インディアンサマー(Indian Summer)

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♪照る山もみじ~

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落ち葉タイルを自分の林床に敷き詰めるパズルタイル配置ゲーム。『コテージガーデン』の後継作として昨秋、ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」から発売された。『パッチワーク』『オーディンの祝祭』などローゼンベルクが近年取り組んでいるパズルタイル配置ゲームで、二重にタイルを配置できる仕組みが悩ましいゲームとなっている。

各プレイヤーは6つのエリアに分かれた自分の林床ボードをもつ。ここに自分のストックからさまざまなかたちの木の葉タイルを配置して埋めていく。木の葉タイルはどこかに穴が空いており、林床の宝物(木の実・キノコ・ベリー・羽根)が見えるようにタイルを配置することで、エリアが埋まったときにその宝物が手に入る。さらに穴をつなげてパターンを作ると動物タイルを木の葉タイルの上に置くことができ、そこからまた宝物が手に入る。この宝物をどれだけ多く獲得し、うまく使っていくかがゲームの勝敗を左右する。

ベリー:自分のストックにタイルが残っていても補充できる
木の実:リスチップで1マス分を埋める
キノコ:ほかのプレイヤー2人ののストックからタイルを取って配置する
羽根:1手番で2枚タイルを配置する

特に重要なのが木の実とキノコで、リスチップで1枚埋める→エリアが埋まる→キノコチップを得る→そのキノコチップでほかのプレイヤーからいいタイルを取って配置する→また別のエリアが埋まる→リスチップを得る......というような連続手番が可能になる。さらにこれらは交換可能で、ベリー2枚で木の実、木の実2枚でキノコ、キノコ2枚で羽根にできるため、手持ちの宝物チップのマネージメントも重要。いかに効率よくボードを埋められるかに関わってくる。

誰かがボード全部を埋めたら1周してゲーム終了。埋められなかった人は脱落で、埋められた人の中では木の実をより多く持っている人が勝つ。

4人プレイで45分。動物タイルが早い者勝ちなので、穴を揃えていきたいところだが、そこにこだわるとエリアが埋まりにくくなるところが悩ましい。しかしエリアを埋めるほうに注力すると、チップが取れずだんだんと手が遅くなる。このあたりの加減の難しさが絶妙だった。考え始めるときりがないが、チップを活用できる分いろいろな可能性が開け、手詰まり感はない。またそこに上達の余地があり、繰り返し遊びたくなる一品である。

Indian Summer
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク/イラスト・A.ベークホフ
シュピールヴィーゼ(2017年)+ホビージャパン(2018年)
1~4人用/10歳以上/プレイヤー人数×15分

2018年1月

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