたが、調べてみるとはるか南、オーストリア国境近くにあることが分かった。フランクフルト国際空港からエッセンは北にあるので反対方向、しかも特急を含む3本の電車を乗り継いで6時間もかかる。空港に着いたのは16時、荷物を受け取って17時半の特急に乗り、遅延もあって乗り換えはダッシュ。最寄り駅のフュッセン(Füssen)に何とか到着したのは23時半だった。成田を出発してから19時間が経っている。

ノイシュヴァンシュタイン城からエッセン

ノイシュヴァンシュタイン城はフュッセン駅からバスで10分、ホーヘンシュヴァンガウ(Hohenschwangau)で降りて入場チケットを購入し、それから山を登ったところにある。観光名所のため非常に混雑し、チケットはネットで予約していかないと1~2時間も入れないことになる(お城の中に入らないのであればチケットは不要)。

ノイシュヴァンシュタイン城

チケットセンターからお城までは徒歩で約30分の山登り。バスや馬車も利用できるが、お城から少し離れたところまでしかいかない。また城内は急な階段を登らなければならないため、健脚でないと厳しい。道中は落ち葉を清掃するブロワー車が活躍していた。

馬ブロワー

城内は撮影禁止になっているが、それは豪華絢爛な絵画が多くの部屋の壁や天井を彩っているからのようだ。ノイシュヴァンシュタイン城は意外と新しく、1869年(明治2年)に建造が始まり、17年でおおよそ完成した近代建築である。それなのにどうしてお城なのかといえば、作曲家R.ワーグナーの楽曲やそのモチーフに傾倒した狂王ルートヴィヒ2世が、中世の騎士道にあこがれて作らせたものだからである。会場内では日本語の音声ガイド機が渡され、かなり詳しく説明を聴くことができた。

お城からの絶景は見事で、草原、修道院、湖、山と、ドイツのボードゲームに使われるモチーフが揃っていた。周囲にはいくつかお城があり、1日で回りきることは到底できない。今回は翌日もあったため、ホーヘンシュヴァンガウに滞在したのは4時間足らずであった。

景色

現地ではグリューワイン(温めた赤ワイン)を飲んだ後、帰りはミュンヘン空港でエアブロイのヴァイスビア(無濾過の白ビール)。デュッセルドルフまで飛行機で飛んで、エッセン到着は20時半。明日はいよいよシュピールのプレス日に参加する。

エアブロイ

毎回ルールが変わる『フルーツジュース』日本語版、11月24日発売

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フルーツジュース日本語版アークライトは11月24日、『フルーツジュース(Fabelsaft)』日本語版を発売する。F.フリーゼ、2~5人用、8歳以上、25分、3600円(税別)。

独特な味わいで知られる2Fシュピーレが発売し、今年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれた作品。コンセプトは「後戻りできるレガシーシステム」である。

動物たちを回って果物を集め、ジュースを作るワーカープレイスメントゲーム。訪れた動物カードの効果で果物を集めたり交換したりして、果物が揃ったらジュースにできる。

ゲームのたびに内容が変化し続けるところがポイントで、初めて遊ぶときは比較的簡単な状態で始まるが、ゲームが進むにつれて動物カードが入れ替わり、メカニズムや遊び方が変化する。そして前のゲームの終了状態から次のゲームが始まるので、その都度新しい戦術が生まれる。

動物カードは全部で59種類あり、ゲームごとに2~3種類が入れ替わるので、20回遊んでも毎回異なるプレイ感で楽しめる作品だ。

内容物:カード類310枚(70×110mm240枚、56×87mm70枚)、木の動物コマ6個、トークン17個、木の盗賊コマ1個、ルール説明書1冊、カード解説1冊

フルーツジュース日本語版

シュピール'17へ出発

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26日から4日間、ドイツ・エッセンで行われるボードゲームメッセ「シュピール'17」に参加してきます。2002年から参加し始めて13回目。その間に出展団体は573団体から1100団体、参加者は14万8千人から17万5千人と、規模も年々大きくなってきています。

エッセン・シュピールの成長 link

当サイトでは毎年、出展者別の新作情報をまとめていますが、急増する出展者で、本当に主なものだけにとどまっています。今年はニコさんも新作情報をまとめていますのでありがたいです。

TGiW:シュピール'17
ニコボド:SPIEL'17

まもなくフライト時間です。現地からのレポートも予定しておりますのでご覧ください。

20171023.jpg

シュピール'17:ハンス・イム・グリュック

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マジェスティ:君の王冠、君の王国(Majesty: deine Krone, dein Königreich)
ゲームデザイン・M.アンドレ、イラスト・A.ハイトジーク
2-4人用、7歳以上、20-40分
ハンス社は『宝石の煌き』のアンドレを起用した。なりたての女王・王様になり自分の王国を作って戴冠されることを目指すゲーム。そのためには臣下の協力が必要で、粉屋や貴族、魔女や宿屋が王国では重要な役目を果たす。価値ある人物を適切なタイミングで取ればたくさんのお金を稼げるだろう。でもとなりの王国にも注意しなければならない。十分な見張りをしていないと、敵の兵士が攻め込んでくることだってある。シンプルなルールと短時間で、続けてプレイすることも可能だ。

マルコポーロの仲間たち(Die Gefährten des Marco Polo)
ゲームデザイン・S.ルチャーニ&D.タシーニ、イラスト・D.ローハウゼン
2-5人用、12歳以上、30分
昨年のドイツゲーム賞を受賞した『マルコポーロの旅路』の拡張セット。プレイするためには本体が必要。1295年、マルコ・ポーロは長い旅から故郷ヴェネツィアに帰還した。プレイヤーは貴族たちの理解を得て、特権を使えるようにしてもらったり、特典を獲得したりする。マルコポーロは道中、いつもいろいろな人物をお供にして支援してもらっていた。これらの人物がこの拡張セットでは中心となる。5人プレイも可能になり、新しいキャラクター、契約、都市、ゴールカードが入っている。

ストーンエイジジュニア・カードゲーム(Stone Age Junior: Das Kartenspiel)
ゲームデザイン・M.トイブナー、イラスト・M.メンツェル
2-4人用、4歳以上、15-30分
昨年ドイツキッズゲーム賞を受賞した記憶ゲームの続編。単体で遊ぶこともでき、『ストーンエイジ・ジュニア』の拡張セットとしても遊べる。石器時代の人類は今とは全く異なる生活を送っていた。最初の人類が移動生活をやめて定住したころの生活をなぞってみよう。マンモスのマルティンが物資を集めるのを手伝ってくれる。はじめて自分の開拓地を作ることができる。

カルカソンヌ・ビッグボックス6(Carcassonne Big Box 6)
Pattern Building · Tile Placement ·
ゲームデザイン・K.-J.ヴレーデ、イラスト・A.ペツケ&C.クイリアムス
2-6人用、7歳以上、35分
『カルカソンヌ』基本セットに、基本的な拡張セット2つとミニ拡張セット8つをまとめて、第6版となった。ミニ拡張セットはプロモや雑誌の付録になっていたものである。

カルカソンヌ・フォー2(Carcassonne für 2)
ゲームデザイン・K.-J.ヴレーデ、イラスト・A.ペツケ&C.クイリアムス
2人用、7歳以上、25分
『カルカソンヌ』がメタルボックス48枚のタイルと12個のミープルが入って2人専用になった。本体より安価で購入でき、プレイ時間も短く気軽にプレイできる。

シュピール'17:ハバ

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イクアスの滝(Iquazu)
ゲームデザイン・M.フェルトケッター、イラスト・S.ベーム
2-4人用、10歳以上、50分。
岸壁に囲まれた滝で宝石を集めるゲーム。川が流れるにつれて状況はどんどん変わっていく。毎手番、4枚のカードを引くか、1色のカードを何枚かボード上で空いているスペースにある宝石に出す。一番左の列には1枚、次の列には2枚......というように出すことができる。最後のプレイヤーは水を一番左の列に加え、いっぱいになったらその列の宝石をいくつもっていたかによって得点し、横の列でも宝石が最も多ければボーナスとしてカードを引いたり、色を無視したり、ゲーム終了時に得点したり、もう1回手番をできるといった特典を受ける。
その後、滝が右にスライドし、一番左の列が消え一番右に新しい列が現れる。こうして最後の列がいっぱいになるまでプレイし、得点を競う。

ブーム・バン・ゴールド(Boom, Bang, Gold)
ゲームデザイン・A.エメリ、イラスト・T.グルービング
2-4人用、7歳以上、20分。
古い街の小さな村でゴールドラッシュが起こった。腕利きの金鉱掘りが集まり、ダイナマイトを鉱山に放り投げて金塊を掘り出す。コウモリやヘビ、ネズミや幽霊に出くわさないよう気をつけ、そして決闘をくぐり抜けて金塊を集めよう。
テーブル中央にタイルを裏返して混ぜ、時計を1分にセットし、各プレイヤーはダイナマイトのスティックと、保安官と、宝箱をもってはじめる。全員同時にダイナマイトを投げ込み、片手で表になったタイルを取り除き、自分の保安官の上に置いていく。コウモリなどを取ったら「気をつけろ!」と掛け声をかけ、全員中断して手を頭にのせなければならない。アクションタイルを出してタイルをめくったり、ダイナマイトをさらに投入したり、ほかのプレイヤーと決闘したりして、12ラウンドで金塊を最もたくさん集めたら勝ちだ。

コーネックス(CONEX)
ゲームデザイン・プロスペロ・ハル、イラスト・P.ペッツォルト
2-4人用、8歳以上、15-20分。
カードの端に同じ色のカードを重ねて得点するゲーム。配置する角度はカードによって異なり、カードの列は思わぬ方向に伸びていく。得点ボードの四隅にある「コーネックス・コーナー」に同じ色のカードをうまく接続できれば得点が入るので、鋭い目測でコーナーを目指そう。またカードによってダイスを振ったり、ボーナススターが手に入ったりする。プレイエリアは限られており、指定された部分以外は重なってはいけない。どこにカードを配置すれば、コーナーを目指せるか、手札と相談して考えよう。

カルバ・カードゲーム(Karuba: Das Kartenspiel)
ゲームデザイン・R.ドーン、イラスト・C.シュテファン
2-6人用、8歳以上、10-15分
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたタイル配置ゲームのカードゲーム版。手札からカードを2枚出して、神殿までの道をつないでいく。カードには番号がついており、番号が低いものは十字路だったり宝だったりと有用だが、合計が一番低いと1枚は捨てなければならない。道中に落ちている宝と、道をつなげた神殿の得点を競う。

ダイスの王様(Würfelkönig)
ゲームデザイン・N.ニルソン、イラスト・G.バッツ
2-5人用、8歳以上、20-30分
ついに王様となったあなたに足りないものは、市民だった。国中にお触れを出し、ノーム、ドワーフ、オーク、妖精、魔法使いを集める。しかしほかの国でも王様たちが市民を集めている。ダイスのスキルと運で良い市民を獲得しよう。愚者とドラゴンに気をつけなければ国はめちゃめちゃになってしまうぞ。カードに描かれた条件をダイスで満たすことで市民が手に入る。特殊カードの効果で差をつけよう。

『スパイネット』日本語版、11月上旬発売

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ホビージャパンは11月上旬、『スパイネット(SpyNet)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ガーフィールド、2~4人用、14歳以上、30分、2500円(税別)。

『キング・オブ・トーキョー』『バニーキングダム』と、ボードゲームのデザインでも注目されているR.ガーフィールドの新作。現代の諜報戦がテーマで、ズィーマンゲームズ(カナダ)から今秋発売される。

プレイヤーはスパイマスターとなり、チームメイトと連携して、さまざまな諜報部門のエージェントを雇い、重要な極秘任務を遂行する。賢明なプレイと協調によって、機密情報の世界の支配的勢力になろう。

手番中、プレイヤーはエージェントカードや、得点となる任務カードを獲得するか、またはそれらのカードをプイする。諜報には「執行」「潜入」「防諜」「技術」の4つの部門があり、任務カードは、自分(自陣営)が支配している部門にしかプレイできない。エージェントの特殊能力を駆使して、敵のエージェントの寝返りや暗殺、追加のカードの獲得やプレイなど、自陣営に有利になるように各部門を支配していく。

4人プレイの場合は2対2のチーム戦、2~3人の場合は個人戦となる。またオプションの「情勢カード」を使用することで、ゲームごとに異なったルールでプレイすることも可能。カードドラフトの要素もあり、チーム内協力や敵対組織との駆け引きも熱い、諜報戦カードゲームだ。

ゲームの内容物:エージェントカード34枚、任務カード32枚、資金調達カード10枚、情勢カード8枚、部門トークン16枚、ルールブック

スパイネット日本語版(コンポーネント)

シュピール17:ホワッツユアゲーム?

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ルート・アイランド(Loot Island)
ゲームデザイン・A.ハーグ、イラスト・M.イアネリ
2~5人用、10歳以上、30~60分、ホビージャパンから日本語訳付き輸入版が3600円(税別)で11月中旬発売予定。
『レイルロード・レボリューション』『ニッポン:明治維新』『シニョーリエ』『春秋戦国』と重量級ゲームを発表してきたホワッツユアゲーム?(イタリア/ドイツ)がカードゲームに舵を切った。呪いがかかったインド洋の島で、古い宝の地図を頼りに宝を探し出す。
プレイヤーは宝の地図の断片であるカードをつなげて島に上陸し、埋められているお宝を目指す。毎ラウンドの最後に探険が行われ、宝が発見されたら先着順で山分けとなる。
宝物は、十分な地図カードが上陸中にプレイされていれば分配されるため、通常は複数のプレイヤーが協力して宝の地図カードをプレイしなくては宝物にはありつけない。同業のトレジャーハンターと協力しなければならないが、それと同時に一番大きな分け前にありつけるようにふるまう必要もあるのだ。
はたしてあなたは、正しい宝の地図の断片を持っているのか? 他のプレイヤーは宝のありかにつながる地図の断片を持っているのか? 何より、呪いを取り除くことはできるのか?

『脱出:ザ・ゲーム ファラオの玄室』日本語版発売

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cosaicは9月14日、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した謎解きゲーム『脱出:ザ・ゲーム ファラオの玄室(EXIT: Das Spiel - Die Grabkammer des Pharao)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・、1~6人用、12歳以上、45~90分、2500円(税別)。

昨年秋にコスモス社(ドイツ)からシリーズ3タイトルが同時発売され、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選出された作品。「脱出ゲームファンと、それを目指す人たちにとってマストアイテム」と評されている。先月発売された日本語版第一弾『荒れはてた小屋』は品薄になるなど幸先のよいスタードダッシュを切っている。

今回はエジプト旅行で王の谷を訪れたプレイヤーたちがそファラオの玄室に閉じ込められてしまう。博士の残した手記と円盤を駆使し、全ての謎を解いて脱出することはできるか。常識をうちやぶり、ひらめきを働かせることが脱出への手がかりとなる。

全問解くまでにかかった時間と、それまでに見たヒントカードの枚数で成績をつける。ネタバレ禁止、『荒れはてた小屋』を気に入った人も、まだ遊んでいない人も、一度しか遊べない贅沢なゲーム体験があなたを待っている。

日本語版第三弾『秘密の実験室』は11月の発売予定。本国ではさらに3タイトルが今春リリースされており(ニュルンベルク17:コスモス )、脱出ゲームの盛り上がりはまだまだ続きそうだ。

シュピール'17:フッフ

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フューヴィル(Feuville)
ゲームデザイン・U.パイゼ、イラスト・D.ローハウゼン
2~4人用、10歳以上、60分。ホビージャパンから日本語訳付き輸入版が5600円(税別)で11月下旬発売予定。
国の南方に位置する豊かな都市フューヴィル。交易は栄え、街は拡大の一途をたどっていた。プレイヤーは建築家となって、フューヴィルの発展を繁栄を支えていく。大胆なアイディアを実現させ、街の指導者に提示していくのだ。しかし、定期的に街には災厄が訪れる。ドラゴンのドラコフィルが街の繁栄に憤慨し、豊かな市民に激しく嫉妬しているのである......結果、街は大火と破壊に襲われ、大がかりな魔法で雨を降らせない限り、現状は一層悪化することになる。ドラコフィルが街を破壊してしまう前に、街の指導者たちの要求を満たすことはできるだろうか。
各プレイヤーは建築現場のスタートタイルから始める。そこにタイルを配置して、壁や塔や屋根、そして雨雲というように高くしていく。手番プレイヤーはダイスを2個振り、フューヴィルの住人を発動させる。これによってタイルを獲得したり、王様の布告を満たしたり、特殊効果を実行したりする。ほかにも妖精やコボルドが建設を手伝ってくれる。
ダイスでゾロ目が出るとドラゴンが襲ってきて、雨雲のない建物は燃やされてしまう。廃墟となった建物は魔法使いや雨雲を使って復活させよう。王の布告が全て終わったとき、名声の最も多いプレイヤーが勝利する。

フューヴィル

ガンジスの藩王(Rajas of the Ganges)
ゲームデザイン・ブラント夫妻、イラスト・D.ローハウゼン
2~4人用、12歳以上、45~75分。ホビージャパンから日本語訳付き輸入版が7000円(税別)で11月下旬発売予定。
16世紀インド。ムガル帝国の頂点に立つのは数多の属領を従えるアクバル大帝である。しかし、その地方領の多くはイスラム教徒ではなく地元のヒンズー教徒の藩王たち 「ラージャ」によって政治が行われていた。彼らはお互いにその力と威光を競い合い、人々の生活はヒンズー教とカースト制が大きく影響を与えていた。
プレイヤーはラージャの一人として、地方領の運命をかじ取りし、カースト制を使い、交易を行い、ガンジスを行き交うことで領土を開発していく。しかし、神々の意向も大きく運命を左右する。良きカルマを積むことも必要だが、一方で悪しきカルマが富と名声に繋がることもあるだろう。
順番にワーカーを配置し、コストを支払い、ダイスで対応するアクションを実行する。ダイスがこのゲームでもっとも重要なリソースだが、運の要素は限られている。石切場を使って領地を広げ、市場で収入を上げ、宮殿では皇帝の支援が受けられる。富と名声の両方を集める方法が独特で、両方の得点マーカーは勝敗を決めるだけでなく、1人のプレイヤーの両方のマーカーが同じマスに入ったらゲーム終了になるのだ。

ガンジスの藩王

キーパー(Keyper)
ゲームデザイン・R.ブリーズ、イラスト・V.ダルトン
2~4人用、14歳以上、プレイ人数×30分。ホビージャパンから日本語訳付き輸入版が12000円(税別)で11月下旬発売予定。
『キーフラワー(2012年)』『キー・トゥ・ザ・シティ:ロンドン(2016年)』と続いてきたR&Dゲームズ(イギリス)によるキーシリーズの最新作。中世の王国「キーダム」を舞台に、職人たちを指揮し、自分の村を経営し、農場を発展させ、季節の祭りを取り仕切り、河を行き交う商人と交易をする。プレイヤーは最も良い組み合わせの土地を見極め、自分の砦から職人「キープル」を送り出す。さまざまな場所で労働しさまざまな資源を得、特別なアクションを行う。旅人の知識と助けを得たり、計画を立てたり、河川交易人と交易したりできるだろう。
ワーカープレイスメントゲームだが、ほかのプレイヤーが置いたキープルと同じ色のキープルは利益に相乗りできる。そのため、場合によっては自分の手番が来る前に、自分のキープルを全て働かせていることもありえる。また、すべてのキープルは2度働く可能性もある。もし、キープルをすべて働かせてしまっている状態で、他のプレイヤーにまだキープルが残っているのであれば、すでに置いてあるキープルを寝かせることでさらに働かせることができるのだ。このためほかのプレイヤーと協力すべき要素が多い。
ほかのキーシリーズと同様、アクション自体に破壊的な要素はなく常に建設的であり、直接的な攻撃もない。自分の職人たちをうまく采配し、村を栄えさせ、交易で利益を得たプレイヤーがゲームの勝者となり、遠縁で年老いたキーダムの支配者キーウッドの承認を得ることができるだろう。

キーパー

カタレンガ(Katrenga)
ゲームデザイン・D.パーレット、イラスト・D.ローハウゼン
2人用、8歳以上、20分。
『ウサギとハリネズミ』のパーレットがデザインした、チェス形式のアブストラクトゲーム。コマのかたちは全部同じだが、盤面の64マスは4色に分けられており、どのマスにいるかによって動き方が変わる。青いマスはキング、緑のマスはナイト、赤いマスはルーク、黄色のマスはビショップの動き方になる。ビショップとルークの場合は、同じ色のマスに移動しなければならない。自分のコマを2個、相手のラインの奥まで進めるか、相手がそれをできない状態にすれば勝利。4枚のボードを組み合わせて、ゲームごとに変えられるようになっている。

キングOZO(King Ozo)
ゲームデザインとイラスト不明、2~6人用、6歳以上、15分。
ホビージャパンから日本語版から2400円(税別)で発売予定。
全員同時に、絡まった紐の中から宣言した色のビーズがついた紐を探し出す。紐は色の付いていない方の端しかもてない。全員が1本ずつもったら引っ張ってみて、正解だったらゲット。観察力とスピード、そして運が試される。また、ほかの人が取った後ほど探しやすいが、先に正解を取られては負けるし、最後まで残っていると皆がテーブルを叩いて「オゾ、オゾ、オゾ!」と急かすルールがある。

インビジブル・インク(Invisible Ink)
ゲームデザイン・M.N.アンダーセン
3~6人用、10歳以上、20~30分。
赤いメガネをかけて黄色い線が見えない状態で、黄色い線で絵を描いてコードネーム(お題)を当てるゲーム。ダイスを振って、描く人だけ、当てる人だけ、あるいは全員がメガネをかけるように指示される。メガネをかけた人にとっては、描いている手の動きだけが手がかりだ。さらにお題カードには描いていけないことも指示されており、例えば「どろぼう」は手を描いてはいけない。どうやって表現するか腕の見せどころだ。

テラ・ミュンヘン(TERRA München)
ゲームデザイン・F.フリーゼ
2~6人用、10歳以上、45~60分。
うんちくゲームのミュンヘン版。150枚のカードの両面で300問が入っている。

トーレス(Torres)
ゲームデザイン・W.クラマー&M.キースリング
2~4人用、10歳以上、60分。
2000年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した立体ゲームのリメイク。

戦術書付き『ホリエモンの人狼セット』発売

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ゴマブックスは9月30日、戦術書付き『ホリエモンの人狼セット』を発売した。監修・堀江貴文、著者・斎藤由多加・児玉健・桜庭未那・池永英介、1680円(税別)。

15人まで遊べる人狼カードセット17種類29枚に、初心者から経験者まで楽しめる「人狼の教科書」を同梱。「人狼の教科書」では基本的な遊び方やルールのほか、堀江貴文とメンタリストDaiGoの対談を掲載、嘘を見抜く能力や、勝ち方のコツを語る。執筆は人狼ルームや舞台版人狼のスタッフがあたっている。

ほかにもゲームで使われる騙しの手口と、それに対抗するテクニックをまとめた「ルナの三十六手」、「騙されやすいタイプとはどんな人なのか?」など、人狼ゲームを超えて、日常生活にも応用できる内容となっている。

堀江貴文氏はボードゲームを好んでプレイしており、人狼は準備も少ないため、「老人に人狼をやらせてみるのもいいかも」と話している。一般向けの内容にしたことで、新しい愛好者も期待できそうだ。

人狼ゲーム関連では、カードセットだけでなく、関連書籍や書籍付きカードセットも多く発売されており、『「人狼」カード&プレイブック』(富士見書房)、『人狼読本』(エンターブレイン)、『今夜はじめる人狼ゲーム』(スモール出版)、『決定版 人狼ゲームが100倍楽しめる本』(幻冬舎)、『人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学』(新曜社)などがある。

『チケット・トゥ・ライド:北欧の国々』日本語版、11月上旬発売

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ホビージャパンは11月上旬、鉄道旅行ゲームのシリーズ作品『チケット・トゥ・ライド:北欧の国々(Ticket to Ride: Nordic Countries)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.R.ムーン、イラスト・C.ドージン&J.デルヴァル、2~3人用、8歳以上、30~60分、6000円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイ可能。

オリジナルは2007年に発売された。スタンドアローンの『チケット・トゥ・ライド』シリーズとしてはドイツ年間ゲーム大賞を受賞したアメリカ(2004年)、ヨーロッパ(2005年)、メルクリン(2006年)に続いて4作目の作品である。

コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキ、ストックホルムなどの北欧の大都市をめぐる鉄道の旅が始まる。ラウマ鉄道に乗って、ノルウェーの美しいフィヨルドや、壮大な山の景色を楽しもう。バルト海に面したあわただしいスウェーデンの港、かつてバイキングたちが歩いたデンマークの地域、北極圏内の白夜の地域が待っている。

プレイヤーはいろいろな種類の列車カードを集め、トンネルを抜けたり、フェリーに乗船したりして、北欧の国々を巡る。2人または3人プレイ専用にデザインされているのが特徴で、家族からゲーム愛好家まで楽しく遊ぶことができる。

内容物:ゲームボード(スカンジナビアの鉄道マップ)1枚、列車コマ120個、 列車カード110枚、行き先チケットカード46枚、ボーナスカード1枚、木製スコアマーカー3個ほか

書籍『ボードゲーム・ストリート2017』10月30日発売

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新紀元社は30日、過去1年間の注目ボードゲームを振り返るレビュー誌『ボードゲーム・ストリート2017』を発売する。安田均&グループSNE著、B5版80ページ、1800円(税別)。

アナログゲーム専門誌『Role&Roll』連載のボード/カードゲームコーナー「ボードゲーム・ジャンクション」からピックアップし、書下ろしを加えたもの。毎年発刊されており、7冊目を迎える。年鑑として1年間の流れをつかむことができ、資料的価値も高い。

数え切れない新作が発表されている昨今、押えておきたい各賞受賞作や、あまり知られていない傑作、国産オリジナルボードゲームの動向などを紹介。リプレイや座談会も収録され、「この1年がゲーム史上でどのような位置づけとなる年だったのか」を深く掘り下げる。

 安田均氏による全編書き下ろしの「ボードゲーム紹介2016」、『Role&Roll』の連載に書き下ろしを加えた笠井道子氏の「ウニ頭にもできるもん!」と柘植めぐみ氏の「ボードゲーム・リプレイ」、テーマごとに前年を振り返る「日本人がデザインしたボードゲーム」「日本語版が出た海外ボードゲーム」「iOSアプリで遊べるボードゲーム」などの定番コーナーに加え、今回は空前のブームを迎えているボードゲームカフェと脱出ゲームも取り上げる。国内外の動向をこれでチェックしておこう。

『エルドリッチホラー:ドリームランド』日本語版、11月18日発売

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エルドリッチホラー:ドリームランド日本語版アークライトは11月18日、クトゥルフ神話をテーマにした協力ゲームの拡張セット『エルドリッチホラー:ドリームランド(Eldritch Horror: The Dreamlands)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・N.ヴァレンス、イラスト・J.マレー、1~8人用、14歳以上、120~240分、6200円(税別)。

オリジナルは今春発売されたもので、このシリーズの拡張セットが日本語化されるのは『失われた知識』『狂気の山脈にて』『神秘の遺跡』『アンダー・ザ・ピラミッド』に続いて5タイトル目。深き眠りの700段の階段を降りて魔法の森に入り、ドリームランドに足を踏み入れる。

ドリームランドサイドのボードに加え、8人の新たな探索者が登場。ウルタール村の猫や、クトゥルフ神話に登場する夢の旅人ランドルフ・カーターなど、ラヴクラフトの小説ではおなじみの人物と共に旧支配者に立ち向かおう。

内容物:ドリームランドサイドボード1枚、ルールブック1冊、探索者シート8枚、探索者コマ8個、プラスチックの台8個、エンシェントワンシート2枚、トークン類42個、カード(56×88mm)184枚、カード(40×63mm)76枚

エルドリッチホラー:ドリームランド日本語版(コンポーネント)

恥ずかしいこと聞いてみたい!『プライバシー』日本版、12月中旬発売

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プライバシー日本版ディアシュピールは12月中旬、面と向かって聞けないような恥ずかしい質問にこっそりと答え、Yesの数を予想するゲーム『プライバシー(Privacy)』日本版を発売する。ゲームデザイン・R.シュタウペ、グラフィックデザイン・タンサンファブリーク、5~12人用、18歳以上、45分、3,980円(税込)。12月2~3日のゲームマーケット2017秋にて先行販売される。

オリジナルは2004年、アミーゴ社(ドイツ)から発売された作品。好評につき『プライバシー2』『プライバシー激辛』『プライバシークイッキーズ』『プライバシーナンバーズ』と続編が発売されている。輸入版がメビウスゲームズで取り扱われたことがあったが、下ネタの多さと言語依存の高さに加え、ドイツと日本のお国柄の違いもあってプレイされる機会が少なかった。

「留年したことがある」「浮気をしたことがある」「通販でアダルトグッズを購入したことがある」「経験人数は10人以上」などの質問に対し、参加者がYESかNOで答え、全体でYESが何人いたかを当てる。誰がYESで誰がNOだったかは分からないようになっており、答えにくい質問も正直に答えられる。参加者の顔ぶれからは想像もつかない結果が出てきたときの驚きに、盛り上がり必至のゲームだ。

今回の日本版に際し、質問を日本語化しただけでなく内容も調整。下ネタの多さは変わらないが、言語依存の高さとお国柄の違いは解消され、より遊びやすく、盛り上がれるようになっている。飲み会などで大活躍しそうなパーティーゲーム、待望の日本版登場だ。

ディアシュピール:プライバシー日本版

シュピール'17:ブルーオレンジゲームズ

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クイーンドミノ(Queendomino)
ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ブーケ
2~4人用/8歳以上/25分
今年のドイツ年間ゲーム大賞に輝いた『キングドミノ』の続編。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定。タイルを順番にとって自分の王国を広げていくだけでなく、特殊効果をもつ建物が加わってより戦略的になる。中央ボードから新しい建物を買い、赤いエリアに建てる。建物はエリアによる勝利点や塔、騎士をもたらす。塔が多いところにクイーンが訪れ、クイーンがいる間は建物のコストが下がる。騎士は王国に配置すると徴税の収入をもたらす(最初から1体もっている)。ドラゴンに1金を支払うとほかのプレイヤーがほしそうな建物を1つ焼き払ってくれる。
さらに『キングドミノ』と組み合わせて「ロイヤルドミノ」ルールでプレイすることもできる。『キングドミノ』が物足りなくなったゲーマーは遊んで見る価値がありそうだ。

光合成(Photosynthesis)
ゲームデザイン・H.ハッハ、イラスト・S.ミラモン
2~4人用/8歳以上/45~60分
森の周囲を回転する太陽の光エネルギーを利用して木々を育成するボードゲーム。太陽がある方向から当たると、日向になっている木はその高さに応じてエネルギーを得て成長し、新しい種を撒き散らす。その木が成長すれば得点になるが、成長するほど影になる部分が多くなり、影になった木には光エネルギーを得られなくなる。太陽が移り変わっていく中、どこに種を広げれば日向のところにあり続けられるか、戦略的な戦いが繰り広げられる。

パニックマンション(Panic Mansion)
ゲームデザイン・A.グラナールド、イラスト・D.S.ペダーセン
2~4人用/6歳以上/20分
呪われたマンションから脱出することを目指すアクションゲーム。『アイスクール』のように箱を区切ったマンションの中で、幽霊やクモや目玉のいる部屋をくぐり抜け呪いを解く。最初に5つの課題をクリアして、カードで指示された部屋に移動できるのは誰か?

見た目の印象で絞り込め!『アンユージュアルサスペクツ』日本語版発売

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テンデイズゲームズは13日、見た目の印象から犯人を絞り込む協力ゲーム『アンユージュアルサスペクツ(Unusual Suspects)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.モリ、イラスト・A.コスタ&P.ウォッケン、3人~16人用、14歳以上、20分、3000円(税別)。

2015年にクラニオ・クリエーションズ(イタリア)から発売された作品。これまで輸入版が流通していたが、新版になったのに合わせて日本語版が制作された。親が質問に対して見た目の印象だけで答え、その答えを手がかりにほかのプレイヤーが12人の容疑者から犯人を特定するゲーム。

「毎日新聞を読みますか?」「車の手入れをしていますか?」「両親と同居していますか?」「ホラー映画が好きですか?」といった質問に、「はい」か「いいえ」で答える。親プレイヤーは、指定された人物の見た目から、その人物の人となりやバックボーンを自分なりにイメージして答えていく。

ほかのプレイヤーは質問と回答が行われるたびに、並べられた人物カードの中から、該当しないと思われる人物を除外する。これを繰り返し、最終的に、指定された人物を残すことができたら成功となる。

見るからにいかつい男性、都会的でおしゃれな女性、温厚そうなおばあちゃん、ぽっちゃりとしたのんきな彼・・・さまざまな人物カードが用意されるが、同じ人物から受ける印象がプレイヤーによって異なり、ほかのプレイヤーと共有する面白さも味わうことのできるパーティーゲームだ。

テンデイズゲームズ:アンユージュアルサスペクツ日本語版 link


(写真は英語版)

『海底探険』海賊版、キックスターターに出現

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クラウドファンディングサイト「キックスターター」で香港の出版社がオインクゲームズの『海底探険』の海賊版の資金募集を行っていたことが判明し、オインクゲームズが注意喚起を行った。プロジェクトはキャンセルされている。

プロジェクトは300香港ドル(4300円)で製品、800香港ドル(11500円)で製品と潜水艦のラジコンが送料無料で送られるというもの。"Sea Board Game"というタイトルで紹介されたゲームはコンポーネントもボックスも『海底探険(Deep Sea Adventure)』そのものだった。

愛好者のツイートで話題になり、オインクゲームズが急遽、当社とは関係ないこと、キックスターターに著作権違反の申し立てを行ったことを発表。プロジェクトはその後すぐにキャンセルされた。

香港ボードゲーム事情・その2:海賊版について link(ペンとサイコロ)」によれば香港では海賊版のボードゲームが正規品の3分の1ほどで販売されており、一掃されていないという。

『あやつり人形新版』日本語版で11月18日発売

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あやつり人形新版アークライトは11月18日、正体を見破られないように建物を作るカードゲーム『あやつり人形新版(Citadels 2016 Edition)』を日本語版で発売する。ゲームデザイン・B.フェドゥッティ、イラスト・A.ボスレイ&S.エッケルト、2~8人用、10歳以上、30~60分、3200円(税別)。

2000年にドイツで発売され、アークライト社から日本語版が発売されていたロングセラーをリメイク。ファンタジーフライトゲームズから独立したウィンドライダーゲームズが手がけ、今春には旧版の版元であるハンス・イム・グリュック社からドイツ語版が発売された。

プレイヤーはさまざまなキャラクターをひそかに選択し、順番にコールされてアクションを行っていく。どのキャラクターを選んだか分からないようにポーカーフェイスを駆使して、お金を集め建物を作る。

新版ではこれまでに登場したカードに加え、拡張セット『暗黒の王』のカードも同梱されたほか、イラストを一新しカードサイズを拡大。さらに新しい拡張も加わっている。

内容物:キャラクターカード27枚(69×119mm)、建物カード84枚(57×88mm)、キャラクタートークン:27個、令状マーカー3個、脅迫マーカー2個、王冠コマ1個、早見表シート6枚、金貨トークン30枚、ルール説明書1冊

あやつり人形新版(コンポーネント)

シュピール'17:シュピールヴィーゼ

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インディアンサマー(Indian Summer)
デザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ
1~4人用/10歳以上/15~60分
昨年『コテージガーデン』でデビューしたベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」が、再びローゼンベルクを擁してパズルゲームを発表する。ローゼンベルクはパズルタイルを用いた作品をこのところよく作っているが、シュピールヴィーゼでは『コテージガーデン』『インディアンサマー』と今後発表する新作を併せて「パズル3部作」と呼んでいる。ホビージャパンから日本語版予定。
「インディアンサマー」とは、冬が始まる前の小春日和のこと。ニューイングランドを舞台に森を木の葉でいっぱいにするタイル配置ゲーム。プレイヤーボードに、さまざまな形の木の葉タイルを配置し、隙間はリスチップを配置して、全てのマスを埋めることを目指す。紅葉でいっぱいの森が広がる美しさが楽しめる。
木の葉タイルには穴が空いており、もともとプレイヤーボードに印刷されている木の実・キノコ・ベリー・羽根が穴から見えるように配置することで、それらのアイテムを獲得し、その特殊効果を使えるようになる。さらに穴をつなげてパターンを作ることで動物タイルを獲得でき、さらに宝物が手に入るという、二重のパズルになっている。


Boardgamegeek

ノリア(Noria)
デザイン・S.ヴァグナー、イラスト・K.フランツ、M.メンツェル
2~4人用/12歳以上/70~120分
ドイツ年間ゲーム大賞の奨励賞受賞者によるデビュー作品。発売元はペガサスシュピーレで、ホビージャパンから日本語版予定。テーマはスチームパンク。商業帝国ノリアで、空中に浮かぶ島を見つけ、資源を集め、船を買い、工場を建設する。名誉あるプロジェクトに投資し、秘密を政治家に渡して成功を収める。
「ホイールビルディング」がシステムの中心で、各プレイヤーは、3つのリングを組み合わせたアクションホイールにディスクをはめこんでアクションを構成する。ディスクは交換可能でグレードアップもでき、ゲームが進むにつれて新しいディスクを入手し、ホイールのリングを操作してアクションを組み立てるのだ。


(Brettspiel-News)

メモアール!(Memoarrr!)
イラスト・C.ボルトリーニ、イラスト・P.フォンタグニア
2~4人用/8歳以上/10~20分
発売はペガサスシュピーレから。カードをめくり、そこに描いてある動物や場所が入ったカードをめくっていく記憶ゲーム。違うカードをめくってしまったら脱落。最後に残ったプレイヤーが財宝を手に入れる。カードの位置はゲームを通して変わらないので、記憶することは増えていく。さらに上級者ルールでは絵柄によって特殊アクションが入り、よりエキサイティングになるだろう。


Boardgamegeek

エレクト7(Erect7)

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伸びろ如意棒!

エレクト7

チン○を伸ばして彼女の顔にぶっかけるカードゲーム。オーストラリアのデザイナー集団がキックスターターで制作発表したもので、233人が7735オーストリアドル(68万円)を出資して製品化された。このような尖ったテーマのゲームこそキックスターターの醍醐味である。

各プレイヤー自分の前に彼氏カードを置き、手札3枚を持ってスタート。手番には1枚引いて、1枚出す。色と位置が合うようにカードを並べ、7枚目に彼女カードを出せたら勝ちとなる。

色と位置が合うカードがなかなか来なければ、ED治療カードで山札から2枚引いたり、ほかのプレイヤーの手札を盗んだりもできる。また、ほかのプレイヤーには性病カードを出してその先を伸ばせなくしたり、醜い女の子カードを出して萎えさせたりすることもできる。

性病カードに対してはコンドームカードで予防したり、抗生物質で治療したりすることができ、醜い女の子カードには可愛い女の子カードで萎えるのを防御できたりする。

大逆転を可能にするのがハサミカード。ほかのプレイヤーから複数枚をちょんぎって一気に伸ばすこともできる。

4人プレイで15分ほど。性病にしたり治したりと激しい攻防が繰り広げられる。特にリーチになるとみんなが全力で止めに来るが、タカハシさんが逃げ切って勝利。2ゲーム目もタカハシさんが伸ばしたい放題で1位。

プロモカードの袋を開けてみたところ、女装した男性が男装した女性にぶっかけるというさらにカオスなカードが入っていた。

Erect7
Mookybug(2017年)
2~4人用/18歳以上/10~15分

イタリア年間ゲーム大賞2017に『キングドミノ』

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ルッカ・コミック&ゲーム祭は9月27日、にて、今年のイタリア年間ゲーム大賞(Gioco dell'Anno)を発表した。5タイトルのノミネート作品から『キングドミノ』が大賞に選ばれた。

イタリア年間ゲーム大賞はファミリーや友達にボードゲーム文化を普及することを目的として2013年から始まった。9名の審査委員がボードゲームの世界への導入としてふさわしく、独創的で遊びやすく、ルールが分かりやすく、コンポーネントの品質と機能性が高いボードゲームを選んでいる。これまで『アウグストゥス』『星の王子さま:その先の物語』『コルトエクスプレス』『ポーション・エクスプロージョン』が受賞している。

大賞を受賞した『キングドミノ』はファミリーで遊ぶのに適しているだけでなく、奥が深くて経験者も楽しめる点、時間が15~20分と子どもでも飽きない点が評価された。ドイツ年間ゲーム大賞、フランス年間ゲーム大賞ノミネートに続いての受賞である。ノミネートには、ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされた『マジックメイズ』、フランス年間ゲーム大賞を受賞した『アンロック!』などが入っている。

ルッカ・コミック&ゲーム祭はイタリア・トスカーナ州の小都市で毎年秋に行われているコミック・音楽・アナログゲーム・デジタルゲームのイベント。1993年から始まり、昨年は5日間で27万人が訪れた。今年は11月1日から5日まで開かれる。

【イタリア年間ゲーム大賞2017】
大賞:キングドミノ(Kingdomino)
ノミネート:ドリームホーム(La Casa dei Sogni)、マジックメイズ(Magic Maze)、アンロック!(Unlock!)、トピアリー(Topiary)

ボドゲde遊ぶよ!! phase 8-11

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進撃の巨人:最終決戦(Attack on Titan: The Last Stand)

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最後の一撃、間に合うか?

進撃の巨人:最終決戦

アニメ・映画化もされている諫山創の人気コミックを、ゲーム大賞作家のボザがボードゲーム化した作品。アメリカで発売されたものだが、コミック発信地の日本で発売されるかどうかはまだ分からない。版権の関係で簡単にはいかないかもしれない。

プレイヤーのひとりが巨人役となり、残りが人間となって協力して戦う1対多のゲームである。巨人4種類、人間は8キャラクターから選ぶことができ、毎回違ったゲームが楽しめる。今回は4人プレイで、人間側はエレン、リヴァイ、アルミンを選んだ。それぞれ特殊能力があり、それに合わせた戦略が生まれる。

舞台は巨大な巨人像と城壁からなり、巨人の足元から首まで、1~8階層になっている。妙に大きい立体コンポーネントが臨場感を増す。人間側のプレイヤーは足元や城壁から巨人の首へと登り、ダメージを与える。

ゲームは巨人と人間が交互にアクションを行う。まず巨人プレイヤーがアクションカードをプロット。1枚は表で1枚は裏にしておき、ラウンドの最後にどちらも発動する。人間側はこれを見て対抗手段を考えなければならない。

次に人間プレイヤーがダイスを振る。ダイスには巨人、移動、攻撃、大砲、盾、銛の6種類があり、振り直しは自由だが巨人の目が出たら巨人プレイヤーに渡さなければならない。出したい目が出るまで振り続けていると、巨人の餌食になってしまう。巨人の目がたまると、巨人プレイヤーが攻撃したり回復したりできるようになる。

巨人プレイヤーが使ったダイスは返却され、もう1度振って使えるようになる。しかしダイスを使う前に巨人のアクションカードが発動する。ある階層にいる人間にダメージを与えたり振り落としたり、周囲にいる市民を殺したり、城壁にある大砲を破壊したり、勝利条件となる戦術カードを変更させたりして、人類は苦境に追い込まれる。盾や銛の目で防げるものもあるので、極力対策を打っておきたい。

最後に人間プレイヤーの手番。ダイス目を使って巨人を登り、斬撃を与えたり、大砲でダメージを与えたりする。人間側が勝利するには、7枚のうち2枚ある必殺の戦術カードを出し、そこに書かれている条件(特定の階層で、特定の目を出すこと)を全て満たさなければならない。

これで1ラウンド終了。これを繰り返しているうちに、巨人を倒せないまま大砲がなくなるか、市民が全員殺されるか、プレイヤーのキャラクターが1人殺されると人類は敗北する。

4人プレイで40分くらい。私はリヴァイを担当した。巨人の目が出ても巨人プレイヤーに渡さなくてよいという能力がある。hataさんはアルミンで、必殺の戦術カードを出せる能力。これで条件を全て満たした......かに見えたがその前に巨人が最後の大砲を破壊して敗北。ダイスゲームながら、出目の緻密な使い方が勝敗を分けるため、振り直しをするかどうか、出た目を何に使うか皆で考える。巨人は巨人で、アクションカードの選択や巨人の目の使い方を考えるところが多く、知能戦の様相を呈する。充実したプレイ感が味わえる作品である。

Attack on Titan: The Last Stand
ゲームデザイン・A.ボザ/クリプトゾイク(2017年)
2~5人用/14歳以上/30分

コマを重ねて強化!『シックスメイキング』日本語版発売

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ヘムズユニバーサルゲームズは8月25日、2人用アブストラクトゲーム『シックスメイキング(Six Making)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・J.ドルソンスキー、2人用、7歳以上、10~15分、2980円(税込)。

アブストラクトゲームを数多く制作しているマインド・フィットネス・ゲームズ(ルーマニア)が2013年に発売した作品。ブルー・オレンジゲームズとコーリアボードゲームズによる多言語版・韓国語版があるが、日本語版はオリジナルのデザインに基づいている。

自分の番にはチップを置くか、すでに置いてあるチップを動かすことができ、チップを重ねて6枚以上重なったとき、一番上になったプレイヤーが勝利する。

チップは1枚だと縦横に1マスしか移動できないが、2枚で縦横に好きなだけ、3枚で桂馬飛び、4枚で斜めに好きなだけ、5枚で縦横斜めに好きなだけ移動できるようになる。先の先を読んでどのコマを移動させるか、究極の頭脳戦が待っている。

ヘムズユニバーサルゲームズ:シックスメイキング

カレーフェスでカレーゲーム、東京下北沢

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ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」は、本日から東京・下北沢で開催されるカレーの祭典「下北沢カレーフェスティバル」にて、カレーゲーム『下北沢ギリギリカレー』の無料体験ブースを出展する。また、スタンプラリー景品として先着300名に製品がプレゼントされる。本日から15日まで。

下北沢カレーフェスティバルは毎年行われ、10万人が参加するイベント。インドカレーから欧州風、日本風まで近隣の149店舗でさまざまなカレー料理が楽しめる。

『下北沢ギリギリカレー』はどんどん具材を入れていき、ぎりぎりカレーである状態のうちに一番美味しいカレーを手に入れることを目指すカードゲーム。期間中毎日本部ブースにて無料体験会が行われ、6店舗でスタンプを集めると先着300名にプレゼントされる。

何日か通ってスタンプラリーに挑戦するもよし、1食試して1ゲーム遊んでいくもよし、カレー好きにはたまらないイベントだ。

JELLY JELLY CAFE:下北沢カレーフェスティバルとコラボでボードゲームを作りました!「下北沢カレーフェスティバル・ギリギリカレー」

第3回アグリコラ世界選手権、日本代表が準優勝

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9月29日から10月1日にかけてドイツ・アルテンブルクにてアグリコラ世界選手権2017が行われ、日本代表のYoshizu Ryosuke氏(ゲームサークル大都会)が準優勝に輝いた。優勝はドイツ代表のS.エッサー氏。

2011年と2013年にウィーンで開かれたが、その後延期されて4年ぶり3回目となる世界選手権。今回は10カ国から19名がエントリーし、4人1卓・スイス方式で3回の予選を行い、成績優秀者で8人での準決勝、4人での決勝を行った。ゲームはリバイズドエディションを用い、今秋発売の新デッキが急遽追加されることになったが、結局基本セットのカードだけでプレイされた。

この大会に出場するには国内予選を行い、代表にならなければならない。日本大会ははじめホビージャパン、次いで高円寺盤遊会が行ってきたが今回は有志で企画。前の世界選手権で日本代表としては最高位の9位を収めていたYoshizu氏が優勝し、Yoshio Shinsuke氏と共に世界選手権に出場した。

Yoshizu氏は予選を優秀な成績で通過してエッサー氏と同じ準決勝卓に入り、2名のアメリカ代表を下して決勝に進出。もうひとつの準決勝卓からはドイツとイギリス代表が勝ち上がった。決勝は45点、43点、41点、34点という接戦で、Yoshizu氏は惜しくも優勝に届かず準優勝となった。Yoshio氏は11位。

世界選手権の経験をもつYoshizu氏にとってゲーム中の言葉の壁は大きな問題にならなかったという。「勝ちの目がいくつもあった決勝で勝ちを逃したのがもったいなかったというのが一番強いです。最後に他人の盤面を読み違えて勝ちを逃したのですが、普段は自分の盤面に集中する傾向があり、他プレイヤーの動きを踏まえた立ち回りが弱いことが原因かなと思っています。一方で、そこを意識して遊ぶのも良いかなという新たな発見がありました。また、普段5人で遊んでいる中での4人戦の環境や、全く違う環境のプレイヤーと対戦できたことが新鮮で面白かったです」とコメントしている。

世界選手権の戦況はYoshizu氏のブログ「ゲームやりこみ攻略の八百屋」 で順次公開されている。

『T.I.M.Eストーリーズ』追加シナリオ2タイトルの日本語版、11月中旬発売

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ホビージャパンは11月中旬、協力謎解きゲーム『T.I.M.Eストーリーズ』の追加シナリオ『仮面の下(Under the Mask)』と『エンデュアランス号の航海(Expedition: Endurance)』を日本語版で発売する。ゲームデザイン・M,ロゾワ、2~4人用、12歳以上、90分、各3800円(税別)。プレイするためには『T.I.M.Eストーリーズ』本体が必要。

オリジナルは昨年の春と秋に発売されたもので、『T.I.M.Eストーリーズ』の公式追加シナリオとしては今年3月に日本語版と同時に発売された『マーシー事件』『龍の預言』に続く第3弾、第4弾となる。

チームで時空を移動して事件を解決する物語体験型冒険ゲームの新シナリオ。『仮面の下』は紀元前1146年のエジプト・王家の谷へと向かい、ファラオの秘密を解き明かす。考古学者ハワード・カーターがトゥト王の墓所を発掘しが、歴史と異なり、ファラオの埋葬の仮面が見つからなかった。盗みを働いたシアーンズが送り込んだエージェントを追い、ファラオの仮面を取り戻そう。『エンデュアランス号の航海』は1914年の帝国南極横断探検隊に向かう。彼らが南極大陸横断に失敗し、-45℃の南極を2年かけて生還した謎を解こう。

ホビージャパン:T.I,M.Eストーリーズ

ポルトガル年間ゲーム大賞2017に『グレート・ウェスタン・トレイル』

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ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は4日、2017年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でアフリカを舞台にしたドイツのボードゲーム『グレートウェスタントレイル(Great Western Trail)』が選ばれた。

ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、11回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『アグリコラ』『ブラス』『キーフラワー』『ネイションズ』『ラ・グランハ』『モンバサ』などのゲーマーズゲームが選ばれている。

『グレート・ウェスタントレイル』はエッガートシュピーレ(ドイツ)から発売されたテキサスの牧場経営ゲーム。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト、国際ゲーマーズ賞大賞、オーストリアゲーム賞フリーク部門ヒット、ドイツゲーム賞2位、スイスゲーマーズ賞3位と数々の賞を受賞している。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。

【ポルトガル年間ゲーム大賞2017】
大賞:グレート・ウェスタン・トレイル(Great Western Trail / A.プフィスター作 / エッガートシュピーレ)
ノミネート:大鎌戦役、テラフォーミング・マーズ、トラムウェイズ、横濱紳商伝

日本ボードゲーム大賞2017:対象作品の情報を募集

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NPO法人ゆうもあは、今年の日本ボードゲーム大賞で投票の対象となるゲームリストを作成するため、現在情報を集めている。10月7日(土)まで。

対象となるのは「国産」「日本語版」「訳付き輸入版・多言語版」「同人ゲーム」の4カテゴリーで、昨年10月から今年9月の間に日本国内で新しく発売されたもの。拡張・リメイク・シリーズ(同一システム)・伝統ゲームと同じ内容・パズル・知育玩具・キャラクター商品・過去の受賞作品・過去の投票対象作品を除く。

「国産」「日本語版」「訳付き輸入版・多言語版」は、実店舗2店以上での販売実績があるもの、「同人ゲーム」は、実店舗2店以上での販売実績があるものか、該当期間内に開催されたゲームマーケット(2016秋・2017神戸・2017春)のいずれかで販売実績があるものが対象となる。

デザイナー、イラストレーター、発行元・発売元、卸・流通業者、販売店からの情報を下記のリンクにあるフォームから受け付ける。寄せられた情報を元に仮リストを公開し、11月まで修正を受け付けて本リストを決定することになっている。特に例年、同人ゲームのエントリーが実際に発表されたものと比べると少ないので、制作サークルはぜひ応募しておこう。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2017 対象ゲームリスト作成のご協力のお願い

シュピール'17:フォイアーラント

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ガイア・プロジェクト(Gaia Project)
ゲームデザイン・H.オスターターク&J.ドレーゲミュラー、1~4人用、14歳以上、60~150分。
『テラ・ミスティカ』宇宙へ。同じデザイナーコンビが続編として制作した戦略ボードゲーム。各プレイヤーは14種族の1つを担当し、ある星系の惑星を開拓する。いろいろな建物を建設し、いろいろな方法で価値を高め、資源やアクションを増やす。テラフォーミング、人工知能、経済など6つの研究領域があり、それらを伸ばすことでほかのプレイヤーよりも早く、効果的に拡大しよう。また種族に寄って能力が異なり、勝利条件が変わるほか、ゲームボードも可変式でゲームごとに数え切れない組み合わせが楽しめる。テンデイズゲームズから日本語版の発売が決定している。
ガイアプロジェクト

アルルの丘:交易と紅茶(Arler Erde: Tee & Handel)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク&T.ローレンツ、1~3人用、12歳以上、60~150分。
ウヴェ・ローゼンベルクによる大型二人用ゲームに拡張セットが登場。新に「紅茶と加工」、開拓の新たな選択肢である「溝」、外国との交易といった要素が加わるほか、最大3人までプレイ可能となる。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定。

オーディンの祝祭:ミニ拡張セット(Ein Fest für Odin: 2-Inseln-Pack Erweiterung)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、1~4人用、12歳以上、30~120分。
『オーディンの祝祭』に新たな島タイル2枚が追加される。選択肢が少し増えるだけで、プレイヤーは再び悩ましい選択を迫られることになるだろう。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定(島タイルの表記は原語)。

チャーターストーン(Charterstone)
ゲームデザイン・J.ステグマイアー、1~6人用、14歳以上、60分。
『大鎌戦役』で話題を集めたストーンマイヤーゲームズの新作のドイツ語版。こちらも発売前から大いに注目されている。
永遠の王によって何世紀にもわたって支配されてきた豊かなグリーングリー王国が、国境を越えて広大な土地に植民地を作るよう、市民に勅令を出した。永遠の王は6人の市民を選出し、新しい村を始めさせる。それぞれ独自の能力でチャーターストーンを作るのだ。
協力ゲームではないレガシースタイルのワーカープレイスメントゲームで、各プレイヤーは1つの村で建物を建設していく。建設された建物はゲームボードに貼付され、みんなが使えるアクションスペースとなる。はじめは選択肢も少なく、ワーカーも少ないが、そのうち選択肢の多い賑やかな村になるだろう。12ゲームのキャンペーンでゲームは終わるが、その後も世界で一つだけのワーカープレイスメントが楽しめる。必要な用具が入ってゲームをやり直せるリチャージパックも同時発売される。

ハンニバルとハミルカル(Hannibal & Hamilcar)
ゲームデザイン・M.シモニッチ、2人用、14歳以上、60~180分。
アバロンヒルから1996年に発売された非対称ウォーゲーム『ハンニバル:ローマ対カルタゴ』の20周年記念版。ファランクス社(イギリス)が英語版をキックスターターで制作し、目標を10倍以上上回る26万ポンド(4000万円)を集めた。フォイアーラント社はそのドイツ語版を制作する(ストレッチゴールも全て入っている)。地中海沿岸の支配をめぐって戦争を繰り広げるゲームで、新しいシナリオやバリアントルールが入り、システムはシンプルになった。続編の『ハミルカル』も同梱されている。

アンケート:キングドミノ

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Q122:.今年のドイツ年間ゲーム大賞『キングドミノ』を...

A.所有&既プレイ 72票(45%)
B.未所有&既プレイ 45票(28%)
C.未プレイ 42票(26%)

シンプルなタイル配置ゲームとして今年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『キングドミノ』。ボードゲーム愛好者には物足りないという声が聞かれる一方、普段ボードゲームを遊ばない人が遊ぶと繰り返し遊びたくなるゲームでもあります。大賞発表前にテンデイズゲームズから日本語版が発売され、国内では安定供給されています。

その安定供給の甲斐もあってか、当サイトの読者ですでに遊んだことがある方が4人に3人という高い結果。所有している方も45%と半数近くに登りました。3000円(税別)と安価なこともあり、新しい定番になるかもしれません。運の要素が強いと感じる方は、2人でプレイすることをお薦めします。

10月のアンケートは、ゲームマーケットの新作国産ゲームとエッセン・シュピールの新作輸入ゲームのどちらに注目しているかです。ゲームマーケットは12月、エッセンは今月下旬に開催され、新しい新作情報が続々と発表されています。読者の皆さんは、どちらに興味がありますか。近い方をお答え下さい。

国際ゲーマーズ賞2017に『グレート・ウェスタン・トレイル』『アーカムホラー:ザ・カードゲーム』

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国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年の大賞作品を発表した。先月に発表されていた「一般ストラテジー部門」13タイトル、「2人用ストラテジー部門」5タイトルのノミネート作品の中から(TGiWニュース)、最終投票により『グレート・ウェスタン・トレイル』と『アーカムホラー:ザ・カードゲーム』がそれぞれ大賞に選ばれた。

『グレート・ウェスタン・トレイル』は昨年に同賞を受賞した『モンバサ』と同じデザイナー・出版社の作品。19世紀のアメリカ合衆国で、プレイヤーはテキサスの牧場主となり、牛を育て、鉄道を利用して大都市カンザスシティへと出荷するゲーム。優秀な牛を育て上げると共に、いろいろな施設をうまく利用することが勝利のカギで、多彩な戦略が楽しめる。先日発表されたドイツゲーム賞では『テラフォーミング・マーズ』に次いで2位だったが、国際ゲーマーズ賞では1位を獲得した。日本語版はアークライトから8月に発売されている。

『アーカムホラー:ザ・カードゲーム』はクトゥルフ神話をテーマにした協力ボードゲームのカードゲーム版。探索者として世界を脅かす恐るべき謎に立ち向かうシナリオが3本入っており、さらに多数の拡張セットがある。こちらも、アークライトから日本語版が5月に発売されている。

国際ゲーマーズ賞の表彰式は、ドイツで開催されるボードゲームメッセ「シュピール」会期中の27日、ボードゲームギークのブース(6番ホールG108)にて、各国から集まった選考委員の立ち会いのもと行われる。

【国際ゲーマーズ賞2017】
(一般ストラテジー部門)
グレート・ウェスタン・トレイル(Great Western Trail/A.プフィスター/エッガート・シュピーレ)
(2人用ストラテジー部門)
アーカムホラー:カードゲーム(Arkham Horror: The Card Game/N.フレンチ&M.ニューマン/ファンタジーフライトゲームズ)

International Gamers Awards

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